車の窓に銀マットをはめ込む効用

 銀マットを切って車の窓にはめ込むことで、外からの覗き見防止や、窓の曇り防止になるのですが、断熱効果はどのくらいあるのかというのは前から気になっていました。しかしなかなか試す機会がなく、詳しく紹介できなかったのですが、先日の伊勢湾フェリーの旅で具体的な効果らしきものを確認できました。

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 普段は窓を閉めたまま夏の日差しの中で放置しているととんでもなく車内温度が上がってしまうのですが、この夏の経験から言いますと、4ヶ所の窓をわずかに開けていても車の中に設置してある上限が50℃までしかない温度計は針が振り切れてしまいます。ちなみに、運転席と助手席の窓を全開にして置いておくとそれでも外の気温と同じくらいの40℃くらいで安定はします。しかし、そんな状態で駐車して車を離れることはできないので、真夏に長時間車を離れるような場合はある程度車内の温度が上がることは仕方がないと諦める他ありませんでした。写真のように日陰にならない所に車を停めて行かざるを得なかったのです。

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 今回の旅では午前7時過ぎに駐車場に車を置き、フェリーで鳥羽に渡って帰ってきたのが午後3時過ぎと約8時間直射日光を浴び続けたわけですが、車の側面の窓にすべて銀マットをはめ込んだことが功を奏したのか、写真のように車内の温度は温度計の針が振り切れる事もなく、42℃までで収まっています。実際には車を駐車している時間、天候はどうだったのか細かいところは確認していませんが、その日の対岸の鳥羽の天気は真夏にも匹敵するぐらいの暑さだったので、やはり効果はあったのではないかと思います。自分としてもここまで効果があるとは思わなかったのですが、夏の旅で長時間駐車をする場合には多少面倒くさくても銀マットのセッティングはやるべきだなとしみじみ思った次第です。

 本来ならカーテンを閉めた場合などとの比較をやりたいところなのですが、今回の旅では別の効用として、就寝後の早朝に銀マットを付けていないフロントガラスの部分だけ結露によるガラスの曇りがあったのに対し、銀マットをはめこんでいるところでは全く影響は出ませんでした。私の使っている銀マットは普通にはめ込むことができるよう厚手の物を使っているのですが、もし今後車を乗り換えるような場合でも、新たに銀マットを切ってはめ込むようにするのが無難かなと思っています。


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