月別アーカイブ: 2011年5月

 マーナ たためる携帯コップ

Cup

 車の中にいろいろ用意して入れておくものの中に、カップ類を入れておく方は多いでしょう。かくいう私もさまざまな種類のカップを用意していますが、ひとたび車から離れるととたんに使えなくなるというのが悩みの種でした。

 改めて電動の歯ブラシを使い、常時携帯可能な音波歯ブラシを手に入れてみると、歯ブラシだけでは実際に歯磨きをするときに困ることが出てくる場合があります。職場などで環境が整っている所なら問題ないでしょうが、公共の場所や旅先で使う場合は口をゆすぐ時に困ります。車とともに常にいるなら車中泊の旅でも問題ないでしょうが、車を離れて観光する時など、わざわざカップを持って出る方はそうそういないでしょう。

 今回購入したのは、そうした問題を解決できるおりたたみ式のカップです。シリコンで作られていてジャバラ式になっているので、だいたい15mm位に薄くなります。飲み口が汚れないよう、プラスチック製のカバーが付いているというのも携帯には便利です。カップの形に伸ばした後、元に戻すのに少々大変かという気もしますが、シリコンですので熱にも強く、さまざまな事に応用が効くカップだと言えるでしょう。

 容量は95mlと飲み物用として使うには物足りないという気もしますが、歯磨き用やうがい用としては十分でしょう。カバーをそのまま飲み口に付ければフタの代わりにもなるため、飲み物を注いで埃を入れたくないような場合も便利ですね。

 私はこのカップと電動音波歯ブラシをセットにして、普段持ち運ぶかばんに入れておこうと思っています。考えてみれば、防災用品としても自分で管理できるカップを持てるというのは衛生的にも有利でしょう。私の場合は外でも歯磨きをするためにこのカップにたどりつきましたが、歯磨き後だけに使うのは勿体無い便利グッズだと私は思います。

ミニマム 電動付歯ブラシ ハピカ マイナスイオン

 最近では高価な音波歯ブラシを使って毎日の歯のケアをされている方も多いと思います。テレビコマーシャルでも手で磨いたものと比べて際立って歯垢が落ちると紹介されているのを見て、導入を考えられている方もおられるかと思いますが、その値段に躊躇されている方も少なくないのではないかと思います。

 かく言う私もずっと手磨きを続けていたのですが、来週の旅行に備えて携帯できるパナソニックの音波歯ブラシ、ポケットドルツを使ってみようと注文してみました。歯ブラシを動かさなくても磨けるようなタイプの常用されている方には、まるでおもちゃのようだなどとそれほど評判がいいものではありませんが、携帯性を優先した音波歯ブラシの実力はどんなものか、こちらに届いたら改めてレポートさせていただきたいと思っています。

 というわけで、今までほとんど電動の歯ブラシを使ったことのない私が紹介させていただくということでかなり割り引いて読んでいただきたいのですが、今回はポケットドルツよりもさらに安いハピカの電動歯ブラシを紹介させていただきます。

Hapika

 こちらのタイプはノーマルのものと比べると多少高いのですが、磨くとマイナスイオンが出て水だけで歯がツルツルになるというブラシを使っています。それでも、写真にある替えブラシ2本セットと合わせても1,000円程度で入手できます。とりあえず電動歯ブラシを試してみたいと思われている方にとってはかなりお手軽なセットですが、使ってみると、それでも手で磨くよりは歯がきれいになるような感じがしますね(^^;)。

 ちなみに、メーカーのうたう水だけできれいになるという宣伝文句を信じ、歯磨き粉なしで使いましたが、それなりに汚れが落ち、歯もツルツルしている実感があります。歯磨き粉がない場合でも、これ一本できちんと磨けるということならという希望的観測もあり、車の中に常備しておいてもいいかなという事で購入してみました。電源としては単三電池一本で使えるため、とりあえずエネループで使ってみましたが、別段使用に不都合はありませんでした。

