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TECSUN PL-398MP に見る中華ラジオの実力 その2 電池ローテーションの知恵と短波放送が聞けるメリット

 PL-398MPが他のラジオと違って画期的だと思ったのは、ステレオスピーカーを搭載し、ミュージックプレーヤーなどの外付スピーカーとしても使え、ラジオ番組の録音こそできませんが、実に簡便ながらSDカードに入ったMP3ファイルも再生できるということもあります。ただ、本当に単なる再生機能があるだけでランダム再生などはなく、MP3プレーヤーとして使う場合はSDHCカードが使えず、従来の最大2GBまでというSDカードしか使えないというのが中国の製品らしいと言えなくもありませんが(^^;)、別の機材で録りためた録音済みのラジオ放送を聞くような用途には十分なので、旅行へ出る際にはそれまで録音するだけして聞いていなかった番組のMP3ファイルをSDカードに入れて持っていこうと思っています。音楽を聞く場合は素直に付属のコードで繋ぎ、再生機能の豊富なミュージックプレーヤーの外付けスピーカーとして使った方がいいでしょう。ただし、日本のラジオと違って注意しなければならないことのが一つありますので、その点について書きます。実はこのラジオが単三の電池を使うものの2本とか4本とかの偶数本ではなく、ちょっと中途半端と思える3本で動くということです。4本単位で売っている電池パックを買っても1本余ってしまうのですね。

 私は使い切りのアルカリやマンガン電池ではなく、充電して使えるニッケル水素電池を使っているのですが、実はこのラジオと同じ単三電池3本で動くものもいくつか使っています。今回、ラジオを購入したことでそれらのものと電池を使い回すことができるので、その点では使い回しができて便利になりました。

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 それがこの写真でPL-398MPの隣にある、ジェントスの小型ランタンEX-837NXです。電球色LEDの温かい光で長時間光り続けるということで、個人的にはおすすめのランタンなのですが、これも単三電池3本仕様のため紹介するのを躊躇していました。私がこのブログで以前紹介した小型ランタンはEX-837NXではなく、単三電池4本で動くEX-757MSでした。ランタン単体で持つなら、単三3本という中途半端な本数よりも4本で動くものを使った方がいいだろうと思ったためです。ちなみに、EX-757MSは150ルーメン、実用点灯20時間をうたっていますが、EX-837NXの方は明るさこそ80ルーメンと少ないものの、実用点灯は30時間と、単三電池3本のEX-837NXの方が効率がよく光ってくれます。ちなみに、EX-837NXと同じくらいの大きさの単三4本タイプで、電球色の光を出すEX-1977ISの場合はさらに効率が悪く100ルーメン、連続点灯12時間というカタログスペックになっています。

 PL-398MP(ステレオや外付スピーカーが要らない場合はPL-380でも同様)とEX-837NXを一緒に使うようにすれば、ニッケル水素電池の4本セットを3つ購入してローテーションを組めば、2つの器具が同時に電池がなくなったとしても無駄なくストックしていたセットに入れ替えることで効率的に使え、電池の無駄も生じません。状況によってはラジオかランタンのどちらかを増やしても3本のセットは1つ余るので、普段使いにしながら災害用として使うのにも最適です。いざという時にはランタン用の電池をラジオ本体で充電しながら使うという離れ業も可能です。災害用としてラジオとランタンを両方持ちたい考えるならば、この組み合わせは結構便利なので個人的におすすめしておきます。

 さて、2013年になって、今の日本の行政や放送局は送信設備の老朽化を理由に、AMラジオ局をコストのかからないFMに移動するという話が出てきていて、ユーザー的にもその動向を注目せざるを得ない状況にあります。確かに放送局が送信設備を維持するコスト的には仕方ないところもあるでしょうし、災害時にごくごく狭い範囲ではありますが地域に密着した放送を安いコストで情報提供できるコミュニティFM局の意義というのはあると認識した上で、今後のラジオ放送を考えた時、果たして非常事態にどこまでラジオは対応できるのか考えると、広域をカバーする放送に不安が残ります。

 2年前の東日本大震災ではテレビやラジオの放送施設に関する被害はそこまで出なかったように思いますが、もし関東地方の送信施設が使えなくなるくらいに被害が出てしまったとしたら、簡単に代替施設を使うことができるかどうか危ういのではないかと思います。今ある設備で日本中をカバーできる特性を持った短波放送が必要とされる場面が出てくるかも知れないと思う所以です。現在の日本国内で短波放送を提供しているのはラジオNIKKEIしかなく、情報源としての魅力は少ないかも知れませんが、周辺の放送局が聞こえなくなった場合、それはそれで十分頼りになるでしょう。

 また、国外で災難に見舞われた場合にも短波放送が役立つ場合があります。例えば海外で大きな事件や事故に巻き込まれた場合、NHKが海外に向けて放送している「NHKワールド・ラジオ日本」(Radio Japan)が日本語でも放送しており、ネットが使えない状況での情報収集にはかなり役に立つでしょう。長期で海外に行かれる場合は、短波が聞けるラジオを持っていくといざという時には安心です。また国内にいる場合でも、もし周辺にあるAM局が聞けない場合にラジオ日本が直接聞くことができれば、NHKのニュース程度の情報は何とか入手できます。また、日本に向けて日本語での放送をしている海外局からの放送もあります。これについては情報云々ではなく、海外の人たちが日本に対してどういうメッセージを送っているのか把握することができるというのは、国内の放送局からは決して得られない情報です。さらに災害の規模や起こる場所の違いによっては、普段地域に放送を送っている送信局が使えなくなるかも知れません。最悪のシナリオは立てたくありませんが、ラジオからの情報源として、短波放送が最後の砦になる可能性は0ではありません。そういった意味でこのサイズのラジオで短波が聞けるというのは嬉しいですね。元々中国は国土が広いので、遠くまで届く短波が充実しているという聴取環境の違いという部分はあるにしろ、日本のメーカーではまずパーソナルユースのラジオでは搭載しない機能でしょう。国内だけでなく海外へ行くことの多い方は、少なくとも目的地のRadio Japanが聞けるぐらいの性能を持つ、こうしたラジオを一つ用意しておくと安心できます。

