ホテルの「デイユース」は有りか無しか?

ホテルのデイユースと書くと、話が下ネタの方向を連想してしまう方もいるかもしれませんが、当然そういう話ではなく(^^;)ビジネスホテルの日中利用ということでデイユースサービスをスタートするというメールが昨日、国内大手ビジネスホテルチェーンの東横インから届いたことがきっかけでいろいろとその効用を考えてみたくなりました。

基本的にはビジネスホテルは宿泊のための施設なので、日中利用というのはイレギュラーなサービスなのですが、東横インは私の住んでいる静岡市でも、北口にあるホテルを一棟全て静岡市の新型コロナウィルス患者の利用施設として契約したのだそうで、日本の宿泊施設が軒並み苦戦する中で何とか収益を確保するための方法を模索しているような印象があります。

今回、一部の東横インがスタートする「日帰り・デイユースプラン」とは、税込み3,900円でホテルの部屋を時間限定で利用できるのですが、通常は500円追加で利用できる映画VOD見放題が付いた価格になっています。ただ全国どこのホテルでもやっているわけではなく、私の住む静岡市内で実施しているホテルは、一件静岡市と契約していて一般客が利用できなくなっているためだと思います(静岡駅周辺には南北に2件あります)。

時間は午前8時から午後11時までの間でサービス提供ホテルが決めるようになっていて、静岡県内で静岡市から近いところでは富士の東横インでは午前9時から午後6時までの最大9時間の利用ということになっていました。

予約は基本的にはイレギュラーな利用の仕方で、新型コロナウィルスの発生にともなう行政の要請にともなって状況が変わるかも知れないので、基本は宿に直接電話して予約するような形になるようです(一部のホテルではWEB予約も可能)。どちらにしても、利用できるところとできないところは公式ベージからたどっていき、当該ホテルのホームページへアクセスして確認した方がいいでしょう。

こうしたサービスは、家でゴロゴロしていると電話が掛かってきてその対応をしたくないような場合や、仕事をする時に気分が切り替われないとか、不安定な姿勢でゴロゴロしているとエコノミークラス症候群になってしまうような場合には気分転換に使ってみてもいいかなと思ったりもするのですが、同じようなサービスに鍵のかかる個室が用意されたネットカフェがあります。

ちなみに、静岡駅南口にある快活クラブでは東横イン富士と同じ9時間の利用では2,500円ちょっとで利用できます。部屋は狭いですが、パソコンは持ち込まなけれは使えないホテルと違って、最初から設置されているパソコンを部屋で自由に使え、公共スペースへ行けばフリードリンクやソフトクリームを追加料金必要なく利用できるので、人によってはネットカフェの方がいいのかも知れません。ただホテルと比べると狭い個室なので、部屋の広さが違うと気分にも違いが出ますし(^^;)、フリードリンクを取りに行く時には他の利用者がいる場所へ出ていかなければいけなくなります。ただ、ネットカフェの場合は24時間まで自動延長可能なので、つい日頃の疲れが溜まって長時間寝込んでしまったとしてもビジネスホテルの一泊分くらいの料金になるだけですので、その点は気が楽です。

個人的にはビジネスホテルの日中利用は、どちらかというとテレワークで、どうしても期日までにこなさなければならないようになった時に使うかなという感じですね。今のところ、車で出掛けても宿泊を伴ったお出掛けの可能性は皆無だと思うので、どうしても家でやることがなくて暇を持て余している場合にはパチンコ屋さんではない時間の潰し方として選択肢の中に入れてもいいのではないでしょうか。


カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す