 ただ、いかに水だけで磨けるとは言え、車の中で使うと口の中から汚れが垂れてくる危険性がありますので(^^;)、ちゃんとした洗面所で使うのが無難です。また、電動だからといって全ての汚れを完全に落とすことのできるものでもないので、歯間ブラシやデンタルフロスのようなものと併用しての利用がおすすめです。以前紹介したコップ代わりになる無印良品の携帯用歯磨きセットの中にブラシを外した状態で収納できれば完璧だったのですが、ちょっとサイズが大きいようで、完全にフタが閉まりません。車に常備するためには、別の収納ケースが必要になりますが、安価で壊れても惜しくないという点から最初の目論見通り、車載用の電動歯ブラシとして常備しておくのもありかなと思います。

 高価なものと違って乾電池のパワーは力不足だとも言われていますが、電動歯ブラシ自体の振動と音は結構あるように思います。そのため、あまり強く歯に当てすぎると気持ち悪くなってしまう方もいるかも知れません。そういう事も含めてこの歯ブラシが自分に合うか合わないかを試してみるものとして、最初に使ってみるのもいいでしょう。電動歯ブラシが自分に合うと思ったら、こちらは旅行用にして、普段使い用にグレードアップしたいいものを購入されるためのステップとしてもいい品だと思います。

台風に出会ったら

 フィリピンで今年初めての台風が発生したというニュースが入ってきました。普通の場合はこの時期に発生した台風1号が日本に上陸した例はまだないという話ですが、今回の台風はいきなり日本に上陸する可能性もありそうなので、沖縄や九州の方は十分に気を付ける必要があるでしょう。かくいう私も来週末に沖縄に行く予定が入っているので、軽い不安を覚えるのですが、何とか台風の影響で飛行機が飛ばないような状況はさけていただきたいと思っています。

 台風は地震と違ってその進路をある程度予想することができるので、車での移動中に台風と出会わないようにコースの変更もできるかも知れませんが、例えば帰り道に遭遇してしまったら厄介です。私の乗っているワゴンRは、強めの横風でも影響を受けてフラフラするので、台風の中走り続けるか否かの判断はとても重要になることと思います。

 高速道路や幹線道路などでは、早めに通行止めなどの対応が取られることが多いですが、河川周辺や海沿いの道ではスピードを落としながら進み、安全に台風をやり過ごすことができるような場所へ移動しましょう。山の中では土砂崩れの危険性もあるので、無理に車を動かし続けるのは危険です。地震と違って台風は一定の時間が過ぎれば抜けていってくれます。日頃、車中泊の用意ができているようであれば、たとえそれが日帰りの旅であっても早めに車中泊をする決断が必要です。そういう意味からも、これからの季節は車中泊用のマットや寝袋類は車の中に常に入れておくようにした方が無難です。

 台風に限らず雨の中で車中泊用のセッティングをする際の注意として、いかに車から出ないで寝床のセッティングができるかという問題もあります。荷物を積み込みすぎていて一旦外に出てからでないと寝床が作れないのではいざという時に役に立ちません。車の中で夜でも作業できるように、車の中全体を照らすことのできる明かりをできれば準備しておきたいものです。ここでも何回か紹介している小型のLEDランタンはダッシュボードのところに置いたり、吊り下げても使えるため、ゴソゴソと車の中で動きながら作業してもそれほど影響を受けることはないでしょう。懐中電灯しか用意してない方も、ランタンタイプのものを一つ置いておくか、ヘッドライトタイプの明かりを頭に付けながら作業しないと暗闇での作業は困難が生じます。両方のタイプがあれば便利ですが、現状での入手の考えた時、なぜか私の近所ではヘッドライトタイプの明かりが一般的には必要ないのか店頭に在庫があるのをよく見ます。今回の台風には関係ない地方の方も、まだ照明の用意ができていない方はヘッドライトタイプのものから用意しておくことをおすすめします。

 そうはいっても、雨の降りしきる中、どうしても外へ出なければならなくなる場合もあるかも知れません。その場合、雨具としての傘はまるっきり役に立たないと思っていた方がいいでしょう。安いものでもいいですから、レインウェアを積んでおくことがいざという時のためにもなります。レインウェアは外へ出る時に使うことはもちろんですが、春から初夏にかけて、車内の温度が急激に冷え込んだ場合の防寒具の代わりとしても使えます。薄い寝袋だけでは寒くて寝られないような場合も、レインウェアを着てから寝袋へ潜り込むことである程度の寒さに対応することができるようになります。