 ラジオの操作については、日本のラジオと比べると少々戸惑う部分もあるものの、同封の英語による説明書(私が購入したものには中国語でなく英語のものが付いていました)を読むとだいたいの操作はわかります。使い込んでいけばいくほど、その多機能さに改めて日本メーカーのラジオとの差を感じます。全てにおいてこの中国製のラジオの方が良いとは思いませんが、日本のメーカーには謙虚にこうした中国製ラジオの良いところを取り入れた商品開発をお願いしたいですね。

TECSUN PL-398MP に見る中華ラジオの実力 その1 汎用AC端子の威力

 日常生活で気軽に使えるだけでなく、旅行先にも持って行って役に立つラジオという事で、手元にあるものから店頭で売られているものまで様々なラジオを継続的に比較検討してきましたが、なかなかこれはというラジオに行き当たりませんでした。旅の荷物は少ない方がいいので、単なるラジオを持ち出すよりも多機能なものの方が旅先では便利なのでいろいろ悩んでしまうのです。

 そして先日、日本の中波放送の主要局がもしかしたら現在放送用としては使われていないFMの90~108MHzの周波数へ引っ越すかも知れないという話を聞き、これから購入するラジオには90~108MHzをカバーするものにした方がいいと思うようになりました。しかし、従来販売されていた古い設計のラジオにはそうしたものがあるものの、新しく作られたものは、私が興味がある録音重視の方に人気があるSONYのICZ-R51を含め、ことごとくFMは76~90MHzまでしかカバーしていません。とりあえず、今後のSONYのラジオについては90~108MHzのワイドバンドをカバーするマイナーバージョンアップのラジオを出すのか、それともファームウェアの書き替えで受信できる周波数範囲の変更が可能なのか、それがわかるまでは日本メーカーの製品についてはもう少しその動向を探る事にし、その代わりに今まで全く注目していなかったFMワイドバンドを問題なくカバーする中国製のラジオを物色する事にしました。

 旅行用のラジオに私は録音性能を必要としないので、他の使い勝手にこだわる事にしました。選局はアナログでなくプリセット方式で、スリープやアラーム機能があれば車中泊の際の就寝時や朝起きるためには有難いものです。私が持っているラジオの中ではSONYのSRF-18で実現されているスマートフォンやミュージックプレーヤーの外付けスピーカーとしても使えればなおいいという感じで見ていたところ、今挙げた全ての項目を実現しているラジオとして見付けたのが今回紹介するTECSUN PL-398MPというステレオスピーカーを搭載した小型DSPラジオです。

 皆さんは中国の企業が作った電化製品というとどういうイメージがあるでしょうか。多くの方は日本の企業の名前が付いている製品と比べると、品質や性能が劣るので安くても購入しないと考えている方が結構いると思われます。しかし、私が今使っているThinkPad121eは現在lenovoという中国企業によって作られていますが、極端な品質の悪さや性能の低さを感じる事はありません。もっとも、それほど細かい調整をしなくても基盤を組み合わせて組み立てられるという事があるのかも知れませんが、今出ている多くのDSPラジオにも同じ事が言えます。

 PL-398MPも採用しているDSPラジオというのは、大きさ的に小指の先ぐらいの小さなLSIチップの中で選局・増幅・検波・ステレオ復調を全てDSP デジタル処理で行ないます。電波を受けたものをまずデジタルデータに変換し、チップ内で処理してから出力の際にアナログに戻して音を出すのだそうです。つまり、従来のラジオのように多くの部品を組み合わせて行なっていた処理をLSIのチップ一つで行なってしまうため、細かい組み立てや調整の必要がなく高性能なラジオ(しかも長く使っていても理論的には性能劣化は考えられない)が作れてしまうというわけです。ただ、デジタル出力が全ていいかというとそういうものでもありません。音量つまみはアナログラジオのように細かい調整がきかず、30段階の決まった音の大きさの出力となっているのでその点には注意が必要でしょう。ちなみに、国内メーカーはなぜかDSPラジオは出していないので、日本でDSPラジオを手に入れるためには自作するか中国のラジオを国内向けにリメイクしている製品を買うか、私のように中国メーカーの製品を買うしかないわけです。中国は多くのラジオが売られていて、DSPでない高性能なラジオもたくさんありますが、購入にあたって部品数が少なく、調整も必要ないDSPラジオの方が理論上は故障のリスクが少なくなるということと、私自身DSPラジオは持っていなかったので、このラジオを選んだというわけです。

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 デザイン的には無骨で、その点では日本のラジオに劣るということはあるかも知れませんが、使ってみて日本のラジオにはない面白い特徴があります。周波数表示画面になぜか温度が表示されるようになっていて、これは車中泊の旅では結構役に立ちます。さらに注目したのがこの機種独特のACアダプタの仕様です。

