0570番号に電話を掛ける前に

 0570から始まる電話番号を目にすることが増えてきました。最近ふと気付いたのが、今話題の国民1人1人に番号を付けるマイナンバーの問い合わせ先が0570から始まる番号になっていることです。フリーダイヤルではないかと思う方もいるかも知れませんが、のれは「ナビダイヤル」という案内が流れる間にも課金される有料サービスで、さらに24時間どこへ掛けても定額という携帯電話を通話定額の対象外のサービスであることがポイントです。知らないで携帯電話やスマートフォンからそのまま発信してしまうと、20秒ごとに10円取られてしまいます。

 ナビダイヤルの料金を見ていくと、区域内の発信の場合、一般電話からなら3分8.5円(税抜)と安いので、掛けるなら携帯電話より固定電話でということがセオリーですが、明らかに区域内ではない所に掛ける場合は距離に応じた割高な料金がかかるので注意が必要です。スマートフォンを使っている方は、050から始まるIP電話から掛けられる場合は、3分8円と、固定電話より安く全国一律で掛けられるので、そうしたサービスの利用が賢明でしょう。

 ちなみに、マイナンバーのコールセンターのホームページによると、ナビダイヤルの番号の他に050から始まるIP電話の番号も案内されていました。携帯電話の通話定額オプションを付けている場合には、050から始まる番号に掛ければ無料通話が適用されるので、そちらの番号を使うのがいいでしょう。また、フリーダイヤルが携帯電話から使えない場合も、とにかく0570から始まる番号ではなく、東京や大阪などの市外局番の番号の方に掛けても通話定額の範囲内になりますから、そちらに掛けるということを心掛けたいものです。

 ちなみに、私が加入しているauのホームページでは、通話定額の範囲外という電話番号について、以下のように説明しています。

・ナビダイヤル 0570-0 で始まる番号
・テレドーム 0180 で始まる番号
・67コール 0067 で始まる番号
・104の番号案内
・行政1XYサービス(188/189)
・衛星電話 衛星船舶電話

 そういうわけで、携帯電話から電話をする際には最初の4ケタなり5ケタを確認してから掛けるようにして、思わぬ形での電話代がかからないように気を付けたいものです。


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