 ある程度地震の影響が和らぎ穏やかな日が続く中、改めて台風の恐ろしさというのを想像することは今の段階では難しいかも知れませんが、むしろ地震よりも台風の方が毎年起こり得る災害をもらたすものでありますので、今の段階からその対策を練ることも必要でありましょう。最後に台風の中を進む場合も刻一刻と変わっていく台風情報を常にチェックするためラジオやインターネットでの情報収集が欠かせません。ポータブルタイプの端末を用意して停車中にも受けられるような準備も合わせてしておきましょう。

ゴールデンウィークの旅の思い出

 今年もゴールデンウィークが終了します。休みに入る前には例年より混まないのではないかと言われていたのですが、フタを開けてみたらかなりの車が全国的に集中して高速道路に集まってきてしまいましたね。

 今考えると適当な所で高速を降りて下道を走った方が早く目的地に着いたような感じがしますが、道路状況をしっかり把握して走るというのはなかなか難しく、ことごとく裏目に出てしまう可能性もあるのでゴールデンウィークの遠出の場合、経路を選ぶ判断はなかなか難しいものです。まあそれも、高速道路の料金が元に戻ることで、渋滞が起こったら我慢せずに高速道路を降りる以前のような状況に戻るかも知れません。というわけで、今回は高速道路に何の割引もなかった頃の車中泊の旅について書いてみようと思います。

 元々私が車中泊の旅にはまるようになったのは、ゴールデンウィークにあてもなく出掛けたところにあったような気がします。今のように全く車の中で寝るような事が一般的ではなかったような時、高速道路を使わずに距離を稼ぐためには、延々国道や県道を走り、疲れたら道の駅や適当な公共の駐車場に車を停めて一晩明かすというパターンで旅をしていました。しかし、そうした場所で寝るというのは、特に幹線道路沿いの場所ではなかなかに緊張したものでした。通常の土日の休みに出掛ける場合、深夜の駐車スペースというのは暴走族のたまり場になることもあったりして、あまり車のいないところで車の中で寝るというのは不安を持っていました。しかし、ゴールデンウィークの場合はそれでも同じように車中泊をしている人たちが集まってくるので、同じ目的を持った車同士が固まっていればさすがに暴力行為などは受けないだろうということで安心して車内で寝ることができました。今では逆に通常の土日であっても車中泊のために駐車場を占拠してしまっているような状況になっており、それはそれで問題があるとは思いますが。ともあれ、以前と比べると大きな道の駅やサービスエリアに行けば、犯罪行為に巻き込まれる可能性は減ってきていると思っています。

 高速道路を使わないで移動するのが以前は基本だったため、どうしても旅行をする時期というのはゴールデンウィークのような長期に休みが取れる日に集中していましたが、高速道路1,000円の政策が始まって、気軽に金曜日の夜から出発してかなり遠くまで行けるようになり、活動の範囲が広がっていきました。これからの旅のスタイルはどうなるかわかりませんが、それでもイベントや催し物のために、ちょっと遠くで朝から動きたいような場合は夜のうちに走って目的地近くで車中泊をし、翌日の早朝から動いて早めに帰るという時間のやりくりを上手にした旅がお勧めなのはこれからも変わらないでしょう。

 このような旅を事故なく行なうためには、とにかく車の中で熟睡できるような環境を作り、疲れを翌日に残さないで行動を開始できるようにしなければなりません。そうすれば帰りの道中も快適なドライブを楽しめ、早めに渋滞を避けて帰ってこられるでしょう。そんなわけで、改めて車内での寝床作りの必要性が今後ますます高まっていくのだろうと思います。しっかりと準備されて出掛けられた方は大丈夫だったでしょうが、今回のゴールデンウィークでむごい体験をされた方で、今後も車でいろいろ回ってみたいと思われる方は、まず車内での就寝環境を見直してみることが大事です。特に長い連休の場合、対策をせずに単にシートを倒しただけの状態で3日4日と車中泊を続けると体調の面での心配が出てきます。体を伸ばして寝られるような対策をしてから出掛けるようにしましょう。