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 この写真に見たことのあるようなジャックがあると思いますが、パソコンの周辺機器用miniBタイプのコードが差さるようになっています。カタログでは5V 250mAとなっているので、かなり安価なUSB用のACアダプタに100円ショップで売っているコードの組み合わせでも普通に使えますし、充電池を本体で充電することも可能なので、使っているパソコンに接続することで充電および給電が可能になっています。さらに言うと、私が持っている小型の太陽電池パネル(しかもUSB端子から出力も可能)エレコム ソーラー充電器セット DE-SCSET01WHの太陽電池部分の出力が最大260mAなので、そのままこのラジオに繋げば電池がなくてもしっかり音が鳴ります(^^)。しかし、この使い方では直射日光が当たらなくなったらすぐに使えなくなるので、別のハードで使い込んだ古い充電地をこのラジオに入れておき、太陽光で充電しながら使うといった災害用ラジオのような使い方もできてしまうのです。それも、ACアダプタを汎用のUSBコードと共用にしたことが功を奏しているわけです。

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 日本のメーカーのラジオでもACアダプタが接続できますが、独自形式の上結構な値段がするので、あえて購入しない人がほとんどでしょう。もちろん、電圧もまちまちなので、パソコンのUSB端子や外付バッテリー、さらには太陽光パネルから給電し、充電池に充電することなどできません。同じような家庭用電源への給電の仕組みがなぜ日本のメーカーできないのか、私はそこに日本のメーカーの国内ユーザーに対する姿勢が垣間見える気がするのです。今出ているハンドルや小さな太陽光パネルのついた災害用ラジオは、そのほとんどが手回しなどで貯めた電気を内蔵の充電池に溜め込む仕組みになっています。しかしこの電池はユーザー側で交換できないようになっていて、内蔵充電池の性能が著しく低下したらラジオとしての使い勝手が極端に悪くなってしまいます。しかし、多くの日本の方が見下すであろうこの中国のラジオなら、本体動作用に使っている単三のニッケル水素電池の性能が低下したとしても、どこでも売っている新しい充電池と入れ替えれば、その時点で電源に関する問題は簡単にクリアされるのです。

 紹介した太陽電池充電のセットはUSB5Vが使えるACアダプタ端子があり、ラジオ本体で充電できるものなら使い回しがきくので、ステレオではないもう少し小さいDSPラジオにしても同じように便利に使えます。この辺の使い勝手の良さは購入前には全く考えていなかったので、災害用の普段持ち歩き用として、モノラルスピーカー搭載で小さくまとまった同社のPL-380が楽天のセールで安くなっていたのでつい追加で注文してしまいました(^^;)。ソニーからワンセグ放送を受信できるラジオ、XDR-55TVが出ていますが、ワンセグを落ち着いて聞こうと思っている人にはいいかもしれませんが、従来のラジオ放送を楽しむだけなら、むしろPL-380でも十分だと思います。これくらい使い回しがきいて便利なラジオが日本のメーカーによって作られて存在すれば、多少高額になっても購入するのですが、本当にどうにかならないものかと思いますね。

家庭内の通信支出を見直せば景気も良くなる?

 日本のマスコミも相変わらずというか、2013年も3月に入り、東日本大震災関連の報道が思い出したように出てきた反面、同時期に訪れたIOCの訪問団を迎えた東京オリンピック招致の動きについては無条件に賛同しているかのような報道が目立ちました。私個人の事で言えば、スポーツを見るのは大好きで、2002年のサッカーワールドカップも徹夜でインターネットに張り付いて地元開催の試合チケットを確保したぐらいで(^^;)、来れば来たで楽しみたいところもあります。しかし、東日本大震災の被災者の方々の中には、東京オリンピックを開くより震災復興の方にお金を使って欲しいと思われている方もいるでしょうし、東京オリンピック招致反対の活動をされている方たちもいます。報道はそうした相反する考えを公平に伝えてこそ、オリンピック招致に賛成するにしても反対するにしても議論する材料となるわけです。そうした傾向にないのは、果たして何故なのなのでしょうか。今さら改めて言う事でもありませんが、マスコミ情報を鵜呑みにしないで、自分でも情報を集めて考える癖を付けないとまずいように思います。

 経済の世界でも、株価や円の相場が大きく動き、景気向上の期待が高まっている事から威勢のいい話が連日テレビなどでは報じられています。企業の中には特別ボーナスを出したり、給料そのものを上げる動きもあり、そうしたお金をみんなが使ってくれれば景気も上向くのではといった希望的な観測が流れ的には多いような気がします。

 確かに今までよりも多くのお金が入ってくれば嬉しいですし、私がそうなったらこのブログで紹介しようと思っていても予算が合わずに見送っている物まで紹介できて嬉しいですが、実際問題給料が上がった分のどれくらいが市場に出るのかという問題もあります。お金について苦労してきた人たちにとっては、給料が上がったり、ボーナスが出たとしても、何がこれから起こるかわからないから使わないで貯金しておくという人は意外と多い気がしますし、それまでの負債返済にあて、とても新しい消費にあてるのは無理という方もいるかも知れません。

 あと、私が危惧するのは、家庭におけるライフスタイルの変化によって支出のパターンが変わっており、そうした流れを修正する事が難しいくらい必要な支出が増えたため、たとえ給料が上がってもその部分が新たな消費を喚起する事なく、今までかかっていた支出項目の額を増やすだけという結果に陥る可能性を考えるからです。それが顕著に現れたのが、家庭内の通信費の肥大化傾向に関する問題です。

