安全確認のための配慮を

 先日、国道のバイパスを車で走っていたら、明らかに車中泊の旅をしていそうな軽のワンボックスタイプのダイハツ・ハイゼットと併走する機会がありました。ナンバーは鹿児島だったので、静岡から鹿児島まで車中泊をしながら帰るのかも知れません。なぜ車中泊をする車かわかったのかと言いますと、後ろの窓に銀マットを張っているのが後ろから見えてしまったからです。

 追い付いて併走したところ、側面のガラスにはカーテンがかかっていました。中がどうなっているかによりますが、すぐに就寝環境に入れそうな感じに仕上げているなと感じました。

 ただ、それはいいとしても走行中に後ろの視界をさえぎるようにしていて大丈夫かなと思います。私も状況によっては車の後ろに荷物を目一杯詰め込むことがありますが、その際はサイドミラーでしか後方を確認できないので、車線変更や駐車場に車を入れる際には必要以上に注意をしてやらなければなりません。

 それから、これは私の経験ですが、2013年のゴールデンウィークに眠くなったらすぐに寝られるようにコットを組み立てた上で助手席に立掛けておくようにしたのですが、前の席の窓を遮るわけにはいかなかったので一部解体して出掛けました。ただ後ろはそのままだったので、後方左側の視界がコットを立てた事によってさえぎられてしまったままの状態で運転していました。そのため車線変更のたびにストレスとなり、極力車線変更を控えるような運転になってしまいまして、心なしか運転していて疲れたようになってしまいました。また、ごく最近知り合いが後ろから追突されるもらい事故を受けてしまったという事もあります。追突の場合はどうしようもないという事はあるのですが、後ろから車が来ているのがルームミラーから認識出来れば、少なくともこちらが急ブレーキをかけて止まったところに追突されるような場合は、後ろの状態を見ながら衝突の寸前に身構える事はできるかも知れません。

 キャンピングカーや冷凍設備を載せたトラックのような場合は最初から後ろが見えないという事で仕方ないところはあるものの、荷物や遮蔽物をどかせば視界が確保できるのであれば、車を動かして移動する場合には多少面倒でもできるだけ多くの視界を確保するようにすることで、結果的に事故を予防することにもつながってくると思います。先日のドライブでもそうだったのですが、一般道を長距離移動するとかなりの確率で出会うのが事故による車線規制による渋滞です。電車を停めてしまう人身事故ほどではないにしろ、自分が大変になるだけでなく多くの通行する人たちにも迷惑を掛けてしまうわけですので、少なくとも自分が事故渋滞の原因にならないように、極力自分の荷物が視界を妨げないよう十分気を付けようと思っています。


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