青春18きっぷと車移動との組み合わせ

この夏、最後のお出掛けに行ってきました。いつものごとく車とJR普通列車を組み合わせての旅です。ただ、今回はちょっと出掛ける前の不安がありました。出発前日の天気がすさまじく、新幹線だけでなく在来線の一部も大雨のため停まってしまっていたのです。これは、週明けに本州に近づくと予想されていた大型台風、台風10号の影響があり、昨日の今日ということで大気の不安定さは増し、いつ大雨になって電車が止まってしまうかわからなかったのです。

行き先は毎年この時期に定例の集まりがある京都で、青春18きっぷで日帰りの予定にしていて、何とか行きはたどり着けると思いましたが、問題は帰りです。前日は東海道線が菊川と金谷の間で止まってしまったため、静岡方面のどこから電車に乗るのがいいのかということをまず考えました。

全く天気の心配がない場合には車で西焼津駅まで行き、一日300円の舗装されていない駅近くの駐車場に停めて、そこから電車に乗るのがセオリーなのですが、もし帰りに同じ区間で止まってしまったら目的地を前にしていつ動くかわからない電車の中で長い時間待たなければなりません。ただ、前日は結局静岡と浜松の間で不通になったので、どこで乗っても大差はないのかも知れません。ただ、ここのところ掛川を含む牧之原地域で雨が降りやすくなっているので、掛川よりも先まで車で行ってそこから乗る方がいいかなとも思えてきました。

東海道線を青春18きっぷで東京から大阪方面まで旅をした方ならおわかりかと思いますが、普通列車の旅のどこがきついかと言うと、首都圏に入ると追加料金で乗れるグリーン車が連結される沼津駅から西、名鉄など私鉄と競合することにより快速や新快速の走る浜松から東、つまり沼津~浜松間をいかにしてやり過ごすかということがあるかと思います。この区間は下手をするとトイレも連結されない電車に乗る場合もあり、他の区間の快適さを知っている人にとっては地獄の区間と言ったら言い過ぎかも知れませんが、とにかく厳しい区間になっています。

そこで、私のいる静岡市周辺から車で1時間くらいで行けて、さらに駅前に安く停められる駐車場がある駅をリストアップしたところ、愛野駅が浮かびました。今回は始発に乗って出掛けることにしていたので、駐車場には大きなイベントがない限り入れないことはないだろうと思っていました。ちなみに、愛野駅というのはサッカーワールドカップの時に作られた競技場の「エコパ」の最寄り駅です。

愛野駅の浜松方面始発は午前5時50分でしたが、自宅はかなり早くの午前4時過ぎに出ました。これはもしもエコパで何らかのイベントがあって駐車場が埋まっていた場合、さらに西の豊田町駅まで移動する余裕を持ちたかったのと、途中のコンビニで朝食とコーヒーを買ってコーヒーはマイボトルに移して旅の途中で楽しもうと思っていたからです。

幸いなことに道中にあった道の駅掛川にセブン-イレブンが入っていたため、そこでパンとコーヒーを買いトイレ休憩をしながら愛野駅に向かいます。駅に着いたのはだいたい午前5時30分ごろで、何とか駐車場にも明きがあったのでラッキーでした。

愛野駅にやってきた静岡駅始発の電車はボックス席の編成になっていて、十分座れるだけの席がありました。ここからだと豊橋まで1時間といったところで、今回全く問題なく魔の区間を通過することができたわけです。

ただ、最大の懸案は帰りにあります。京都での用事は昼から夕方まであるので、夕方から夜に大雨になるか、なるとしたらどの区間で降るのかによって、進みたくても進めない状況にもなりかねません。一応は京都で長く停まってしまったための食料と水を用意して帰りの電車に乗り込みました。

天気は相変わらず良くはありませんでしたが、すでに京都駅のホームに立ったとたん、神戸線で何かのトラブルがあったようで、時刻表通りなら18時1分発の新快速が10分の遅延になっていました。幸い補助席に座っていくことができましたが、10分という遅れは大きく、米原に到着したものの次に乗る予定の電車は待っていてくれませんでした。

およそ30分待ってようやく出発するかと思った新快速も後から来た列車を待って5分程度ですが出発が遅れるなど、ふんだりけったりです。京都から乗った新快速の遅れがわずかだったらうまく次の列車につながったのでしょうが、これでだいたい最初のもくろみから変わって30分くらい到着が遅れることになってしまったのです。

幸いにして次の大垣での乗り継ぎの列車には間に合った上にがらがらで、ここでようやく遅い夕食をいただくことができました。大垣からの新快速は浜松行きのため、愛野駅に車を置いた私としては、浜松で乗り換えても5駅と十分我慢できる距離で、そこから自宅までは自分の運転する車で行くということになっても、浜松から静岡までクロスシートで行かなければならず、愛野駅のように1日300円で駐車できるところなどありませんから、やはりここまで車で来ておいて正解でした。

今回のお出掛けは一番心配していた天候による列車の遅延がなかったのは良かったのですが、これが関東地方の首都圏を間にはさむとなおさら人為的に列車がストップする可能性も出てきます。今回利用した青春18きっぷは日付けが変わって次に到着した駅までしか当日中のスタンプで乗ることはできません(首都圏の一部地域については終電まで乗れる場合もあります)。予定を立てている段階から日付が変わるぎりぎりで最寄り駅に到着するような形になると、今回の私が遭遇したような一つの列車遅延だけでも当日帰り不能になってしまうかも知れません。

基本的には現地の予定を前倒ししても早い時間の電車に乗って帰ってくることが基本ですが、どうしても現地にぎりぎりまでいなければならないというような場合は、安く駐車できる駅に近い駐車場のある駅を探し、車との合わせ技で現地滞在時間を増やすこともできますので、参考にしていただければ幸いです。


カテゴリー: コラム, 旅コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す