 携帯電話各社はコマーシャルの量も圧倒的で、今ある契約をスマートフォンに転換させたり、スマートフォンを持っている人には更にタブレット端末まで契約させようと躍起ですが、携帯電話からスマートフォンに変更した場合どのくらいの費用がかかるかという事は日本のマスコミにはそれほど興味はないらしく、ニュースを見るよりも自分で調べないとなかなかわからないところがあります。同じ携帯電話を使う場合でも、Webを活用しパケット定額の上限まで常に行っていた人についてはそれほど変わりがなく、スマートフォンに移行するメリットもあると思いますが、問題はメールや通話中心に携帯電話を使っていた人の場合です。今までは基本料金+iモード(NTTdocomo)EZweb(au)S!ベーシック(softbank)の料金に通話料の合計くらいで済んでいたのが、スマートフォンに変えたとたんちょっと興味本意でインターネットに接続したりアプリをダウンロードしただけでもパケット定額の上限まで簡単に行ってしまい、テザリング対応機種でパソコンでもインターネットをやってしまったなんてことになるとさらなる負担を強いられる事になります。

 今後起こり得る状況として、給料も上がった事だし、自分を含め子供の携帯電話をスマートフォンに変更しようとどこかのコマーシャルの家族のように全員スマートフォンにしたところ、給料の上がった分がそのまま携帯電話とスマートフォンの維持費の差額に化けてしまうなんて洒落にならない場合もあるでしょう。いったいに、家庭における通信費の割合が上がる事で景気が良くなったというような実感を持つ方はどのくらいいるでしょうか。むしろ、携帯電話料金がかさむにつれて、様々なものを我慢する事で色々なものが売れなくなった事が景気に影響があったのではと思っている人も結構いるのではないでしょうか。そこで、そのように思っている人に提案があります。多くの人たちにお金が回るようにするためにも、収入増加分を通信費につぎ込むような事は避け、携帯やスマートフォン以外の楽しみにお金を掛けるように考えてみてはいかがでしょうか。

 と言ってもご自身や子供さんにスマートフォンやタブレット端末を必ずしも諦めさせる事はありません。私のブログでも何回も紹介している月額490円~1,000円くらいまでの制限付きdocomo用SIMカードを契約し、携帯電話の契約を最低限のものに変更しつつスマートフォンの白ロムを購入して2台持ちにすれば、通話もデータ通信も一通りこなせます。白ロムスマートフォンには購入費がかかりますが、通話料抜きデータ通信使い放題(スピードの制限はあります)でも2台持ちで月額2~3千円の維持費で済むでしょう(通話料は別で計算しています)。1台で全て済ませたい場合は、日本通信に通話(無料通話付)とデータ通信の両方ができるSIMカードのみの契約「スマホ電話SIM」があり、その中の安いプランでは月額二千円代前半で毎月維持できるように料金設定されています。当然そうした契約パターンではスピードに不満は出るでしょうが、現在では無料で使える公衆無線LANスポットもコンビニで使えたり充実しつつあります。自宅のインターネットを無線化し、アプリのダウンロードは自宅や公衆無線LANの使える場所ですると割り切れば、外ではメールとちょっとしたメッセージのやり取りや、調べものくらいで済ませることもでき、格安SIMでも何とか実用になるわけです。お金がありあまっている家庭を除いて(^^;)、学生がバイトをしないでスマートフォンを維持する場合、親の援助で使える金額はこのくらいにしておいた方がいいのではと思うのですが。

 こうしたライフスタイルが多くの人たちに認知されて一般化すれば、格安SIMというのはNTTdocomoから回線を借りていてこの価格を実現できているわけですからdocomo自体も格安のプランを出して来ざるを得ないでしょう。そのままの流れを放置しておけば契約者は再度docomoに行ってしまいますから、auやsoftbankも何らかの対応策を出して来なければならなくなるわけで、結果として家庭における通信費の負担は下がる事になるわけですね(^^)。もちろん、ハイスピードで動画もスマートフォンで直接見たいという使い方を希望する場合は従来の契約を維持すればいいわけですが、個人的にはこの部分でも競争原理が働いて、今の料金水準より安くなればいいとは思いますが。

 今のスマートフォンの契約内容は、ほとんど使わなくてもスマートフォンに変えただけで月額の利用料金が上がってしまってそこそこに使いたいという人の行き場がないですし、急に増えた電話料金が日々の生活を圧迫するという状況も場合によってはあるでしょう。ここを読んでいる方には、ぜひ一度現在の携帯電話の契約内容を見直しし、使っていないサービスを止めたり別の安い契約に乗換えるなどして別の事に使えるお金を捻出してみて下さい。それが回り回って日本の景気を良くするようになっていくかも知れませんから。ただ、その際気を付けていただきたい事があります。

 私自身も先月(2013年2月)にとある携帯電話会社のコールセンターに電話して余分なサービスを解約したのですが(そのサービスはネットでの手続は不可という事だったので)、先ほどこの文章を書くために月額の料金がどうなっているか確かめたところ、何と解約したはずのサービスが継続している事になっていました。あわてて再度コールセンターに電話したところ、先月解約を受け付けた担当者があろうことか手続きを忘れていたとの事。本来は引き落とされないはずの料金は変更が間に合わず今月そのまま引き落とされてしまうという話で、気付かなかったらそのままだったのかと思うと本当に腹が立ちます。そういうわけで、変更の申込をした場合でもきちんと反映されているか後でしっかりと確認するようにしましょう(^^;)。

非常食の車内における収納場所

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 先日、このブログで紹介させていただいた、常温で保存可能なチョコレート菓子「BAKE」が近所のスーパーにようやく登場しました。早速自宅用と車内保管用に2個購入したのですが、車中泊のための装備が満載の私の車の中のどこに非常食を入れておくかちょつと悩みました。

