現在、複数のパソコンを持っているのですが、使い方としては一つのパソコンを集中的に使うのではなく(その場合は他のパソコンは主に使っているパソコンにトラブルが出た場合のスペアとしての立場になる)、複数のパソコンを同時に使っていくことで、一つのパソコンにデータを入れず、大切なデータはクラウド上に置くことによって、使うハードでできることが変わってくるような事は極力しないようにしています。
これは、使っているタイミングで比較的大がかりなOSやアプリのアップデートを要求されることがあるので、時間を掛けてパソコンの中味を最新にするのに時間がかかる分、他のすでにアップデートしたものを使うことで、作業をしたい時のタイムラグを無くしたいということがあるからです。私の持っているパソコンはWindows11のものと、古いパソコンにはLinux Mintを入れていますが、Windowsのアップデートは結構時間がかかりますが、Linux Mintはそれほど時間がかからずにアップデートが終わるものの、結構頻繁に改善が行なわれるので、一日ごとに使うパソコンを変えながらどのパソコンにも同じようにアップデートさせるような事はやっています。
ですので、パソコン関係については問題なく即時作業を開始できる用意はしているのですが、たまたま昨日、見たいリアルタイムの動画配信があったので、AmazonのFireTV Stickをつなげたモニターでその配信を見ようとしたところ、そのハードが久しぶりの出動ということもあって、まさかのFireTV Stick自体のアップデートが入ってしまいました。
使うアプリのアップデートだけならそんなに時間はかからないのですが、本体のアップデートはいったん開始するとかなり長い時間待たなければならず、おかげで見たい配信の最初の部分は間に合いませんでした。この辺はしっかりハードの管理をしていなかった自分に責任がありますが、これが外に持ち出していざ使おうという時でなくて本当にほっとしました。
毎日使っているスマホについては、もし大きなアップグレードが来たとしても常に情報は手の中にあるのでそこまで問題になることはありませんが、アプリを入れて各種動画を見られるようにできるFireTV Stickもパソコンの一種であるわけで、日頃あまり使っていなくても、定期的に出してチェックついでに使うようなことは大切だとしみじみ思いました。
私の場合、よくあるのが、自宅のテレビチューナーをスマホやタブレットで見るためのアプリにおいて、一定期間使用していないと、特に自宅Wi-Fiでなくモバイル通信上で配信して見るような事もできなくなってしまう仕様になっています。日頃テレビ視聴に使っていないスマホやタブレットを、久々のお出掛けで外出先でのテレビ視聴用に使いたいと思っても、その確認をしないと家に戻って自宅チューナーとの接続を行なわないと外出先でテレビを見ることができなくなってしまいます。ですから、車で旅行に出る前には一連の準備はきっちりしていくのですが、今回のFireTV Stickのアップデートは計算外でした。
こうした仕様の問題だけではなく、普段使っていないものを外で使おうとした場合、案外うまくいかずにせっかく持っていっても使わないで帰るような事になりがちです。私の場合、以前購入したXiaomiの小型Bluetoothスピーカーがこの事例に当たります。二台のスピーカーを設定することで、ステレオスピーカーとして使うことができるのですが、そのやり方を忘れてしまうと悲惨なので、事前にステレオ化する手順をクラウド上に置いて持ち歩いてはいるのですが、全く気に掛けないまま出掛けてしまうと、現物はあっても手順の書かれたデータがどこにあるのかすら忘れてしまうということもあり、この辺は漏らすことなく日々使っていくことが大切なのだろうとしみじみ思います。
先日書いた、モバイルPCのスペアを持つと、さらに管理するパソコンが増えてしまうわけですが、逆に言うと日々使っていて調子が悪くなった場合、スペアとして用意したものを最新アップロードをした上で持ち出すことができるということになるわけで、日々の細かなハード管理が大切だということは古いハードが多いだけに感じますね。出先で色々なことに使いたいハードを持っている方は、日々のメンテナンスを忘れないように気を付けて下さい。