長期旅行のためにスマートフォンの予備電池という選択も

 昨日のエントリーを読んでいただいた方にはわかっていただけたと思いますが、旅行の最中にあてにしていたタブレットが使いものにならなくなり、かなりスマートフォンに無理な作業を長い時間させてしまいました。そうなるとスマートフォン使っているうちに本体は熱くなり、電池もどんどん減っていきます。

 一応その対策として外付けのバッテリーを用意していったのですが、今回持っていったのが単三電池を2本使うものだったためか、なかなかスマートフォンを使いながらでの充電で電池残量が増えず、またたくまに40パーセントを割るような極限状態に近づきつつありました。そんな中、あえてスマートフォンの電源を切った状態で充電を試みたり工夫してはみたのですが、それだと今度はメールなどの確認ができなくなることに気付き、その時思い出したのが、念のためということで白ロムの端末を購入時に新品を買っておいた予備の電池のことでした。

 この電池は一応充電はしたものの、それからずっと放っておいてあったのでどの程度容量がのこっているのか不安だったのですが、付け替えてバッテリー残量を見たところ90パーセント代をキープしていて、何とか残りの行程をスマートフォンで運用できました。

 今回の私の場合は込み入った調べものなどは極力タブレットの方でやろうと思っていたのですが、設定していた内容およびアプリが全て飛んでしまうという予想もしなかった状況で、正直ここまでスマートフォンを酷使するようになるとは思っていませんでした。外部バッテリーから500mA程度の最低限の出力で充電する場合は、どうしても使いながら充電池が減っていきます。スマートフォンを使いながらでも充電が行なわれるためにはできれば2Aほどの出力の大きい外部バッテリーを使えばいいのですが、価格も高いしバッテリーそのものが大きく重くなりがちなので、単純に内部電池が交換できたのは結果的には良かったですね。

 私はたまたま今使っているスマートフォンを中古の白ロムで購入し、入っていた電池がどのくらい使えるのか不安だったのですぐに予備電池を手に入れたのですが、元々の電池もそれなりに使えるということであまり予備電池があることを意識しないで済んでいました。しかし、列車での旅で、普通の充電ができない状況では電池そのものを交換するパターンというのは大変頼りになることが今回のことでわかりました。

 電車に乗っていてコンセントからの充電がしばらく難しい場合には先述のように、最低でも1Aでの出力をカバーする外部バッテリーを無理をしても用意して持って行くべきだったのでしょうが、以前充電ケーブルに100円ショップで購入した安いものを使っていて、何かの拍子でマイクロUSBの端子が折れてしまって(^^;)、せっかくの大容量バッテリーが宝の持ち腐れになってしまったようなこともありました。そんなトラブルばかり起こす私がそもそもダメなのだという批判は甘んじて受けさせていただきますが、今回の旅ほど予備バッテリーを持っていて良かったと思ったことはありませんでした。今回の内容が果たしてどのくら役に立つのかはわかりませんが、中古白ロムでスマートフォンを購入するような場合、念のために予備のバッテリーを買って用意しておくことも無駄にはならないように思います。ただそれには、バッテリー一体化されているスマートフォンではなく、自分で簡単にバッテリー交換ができる機種を選ぶということが前提となります。最近のスマートフォンには電池を自分で交換できないものが意外と多いので、特にスマートフォンの白ロム購入を考えられている方は、電池の内容についても考慮した方がいいかと思います。


スポンサーリンク

コメントを残す