 前の車でもそうだったのですが、必要とする時に必要なものを車に載せてあるものの、どこに仕舞ったかわからないという状況に陥りがちでした。その反省を生かして、今の車ではコンテナボックスを活用し、いざという時には車から降ろして探すことができます。

 私の用意した非常食は井村屋さんの「えいようかん」を除いて(もっとも、紙パッケージの中に入っている羊羹はアルミ包装)、全てが缶に入ったものです。缶詰の特徴として、多少の衝撃には強く、たとえ水没して泥だらけになったとしても歪みなどがなければ中の風味は変わらず安心していただく事ができます。そこで、車の中では多少過酷な位置ではあるものの、雨の日など濡れた傘から水滴がかかる事で水濡れの危険がある座席の下にもっていく事にしました。

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 写真のように使わなくなった金属製のバスケットを使い、そのまま助手席の下に潜り込ませただけですが、なかなかうまくはまっています。以前のワゴンRは、この部分にバケツという助手席を持ち上げて出し入れする収納スペースがあり、こまごました小物を入れていたのですが、そのスペースが使えなくなった半面、写真のような使い方ができるようになりました。バケツ収納は便利と言えば便利でしたが、同乗者がいる場合は走行中に開けられないのが残念でしたので、これはこれでいいのではないかと思います。私としては賞味期限的にすぐ食べなくてもいいのですが、ドライブの途中にもお腹が空いたら探り出して食べるような感じで活用しつつ、食べてスペースが空いたところに新しいものを補充するという感じで旅行中にも活用していければと思っています。

 たた、家族で車を使っていると、知らない間に非常食がなくなってしまう恐れもありますが(^^;)、そのためにあえて美味しくはないものも1つは入れておくのもいいかも知れませんね。

ウィルコム イエデンワ2 WX05A 従来機との違いと今後への展望

 私の使っているウィルコムのイエデンワは、誰とでも定額を付けているので10分以内の通話なら追加料金がかからなくなっているので、自宅の固定電話から発信せず、掛ける時だけイエデンワのスイッチを入れて掛けるような使い方をしています。とりたてて番号を教えることはせず、天気予報や時報を聞いたり、各種テレホンサービスやフリーダイヤルを設定していない企業のサービスセンターへの通話などにも活躍しています。

 そんな中、イエデンワの後継機であるイエデンワ2が新しく出ることになりました。今までのものとほぼ内容は同じものですが、スピーカーを内蔵してハンズフリー通話に対応になったことと、自宅の電話回線をつなぎ、PHSとの2回線での待ち受けや発信時にも回線を選択して掛けることができるようになるとのことです。

 ニュースサイトの記述を見ると、名称が「イエデンワ」なのに、自宅回線が使えないというクレームなのか要望のようなものもあったといいます。これで名前だけでなく実質的なイエデンワになったというわけですが、旅先にも持って行こうかと考えている私としては、常に固定電話に繋がっているということになると部屋からも持ち出すことはできなくなるわけで、固定電話につながること自体にはそれほど魅力を感じないというのが正直なところです。

 個人的には家の電話に近づけるというのなら、留守番電話機能をもう少し強化して家電量販店で取り扱っている留守番機能付電話並みの機能は付けてもらいたかったですね。現状では「留守」ボタンを押すと伝言を預かるだけの機能しかないのですが、私が使っているコードレスホンの留守電機能は、メッセージを録音すると、指定した電話番号に電話してくれる機能が付いています。私の場合は携帯電話に転送しているのですが、そこで暗証番号を打ち込むと、伝言を聞いたり内容を消去したりすることができるようになっています。もしイエデンワにもそれくらいの留守電機能が搭載されれば、転送先をどこにしてもだれとでも定額を付けておけば定額の範囲内で済みますので、伝言内容が聞こえづらいような場合も安心して聞きなおすことができます。また、ウィルコムの電話とセットで契約していれば、ウィルコム同士はだれとでも契約を付けていなくても24時間話し放題のプランにしておくだけで、イエデンワに入った留守番メッセージの聞き直しをいくらしても通話料はかかりません。

 私の場合、イエデンワを基本料金無料のキャンペーンで入っているため、元から持っていた誰とでも定額を付けた電話の料金に、イエデンワ用の誰とでも定額料金980円をプラスしただけで維持できています。もしこのイエデンワ2が好評で、留守番電話機能を強化したイエデンワ3が出たとしたら、イエデンワの留守番電話機能と転送機能を使ってかなり面白いことができそうでつい期待してしまいます。そのためには、今回出るイエデンワ2もさらに売れてほしいですね。

軽乗用車でもコットで寝床作り

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 車の買い替えを画策しながら家にある普通の軽自動車を使っているのですが、せっかくなので、今乗っている車で車中泊のための環境を作る事ができるのか試してみようと思います。ちなみに、その車は写真のSUZUKI keiで、ターボ仕様になっているので市内走行でも以前のワゴンRよりきびきび走るように思います。5ナンバーではあるものの、3ドアなので後部に荷物を載せまくり、まるでパズルのようにコンテナを組み合わせて中の荷物が動きにくいようにしています。

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 まず、基本的なフルフラットですが、助手席のヘッドレストを外して後部座席に付けるようにして倒すことで実現できますが、これだと後部座席の背もたれをフラットにすることはできません。大雨の中、外に出られないような状況で就寝場所を確保するような場合はこうしたシートアレンジも仕方ないかと思いますが、Keiの場合は後部座席を前に倒すことでかなり長い積載スペースを作ることができるのが特徴になっています。

