新型コロナウイルスの感染症にいつまで我慢しなければいけないのか 今後も感染しないための提言と心得

私の住んでいる静岡県の新型コロナウイルスの感染者は一時100人/1日に迫ろうとした時もあったのですが、今ではだいぶ落ち着いてきて、一ケタから二ケタでも多くて20名くらいまでで抑えられています。また、さらに範囲を狭めると静岡市全体ではここ一週間くらいは0から1名/日くらいで落ち着いているような感じです。

休日に車でテイクアウトのお弁当を買いに行くと、けっこうテイクアウトせずお店で食べている人も増えてきましたが、首都圏の緊急事態宣言が解けて人の流入流出が出てくると、変異株の件もあるのでまだ注意は必要であるように思います。

地方在住の場合、休日にずっと家に籠もることかストレスになりそうな場合、日常の足が公共交通機関等ではなく自家用車であることが多いので、単なるドライブで人が集まっていない場所に行くことはできるので、テレビニュースで見るように、人々が駅周辺に集まるような事にはそこまでならないと思います。逆に車を持たないで生活をしている人たちは、移動手段を公共交通機関に依存していることが多いので、どこかに行く場合にはどうしても人の集まる所を通らなければならないので、地方より多くの感染者が出ることも仕方がないだろうと思えます。

この状態のままオリンピックが開催できるのかという疑問がありますが、恐らく政府とJOCはオリンピックの時期には感染者が爆発的に出現することを回避しようとして緊急事態宣言解除の先伸ばしをしたところもあるのではと思います。しかし、感染者の数が下げ止まりのまま推移している中、本来は多くの人にワクチンを供給できればと思うものの、どうやらオリンピックの時期を過ぎても普通の成人(高齢者を除く)にはワクチンは回ってこない可能性もあるので、現状では今のまま、不要不急の外出を控え、会食をするのもドライブに出るのも家族や常に会っている人に限定する必要はあるように思います。

私の知り合いで、高齢の親を介護するために県外からしばしばやってくる友人がいるのですが、過去にはそうして帰ってくる時には会食なり飲酒を含む集まりを行なっていたものの、現在はお互いに会うことを自粛しています。大きな会社では地域外から出張してくる人もいるかも知れませんが、今後はそのように地域の外から来る人といかに接触しないで日々の生活を行なうかが個人的な課題になりそうです。

ただし、観光業や飲食業に携わる人にとっては、そうした選別というのは事実上できないので、業務の中で飛沫感染をしないような万全な体制を作っていかないと一時お客は増えて売上は上がっても、自分が感染してしまったらどうしようもありません。

ですから、今までのように単に営業時間短縮や休業をするところに補助金を出すのではなく、感染症対策を徹底的に行なうための補助を考え、実際にどのような対策をすれば良いのかのガイドラインを出し、そこまでの対策が行なわれていない所に対しての指導を徹底することでしか感染拡大は防げないのではないかと思ったりします。

基本的には「十分な換気」「マスク着用の徹底」「利用後の消毒」の三本柱に、遮蔽板などの設置が必要になるでしょう。ウレタンや布マスクを付けて入店してくる人に対して、不織布マスクに付け換えてもらったり、手指消毒をお願いしたりとお店だけの努力ではできない所もありますので、そうした点についてはきちんとした「お墨付き」が必要です。かつて静岡県御殿場市では「一見さんお断り」の張り紙の文句を市が考えて飲食店に配ったことが問題視されましたが、そこまで市ができるならその地方の飲食店を利用する場合のローカルルールを地方自治体があらかじめ決めておき、その内容をお店が利用者に守ってもらうようにした方がいいのではないでしょうか。そこまでやってくれれば、現在はテイクアウト限定だったのが、お店で食事をしようという風に変わってくるかも知れません。

これは何も感染症だけの事ではありません。車中泊をしていると必ず問題になる道の駅や公共駐車場での利用者と管理者のせめぎ合いをずっと見ている中では、いくら利用者側が大丈夫だと主張しても、管理する側の論理の方が優先されるところがあります。あからさまに個人の権利を剥奪するようなルールについては問題になるかも知れませんが、それが問題になるのはあくまで感情的になって個人対個人(車中泊の場合は駐車場利用者と管理者)の争いになるからだとも思えます。事前にその場所でのルールを地域で決め、きちんと掲示して利用者がそれを見て駐車場を利用するなら、利用者がルール破りをすれば利用者の方が旗色が悪くなります。

それと同じように、地域が決めた飲食時の感染症防止のルールであれば、お店側も感情的にならずにお客さんの方に進言できますし、もし利用者側で不服があった場合にはお店でなくルールを決めた方に文句を言うのが筋となります。

私の住んでいる地域でも早くそこまでやって欲しいと思いますが、副反応の心配が少ないワクチンを打つまでは、とりあえずは今の状況を続けてやっていく他ないのではと思っています。現状に多くの理不尽さを感じている方も少なくないとは思いますが、何より大切なのは自分なり家族なり、職場の方々などが新型コロナウイルスに感染しないことです。緊張感を持ち続けることは難しい事ではありますが、まだ日本全体が日常を取り戻すにはほど遠いことを認識し、不自体なところはネットを活用するなどして乗り切っていくしかない事なので、へこたれずにワクチン接種を待つしかないと個人的には考えております。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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