月別アーカイブ: 2024年3月

スマホメーカーは新品のスマホをどのくらい長く使わせてくれるのか考えながらの製品選び

スマホを長く使い続けるためには、3つのポイントがあります。一つ目は落下や破損しないように気を付けて使うことです。そうは言ってもどうしても手が滑ったり外からぶつかってしまう事があるので、そのためにソフト・ハードケースや、ガラスシートのような本体を保護する道具があった方が良いでしょう。

2つ目は、システムソフトウェアのアップデートをいつまで提供してくれるかということです。本体に問題がなくても、使えるアプリがシステムソフトのバージョンによって使えなくなってしまうようになれば、それはスマホが正常に動いていたとしても、それがそのスマホの寿命になってしまいます。

そして最後のポイントは、普通にスマホを使い続けられるだけのバッテリーの容量が確保できるかという問題です。スマホ自体も消耗品ですが、それ以上に本体に内蔵されたバッテリーは使い始めた時から劣化していきます。その劣化がひどくなってしまえば、やはりメイン機種として使い続けるために、本体が壊れず、システムソフトのバージョンもまだ大丈夫であるとすれば、消耗してきたバッテリー交換にどのくらいの費用がかかるのか、そもそもバッテリー交換ができるのかということがスマホを長く使い続けるためのカギになるわけです。

今回、たまたまネットニュースを見ていて知ったのですが、現在はサブスマホとして使っているOPPOのReno5 Aなど過去の製品についてバッテリー交換のための費用を下げるキャンペーンを行なっているということを知りました(大手3社およびサブブランドで購入したモデルの場合はキャリアでの対応が優先されるため、メーカ直の今回のプランは対象になりませんのでご注意下下さい)。通常価格の6,500円というバッテリー交換代も高くないと思いますが、今回のキャンペーンでは上り下りの送料込み(送付の際の送料は着払いなのでかかりません)で4,000円ということでやっていただけるということで、早速必要事項を書類に書き、購入時の証明になる書類(これは最悪なくてもシリアルナンバーなどの申告で購入の事実を調べてくれるそうです)といっしょに、昨日送ってきました。

肝心な支払いの方は、バッテリー交換後の荷物が届いた時に配達員の方に払う形で現金の決済になるということです。その点は色々と不便な点ですが、もう一つこのサービスを使う場合にあるのが、事前にスマホを工場出荷状態にリセットする必要があるということでしょう。もちろん戻ってきた時のためにバックアップは取ってあるので、入っているアプリを含めて再現することは可能ですが、メインスマホとして現在Reno5 Aは使っていなかったので、今回スムーズにバッテリー交換に出せたということはあります。

こうして修理やバッテリー交換でスマホを一時期手放さなくてはならなくなった場合、問題になるのはやはり通話用に他人に知れせている電話番号の入ったeSIMを入れている時にどう対応するかということになります。ちなみに、今回出したReno5 Aにはデータ専用のIIJmioのeSIMプロファイルだけは残した状態でデータ消去したものを送りました。当然ながら代替機というのは自分で用意しなければならないので、安いものでもeSIMが使えるスマホを別に用意しておき、一時的にメインスマホの機能を移してから修理やバッテリー交換に出せるような環境は今後作っておきたいなと思います。そういう意味でもeSIMが使えるReno5 Aは使える状態でキープしておきたいので、今回安い価格でバッテリー交換ができてラッキーでした。

ちなみに、Reno5 Aは購入してちょうど2年くらいなのですが、次回新しくスマホを買うという時のヒントが今回のキャンペーンを知る中で見付けることができました。先述の通り、メーカー直の対応が可能なのは、楽天モバイルで販売されたものと、SIMフリーとして売られているスマホに限られるということなので、安く新品を購入する場合にはMVNOなどがOPPOのSIMフリースマホを安く売る情報が出た場合、回線乗り換えで安く契約込みで購入するのが硬いやり方だと思います。ちなみに、今回のReno5 Aは、かつてのOCNモバイルONEの回線と一緒に購入したもので、中古での購入ではないため、スムーズに手続きすることができました。今後は、後々に備えて購入時の領収証などはちゃんと取っておくなど、後からメーカーとのやり取りをする場合にスムーズに行くので、現物で揃えなくてもデータとして保存しておくなど、やっておいた方が良いことも色々とあることがわかったことも収穫の一つでした。


Windows11でAndroidアプリを使える機能が2025年にサポート終了になるが

マイクロソフトはWindows 11上でAndroidアプリを動作できる環境「Windows Subsystem for Android」(WSA)のサポートを2025年に終了することを発表しました。つまり、以前このブログで期待を持って紹介したことがありましたが、WindowsOSの乗ったパソコンでAndroidアプリを使えるようにしてもあまり意味がないという結論に達したのか? と個人的には思っています。

以前使っていたモバイルパソコン(2in1)では、スペックの関係でAndroidアプリが入れられなかったので最近はすっかり忘れていたのですが、先日購入したモバイルパソコンではその条件をクリアしていたようで、ライブラリからアプリを探していて、スマホで使っていたものと同じものがあると思ってダウンロードしようとしたら、それがWindows上でAndroidアプリを使うためのソフトをまずインストールする必要が出てきて、何とかインストールをしてみたものの、かなり個人的には期待外れといった感じになっていました。