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 しかし、助手席と後部座席の部分を写真で見てもらえばおわかりの通り、かなりひどい段差が生じています。これは、元々車中泊のためにシートアレンジが考慮されていないということなのですが、この上にかなり厚手のマットをひいたとしても、これだけひどい段差だと体にはこたえますので、何とか別の対策を立てる必要が出てきます。

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 そこで、用意したのがとりあえず助手席側のスペースを解消するためのコンテナボックスです。助手席の上にかぶせるようにして、だいたい後部座席の高さに合うようなものを手に入れました。ちなみに、サイズはタテ36センチ、ヨコ48センチ、高さ17センチのものが偶然手元にあったので、これを使いました。

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 コンテナを置き、荷物を半ば強引に運転席側に移動させるとこのようになります。ここまで就寝スペースを作った後にどうするかというと、私の場合はベニヤ板のようなものは使わず、使わない時はしまっておけるキャンプ用のベッド「コット」です。写真手前に緑色の袋がありますが、これが畳んだ状態のコットです。私の持っているのは「ボイジャーコット」と言いますが、現在はOEM製品の「B24 cot」がかなり安価で手に入り、体重が重い方でも安心して使えます。このコットがなかったら今の車で車中泊をやろうとは思わなかったでしょう。

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 作業するために後ろのドアと助手席側のドアを開けてまずコットを広げてみました。写真のようにうまく平らに置けていることがわかります。これをこのまま組み上げていていけば、簡単に寝床が完成するのです。

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 これで大人一人が十分寝ることができるスペースが完成しました。荷室側に頭を置くようにすればそれほど天井の圧迫感は感じません。出入りは運転席から行なうようにするとスムーズにコットに乗ることができます。さすがにコットに座って作業をするのは人によっては難しいとは思いますが、この就寝環境は以前乗っていたワゴンRのシートアレンジではとても実現できないくらい快適で、コット導入のメリットを感じます。

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 コットを車内で使うことのもう一つのメリットは、写真のようにコットの下の部分がまるまる空くので、収納スペースとして使えることでしょう。かさばらないものはコットの下に押し込むことで、運転席側の荷物をそこまで積み上げなくても良くなります。

 このようにワゴンタイプでない軽自動車でも、ちょっとした小道具とコットの組み合わせでここまで車中泊に適した車になってしまうというのは、実際にやってみなければわからないものですね。同じように後部座席が前に倒すことでフラットになり、助手席を後ろに倒して後部と連結できるタイプの車でしたら、マットを敷いて就寝スペースを作るよりも、寝る場合の快適度は高いと思います。コットを使った就寝環境構築は車中泊だけでなくキャンプや自宅でのお昼寝にも使えますし、コンパネとマットを先に考えていた方にもご一考いただければと思います。

車中泊のための装備は緊急時に役に立つか

 2013年3月上旬に起こった北海道での地吹雪は、たいがいの悪天候に慣れているはずの地元の人たちの生命の危険も伴うものすごい威力を持つものである事を改めて感じさせてくれました。外を歩いていたり、更には車から出て歩き出すも力尽きてしまったというのは本当に悲しいですし、車内に留まっていて一酸化炭素中毒になった家族の方々の無念はいかばかりだったでしょう。こういう事故が起こった後で、その対応策が報じられるというのもやるせない気がしますが、このような報道がどうすれば安全に避難できるのかという事を多くの人が考える事にもつながる事は確かです。今後同じような天候に巻き込まれても何とかして生命を守るためにはどうしたらいいのか、考えてみる事にします。

 公共交通機関を使っているなど、最初から車に乗っていない場合は仕方がないところもありますが、車に乗っていて天候の急変に遭遇した場合、余程の事がなければまず車にとどまって救出を待つのが基本でしょう。今回の地吹雪ではホワイトアウトが起こり、自宅から数百メートルというほんのわずかな場所で力尽きているような状況もありました。くれぐれも自然を甘く見ない方がいいという言葉をかみしめつつ、考える事が大事なように思います。天候か多少良い時に目的地が見えていても、視界が遮られ音も聞こえない(無音ではなく恐ろしい地吹雪の響きが聞こえるということが更に方向感覚を鈍らせる可能性も)状態では正確に進む事ができない事をまずは理解しましょう。早く安全なところへ行きたいと思っても、まずは車の中で天候の回復を待つのが大切です。

 車の中で待つ場合、単なる風だけなら車のエンジンを付けながら待つのもいいでしょうが、雪が飛んできてマフラー周辺に積もり、マフラーを塞ぐ可能性がある場合は常にマフラー周辺の雪をどけるよう気を付けるか、アイドリングはしないのが賢明です。ただ、雪が降り続く最悪の状況も考えると外に出ること自体が自殺行為と言えないこともなく、何とかアイドリングなしに寒さをしのぐ方法についても考えておいた方がいいような気がします。

 車の中では屋外と違ってとりあえず風をさえぎることができ、野営では一番恐ろしい地面からの冷気を直接受けずに済みますが、それでも寒さはじわりとやってきます。まずは下からの冷気をシャットアウトするためキャンプ用のマット(安い銀マットでも可)を乗っている人が座席に触れる部分に使えるだけ揃えることが大事です。その上でお互いに体をくっつけあったり、災害用のアルミシーにくるまるなどして、助けが来るまで体温を維持するというような対策が必要になってきます。この他に、使い切りのカイロを車に常備しておくとか、非常用の飲料水や食料を用意しておくとか、そういった用意をしておく事が意外と大切な事だと思います。私が考える便利グッズをちょっとまとめてみると、