電気のない生活を楽しむために

 今まで東北や関東地方での停電についてその対策が練られてきたように思いますが、ここのところの浜岡原子力発電所の運転について、とりあえず止める方向にあるということで、ニュースではこのままでは私の自宅周辺でも夏の電力が足りなくなるのではという煽り記事が目立ってきました。

 本当に電力が足りなくなって急な停電が起こるのかも知れませんが、東京電力が計画停電を当面中断したように、実際のところ中部電力にどの程度の発電能力があるのかは電力消費のピークを体験しないとはっきりしたことはわからないというのが正直なところでしょう。

 個人的にはもし今東海地震が起こり、浜岡原子力発電所から大規模な放射能漏れがあった場合、私の住んでいる静岡市周辺でもその時の風向きによっては立ち入り禁止区域に入ってしまう可能性がないとも言えません。そして何より日本の大動脈である東名高速道路、国道一号線にも人が入ることができなくなる可能性があるので、いくら電気が足りなくなって生活が不便になったとしても、それ以上の危機的状況が想定されているのなら、ある程度の停電を受け入れることに反対するものではありません。

 しかしながら、こうした世論の誘導のされ方にいくらかの疑問を感じているということも確かです。日本全国で震災の後あらゆるものが買い占められたのは記憶に新しいですが、カップめんやトイレットペーパーは現在購入を制限されることなく近所のスーパーに置かれていますし、あれほど店頭から消えていた単一のアルカリ電池も常時在庫として店頭に置かれるようになりました。いまだに店頭でも見付からないのは、ポケットラジオくらいのものではないでしょうか。それでも、丹念にお店を探せば、メーカーにこだわらなければぼったくり価格ではない適正価格で現在は手に入れることができますし、特に誰かがまとめて買い漁ることをしなければ十分に必要な人の手に届くような感じがしてなりません。

 このブログで紹介している暖色系のランタンは今だに入手が難しいかも知れませんが、ロウソクならまず手に入らないことはないでしょうし、あとは情報入手のためのラジオさえあれば、いわゆる計画停電がもし実行に移されたとしても、何とかなるのではないかと思います。というか、今この文章を書いている状況がノートパソコンをバッテリーで使いつつ、ラジオを聞きながらランタンの明かりで過ごしているからです。とりあえず今のうちにテレビと電灯を消してみて、今自宅にあるものを使って過ごしてみることをお勧めします。全く耐えられないのかそうでもないのかはっきりしたところで、改めて原子力発電所を止めたらまずいのかどうかということが個人レベルでわかってくるように思います。

 停電になると自宅のインターネットが使えなくなるというのが実は一番の問題ではあるのですが、それもb-mobileのdocomo網を使ったSIMカードを使えば携帯電話の基地局の電力が供給されるうちはブログの更新もできますし、その点についても抜かりはありません(^^;)。私自身こうした準備は一気にやったのではなくて、いかに車の中で快適に過ごすことができるかということで徐々に揃えていったものが役に立っています。夏に本当に停電があるにしても、これから徐々に必要なものを揃えていけば十分対策できるように思います。これからの季節、家でキャンプするような感じで必要なものを揃えつつ、むしろコンセントが使えない生活を楽しめるような心持ちでいるのもいいかも知れません。ただ、無理をして高額なキャンプ用品を揃えることはせず、自宅にあるもので何とかならないものだけに絞って買うようにしないと、今回の震災をビジネスチャンスととらえ、無知な人からどう見ても必要のないものまで法外な値段で売ろうと、ずるく立ち回ろうとする輩の策略にはまってしまうのでその点には十分注意しましょう。

ウィンドウォッシャー液を確認しよう

 今回の連休では、一日だけですが長距離のドライブをした日に大量の黄砂が舞ったようでひどい目に遭いました。それでも、九州の方々の難儀を思うとまだましではあるのですが。