基本、WindowsでAndroidアプリを使う場合には、アマゾンのアプリストア経由でのインストールになるのですが、せめてFireタブレットに入れているアプリを入れられればと思っていたところ、Windows上で使えるアプリにはさらに制限があるようでした。結局私が使いたいAndroidアプリはKindleくらいしかなかったのですが、それなら先日書いた事と反するようですが、ノートパソコンと8インチクラスのタブレットを持って行った方ができることは増えます。パソコン上でもできる事は多いのですが、パソコンで書き物をしながら動画を再生するとか、やはり状況によってはAndroidアプリの走るタブレットを別に用意した方が幸せになれるのかなと今回の発表を聞いて思ったりしました。

ただしばらくは、手持ちのFireタブレット(8インチ)があれば、動画やリモートテレビの視聴ができ、さらに車にセットすると、音声で動かすことができるので、とりあえずは2台を併用しながら、今後のタブレットの動向を見つつ、現状の機器を使うことにしようかなと思っています。


充電池よりキャパシタを利用した方が長期保存には強いもののそれが全てではないと思った事

テレビを何気なしに変えたら、通販番組を放送していて、普段あまり見ることのない防災用品を扱っていました。その商品は、番組で出ていた実物と製品名を控えておき、後から検索したら、懐中電灯で「ナイトスターJP」という商品なのですが、リンク先の価格が定価という、結構いいお値段がする商品でした。

この懐中電灯は、持ってシャカシャカ振ることで内蔵のキャパシタ(コンデンサとも言います)に少量の電気を溜めることでLEDを光らすことができるという仕組みです。さらにこの懐中電灯は水没や落下しても使えるなど、その堅牢性がポイントになっています。通販番組では商品の説明として、蓄電に「キャパシタ」を使っていることのメリットについて、かなり細かく語っていて、その点はきちんと説明をしていると感心しました。確かに、普通の充電池を使ったライトやラジオを非常用持出袋に放り込んだままにしておくと、その内蔵電池が化学変化を利用して蓄電する電池を入れている場合、長期にわたって使わないでいると、購入時の能力を出せない事は起こってきます。そんな恐れのないキャパシタを使った懐中電灯というのは、確かにいざという時には使える防災グッズです。

かく言う私も、持ち歩くもののほとんど非常時以外使う機会がないLEDライト付き手回し発電ラジオをバッグの中に入れていますが、そのラジオも充電池ではなくキャパシタを採用したものです。ただ、そのラジオは防水機能こそありませんが、価格はそれほど高くなく、懐中電灯の代用にもなりますので、個人的にはおすすめの品です。

太知ホールディングス 手回し充電備蓄ラジオ ECO-5

ちなみに、テレビの通販では定価より500円くらい安く案内されていましたので、テレビを見ながらネットで検索していた人も、そこまで悪い印象はなかったとは思います。私自身もこうしたテレビのネットショッピングでキャパシタに電気をためておける製品を紹介しているのは、正直びっくりしました。こうした知識が広まって、新たに画期的な製品が今後出てきてくれるようになれば嬉しいですね。

ここからは、せっかくなので私が考える家に備えている明かりを選ぶに至っての方法論について書かせていただきます。家庭内において、懐中電灯は別にずっと非常用持出袋に入れておくような事もありません。私などは、薄暗い時に家具の隙間に入ってしまった物を認識するなど、停電でも夜でなくても光を出してくれるライトが使えるように常に用意しています。そのための電池は、充電式ではありますが、消耗したら本体から出して交換・充電可能なニッケル水素電池の「エネループ」です。

日常的に利用していく中で、電池を使い切って、暗くなってきたら電池を交換するわけですが、普通のエネループの場合およそ600回繰り返し充電して使うことができます。他に使う機器があれば共用もできます。

そうでなく、災害対策用としてどうしても非常用持出袋に懐中電灯を入れたいと思った場合も、普通の防水のあるエネループが使える懐中電灯とエネループを分けて袋の中に入れておけば、いざという時には役立ちます。これもエネループの特徴なのですが、満充電した状態で1年間放置しても90%の残存容量があり、10年放置しても残存容量は70%だということです。これなら、いざという時に備えて、懐中電灯だけでなく同じ単三型の電池を入れれば使える、小型ラジオを袋の中に入れておけば、懐中電灯もラジオも、いざという時にエネループを入れて使うことは可能です。ちなみに、先に紹介した私が持っている手回し充電ラジオのECO-5は、手回し充電のみでしかラジオもライトも使えないので、長時間使いたい場合はエネループと普通の懐中電灯+ラジオという組み合わせの方が実戦向きとも言えるかも知れません。