・車のシート部分と体の間に敷くためのキャンプ用マット
・寝具類や非常用のアルミシート
・使い捨てカイロ
・缶入りの非常食(水なしでも食べやすいキャラメルあたりがおすすめ)
・乾電池や手回し発電で動くラジオおよびライト

 最低限これくらいを用意しておけば急に車中泊しなければならなくなった時だけでなく、車の外に出られないまま一晩過ごす場合、エンジンをかけなくても何とかなるのではないかという希望は湧いてきます。いわゆる、災害用のセット販売されている品を買ってまで揃える必要はありません。こうしたものの多くは100円ショップで補充したり、家にあるものでも代用できます。寝具兼寝袋の代わりに使い古しの毛布を積んでおくだけでもいいでしょうし、非常食も早いペースで入れ替え可能ならばあえて高い非常食用の缶を買わないで通常のパッケージを置いておくだけでもいいでしょう。季節の変わり目にはまだ荒れた天候が全国的に現れてくる場合がありますので、元々車中泊をされない方もこうした用意について考えておくのもありなのではないかと思います。

JTT My Charger Multi Lite

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 冬から春にかけ、多くの春の花が咲き誇る季節になると、写真撮影を目的にして車中泊の旅に出られる方も増えるでしょう。その際、日帰りや一泊二日程度だったらいいのですが、困ってしまうのがデジカメの電池の予備まで切れてしまいかねないくらい撮影するか、撮影期間が延びてしまうような場合です。

 もちろん、予備電池がない場合や全ての予備電池を使い切ってしまうことを前提に自宅で使っている充電器を持って行き、車のシガーソケットやサブバッテリー経由でインバータを動かして充電すればいいのですが、デジカメを一台だけでなく複数持って行く場合は結構大変です。USB経由の充電に対応しているデジカメや、単三電池が使えるデジカメでなければカメラの台数分充電器を持っていかねばならず、もし旅先でトラブルがあって充電器を破損させたり紛失してしまったら、日常使いにも影響が出てきかねません。

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 そんなわけで、今使っているコンパクトデジカメとミラーレス一眼の電池に対応する汎用充電器、My Charger Multi Liteに注目してみました。この製品は充電のためのピンのような接点を移動させて、バッテリーも各々に合わせて動かないようにして固定すれば普通の充電器のように充電できるという製品です。

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 これ一台持って行けば、デジカメだけでなくスマートフォンや携帯電話の予備電池も本体に装着できれば充電ができるのですが、家庭用コンセントからの充電の他、車を使っての旅には重宝するシガーソケットアダプタが付属するというのが個人的には一押しのポイントでしょう。端子の形状も普通のものなので、私の場合小型のポータブルバッテリーや、単三単四のニッケル水素電池を車内で充電できる充電器をそのまま使えて使えるのもポイントです。

 直接シガーソケットに差さるということはインバーターがいりませんし、サブバッテリーやポータブルバッテリーでの利用にかなりハードルが下がります。走行中に充電しておいたサブバッテリーでもシガーソケットを通じて給電ロスなく充電できるということは、サブバッテリー全体の節約にもつながりますし、もうひとつ面白い機能があります。

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 充電するために装着するリチウムイオン電池を使って、別の機器を充電できてしまうという機能がそれで、USB出力で5V1A出力ができるということですからスマートフォンが単体で充電できるということになります。メインで使っていないモバイル機器やデジカメに入っていたリチウムイオン電池を複数満充電にして用意しておけば、これを利用してちょっとしたモバイルバッテリーのような使い方もできてしまうというわけなのです。実際に過去に使っていたリチウムイオン電池を使う場合の他、ワゴンセールなどで古い機種のリチウムイオン電池だけが格安で売りに出てきたような場合、その電池が高容量だったらモバイルバッテリーの電源用として手に入れておけば結構便利かも知れません。ただし、充電できるリチウムイオン電池はメーカーのサイトで利用できるかどうか確認してから購入しないと、全く何も使えないものを買うだけに終わってしまいかねないので、ご自身が使おうと思っている機器の形式とともにしっかり確認してから導入しましょう。

 本体にはもう一本、家庭で充電できるACアダプターが付属しますが、出力が5Vではなくシガーソケットと同じ12Vになっているので、残念ながらUSBを使ったパッテリー経由でデジカメの電池を充電できません。あくまで車のシガーソケットを使って充電を行なおうと思っている方には便利なグッズです。最近のデジカメは充電器を省略して売られている場合も多いので、予備のバッテリーを導入したもののデジカメを使っている時に充電できないとお嘆きの方にもいい製品だと思います。

楽天ブロードバンドLTE エントリープラン 私の利用形態では

 NTTdocomoの回線を使い、スピードなどを限定することで毎月の利用料を安くできるスマートフォンで使えるSIMカードを提供するサービスは多くあります。2013年3月に入って新たにプロバイダのアサヒネットが参入するそうですが(通信速度128kbpsで月額785円とのこと)、実質的なスピードや使い勝手は実際に使ってみないとわからない部分があるんですね。以前使っていたiiJmioのプランは、安定して200kbps前後のスピードで繋がっていて気に入っていたのですが、さらに高速のネット接続が同じ金額で200MBまで使える楽天ブロードバンドLTEのエントリープランに変更してしばらく経ちました。結論から言うと、私の使い方ではとりたてて不都合な点は出ていません。むしろwebページを開く場合など明らかに楽天の方がストレスなく使えていますので、まずまず納得かいっています。

