ワークマンからのお知らせで知った「スクエア真空ハイブレッドコンテナ」発売中止の報について

少し前に、ワークマンのキャンプグッズブランドで登場することが予告されてきた、真空断熱水筒と同じ方式で保温・保冷性能が高いということで発売を待っていた「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」について新たな展開がやってきました。すでに丸型のコンテナは店頭で販売されており、人気商品となっていますが、丸形ということで意外と物が入らないというのが不満で購入は見送っていたのですが、四角タイプの商品だと保冷剤を入れても色々入りそうで、それなりに小さいのに性能が高いなら買いだと思っていたスクエアタイプに期待していました。

昨日届いたメールによると、商品そのものが発売を断念され、発売自体が中止になるということでした。自分が思うには、想定外の円高で海外生産を依頼していた相手との交渉が決裂したのではないかと思ったりします。現在の状況で新たな業者と話し合ったとしても、当初の予定価格からかなりかけはなれた売値になることが考えられるので、ワークマンの方でもこのような結論に達したのではないかと思われるのですが、個人的にはそれなりに小さいもので保冷が効くクーラーボックスは憧れだったので今回の発表は残念ではあります。

ただ、キャンプや車中泊での食材の保冷用の商品というのは、単なるクーラーボックスではなく3電源(ACコンセント・DCシガーアダプター・付属電池)で冷蔵および冷凍まで行なえるポータブル冷蔵冷凍庫の方に向かっているというところもあります。日常的な買い物であれば、クーラーボックスというよりも中がアルミの保冷バッグでも十分で、車にポータブル冷蔵冷凍庫をセットしておき、その中で冷やしたり、長期旅行の場合でも保冷剤を凍らせることを冷凍庫で行ない、別にハード系のクーラーボックスを持って行った方が良いですし、その場合安いクーラーボックスでも保冷剤を頻繁に変えれば、安いクーラーボックスでも十分使えるということになるでしょう。

今回の事で思うのは、思い立ったら早く企画を進めるようにして、従来の丸型と早いうちから併売させるくらい早く商品化を進められれば良かったのだろうと思います。ただ、様々な要因でそうした事ができなったというのは個人的には残念で、できればこのコンテナを使ってみたかったです。

個人的には、もはやワークマンの丸形のものは自分の使い方ではそれほど便利には使えないような気がするので、その代わりに真空パネル6面でも3万円くらいで40Lのクーラーボックスがアイリスオーヤマから出ているので、そちらの購入を検討します。あえてポータブル冷蔵冷凍庫を購入するよりも、物として壊れる心配のない、電気を使わず恐らくワークマンのスクエアコンテナと比べても保冷能力が桁違いに高いクーラーボックスがあれば、停電時に冷蔵庫の中のものを避難させるのにも都合が良いので、私は購入に考えていた資金の上のせをして、次シーズンにでも高性能のクーラーボックスを購入して、本格的な災害対策用に使うことも考えています。

今回のブログは決してワークマンの姿勢を否定するものではありません。個人の希望に沿った商品を出しても、全く一般には売らない可能性もある中、利益を出すためには十分な検討が必要な場合もあり、もしコスト的に合わなくなってしまうのであれば、今回の決定は勇気ある撤退として受け取れつつ、今後の魅力的な商品の発売に期待したいと思います。

カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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