パソコンも中古部品で修理という前提でメーカー・機種を選ぶ?

先日、画面に線とまさにおねしょのように広がっていった黒い点について調べてもらおうと、自宅用として便利に使っていたノートパソコンを購入先の「リングロー」(購入すると物理的故障の保証を無制限に行なってくれる会社)に送ったことを書きましたが、昨日その結果報告がありました。

結局、ソフト的な手段でも、いったん分解して裏から液晶を拭いたりしてもどうにもならない「液晶漏れ」が不具合の原因だったということで、恐らく同社にある同じ富士通のノートパソコンの部品を流用して液晶そのものを交換したと思うのですが、修理のみでの対応が可能になったようです。

この辺は数多くの企業からのリースアップ品を入手し、その中で程度のいいものを販売しつつ、もし不具合が出たとしても不具合があって回収した製品の不具合が出た以外のパーツを流用したり、それほど程度が良くなく「部品取り」用にストックしてある本体を流用したと思われます。さらに販売する製品は企業モデルのため、細かい型番が違っても部品が共通化されている点もあるでしょう。

今回、液晶交換という、ちょっと考えるとかなり普通に修理を頼んだら料金がかさみそうな内容だったので、果たして私の富士通のノートパソコンではどのくらいかかってしまうのか調べてみたくなったのですが、そこで改めて一つのパソコンを長く使い続けるためには重要な事がわかってきましたので、今回はその事について書いてみようと思います。

今回修理対応になったのは富士通のノートパソコン「LIFEBOOK A574/HX」で液晶サイズは15.6インチです。ポイントはこの液晶画面の15.6インチという大きさにあります。なぜかというと、ネットで調べた結果、中古部品を使った液晶修理を行なっている業者のホームページにたどり着いたのですが、最安7,800円から(この金額は持込修理の場合で、郵送だと9,800円)液晶交換ができるというのです。その際の条件の最大の点が、画面の大きさが15.6インチであることなのでした。ちなみに、その業者のホームページから「LIFEBOOK A574/HX」を検索したところ、最安での液晶画面交換が可能だという内容になっていました。

世の中にノートパソコンは数多く出回っていますが、やはり一番多く、さらに企業やお役所の業務用として使われているのは、メーカーは違っても圧倒的に15.6インチサイズのものが多く、その結果安く中古部品を調達でき、修理も中古部品を指定できれば安くなるという事なのですね。ちなみに富士通のホームページから液晶交換を依頼した場合の修理代金は、56,100~82,830円となっています(15.6インチ以外のサイズの交換料金も含む)。

パソコンは車と違って、家のみで使う場合にはそこまで体裁を気にする必要もないので、安く修理が上がってまだ十分に使えるものであれば、中古部品との交換のできるものであった方が良いでしょう。これは、逆に考えるとお店やネットオークションで「液晶割れによって表示困難」な格安なノートパソコンを入手し、中古部品を使っての修理代金を加えても安く購入して使えるようなことも考えられます。

最近はテレワークをする人が増えた影響もあり、中古パソコンもなかなか希望に沿ったものが入手できなかったり、あっても価格が高くなっていたりすることが増えてきました。私自身中古パソコンを購入する前に、新品の方がいいかなとか、もう少し待てばもっと安くなるかなとか、色々考えたのですが、今は自宅用と持ち出し用のパソコンをリングローの無期限保証のある内容で購入できて本当に良かったと思っています。

ただ、さらに安くパソコンを欲しいと考える方においては、自分でパソコン修理ができない人であっても、安く修理をしてトータルで安く購入できるやり方についても考えてみてもいいのかななんて思います。ちなみに、私は「液晶交換 中古部品」というようなキーワードで出てきたところで紹介されていた費用に基づいて今回の内容を書かせていただきました。


カテゴリー: ノートパソコン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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