昔使っていたノートパソコンを使えるようにするにはOSだけでなく充電ケーブルのリニューアルを

先日、Lenovo IdeaPad D330用に作られたPD充電に対応するケーブルを購入したのですが、これはすこぶる便利ということを実感しています。それは、現在使っているWindows11搭載のモバイルノートがPD充電に対応していてそれを使っている時にも思ったのですが、もしアダプターに不具合が起きても汎用充電器の再購入(旅行先でも購入可能)で対応できるからです。

汎用のUSB充電器は、パソコンだけでなくそれ自身でスマホやタブレット(どちらもUSB-Cタイプの端子)も充電できるわけですから、外で使う場合には一つのACアダプタを持って行けば、それ一つでスマホ・タブレット・パソコンまで充電できてしまう便利さは使ってみると本当に便利だとわかります。当然ながら、USBから充電できる品は他にも多くありますので、いざという時にも役に立ちます。

今回、さらに手持ちのモバイルノートを外に持ち出して気楽に使うため、古い13.3インチのダイナブック(Linux Mint導入済)に合うケーブルを買い足しました。端子の反対がUSB-Cになっていて、プラグのサイズが外径55mm、内径25mmという、複数メーカーのノートパソコンでも使われている、汎用のUSB充電器で使えるようにしたサンワサプライの汎用品で買い値は1,200円くらいのものです。

ものは単なるケーブルなのですが、これがあればACアダプタは外に専用品を持ち出す必要がなく、どこかにコンセントがあれば汎用のアダプタで充電しながら使うことも可能になるわけです。私自身、こうした事をするためには、新たにPD充電端子の付いたノートパソコンを買わなくては実現できないと思っていたのですが、Windows7時代のノートパソコンでも同じことができるというのは、本当に地球に優しい製品だなと感慨深いものがあります。

ケーブル購入時には、使っているACアダプターの定格とプラグの形状を調べて同じものを購入する必要がありますが、今はネットで十分調べられます。今回ケーブルを新たに購入するにあたり、実測も行ないましたが、同時に手持ちのACアダプターの型番を調べ、そのスペックを確認した上で、汎用のPDケーブルでも使えるということがわかり、改めてネットで注文してしまいました。ケーブル自体はほとんどかさばることがないのでノートパソコンと一緒のケースに入れてそのまま持ち出すことで、常に持って出ているバッグに入っているACアダプターを併用できます。

ですから、昔持っていたWindowsの入っていたノートパソコンにLinux Mintを入れて復活させたいと思っている方は、ぜひACアダプターの詳細を調べた上、汎用ACアダプターが使えるケーブルも同時に購入することを検討してみることをおすすめしたいですね。専用のPD充電のできるノートパソコンを持っていなくても、ケーブルを一本買うだけで、一つ汎用のUSB出力でPD充電できるアダプターがあれば、旅行の時など全てのハードの充電を一本化できることになります。

もはや再活用などできないと思っていた古いパソコンが復活したことで、たとえ壊れてしまったとしてもそこまで大きなダメージにはならないというメリットが、古いパソコンのOSを入れ替えて使うことについてはあります。さらに言うと、古いパソコン(特に中古)を使っていてのトラブルで意外と多い、ACアダプタの不調から使わなくなってしまうようなことも起きにくくなります。今回購入したケーブルはダイナブックだけではなく他社のノートパソコンでも使える汎用性を持っているので、今後中古パソコンを購入してそれにLinux Mintを入れようと思う場合には、このケーブルが使えるタイプのノートパソコンにすれば、ケーブルも使い回しができるわけで、コストをより掛けずに新たな展開も考えることができて楽しいです。


カテゴリー: その他のハード | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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昔使っていたノートパソコンを使えるようにするにはOSだけでなく充電ケーブルのリニューアルを」への3件のフィードバック

  1. 匿名

    てらさん、こんにちは

    こういうケーブルがあるのは知りませんでした。汎用アダプターが使えるのが良いですね。
    対応電圧は、リンク先の製品仕様を見ると、「19~20Vに対応します」と記載されているので、注意が必要ですね。そもそも電圧が違うとコネクター形状が異なり刺さらないかもですが。

    話は変わりますが、Google remoteの件、その後Alexaでリモート解除出来ました。会社のPCでも出来る事を確認しましたが、機密漏洩等の問題もあるので、こちらは封印します。あと、会社のPCで自宅のPC画面を開くと、公私混同感もあり、ちょっと嫌ですね(笑)

    では~                     ahiru

  2. てら 投稿作成者

    ahiruさん コメントありがとうございました。

    今回紹介したケーブルが手持ちのノートパソコンで使用可能であれば、今までACアダプターが壊れたことで本体も使わなくなるというパターンもなくなるだけでなく、会社ではACアダプターを使いつつ、出先ではこのケーブルと汎用USBアダプターでスマホ兼用にできることになり、無駄な荷物や出費とはおさらばできるかも知れません。

    アレクサでのリモート用パソコンの起動については、データはクラウドに保管していて中にはほぼ何も入っていないMiniPCを使うためのものなので、ahiruさんの用途ではちょっと使えないでしょうね。ただ、こうしたやり方があるということを覚えておけば、将来自宅にサーバー的にデスクトップを置いておき、必要な時だけ使うようにすれば、それこそノートパソコンでなくタブレットとキーボード・マウスだけでもそれなりに外でも使えるようになりますので必要になった時にはお役に立ててみて下さい。

  3. てら 投稿作成者

    追加情報です。同じ19~20V用に使える汎用ケーブルの中には、電源端子を交換できる取替プラグ式のものもあるようです。でも、それだといざ使いたい時にそのプラグを見失なう恐れがあるので、私は専用品をその都度揃えた方が安心して使えるのではないかと思います。実際今、届いたケーブルを使っているのですが、小さくてもACアダプターはかさばりますし、家の中でも結構邪魔になる時もありますので、ケーブルだけで電源供給が可能なこのシリーズは便利で気に入りました。

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