今までスマホはRakuten Hand 5Gを通話用に使っていたのですが、しだいにその限界というものが見えてきました。通話とおサイフケータイに限定して使うなら良いと思うのですが、最近は様々なショップ系アプリや電子マネー、銀行系アプリなど常に手元に置いて使いたいアプリというのは意外に多いものです。
そうなってくるとだんだんスマホへの負担が増えて、アプリを立ち上げようとしてもなかなか動かないような事が頻繁に起きるようになってきました。しかも、この機種は生体認証に指紋認証を使っているのですが、画面に出てくる指紋マークに指を押し付けることで起動するものの、その精度が良くなく、早く画面を開きたいと思った時にもなかなか画面が出て来ないでイライラするということが頻繁に起きました。同じ画面上で指紋を認識するOPPO Reno9Aの方はスムーズに行くのですが、二台のスマホを使っているとRakuten Hand 5Gのもっさり感はさらに際立ってきます。
ただ、OPPO Reno9Aの方は、IIJmioのドコモ回線の通話用SIMとpovo2.0のデータeSIMで運用していて、特に車載時にカーナビとして使っています。IIJmioの方は月2GBという月額が安い契約なので主に低速にして使っているのですが、カーナビ用途であれば十分使えます。今回はOPPO Reno9Aはそのままにして、新たに通話用のスマホを入れ替えることにしました。
今回購入したのは新品ではないが未使用品(通電や検査のために試用はしている?)というものが1万3千円くらいで購入できたXiaomi Redmi 12 5Gという格安スマホです。レビューでは液晶も安物でカメラ性能も最悪というあまり良い評判のモデルではありませんでした。さらに赤のRakuten Hand 5Gと比べると大きさが違いすぎる(写真参照)ということで、手が小さい人にとっては6.8インチという画面の大きさがネックになる場合もあるかも知れません。
あくまで私の場合は、カメラはこのブログで紹介するものを撮影するくらいのメモ用途でしか使いませんし、さらに先日紹介した「Open Camera」というあえて画素数を落として写真のファイルサイズを小さくして保存するようにしているので、あまりカメラの性能については気にしません。さらに、このスマホの指紋認証は電源ボタンを兼ねるようになっていて、反応も良好なので操作性についても問題ありません。
また、私がスマホを選ぶにあたっての条件である「防水」「おサイフケータイ」「イヤホンジャック」「FMラジオ」「マイナポータル電子証明書対応」の全てを搭載しているスタンダードタイプとしては使い勝手の良いスマホであると同時に、Xiaomi独自の赤外線ポートが付いているということが大きな理由でした。
私が購入したものはUQのモデルで(?)シムフリーではあったものの他のバージョンのハードにはプリインストールされている赤外線リモコンアプリ「Miリモート」が入ってなく、Google Playからアプリをインストールしたものの、残念ながら赤外線との連携が取れていないようで、アプリが使えませんでした。ただ、Google Play上にある各種リモコンアプリの中には赤外線リモコンに対応しているものがあったので、いくつかのアプリを試し、何とか家の古いテレビ(日立)だけは、簡易赤外線リモコンとしてこのスマホを使えるようになりました。今後、出てくるかも知れないアプリ次第で使えるものは増えるかも知れませんが、例えば旅行の際のホテルでスマホを使いながらテレビのリモコン設定ができれば、何かと便利になります。
同じXiaomi Smart Band9との連携も問題なく利用可能で、今後は動画を見たりするにはタブレットの方を使い、ちょっとしたネット利用にはRedmi 12 5Gの方をメインに使うようにして、OPPO Reno9Aは基本カーナビ用途で使いながら、Redmi 12 5Gにもしもの事があった場合のサブ機として準備したいと思います。こちらのスマホは、バッテリー設定で最大80%でバッテリー充電を止められるので、サブ機として使いながらもバッテリーへのダメージを抑えられるというのも良い点だと思います。
あとは、楽天がスマホとの直接衛生通信を一般ユーザーでも利用できるようにした場合、このスマホが使えなかった場合に機種変更を考えるくらいだと思います。私自身が一つのスマホで全てまかなうという考え方をせず、今回は主に通話用に使えれば良いという中で割り切って選択したということになります。SIMは楽天とLINEMO(ソフトバンク回線)を入れていて、毎月の定額でそれぞれ3GBずつ合計6GB高速通信を利用できるので、今後は今までよりも通話以外の用途で使えるようになると嬉しいですね。