 ちなみに、2013年2月末にスピードテストを行なったところ、出たスピードはだいたい500kbpsといったところでした。サービス導入時には同じスピードテストを行なったら1.2Mbpsぐらいとかなり速い数値が出ていたのですが、今回計測した端末がLTEに対応していないものという所もあるものの、やはり多くの人が移ってきているのかなと思います。ただ、何とか月末までハイスピードを維持できる200MBの通信量以下で収まっているので、iijmioで続けるよりも快適に運用できていると思いますね。ちなみに、楽天メンバーズステーションにログインして2013年2月末の段階の通信量を見たところ半分以上余っていました(^^;)。

 私のスマートフォンでの3G通信は、全く操作をしない状態でのGmail自動受信のような通信および、アプリによるバックグラウンド通信は仕方ないとして、webページを見る場合は通常のブラウザをあえて使わず、画像を圧縮して読み込むためデータ通信量を少なくできる「Opera mini」を使ってネットを見るようにしています。さらにアプリの更新や動画視聴は決して楽天のLTE通信では行なわず、自宅の無線LANか、外でもWimaxモデムに接続して利用するようにしています。カーナビとして使う場合はSIM自体をDTIの490円のServersMan SIM 3G 100に入れ替えて使うので(カーナビとして使う場合はDTIのSIMで出るスピード30kbps前後くらいの早さでも問題なくナビゲートできます)、マップダウンロードによるデータ量の増加とも無縁ですし、ある意味うまく2つのSIMを使い分けられていると思っています。

 唯一気がかりなのは旅行時など3G通信しか通信手段がなくなってしまった場合ですが、そうなったとしても必要な場合しかネット接続しないような使い方に徹していれば、200MBを超えることは私の使い方ではそうはないと思いますし、もし200MBを超えてスピードが100kbps以下になってしまったとしても、大きなファイルのダウンロードやアップロードをしなければ何とかなるでしょう。もし、どうしてもスピードが必要になった場合は楽天LTEではなく、DTIのServersMan SIM 3G 100を使ってハイスピード通信をした方が実は安く上がります。楽天LTEは100MBあたり525円ですが、DTIの方は262円と楽天LTEよりも安く、そして専用アプリによってハイスピードが使えるダウンロード容量を残したまま、ハイスピード通信を切るなど、細かく切り替えの設定もできるので、状況に応じて使い分けると思います。私の使い方は別会社のSIMカードをもう一枚使うというちょっと変わった使い方ですが、楽天のSIMカードだけで運用しても、普通に使っていれば楽天LTEで十分という感じもします。

 Wi-Fi通信を常に利用できる環境をお持ちの方は、基本はWi-Fiでのダウンロードを利用しつつ、公衆無線LANを契約するという手も普段の活動範囲に公衆無線LANのアクセスポイントがある場合は検討する価値はあるでしょう。そうして扱うデータ量を調節しながら3Gを使う場合には常にハイスピード(もちろん最初に紹介したように500kbpsぐらいしか出ないハイスピードである可能性もありますが(^^;))で使えるこのプランは言うほど悪くないのではないかと思います。

 もちろん、ハイスピードで使えるデータ量が増える事に越したことはありませんが、私は自分に割り当てられたデータ量の分だけ使いつくすような感じで使ってもいないため、これ以上増えたとしてもかえって持て余してしまうのではないかとすら思えます。多くの方々の使い方は千差万別で、私のこうした感想は役に立たないかも知れませんが、Gmailを読みまくり、ちょくちょく外でwebページを見るくらいの使い方ならハイスピードで通信できる分楽天LTEは今のところ十分ではないでしょうか。

ようやく開始されたWillcomの「迷惑メールフィルタ」

 携帯電話会社のメールサービスで、ある意味対策されているのが当り前だと思われていた迷惑メールに対する対応について、これまで全く対策を出して来なかったウィルコムについてこのブログで数回紹介させていただきました。私の場合、現在は通話用として使っているのみですが、それでも夜中に迷惑メールが着信し、通知のランプがチカチカ光っているのは不快でした。それまでのウィルコムの対策として、ユーザー自身が手動で20個まで メールアドレス指定受信拒否ができる事と、未承諾広告メール拒否の設定があるだけで、巧みにメールアドレスを変えて送ってくる迷惑メールには全くの無力と言って良かったといえます。

 仕方がないので、メールの自動受信そのものをしない設定にして対応していたのですが、それだとせっかくメールの送受信が無料というウィルコムのメールサービスを使う事ができません。コミュニティツールとしてメールを使っている人たちにとってウィルコムの対応は到底我慢のできない事だったと思いますが、ようやく2013年2月28日より迷惑メール防止機能「迷惑メールフィルタ」の提供を開始するとのアナウンスがありました。

 アットマーク以降の文字列が、「**.pdx.ne.jp」「**.pdx.ne.jp」「willcom.com」のメールアドレスが対象で、電話機での登録が必要です。メール設定から「オンラインサインアップ」を選び「迷惑メール防止」を選ぶと以下の画面が開きます。

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 ここで写真のように「迷惑メールフィルタを利用する」にチェックを入れれば完了です。これでやっと私もウィルコムのメールを自動受信する設定に戻せました(^^;)。

 「迷惑メールフィルタ」とは、蓄積されたスパム(迷惑メール)データベースをもとにメールの内容を機械的に判断し、スパムと判断されたメールの受信をブロックする仕組みで、ユーザーの作業はこれ以上必要ありません。あとはこのフィルターがうまく作動してくれる事を祈るのみです。今まで迷惑メールに困っていた方はまずは登録してみる事をおすすめします。