音声検索は万能ではない?

 昨日、車で目的地に向かう途中で時間があったので、スマートフォンのカーナビを使って新東名にある藤枝のサービスエリアへ行こうと思い、音声検索を使ってみました。音声入力の画面で「藤枝サービスエリア」としゃべり、うまくそのまま言った事を認識してくれたのを確認してカーナビの指示通りに進んだところ、だんだん違う方向にナビゲートされているのに気付きました。

 スマートフォンの画面をスクロールしてどこに向かっているか調べたところ、サービスエリアはサービスエリアでも、新東名ではなく東名高速の日本坂サービスエリアへと案内されていたのでした。なぜか理由もわからないながろも、新東名という言葉を入れなかったからだろうと思い直して、今度は「新東名 藤枝サービスエリア」と認識させ、今度はそれらしい方向へとナビゲートされたのでほっとしたのもつかの間、また変なところまで案内されてしまったのです。

 ここまで読んで、私がなぜ正しくナビゲートされなかったのかわかった方は相当注意深く物事を見ている方だと思います。ナビゲートがうまくいかなかった理由は、そもそも東名にも新東名にも「藤枝サービスエリア」なる場所が存在しないからということに尽きます。正しくは「藤枝パーキングエリア」であってサービスエリアではなかったのでした(^^;)。

 同じことをスマートフォンに向かってではなく人に聞いたら、サービスエリアでもパーキングエリアでも関係なく、すぐさま正しい場所を教えてくれたことでしょう。残念ながらスマートフォンのカーナビは人工知能を使っているわけではないので、正確な場所に行くためには正確な情報の入力が不可決だということを今回は学びました。あらかじめ目的地の電話番号や住所を調べた上で入力するのが間違いないでしょう。ただ、間違った情報を何とか処理しようとして頑張っているカーナビの動きも人間臭いと言えなくもありません(^^;)。それはそれで面白いのですが、時間に追われている時に誤作動したら相当精神的に堪えるので、くれぐれも私のような失敗はしないよう気を付けて下さい。


スポンサーリンク

音声検索は万能ではない?” に1件のフィードバックがあります

  1. 哲学はなぜ間違うのか 投稿作成者

    人類言語はなぜ万能なのか? end

    そしてなぜ私たちがそうしているかと考えれば、私たち人間が社会の中でしたいことのほとんどすべてをできるように作られた道具が言語であることが分かります。そうであるから、人類言語は当然万能であり万能であるしかない、といえます。■

コメントを残す