週末は朝からバスに乗って駅まで行き、そこでおちあった友人とちょっとしたお話をしてきました。会合場所は土曜朝のガストで、ここならコーヒーショップよりも安くモーニングをいただけると思って入ったのですが、まさかここでブログネタになるような事に遭遇できるとは思えませんでした。
ガストは土曜日曜もモーニングサービスを行なっていて、「本日のスープ」と「ドリンクバー」がセットになったモーニングが各種揃っています。私達はせこいと言われるかも知れませんが、モーニングメニューの中で一番安い「J トースト&ゆで卵セット」(税抜299円)を注文しました。ちなみに、モーニングの時間のセットドリンクバーの価格は219円(税抜)ですが、ドリンクバーを単体で注文するとその価格は何と299円(税抜)になるので、もし席に付いた時点で何も食べられないのでなければ、「J トースト&ゆで卵セット」を頼んだ方が大変お得になります(^^;)。
あえてお店では料理の写真を撮ることはなかったので、どんな感じのモーニングなのかを知りたい方は公式ホームページのメニューで確認していただきたいのですが、トーストは焼いてあってモチモチで、バターとジャムを付けて大変おいしくいただけました。ゆで卵は普通の卵だと思いますが、コーヒーショップでコーヒーを一杯頼むくらいの価格でいただけるモーニングメニューとしては十分なのですが、そんな事を思いながら食事をしていてあることに気付いてしまったのです。
現代のファミリーレストランは単なる食事をする場所ということだけでなく、安く手軽にお酒が飲める場所としても知られつつあります。私が安く通常メニューで飲めるお店として認識していたのは、一杯100円という信じられない価格でワインを出してくれるイタリアンファミレスの「サイゼリア」だったのですが、何とガストでもグラスワインとデカンタワイン(500ml)を午前10時半から提供していまして、その価格がサイゼリアを意識したのかグラスが一杯99円(税抜)、デカンタワインでも399円(税抜)だったのです。
モーニングを食べながらその事が気になっていたのですが、ふと時計を見るとすでにモーニングの時間が終了していたので、お店の方に追加でワインを注文することはできるのかと聞いたところ問題ないということで、グラスワインの赤と白を一杯ずつ注文して味を確かめてみることにしました。
グラスワインはしっかりと冷えていて、赤だと少し時間を置きながら飲みたいと思うものの、白は冷えているうちに飲めばけっこう飲めてしまう感じで、外で飲むワインとしては破格という感じでした。同じくモーニング終了後のグランドメニューでは199円・299円のおつまみも充実していますので、ワイン限定なら二人でデカンタワインを注文しておつまみを少し頼む程度だったら、予算一人500円でもそれなりに飲めてしまうというすごいことになっています。
ちなみに今回はあくまでお試し(^^;)ということでグラスワイン一杯でお店を出ましたが、その前に食べたモーニングとスープ、ソフトドリンク(ドリンクバー)を組み合わせていても二人でお会計は860円と、まさにコーヒーショップでのモーニング価格でワインのおまけが付いたということになります(レシートには「運転」と「年令」の確認がされていますが、今回入店したお店は駅前で駐車場のない店舗なので、ごく簡単な受け応えだけで注文が完了し、そこまでしつこくは聞かれませんでした)。
たまたま今回はバスで出掛けたのでこんなことができましたが、列車での旅をする中で駅周辺にガストを発見したら、食事に追加してワインを気楽に楽しめるというのはなかなか面白いですし、そもそも朝から本格的に飲もうと思っても居酒屋さんは朝からはやっていないので、こうした全国チェーンのファミリーレストランがその代わりになっているという風に考えてもいいでしょう。
しかし、気を付けていただきたいのは、私達が入ったお店でも時間の経過とともに家族連れのお客さんがどんどん入ってくる中で、本格的に飲みに入るというのは周りのお客さんから顰蹙を買うかも知れませんし(^^;)、食事のお供にほろ酔い程度に飲む楽しいお酒ぐらいに留めておく方がいいかも知れません。
ドリンクバーはセットだと安くなるので珍現象が起こる事がありますね。グランドメニュー時間だと単品だと399円それがセットだと219円です。お濃い抹茶ババロア、ぷるぷる黒糖ゼリー、具だくさんフルーツヨーグルトだと199円ですから合計418円となり、結局プラス19円です。ソフトフランスパンとのセットも可能なら398円となり、パンを食べた方が1円安くなる。
以前はデザートにアイスクリーム、コーヒーゼリーなどがあり、179円だった記憶があります。その時はコーヒーゼリーも頼むことで単体で注文するより1円安くなる。と言う珍現象が生じました。
おつまみのメニュー199円でも同じですね。おつまみ価格が1品は19円と言う事になります。
ケータイオタク さん コメントありがとうございました。
ドリンクというのはやはり値段の付けようによってどうにでもなるものなんだという感じを改めて持ちました。今でもドリンク類が高めの価格設定をしている店舗は存在しますが、セブンイレブンの100円コーヒーでも十分な利益になり、さらにガストのような多くのお客さんを相手にする飲食業においては、少数のスタッフで全ての業務をこなすためにドリンクバーの存在は不可欠であり、利用する側も自分へのメリットを感じる中で賢く利用するのがいいのではないかと思います。
ガストでは朝食タイムには新聞がテーブルに置かれていて、自由に見られますし、コンセントも常備されていて時間と回数が限定ながらフリーWi-Fiの電波も飛んでいます。旅行先でちょっとパソコンを使ってブログを更新したいような時には、ガストのようなお店を見付けられればネット環境が貧弱でも、旅先でのブログの更新は楽々です(^^)。そういった付加価値もありつつ、便利に外食を利用したいものです。