 私が出掛けた5月3日は一日中曇りだったものの、黄砂のために遠くの方はかすんで見えていました。さらに夕方から多少の雨が降ったので、特にフロントガラスの汚れが目立ち、中途半端にワイパーを動かしたら正直そのままでは前が見えにくくて危険な状態にも陥りかねませんでした。

 冬でも雪の影響のない静岡に住んでいると、実のところ車のウィンドウォッシャー液をほとんど使うことがありません。雨で道路が濡れていたとしても窓や車のボディの汚れが目立つほど泥が跳ね上がるなどということは舗装されていない道路を走るのでなければほとんどありませんし、長い間ウィンドウォッシャー液を補充しなくてもすんでいたのですが、さすがにこれだけ黄砂が舞ってしまうと使わざるを得なくなります。

 全国的にそうして前方の視界を確保するためにウォッシャー液を使う機会は多くなると思いますが、これから旅行に出る前には普通の水でもいいのでしっかりと補充しておくというのも大切だなと思います。自分たちのせいでなくこうした対応を新たに迫られるということで怒りのもっていきようがないと憤慨される方もいらっしゃるかも知れませんが、地理的な条件というのは絶対的なもので、黄砂が飛んでくるのがいやだから日本から脱出するというわけにはなかなかいかないでしょう。日本に住んでいて隣国との関係を考える時、現状ではお互いに攻撃的な発言も目立ちますが、黄砂の飛んでくる時期が来るたびにしみじみと思うのは、単に相手を非難しているだけでは何も解決されないということです。黄砂について何とかしたい場合は、相手国を巻き込んでの砂漠の緑化計画を実行に移すことが必要になりますが、それも話ができる程度の関係を作っていないとできないことです。

 黄砂は車だけでなく、そこで生活する人の健康にも影響を及ぼすものですから、将来的には本当に何とかしてほしいと切に思います。とはいっても今この状況の中で全て避けられることはないのですから、ドライブ中に危険なことにならないよう、ウォッシャー液の管理はしばらく注意して行ないましょう。

高速周遊チケットの充実を!

 以前と比べて高速道路上のサービスエリアが変わったなと思うことの一つに、外から入って高速道路上の施設を使えたり、逆に隣接する施設を高速道路に車を置いたまま利用できるところが増えたことがあります。今回、東名高速のパーキングエリアを主に使いましたが、スマートインターチェンジがない小さなところでも人の出入りができる(業者のみということでなく一般の人でも行き来できる)出入口が設置されているところが意外と多いのにはびっくりしました。

 以前新潟へ出掛けた時、上信越自動車道の新井パーキングエリアで休憩を取ったのですが、ここは「道の駅あらい」に隣接していて、その施設をまるまる使うことができます。パーキングエリアの設備は最低限のものですが、道の駅の方には直売所やみやげ物、食事処や近くにはホテルまであります。このように高速道路上にいながらにして近くの商業施設を利用できるというのは利用する側からすれば実に好ましいことで、将来的にこうした感じで高速道路会社は考えているのかなと思ったのですが、今回の旅ではこんな事もありました。

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 写真の張り紙は東名高速の遠州豊田PA上りにあるコンビニエンスストアのところに張ってあったものです。行かれた方はわかると思いますが、大型ショッピングモールの「ららぽーと」がすぐ前にあり、スマートインターチェンジから出ればすぐにららぽーとの駐車場に入ることができます。しかし、写真のようにパーキングエリア内に車を停めて徒歩で外に出ることはできなくなっています。高速道路を下りないでららぽーとに行く目的の人たちに利用されると駐車場の数が足りないということなのかも知れませんが、目の前に食事もできて買い物もできる施設がありながらいったん車で外に出ないと使えないというのは、実に切ないものです。ちなみに、反対側にある下りのパーキングエリアからは歩いて外に出られるようになっているそうですが、下りでできてどうして上りでできないのか不思議に思ってしまいます。

