何かが起こる前に自動車保険の内容は改めてチェックを

昨日、運の悪いことにちょっと自宅から離れた場所にお出掛けしている時(一応同県内ですがすぐには帰れない距離)、道路上にあった異物を踏んでしまったらしく、大きな音がした後にハンドルが急に重くなりました。

確認したら案の上パンクで(;_;)、とりあえず近くにあったショッピングモールの駐車場に車を置きました。この顛末は改めて他の方にも知っておいた方がいいのではないかという経験になったので改めて紹介する予定ですが、今回は出掛ける前にあった嘘のような本当の話について紹介したいと思います。

先日、このブログで紹介した全国の空き駐車場をスマホアプリから予約できる「akkipa」ですが、登録は無料でできるので一応登録をすることにしたのですが、その際に必要になるのは停めるスペースに置かれた車が自分のものであることを証明するための「ナンバープレートの数字」でした。たまたま先日引っ越した時に住所変更の届けを契約している自動車保険の会社にしていたので、akkipaに登録する前に変更内容の通知がハガキで来ていて、そのハガキの中に今乗っている車のナンバープレートが記載されていたことを思い出し、akkipaの登録をやろうとしたのです。

ただそこで、ちょっとした違和感を覚えました。というのも、保険会社から来たハガキに書かれているナンバープレートの番号は契約時に記載した記憶があるのですが、数字自体は間違っていないものの、数字の並びが違うのではないかと感じてしまったのです。

念のため、実車のナンバープレートを確認したところ、あろうことか間違ったナンバープレートの番号で保険証券に記載されていたのでした。あわてて再度、今度はナンバープレートの数字だけの変更ということで届けを出し、akkipaの方は正しいナンバープレートの番号を確認した上で無料会員登録を済ませました。これがつい先日の話です。

今回、パンクではありますがロードサービスを呼ぶのに、会員になっているJAFに直接連絡するのではなく、まずは保険会社の事故受付サービスの方に連絡した上でJAFに取り次いでもらうという方法を取りました。なぜなら、そのようにした方が、JAFの会員でも有料になるロードサービスの料金を保険会社が出してくれる仕組みがあるのです。これは私の入っている保険会社だけではなく、大手であればJAF+保険会社のロードサービスで手厚い補償が得られるので、だぶって入ること自体がおすすめになります。

ただ、もし私がナンバープレートの誤記に気付いておらず、保険会社に電話をしてしまったとしたら、自車のナンバープレートの番号と契約上のナンバープレートの番号が違うことになってしまうので、簡単に保険会社のサービスが適用にはならなくなる可能性があります。私の場合はたまたま直前になって変更し、車自体もずっと同じ車だったのでもし間違えたままでも何とかなったと思うのですが、危険なのは、車を乗り換えた際に保険会社に届けを出すのを忘れた場合です。

例えば、中古から新車に買い換えた場合、一般的には保険料は車両保険を付けていれば車両価格も高くなり、保険料も上がります。買い替えの際に届けを出していないと、本来払うべき保険料を払っていないわけですから、最悪の場合事故で賠償義務を負っても保険金が出なかったり差額分を減額され、自己負担になってしまうこともあるかも知れません。

私の場合は直前に間違った部分を修正することができたので、保険が使えるか使えないかということは考えずに済みましたが、最近は人を介さなくてもネット上で保険契約をすることができるので、ついうっかり忘れてしまって前の車のままで契約を継続している可能性は0ではないでしょう。本来はそれを確認するのが一年に一回ある満期日なのですが、ネットでは自分でチェックしなければならないので、特にネット上で契約を完結させている方は、十分にご注意下さい。

今回は、改めてパンクの恐しさというものを感じたのですが、この点については、現場で処理にあたる人と、車自体を作って売る人との考えがすれちがっていて、車を便利に利用しているユーザーにそのしわ寄せがやってくるのではないかと思ってしまいました。その点については改めて書かせていただきたいと思います。


カテゴリー: 車中泊・車関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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