また、懐中電灯とは別に、自宅には天井から吊るすことで部屋全体をそこそこの明るさで照らすことのできる電池式ランタンにもエネループが使えるものがあります。夜間移動する場合には懐中電灯よりも両手が塞がらないヘッドライトの方が便利な部分もありますが、ヘッドライトにもエネループ対応のものがあります。最近のトレンドであるUSB経由での充電可能なライト・ランタンも良いですが、最近ではUSBでエネループを充電できる充電器もありますので、ポータブル電源と組み合わせれば、少なくとも部屋の明かりとラジオの電源をエネループに統合し、小さめのポータブル電源でもかなりの回数のエネループの充電を続けることができるでしょう。

地震の後の余震が心配な中で、部屋に明かりを求める場合、手回しを続けたりやシャカシャカ振り続けて明かりを保つには限度があります。かといってろうそくでは、大きな余震が起こった場合に火事の心配があります。そんな時でもLEDライトを充電しながら使い続けることができるような環境をエネループを使った商品で揃える方が継続性が見込めるのではというのが、私の現在のベターだと思える環境になります。ただ、今後大容量のキャパシタを搭載した明かりやラジオが出てきたら、それはそれでまた状況は変わるかも知れません。そんな防災用品の進化に期待したいですね。


mineoの「マイピタ」+「パケット放題Plus」で平日昼間はどこまで速度が出るか?

ようやくSIMが届きましたので、mineoの回線を使ってのレポートをお送りします。私が契約したのはau回線で、キャンペーンを利用して「マイピタ」の月20GBプランを月990円で6ヶ月間利用できるキャンペーンを利用させていただきました。なお、オプションとして余ったパケットを制限なく預け、自分用にいつでも引き出せるようになる「パスケット」(通常月110円)もキャンペーンで6ヶ月間無料で使えるので、それも付けています。

基本的には、10GB以上のプランには無料で付けられる「パケット放題Plus」(1GB・5GBの場合は月額385円)も付けていますので、高速データをアプリで切っていても安定して最大1.5Mbpsでのデータ通信が利用できます。ここで問題になるのが、平日の昼間はどのくらいスピードが落ちるのか? ということでしょう。この問題の中で、高速クーポンを使って速度を計るというのは、「格安SIM管理人の比較」というMVNOの契約を考えている方には大いに役立つサイトの方で、毎日あらゆる回線の速度計測を行なっているので、そちらの方を参照して下さい。au回線の「マイピタ」の場合は、高速クーポンを使っての速度計測の結果がサイトに掲載されています。興味のある方は、以下のページから速度の推移を確認していただければと思います。

https://kakuyasu-sim.jp/speed/mineo-a

確かに上記サイトを見ると、他のMVNOと比べてスピードは遅いですが、昼の12時台であっても、3~8Mbpsくらいで推移しています。1.5Mbpsでそれなりに満足している私としては、それだけ出せれば十分という気がします。ですから、高速通信で利用する場合には、あまりスピードについて気にする必要はないのではと個人的には思います。

さて、ここからが本題ですが、モバイルルーター経由で使えば、最大1.5Mbpsでも動画だけでなくパソコンにインストールした外付テレビチューナーを外出先から見ることが可能なソフトを使えば、最大1.5Mbpsのスピードでも自宅のテレビチューナーからテレビ放送を見ることが可能(画質はワンセグ並みに落ちますが)なので、速度制限でも平日昼間最大1.5Mbps出ていれば、6ヶ月後にも最安の状態で「マイピタ」を継続する意味が出てきます。

それでは、実際に2024年3月7日に行なった速度計測についてのデータを出していきたいと思います。なお、計測に使ったサイトはFast.com(https://fast.com/ja/)を使いました。

12:00 1.6Mbps
12;15 1.5Mbps
12:30 1.5Mbps
12:45 1.5Mbps

と、見事に終日最大1.5Mbpsを私の環境ではキープしていることがわかりました。ただ、スピードの変化を見ると、測定開始からすぐには、平日昼の時間ではない場合は一気に3~5Mbpsくらいまで上がってから徐々に1.5Mbpsに近づくというような感じなのですが、平日昼は少し違いました。

最初、500~800kbpsくらいの遅さからスタートし、そこからスピードが上がっていって、最終的に1.5Mbpsに落ち着くという感じで、多少は影響は出ているのかな? という気はします。それでも、これだけ平日昼間も1.5Mbpsをキープできるのなら、この回線だけ使いたいと思っている方なら、キャンペーン終了後、プラン変更で「マイそく」(平日昼は最大32kbpsの爆遅)で月990円にするよりも、データ通信量を下げて価格を調整して「マイピタ」を続けた方が良いのでは? と思ってしまいます。

ちなみに、この1.5Mbpsでの通信は、3日で10GBの利用を超えると、低速制限が入ります。でも、高速ではないので、制限を気にする必要はないかと思いますが、手持ちのモバイルルーターには予め設定した利用パケットを超えると画面に表示したり、自動的に電源を切る機能が付いているので、3日で9GBに達したら警告を出してくれる設定にはしてあります。こういうところも通信に特化したモバイルルーターでの利用のメリットではないかと思います。