 民主党がすでに取り下げてしまった高速道路の無料化というのは、外から自由に乗り降りできることで、周辺の商店街やホテルにもお金を落とすようになるという地域振興のための政策という面もあったと思います。例えば、土地の名物がある場合、高速道路上で食べるのと、地元の名店まで行って食べるのとではやはり名店まで行く方がおいしくいただけるわけですし、車で旅行する方でETCを付けている方はおそらくほとんどの方はカーナビを付けていると思いますので、住所と電話番号さえわかればその場所まで迷わず行けるわけです。高速1,000円の政策というのは民主党がやったのではなく、その前の自民党が選挙対策としてやったものを引き継いだだけですので、結局のところ車の旅による地方活性化ができるのかという疑問にはっきりとした答えが出せないまま中途半端に幕が引かれてしまうことになります。

 大型商業施設を目前にして決してフェンスの外に人を出そうとしない高速道路会社の姿勢を考えるとき、いくら政治主導で高速道路を無料化しようとしたところで、最初からやる気がない人たちがいて、抵抗を示したのだろうなとも思います。そうした流れが実際のところ、食べるものや寝るところも車の中でできるようにして旅出つ人たちを増やす結果になるのでしょう。個人的には車中泊は個人的趣味でやっているので(^^;)、今後仕方なく車中泊するような方のために途中のインターで途中下車可能な高速道路の周遊チケットを作ってもらって(以前からあるものよりももう少し価格を安くし、利用条件を緩和してくれないと長距離の旅では使う気になれないと思います)、目的地に着く前でも宿泊は格安なビジネスホテルを利用することができるような旅の形態も認めていただければと思いますね。

雑なもてなしこそ風評を呼ぶ

 昨日あたりの高速道路の渋滞状況を見ると、むしろ例年以上かもしれないほど観光のために出掛けている人たちは多いような感じがします。かくいう私も、半分無謀と思いつつ1日かけて大きなイベントを目指して出掛けてきました。

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 というのも、昨年九州の有田で毎年開催されている陶器市へ行ってその面白さにはまってしまったので、同じように5月の連休に開催される岐阜県土岐市の「土岐美濃焼まつり」へ行ってきたのでした。今回は大きめの湯飲みやご飯茶碗などをリーズナブルに買えれば嬉しいと思って行ったのですが、通常なら高速道路で2時間あれば着くところが、普段はまだ渋滞が起きないところで事故が起きて渋滞にはまったのがけちの付けはじめで、途中全く動かなくなるようなひどい渋滞に遭遇し、午前6時に自宅を出たのですが、会場に着いた時には午後1時を回ってしまっていました(^^;)。

 しかし、こうした渋滞についてはある程度折り込み済みで、ふと思い立って出発してしまったこちらに非があります。事前から計画を練るとしたら、前日の夜に出発し適当なところで車中泊をしておけば済んだはずです。会場のすぐそばには道の駅もありますので、早朝ぐらいに道の駅にたどり着けば、これから書くような事に遭遇することはなかったでしょう。しかし、そうはならなかったことで今回の話が書けるわけで、ある意味貴重な体験をしたとも言えるわけです。

 まつり会場周辺はことごとく車での入場ができず、民間に委託されたような警備員の方々に誘導されて、無料の大駐車場へ案内されました。相当の人が出ていたこともあり、こういったシステムになるということは十分に理解していたので誘導されるまま会場からはとても歩いて行けないほど離れた駐車場に入りました。そこで無料のシャトルバスに乗り会場へ向かうわけですが、そこでちょっと様子がおかしい事に気付きました。

 私が入った駐車場は山の中腹のようなところにあり、見上げるとさらに上の方にも駐車場があります。シャトルバスはまず山頂まで行き、上に停めた車の人たちを乗せてから中腹の駐車場前にやってくるとのこと。すでに50メートルくらいの順番待ちの列ができていて、これではいつになったらバスに乗れるのかにわかにはわかりませんでした。それでは車で上の駐車場に行こうとしたら上の駐車場は満車なのでこちらを使って下さいとのこと。しかも、驚いたことに駐車場にいた警備員さんの話では、無料駐車場と会場を繋いでいるシャトルバスは2台しかなく、会場までの交通規制も実施されていないので駐車場から出て帰宅する車との渋滞に巻き込まれてしまい、バスに乗ってもすぐには会場までたどり着けなさそうということまでわかってしまいました。

