象印 ステンレスマグ SM-EA20 0.2l

 最近、高速道路を使って出掛ける際には小容量のステンレスマグを空にして持って行くようにしています。具体的には以前にこのブログで紹介したサーモスのJNC-200というものですが、これが高速道路のお茶の出る給茶器にぎりぎり収まるサイズなので、わざわざ紙コップを取らなくてもお茶やお湯、お水が入れられ、フタも閉まるので温かいものや冷たいものの温度を保ちながら簡単に車内に持ち込めます。

 ただし、サーモスのマグは容量が0.2lといいながらちょっと大きめなので、給茶器にセットするとぎりぎりで、ちゃんと飲み物が入っているのかどうかわからないのが不満の種でした。本当は今回紹介する象印やタイガーの同サイズのマグボトルの方が全体的なサイズが小さいのでいいなと思っていたのですが、いかんせん価格が高くて安売りされることもそうそうありません。しかし、先日ようやくアウトレットセールでジャスト千円で売っていたのを確保しました。

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 写真の通り全体的な大きさおよび高さが低いにも関わらず同容量が入るのがうれしいですね(右のボトルです)。飲み口はシリコンで熱いものでも直接唇に当たらず、中がフッ素加工になっていますので、飲み終えたらお湯や水ですすいで清潔に保つことも簡単にできるでしょう。

 0.2lというのは、だいたい定量が出る給茶機の2回分くらいになりますが、連続して給茶機を独占するとひんしゅくを買うかもしれませんのでご注意を。個人的には備え付けの紙コップの代わりとして使ったり、混雑時に紙コップが切れてしまった時のために普通に適量を入れることで十分満足しています。日本ではコーヒーを飲もうとするとしっかりお金を取られるものの、日本茶については無料でサービスしてくれることも多く、高速道路でも例外ではありません。保温がききフタが閉まるので、後で飲むためにも重宝します。眠気覚ましのためにも濃い目のお茶を入れておけば、居眠り運転対策にもなります。というわけで、高速道路のサービスエリアに置いてあるお茶が好きな方には大変便利なものです。

 高速道路を使わない旅の場合でも、写真のようにボトルの大きさはこの小ささなので、車から降りてちょっと歩くような場合でも気軽に飲み物を持ち運ぶことができます。中味が入っていないまま持ち出しても、自動販売機で買った飲み物が飲みきれない場合などは飲みきれないものを入れることができます。こうした小さいマグボトルはポケットに入れてもいいので、機動性抜群です。

 一般的にこういう容器の場合、大は小を兼ねるとは必ずしも言えないということも覚えておいて損はありません。例えば、1lなどかなり大きめの真空ステンレスボトルに給茶器一回分およそ100mlのお茶を入れるのと、0.2lのボトルに入れるのとでは全体に占める飲み物の割合が多い0.2lのボトルの方が長く温度を保てます。性能を示す飲み物の温度持続時間というのは容器を一杯にした容量で計っているので、少ない量しか入れないような時やそれほど量を飲まないような場合は、自分に合ったサイズのボトルを用意しておいた方がいいのです。今回紹介したボトルタイプだけでなくフタの閉まるマグカップやタンブラータイプなどさまざまな種類がありますので、自分の好みでいろいろ物色してみると旅も楽しくなると思いますよ(^^)。


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