現在は電話番号のあるデュアル契約なので、このままでの最安はデータ通信量1GBにし、その基本料金の1,298円に「パケット放題Plus」の385円、それにパスケットの110円を追加して合計1,793円/月になります。キャンペーン期間中には高速クーポンを順次パスケットの方に移せばいざという時に使えるデータ容量は120GBまで貯められ、「ゆずるね。」の宣言を何とか月10回成功させられれば、23時から翌朝7時まで高速クーポンが減らない「夜間フリー」がもらえます。20回宣言を達成すると、契約ギガ数と同じ分の高速クーポンが付与される「パケ増し」というものもありますが、今回は平日の昼に利用する場合の話なので、そこまで節約すると本末転倒になるかも知れません。

それでも、この「マイピタ」最安プランでは月1GBプラスアルファではありますが、いざという時に一気に使えるパケットをためながらも、日常生活や旅先での利用であれば、私の場合はまず高速クーポンを使う場面というのはないと思うので、光回線が止まってしまって、どうしても高速通信を継続して使いたい非常時のために貯めておけるというのは悪くないですね。「マイそく」との価格差は約800円ですが、今回のテストで昼間でもそれなりに外で動画などを見られる事がわかりましたので、これから半年普段の生活の中でどのくらいデータ通信を利用するかということを実践しながら、キャンペーン終了後の契約をどうするかを決めていきたいと思います。


確定申告に今年もe-taxは使わなかったものの楽天ポイントで納税

毎年の確定申告ですが、もはや対面での納税相談はせずに国税庁のホームページから入力して納税額を出す方法でいつも書類をPDF型式で残すようにしています。例年、PDFファイルとともに、入力完了したデータファイルを保存しているので、翌年の納税時期には昨年のデータが使えます。

さらに言うと、昨年からうちの会社でも支払調書のデータ出力ができるようになったので、そのファイルを読み込ませると、手入力の手間もかからないというのが良い点ですね。

今年はそうしてパソコンで作った最新データを利用して、スマホで改めてe-taxを使っての申告をしようとしたのですが、パソコンで作ったファイルはスマホでは読み込めないとのエラーメッセージが出てしまいました。それなら仕方ないので、例年通りの紙で出力をして、マイナンバーカードのコピーを添えて近くの(自転車で行ける距離にあるのでこんな申告方法を続けているということもあります)税務署に書類を提出してきました。この点については進歩はありませんね。

ただ、今年はPDFファイルを印刷する際に、納税の方法について、各種電子マネーを納税にあてられるということだったので、そのQRコード付きの書類一式をPDFファイルにし、QRコードはパソコン上に出してものでスマホで読み込ませて、そのまま今回は楽天Payで納税しました。先日パソコンを購入した時に付いたポイントで一部支払いましたが、これで、ポイントを現金としてまるまる使えたということになります。

ポイントを貯めるというのは、貯めるために買い物をするのではちょっとおかしな事になってしまうと思うのですが、自分が買いたいもの、買わなければならないものを安くサイトで購入して、それにポイントが付くならば、このように「実質」の値引きだったものが現実のお金の代わりとして使えるわけで、使わない手はありません。

先月は固定資産税の支払い時期だったので、そちらも楽天ポイントを使って支払いましたが、こうした使い方を利用することで、必ず払わなければならない費用にポイントを充当することもできるようになってきました。

また、時期というものは重なるもので、自動車保険の継続手続きの案内も来ていたので、こちらの方はクレジットカードで更新手続きをしました。支払い方法については、一括払いと分割払を選べるようになっているのですが、月払は毎月の負担は少なくて済むものの、私の契約の場合年間4千円くらい月払いの方が費用がかかるようになっていました。といって一括払いは厳しいという方もいるかと思いますが、少し我慢してクレジットカードでの支払いを選ぶと、私の加入しているところではクレジットカードの2回払いが選べるようになっています。

ご存知の通り、クレジットカードの分割払いのうち2回払いには金利が乗らないので、うまくこうした支払い方法を利用することで、多少ですが節約をした上で一括の負担も軽減できることになります。最近ではアマゾンの買い物でもクレジットカードで2回払いを選べるようになっているので、うまく毎月の支払いを分散させることで、金利を払わずに毎月の支払い額を軽減するような事はできるのではないかと思います。当然、分割であっても買い過ぎては元も子もないので、あくまでご利用は計画的にしなければいけませんが、明らかに詐欺と思われるネットからの投資案内などに心を動かされる前に、まずは生活に影響を与えない投資資金を貯めるというのが、個人的にはおすすめしたいところなのです。


mineoの「マイピタ」と「マイそく」はどちらを選べば幸せになれそうなのか

先日申し込んだmineoのSIMカードはまだ届いていません。恐らく今週中に来るとは思うのですが、今回はキャンペーンを使って月20GBの「マイピタ」を月990円で今月を入れて6ヶ月分試して、その後「マイそく」(平日昼間のみ32kbpsで他はall最大1.5Mbpsで月990円)に変更しながら回線追加分を一回線で990円のみで増やそうと目論んではいるのですが、気になるのが「マイピタ」がどのくらい使えるのか? ということです。

元々MVNOは大手キャリアから回線を借りているため、特に平日の昼間に速度ががくっと落ちることは知られていて、mineoでは特にその状況が顕著だったように思います。そうした平日昼間の使い勝手を損なわないためには、大手キャリアやサブブランドと直接契約することで、時間を問わずサクサク繋がるのですが、その分毎分の負担は大きくなります。

