白ロム携帯電話の選び方

 私の持っている携帯電話のうち、ドコモ契約はGalaxy TabをWi-Fi運用する前提で契約していたのでデータ通信はおろか音声通話すらしない状態で維持しています。この契約はそろそろ2年経過し更新月を迎えるのですが、やろうと思えばさまざまな選択をすることができます。

 契約自体を止めてしまうこともできますが、他社に転出することで新たなハードとキャッシュバックなどを得るようにするか、そのまま維持するかというところで考えていました。このブログのネタを提供するという点では早く他社へ移るべきなのでしょうが、タブレット端末はあえて3G通信をしなくても、端末側から無線ルーターの起動休止操作が可能なものも出てきましたし、Wi-Fi通信のみをサポートするiPadやNexus10あたりでも十分に使える状況になってきました。また2年ごとにさまざまな手続きおよび、キャッシュバックがあるとしてもタブレット端末自体維持において月々の負担が増えたり、中途解約での違約金を考えながら契約するのもいやなので、今のところそのまま回線のみ維持する方向で考えています。

 契約当初はもしもの場合に備えて「ケータイ補償お届けサービス」に入っていたものの、自宅の中だけで使うようになるにつれ、それも外してしまったため、月額で言うと千円を切る低額に収まっています。iモード・spモードすら契約せず、請求書を省略することでそうした金額になるのですが、果たしてここまでそぎ落としたプランで大丈夫かと思われる方も多いかと思います。

 私の契約している端末がタブレット端末ということで、そのままでは通話専用に使うことは難しいので、改めて白ロムで購入したスマートフォンでない携帯電話にしてしまったので、そういう意味でも補償サービスを付けていても意味がないのですね(^^;)。とりあえず通話するだけなら中古ショップで安い携帯電話を買えばいいだけですし、故障した場合も新しいものを買い換えるだけで済みます。私自身安いものを見付けると修理代替わりに買っているような状態なのですが、購入のポイントは少なからずあります。

 最低限の機能として「エリアメール」(緊急地震速報などが入った場合に大きな音で知らせる機能)があるものを選ぶようにしています。端末の状態はいいに越したことはありませんが、付属品の有無には全くこだわりません。

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 ちなみに、写真のものはちょっと前に購入して、キッズケータイと使い分けている、らくらくホンF-07Aです。キッズケータイには例えば人に貸してこちらから連絡するような場合、発信されることを考えないで渡せるそれなりの良さはあるのですが、着信はまだしもダイヤルボタンが付いていないので不特定多数の番号に発信することができません。そのため、機能をできるだけ簡略化したもののちゃんと発信はできるらくらくホンを追加で購入したのですが、私がたまたま見付けた白ロムは本体以外何も付かないということからかなり格安で購入できたのでした。

 最近ではさまざまな店舗で携帯電話・スマートフォンの白ロムが販売されていますが、業者によってはスマートフォンやタブレット端末中心の品ぞろえをしているところではかなり安く普通の携帯電話を売っている場合があります。端末の状態が良くても、私が購入したように箱や付属品が全く付いていない場合には思わぬ安い価格が付いていることもあります。ドコモ回線を最低限まで絞って維持するためにそうした端末を狙うことで、修理をせずに現状の契約を続けられるというわけです。何のために使えもしないドコモ回線を維持するのだと思われる方もいるかも知れませんが、私はウィルコムで主に通話しているので、ウィルコムの圏外に出た際にこちらの回線に転送をかけています。その場合、ウィルコムからドコモ回線への転送料金が発生しますが、番号通知はちゃんとしてくれるので敢えてその場では出ないでウィルコムのエリアに移動してからコールバックすることもできます。データ通信用SIMにIP電話のアプリを入れたスマートフォンでも同じことができるのかも知れませんが、通話と音質の安定性では通常のドコモ回線の方が私は安心できます。

 現状で携帯電話やスマートフォンを購入する場合、正規品は携帯電話会社とのセット契約が必要になりますが、このように安く白ロムの電話を購入することができれば、従来の契約内容を変える必要も生まれません。将来的にSIMフリーの携帯電話やスマートフォンが本体価格のみで買えるようになればいいのですが、それまではこうした白ロムにお世話になることは続きそうです(^^)。


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