 後になって会場でもらったチラシにはシャトルバスの最終便は17時と書かれていました。私が駐車場に入ったのは午後1時過ぎでしたが、そのまま駐車場で待ち続けていたとしたら、何も会場を見ずに帰らなければいけなかったでしょう。その後、会場の判断で最後の1人まで責任を持ってシャトルバスで送るとの放送が流れてきましたが、普通に帰ろうとしてシャトルバスの列に並んでも午後3時過ぎあたりで帰りのバスに乗るためには待ち時間が2時間以上かかるという放送もあり、莫迦正直に臨時大駐車場からシャトルバスに乗って会場へ向かった人たちは大いにストレスを溜め込んだことでありましょう。

 仕方がないのでこちらは早々に臨時駐車場を出て会場周辺をウロウロすることで、買い物を終えた人たちの車が出るところを見計らってそこに停めてしまおうといういわゆるハイエナ作戦に出て、何とか歩いて会場へ向かえる場所に駐車することができました。会場内は実に活気があって、テントで出ている工房の作品はそれなりのお値段がするものの、安いところはかなり安くいろんなものが出ていて、陶器市の内容には満足しています。だからこれだけ人が集まるということなのでしょうが、もう少しうまく人をさばいて欲しかったです。

 この土岐美濃焼まつりは第三十五回を数えるそうで、日本三大陶器祭りと自称するほどそれなりに歴史があるものだと思いますが、昨年の有田陶器市と比べるとその運営は相当劣ると言わざるを得ません。有田の駐車場は有料ですが、シャトルバスはそれなりの本数があり、開催時間にはバスの運行経路には一部の道路では交通規制を行なっています。シャトルバス待合所ではきちんと人数を確認して待てるようになっており、次のバスが来たらどこのラインまで乗れるかわかるので、確実に乗れないのがわかる場合は買い物をしながら時間をつぶしたりできて便利でした。

 私自身あえてまた来年行くかどうかはわかりませんが、こうした状況になることを十分わかった上で行った方がいいとしか言えませんね(^^;)。もしかしたら、こうした事例は全国の大きなイベントのあちらこちらで起こっている事かも知れませんが、黙っていても人は来るという感じで改善が行なわれないとしたら、個人的には再び行くかどうか考えてしまうでしょう。しっかりとした計画の下、スムーズな運営というのはうまく行っている時には何も感じることはないかも知れませんが、一度うまくいかなくなったらとたんに多くの人たちのストレスの元になってしまいます。運営される方は実に大変かとは思いますが、主催する側もそれを楽しむ側も、楽しんで帰ることのできるイベントの運営こそリピーターを増やす近道ではないかという思いが今回の事で強くなった次第です。

穴場はどこだ?

 震災による自粛によって、東北に近いものの直接の被害がない日光の観光客が激減しているという報道がテレビで大々的に行なわれていたのは記憶に新しいですが、そうした報道が功を奏したのか、かなり観光客も戻ってきたようです。私はテレビのワイドショーで見ましたが、同じようにテレビで見て日光へ行こうと思った人がそれだけ多かったということなのでしょう。

 本日からゴールデンウィークの後半に入りますが、当初は自宅でテレビを見ながらくつろいでいればいいと思ってはいたものの、自粛の影響で空いているところがあるのなら出掛けてみようと思われる方も多いはずです。しかし、テレビで穴場と紹介されている所こそあてにならないという事は今さら言うこともないでしょう。

 改めて思うのですが、今回のゴールデンウィークは旅を自粛する人が本当に多いのかどうか、そこから疑ってみる必要があるような気がしています。それでも、震災直後はゴールデンウィークは旅行どころではないと思っていた方が多かったろうと思いますが、状況は刻々と変化します。一番の要因は土曜・休日の高速1000円が来月にも廃止されることが明らかになったからではないでしょうか。