ただ、最近では「マイピタ」で平日昼間使った時のスピードがそれなりに改善されてきているという話もあるので、今回新たにキャンペーンに乗って「マイピタ」を契約したのは、それが本当で、例えば平日昼にも動画が普通に見られるくらいの速度をキープできているのか?(高速だけでなく低速時の最大1.5Mbpsでも)を確かめるということがまず頭の中にありました。

mineoでは平日昼に事前に宣言をして平日昼にデータ通信を使わないという宣言を実行できれば、宣言が成功した日数に応じて特典が付く「ゆずるね。」という仕組みが「マイピタ」にはあります。月10回宣言通りに平日昼にデータを使わなかった場合、翌月の23時から翌朝7時まで、高速通信を使っても高速クーポンが減らない「夜間フリー」の権利が発生します。30日のうち10日ですから、どうしても使いたい時には高速通信もできるということなら、投資金額と比較すればかなりお得な面も出てきます。ただそれは、平日のお昼に動画くらいは見られるほどのスピードが出るのかに関わってきますね。

私の契約は今月からなので、2024年8月までは高速クーポン20GBを毎月使えますが、さらに10GB以上のプラン契約者には低速の条件を最大200kbpsから1.5Mbpsに上げる「パケット放題Plus」に無料で加入でき、さらに月110円かかるオプションで、繰り越しても普通は消えてしまうパケットを別の自分用タンクに入れ放題という「パスケット」の利用も6ヶ月無料で使えるので、キャンペーン期間にあまり高速を使わなければ、半年後には繰り越した分に加えて普通なら失効してしまうパケットを貯められるので、かなり魅力的です。ただし、これらの機能は「マイピタ」のプランに加入し続けないと利用できません。もう一つのプラン「マイそく」は、高速クーポンなどはまるでなく、平日昼間だけは超低速の最大32kbpsで、その他の時間は最大1.5Mbpsというシンプルなプランですが、「ゆずるね。」「夜間フリー」「パスケット」は使えないので、キャンペーン終了とともに「マイそく」にプラン変更をした場合には今まで貯めていたパケットや夜間フリーなどが全てリセットされ、回線費用は990円でキープされます。

「マイソク」をキャンペーン後も続ける場合は、お試し期間でほとんど最大1.5Mbpsで問題ないと思った場合には、月間パケットを1GBにするのがおすすめです。その場合、それまでの使い勝手をキープするには基本料金の1,298円に「パケット放題Plus」の385円、それにパスケットの110円が追加され、合計1,793円(ユニバーサル使用料などは別)と、803円/月高くなります。

金額的に言えば「マイそく」に変えて追加の支払いを抑えた方が良いと思いますが、この回線一本で回していきたいと思った場合、やはり平日昼間にどうしても使いたいと思った時に考えてしまいます。mineoではそんな時のオプションとして24時間データ使い放題を一回198円で用意してくれていますが、何回も使っていると料金がかさみます。そこで考えるのが、最大1.5Mbpsに制限された「マイピタ」で平日昼に利用する場合、どのくらいスマホやモバイル機器が使えるくらいのスピードが出るのかということになります。

もし、動画が止まってしまうようなスピードしか出ないのなら、半年後には「マイそく」にして、同時に平日昼間に強い別の回線と合わせて使うのが良いと思います。現在使っているIIJmioのデータ専用2GBプラン(月額440円と格安)では、平日昼に計ったところ3Mbps台くらいのスピードは出るので、お昼の時間だけ使う分にはそれでも十分だと思います。

私の場合は他のキャリアを含む回線を分散させているので、恐らく平日昼間のスピート低下については、他の回線を使うことで何とかできるとは思うのですが、時間でいちいち使うハードを切り替えるというのも面倒なところはあります。今回改めてmineo回線を使って、改めて平日昼間のスピードがどのくらい出てくるのか、それによっては状況は変わってくるとは思いますが、実のところ毎日「ゆずるね。」を宣言して、だんだんたまっていくパケットをどうしようかと考えること自体、人によってはめんどくさいものです。「マイそく」はそうした縛り事がない分、きっぱりと平日昼の通信を諦められるので、その人の性格によっても選ぶべきプランは変わっていくと思います。ただ、キャンペーン中には「マイソク20GB」の基本プランと「パケット放題Plus」「パスケット」という・オプションを付けておいた方が後に気持ちが変わった時にはすぐに対応できますので、興味のある方はそのような最初の申込みの方法を間違えないように注意しましょう。


スマホを買ったら素のまま使わずに保護ケースとガラスフィルムを購入することが大事

過去には、自分が使っている携帯電話・スマホが壊れたり失くしてしまった時の補償制度はそこまで揃っていませんでした。これはかなり昔の話になりますが、数々あるクレジットカードの保証の中で、JAFカードの中でアメリカン・エキスプレスを選んだ場合、携帯電話にも使える物保険が付いていたため、JAFの会員証代わりにもなるカードを作る際に、年会費有料にも関わらずこのカードを選んだことがあります。

