2025年10月から多少のトラブルはありつつも新しい地上波番組配信・見逃し配信がネット接続で可能な新「NHKプラス」アプリを使っています。というか、以前の「NHKプラス」アプリは使えないようになっているので、新しいものを使うしかないのですが、しばらく使ってきて新しいアプリとの違いについてようやく感じるところがありましたので、今回はその件について書いていこうと思います。
まず、ユーザーについて何の制約もないアクセス方法だけでなく、親が子供に見せたくない番組を見せないようにできるキッズアカウントを選ぶことができるようになっているので、何かの拍子で子供に見せたくない番組や番組の場面を出してしまう可能性を無くすような手段として、良い機能だと思います。でも、自宅ではそうした機会はないので、この機能はそれほど有難いものではないのですが。
あと、気付いたのは特に見逃し配信を見ている時に大きなニュースや地震速報が出た場合、以前のNHKプラスでは放送当時の字幕は出てもリアルタイムにそうしたニュースを配信することはできなかったのですが、新しいNHKプラスではそうした緊急情報についても画面上にネット速報のように情報が流れます。たまたま私の時にはフィリピンで大きな地震が起きたニュースが、見逃し配信の番組を見ている最中に出てきました。これは、ネットのみで情報のやり取りをする事が多い場合、テレビを付けている場合と比べて情報の入手は同等にできるということになります。
実際に現地が揺れるような事があればテレビを付けていなくても何か起こっていることはわかりますが、今回のように日本から離れた場所で大きな地震が起き、沿岸部で潮位が高くなる恐れがあるなどということは情報がなければ全くわからず、知らずに海の近くに行ってしまうような事も無いとは言えません。今回の割り込みニュースでは日本に対しての影響はないということでしたが、そうした情報もあるとないとではやはり違うと思います。
いったんそうした情報を受け取ってしまえば、後は自分のスマホなどで今自分がいる地域にはどのような警報・注意報が入っているのかの確認や、交通情報や今後の情報などを自分で調べることができます。最初の受け取りについて、緊急地震速報やJアラートなど、かなり特殊な場合でないとスマホは鳴ってくれないので、今回の新・NHKプラスの改変というのは、それなりに役に立つのではないかと私は思います。
私の場合、特にNHKの放送は見逃し配信で見る場合が多く、大画テレビに接続したAmazon TV StickのアプリからNHKプラスを使うことが多いので、今後はそうした事を頭に入れつつ、NHKプラスを含む各種配信を利用していこうかと思います。