 そうしていざフタを開けてみると、やはり軒並み高速道路は渋滞しています。風評被害の多い土地は穴場だと言えますが、これからの連休にガラガラの穴場はないと思いながら出掛けた方が良さそうな気がします。お金はかかりますが、高速1000円が廃止されてからの方が観光地の穴場を見付けやすそうな感じがします。

 しかしながら、穴場の観光地が見付けやすくなるということは、それだけ観光地の集客力が落ちるということで、観光業の方にとっては厳しい時代へと社会は舵を切っていくのだなあと思います。ですが、車中泊で移動距離を伸ばしながらのんびり旅をするスタイルでも継続して観光地を訪れながら、みんなで楽しみつつ過ごせるようなライフスタイルを考えていくのもいいのではないかと思います。まだ一部の地域の方々におかれましては観光などという場合ではないのかも知れませんが、このブログでは自分で訪れたところについても徐々に紹介していきながら、車中泊の旅でしか出会えないような穴場の情報を共有していければと思っています。

食中毒を避けるために

 今の世の中不景気だということもあり、テレビでは事あるごとに特定のお店のPRを通常番組の中で行なうことを繰り返しています。一連の原子力発電のPRにも通じるものがあるかも知れませんが、見る側としては全てがテレビ通りではないということを頭の中に入れるべきですし、鵜呑みにしたばかりに大変な状況に追い込まれるかも知れないという情報をしっかりと把握すべきだと思います。

 富山にある焼肉のチェーン店で食中毒が発生し、未就学児童が一名亡くなってしまったという報道がありました。このお店は民放の複数の放送局の番組内で、激安なのに高級感のある店として紹介され、出演者のタレントがお店の絶賛するコメントを流していたそうです。そうした番組を見て行ったのかはわかりませんが、放送後に集団食中毒が起きてしまい、それが死亡事故を伴うものとくれば、やはりこちらも気にしないわけにはいかないでしょう。

 報道によると、生肉のユッケが原因と見られているそうですが、生肉を子供やお年寄りに食べさせる際には十分な注意が必要であります。手元に、ネット上でさがしてきた札幌市の食中毒についての飲食店に出したチラシがあります。そこに書かれているのは、「加熱用」とされているパックを「生食用」として提供したことによる食中毒発生の事例でした。今回の場合も生肉での食中毒なので、店側が間違えて加熱用の肉を生食用と取り違えて出したか、もっと前の段階で入れ替わってしまったのかということでしょう。安く上げるためにあえて質の悪いお肉を生食用として提供したということはさすがにないと思いますので。

 この場合、お店で食べる方としてはどうしようもないので、対策としては抵抗力の弱い幼児や子供、お年寄りには決して生肉を食べさせないということしかないでしょう。これからのお休みに家族で出掛けて焼肉店に入る場合や、バーベキューを行なう際は十分な注意が必要です。

 肉を生のまま食べず、ちゃんと焼いて食べるからという場合にもおさえておきたい重要なポイントがあります。当然のことですが、焼肉を焼くためにはすでに焼かれたものではなく、生の肉を網や鉄板で焼いていただくわけですが、そのお肉を焼くために使う箸やトングは、決して食べるために使ってはいけません。食中毒を引き起こす食中毒菌やウィルス、寄生虫は高温で焼くことで死滅するわけですから、肉を焼くために使った箸には食中毒の原因となる物質が付着している可能性が常にあるというわけです。これを忘れてしまって自分の食べている箸でお肉を焼いてしまったらその瞬間アウトです。運が悪ければ重篤な状況に陥る危険さえあるということは今回の事故を見るまでもなくはっきりしています。特に車で遠方に出掛けた先で食中毒に見舞われてしまったら無事に帰宅することさえ難しくなってしまうということを十分認識する必要があります。

 以上の事から明らかなように、明らかに傷んでいるものを食べるのでなければ、食中毒は自分や家族の注意によって十分防ぐことができます。せっかくの楽しい旅行を台無しにすることがないように、焼肉を食べる際には以上の事を頭に置きながら食事を楽しむようにしましょう。