実際にその保証を使ったことはあって、その時には首からぶら下げていたスマホを誤って車から降りる際にドアに思い切りぶつけてしまって、画面のガラスが粉々になってしまったため、保証を請求しました。ただ、こうした保証に入っていたとしても新品で買い替えられる金額がそのまま出るわけではありませんでした。当時は昔と違ってそれなりに使ったスマホの時価を判定するのは難しかったのですが、ネット上の中古ショップで売られている価格を参考にし、何とか同じ型の中古が買えるだけの金額を出してもらうことができましたが、そこまでに行くには時間もかかり、その後にはJAFのカードは止めて、年会費を払うならその分で中古を買い替えた方が安いと考え、今までスマホ関連の保証には加入していません。

そうした判断に至る理由の一つに、スマホを素のまま使わないで、衝撃を受けても壊れることを防止するような対策ができているということが挙げられます。基本的には本体をカバーするケースと、一番衝撃に弱いと思われる画面を保護するガラスフィルムを貼るということが、地味ではありますが、何やかんや言っても一番安くて安心できる方法ではないかと思うのです。

突然こんな事を書くのは、実は先日、画面を外側に向けた状態でポケットに入れていたところ、たまたまスマホのところとスチールのロッカーに多少勢い良くぶつけてしまい、後でスマホの画面を見たら、そこにうっすらと一直線の筋が入っていることを見付けてしまったからです。最初これは、画面が逝ってしまったと思ったのですが、少し考えてスマホに張っていたフィルムはガラスフィルムだったことを思い出しました。改めて損傷箇所を見てみたら、傷が入っているのは本体の画面ではなく、画面に張り付いているガラスフィルムの方であることを確認し、ほっと一息付くと同時に、すぐに同じ機種用のガラスフィルム(千円以下で2枚組み)を発注しました。

今使っているスマホは首から下げているものの、以前壊したように家からブラブラさせているわけではなく、使わない時には常にポケットに入るようにしています。それでも、自宅にいる時には落としたりはしますが、そのくらいの衝撃では、保護ケースとガラスフィルムで本体への損傷はあらかたカバーできるようになっていると思います。実際、保証を付けている場合でも、本体修理となれば中のデータが飛ぶ可能性もありますし、本体交換なら最初からスマホの環境設定を一からやり直すことになります。今のスマホではアプリ関係だけでなく各種電子マネーや、人によってはマイナンバーカードの情報を入れていることもあるので、急にこうしたことをしなければならなくなった場合にはかなりのストレスになります。

私の場合はスマホの買い替えではなく、今回はガラスフィルムの貼り替えだけで対応することができそうなので、今回は結果オーライでした。

少なくとも、よくスマホをいろんなところにぶつけるような方は、スマホ自体の損傷を守る外付ケースをきちんと付け、さらには画面保護用のガラスフィルムまでは、購入時にきちんと装着して使うことが、いざという時に慌てないで済むという点だけでもおすすめできます。今回購入したガラスフィルムは2枚あるので、もしまた同じような状況になっても追加費用なしに貼り替えられるので、とりあえずは自分で使っていて寿命を感じられるまで今のスマホは現役として使い続けようと思っています。


MVNOの契約を解除しても「会員登録」はそのままにしておくことがおすすめ

昨日ちょっと書いた、手持ちのノートパソコンを快適にモバイル環境で使うために、今回キャンペーンで約半年間のお試し利用が可能なmineoの契約を再開することにしました。今回のキャンペーンの内容は、2024年2月から同6月3日まで、音声通話がセットされた「マイピタ」の契約について、どのデータプランを選んでも、最大6ヶ月間月額990円で利用できるというものです。

注意点として、割引期間の途中にマイピタ内の基本データ容量変更などのコース変更や、シングルタイプへタイプ変更した場合、特典は継続されないということなので、とりあえずは最大の月20GB(通常時2,178円)を契約しました。

また、「マイピタ」では10GB以上のタイプを契約している場合、アプリでデータ速度を低速にしてもその速度が最大1.5Mbpsにキープされる「パケット放題Plus」がオプション料金無料で利用できるので同時に申し込みました。3日間で10GBを低速で利用すると、速度制限がかかる場合もありますが、私自身は特典終了後には平日昼間を除く終日最大1.5Mbpsが月990円で利用可能な「マイそく」に契約内容を変える可能性が高いので、最大1.5Mbpsでの通信状況も知っておくことは今後のためにも必要と思い、こんな構成にしてあります。

キャンペーンでは月額110円かかる、無期限で高速クーポンを繰越できる「パスケット」も期間内は無料で利用できるので、20GBで契約しておき6ヶ月で多くの高速クーポンを貯め、キャンペーン終了後にはいったん月額の安い月額1,298円の1GBプランにしても、それまでに貯めたパケット量が多ければ、しばらくは安い月額で利用を継続することができます。ただ、先述の通りもし私がmineoを使い続ける場合にはパケット量の関係ないプランへの移行を考えているので、この分のキャンペーンは申し込みませんでした。以上が今回のmineoのキャンペーンの内容です。

