越後製菓 醤油せんべい 保存缶

 これまでこのブログでさまざまな災害時にそのまま食べられる保存食を紹介させていただいてきましたが、お菓子系の保存缶はどれも疲れを取るためか甘いものばかりで、多少のどが渇いてもしょっぱいものが欲しいというニーズに応えられるものはありませんでした。

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 しかし、ようやくというか越後製菓から5年間の賞味期限を持つ醤油せんべい缶が出ていたのでとりあえず500円出して買ってきました。内容は2枚1袋のものが6袋入っていて、一缶のカロリーは374kcalとなっています。ただし、いくらせんべいが好きだからといってこの保存缶を中心に非常食をまとめた場合、その塩辛さからかなり水が欲しくなると思いますので注意が必要です。同じようなせんべいの保存缶ということで言えば、亀田製菓の「鬼太鼓」(限定販売)があります。こちらは缶とアルミパックの二種類があり、缶は5年ですがアルミパックは4年となっています。ただ、越後製菓のものと比べて容量がほぼ倍になっているので、価格面で高いのと容器も大きいことから、比較的容量の少ない越後製菓の方を購入した次第です。

 個人的には別の非常食を中心にして、甘いものはこれ以上食べたくないと思った際にアクセントを付けるために、この醤油せんべいをまぎれこませておくというのがおすすめかも知れません。個人的には一袋の量がさらに少ない小袋のおかきなどがたくさん入った保存缶なんてバリエーションも欲しいような気もしますが、まずはこのような味のバリエーションが楽しめる保存食が出てきたのは歓迎すべきことだと思っています。それも未曾有の震災が実際に起こってしまい、現地でさまざまなニーズ喚起がされたからと言えるかも知れませんが、これだけ多くの新しい非常食が出てきているというのは、とりあえず出せば売れそうだからと企業が考えている段階だからなのかも知れません。そういうわけで、今後もさらなる非常用食料が出現ことが予想できますが、私の方で現状で用意した保存食を入れ替える際に、これまで紹介させていただいた非常食がどれだけ残っているのかという点にも興味があります。できれば賞味期限を全うし、保存食のジャンル自体が淘汰されて私たち消費者が十分に満足ができるラインナップが完成するまでは、大きな震災が再び日本を襲うことのないように願いたいものです。


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