私自身は何度もmineoの契約をしては解約してという事を続けているのですが、契約した際に登録していたIDはあえてそのままにしておいたのですが、今回の再申込ではその情報が役に立ちました。というのも、IDは利用メールアドレスや住所も登録しているので、申し込む際の細かい個人情報を手打ちで入力する必要がないのです。また、事前に契約していたIDを使っていたせいなのか、個人情報確認のための書類アップロードを終えて申込が完了してから翌日には審査も無事に完了させることができました。

今回はeSIMではなく(モバイルルーターで使う予定なので)、物理SIMで契約したので実物の発送にもう少し時間はかかりますが、mineo専用アプリにはもうアクセスできています。ちなみに、大手キャリア回線の中では今回はAプラン(au回線)を選択しました。モバイルルーターがソフトバンクに対応しないので、必然的にドコモかauかということで選んだのですが、今のところモバイルルーターの他に、以前楽天SIMを入れて固定回線として利用するために購入したauのホームルーターがあり、mineoのapnはすでに登録済みだったので、確実に動いていた(過去に契約していた時に同じAプランで確認済)回線であり、au回線の場合はまた解約してもSIMカードの返却義務がないというのも大きなポイントでした。

今後は、mineo独自の「ゆずるね。」(平日昼間の利用をしないことを宣言することで「夜間フリー」などの特典がある)は利用しないで、特に平日昼間の速度について確認し、あとは終日最大1.5Mbpsで利用できる「マイそく」でも3日間10GB以上使った時の速度制限はあるので、そのシミュレーションをしながら主にmineoの高速通信を利用したいと思っています。非旅行時には、車にアマゾンのFireタブレットを載せてテレビ利用や動画などを楽しめる環境を作ろうかと思っています。特典終了後には平日昼間は別の回線で高速通信を利用することに徹すれば何とかなるかなと思います。このように、モバイル通信利用状況に変化によっては、解約した回線業者にいつまた戻るかということは解約時にはわかりませんので、再契約を楽にするためにも会員登録したものについて維持可能なものであれば、それはキープしておくた方が色々と楽だということを今回は実感しました。


持ち運ぶ道具を絞って身軽に旅に出るためのモバイル機器の構成を考える

ここのところ、自分の旅の様子を動画にしてアップしているYou Tubeの動画を数々見続けています。私のような写真と文章で紹介するものとは違って、何か自分が旅行体験をしているような感じもして、今後の旅の目的を考えるにはとても有難いものが多いです。ただ、旅行中にカメラを回し続けるというのは自分には大変で、逆に動画では表現できないような事を発信していければと思いながら今後の事について色々と考えています。

まず、考えなくてはいけないのは、旅に持っていく荷物をできるだけ少なく軽くするということです。これは松尾芭蕉の昔から、「旅の具多きは道の障りなり」の言葉通り、車での旅以外で自分で自分の荷物を運ばなければならないような旅の場合、昔も今も同じように荷物はできる限り小さくまとめたいものです。

特に先日も書きましたが、旅行の行程にLCCの飛行機での移動を加える場合、2つまでにまとめた手荷物を合計7kgに抑える必要があります。これは、荷物の中味だけでなくバッグ本体の重さまでを含みます。ということで、布製で比較的軽いバックパックを中心として、着替え、洗面道具、タオル、雨具、室内履きなどに加えて、一番重くなると思われるモバイル機器をどうするかという事がポイントになってきます。

私の場合は、スマホの他に先日購入したモバイルパソコンを合わせ、そこに充電用のバッテリーや充電コード、ACアダプターは必須となりますが、過去にはこれらのハードの隙間を埋めるためにタブレットも持って行っていました。ただこれだと、その分の重量は増えてしまいます。

今回新しくしたモバイルパソコンは画面をひっくり返すと自立してスタンド要らずのWindowsタブレットとしても使えるので、気軽にウェブ閲覧や動画視聴をしたい時にはそうして使うことができます。キーボードで作業しながら別の画面で動画を見たいような場合にはスマホの小さな画面で我慢できるかがカギになります。

以前には、SIMカードの入る8インチクラスのタブレットを導入して使っていたので、これから適当なタブレットを探そうかなとも思いましたが、タブレットというのは本当に色々あるものの、安物買いの銭失いになってしまうのではないか? という不安もあります。現在は、通話用とデータ通信用に分けてスマホを2台体制で使っているので、あえてこれにタブレットを買い足さなくても良いかな? と、荷物を減らし全体の重さを減らすという観点から考えてもそう思ってきています。

ただ、タブレットにはSIMを内蔵でき、それ自身で通信ができるのに対し、私の持っているモバイルパソコンには通信スロットがないので、WiFiを使うかスマホなどからのテザリングが必要になってきます。そこで考えられるのがモバイルルーターの活用でしょう。少し前にIIJmioで購入したドコモ・au回線で使えるモバイルルーターを予備電池1個付きで持っているので、これを活用してパソコンの外でのネット利用に使ってしまえば、タブレットを一つ買い増すよりも安くて全体の荷物も軽くできます。ネットの接続については、Bluetoothテザリングはできない仕様ですが、ケーブルを接続すればUSBテザリングはできるので、ノートパソコンを無線インターネットに接続するには便利です。

購入当時はそれほど使うかな? と思っていたのですが、物理SIMを入れ替えて旅行の時に持ち出すようにすれば、例えばpovo2.0の24時間使い放題のトッピングを付けた状態で持ち出して使うことも可能になります。また、状況の変化で外で動画(私の場合には自宅のTVチューナーとリンク可能なので外で地元局のテレビ放送を見ることも可能です)を見る機会が増えてくれば、追加で安い回線を増やすという選択も出てきます。具体的にはmineoの「マイピタ」が6ヶ月間月額990円というキャンペーンをやっています。最近のmineoの広告で、平日昼のスピードが改善した? というものがあるので、その内容を調べつつ、キャンペーン期間終了後には、平日昼間は超低速(32kbps)ながら、他の時間帯には最大1.5Mbpsを月額990円で使える「マイそく」に切り替えるという手も打てます。

こうしてみると、現在契約しているIIJmioのeSIMデータ専用月2GBの440円/月は、「マイそく」のデータ用補完回線としてぴったりという感じもします。今後、色々なことを考えながら様々なスポーツ中継も始まる春に向けて、モバイルルーターとモバイルパソコンを合わせた日常的にも旅にも使えるような事を考えつつ、最低限の荷物はどこまでかということについても考えていきたいと思っています。


日本通信「合理的290プラン」の通話オプションが値下げで通話中心回線は決まり?

月が変わったことで、今まではほとんどニュースらしいニュースがなかったMVNO関連でも新しくサービスが出てきました。今回は私も母親のために契約している「合理的290プラン」に変化があり、早速3月1日付けで新しいオプションプランに加入しましたので、その報告とともに新しいプランの詳細、さらには賢く利用するための方法について紹介させていただきたいと思います。

日本通信の「合理的290プラン」は、月額290円で、データ通信は月1GBの高速通信利用が可能で、電話をする場合の通話料は30秒11円というシンプルなプランです。母親はほとんどスマホを出掛ける時に持って行かないので、自宅の固定電話のように使っていて、その際データ通信は自宅の光回線を使えるため、これで十分なのです。

ただ、今後親戚間だけでなく友人たちとも気軽に話がしたいような状況も考えられます。そこに出てきたのが、新しく290プランに付けられる「5分かけ放題オプション」です。これは改めて説明するまでもないでしょう。従来の通話オプションは、「70分通話無料オプション」だけで、2024年2月までは月額700円だったのですが、新しく出た「5分定額」も「70分無料」も2024年3月から月額390円で利用できるようになりました。

つまり、基本料とオプションの合計680円で5分定額か月70分の通話まで無料という通話オプションが選べるようになったわけです。

通話料だけで比べるとpovo2.0の5分定額オプションが550円で最安であることには変わりないのですが、日本通信の場合は高速データ通信が1GB付いています(povo2.0はデータトッピングを別に付けないと最大64kbpsの低速)。スマホでキャッシュレス決済をしても、スマホ画面表示にもたつかないという点では日本通信の方に安心感があります。通話以外に全くスマホの機能を使わないならpovo2.0もありですが、日本通信は通話状況によっては月ごとにはなりますが、5分定額から月70分無料のオプションの入れ替えができるというのも大きなポイントです。

私のように親にスマホを持たせるために契約されている方は、改めて通話明細を確認し、毎月の通話料および一回あたりの通話時間について調べてみると良いでしょう。特に遠方にいてこちらで親のスマホを操作できない場合には、ウェブ上の切り替えは簡単にできますので、毎月の請求金額から通話明細を確認してみて、状況に応じてこうした通話オプションの付け外しや、オプションの切り替えを行なうことで、利用実態に合った契約を結ぶことができます。

ただ、もし親のスマホを触ることができるのであれば、今回新しく登場した「5分かけ放題オプション」を付けた上で、スマホのアプリの中で「通話タイマー」を導入することをおすすめします。このアプリを動作させておくと、こちらから掛けた場合、例えば4分になった状態でバイブレーションでお知らせし、5分に達する前(具体的には4分45~50秒くらいで)に自動切断させるようにスマホを設定することができます。

こうしたアプリが入っていることを知らないで自動切断になってしまっても、改めて掛け直せば良いだけですので、スムーズに掛け直して話を続けることができます。その際、5分までは何回掛けても定額なので、長電話したい場合は何回も掛け直してという事を言っておけば、友人に電話するなどの機会も今後は増えていくのではないでしょうか。そもそも、電話代が高くなるからと電話を控えるような状況は健康的にも良くないと思うので、今後はそうした通話オプションを入れて、もっとスマホを活用してもらえれば良いと思っています。
高齢者でなくても、楽天のIP電話やau回線でなくドコモ回線で安く通話を楽しみたいと思っている方は、通話をこのオプションを付けた日本通信SIMにして、データ回線を別に利用するというのも十分にありではないかと思います。

今後は今よりもさらにキャッシュレス決済を使った方が安く上がる状況が増えることになるでしょう。本人が使えなくても本人のスマホできちんと決済ができるようなスマホを持ちながら、それでいて通話もきちんとできて、料金は安く使える日本通信のプランは、高齢者の方には有難いプランだと思います。