国内旅行でホテルの安い部屋が取りにくくなる?

 ここのところの円安で、海外からの観光客の方々が日本に押しよせているといいます。今まで閑散としていた私の地元の富士山静岡空港も例外ではなくかなり多くの人が出入国しているようですが、ある状況に空港の方が頭を痛めているのだそうです。それは、夕方の便に乗るため当日の朝から空港で待っているアジアからの観光客の方が結構いるとのこと(^^;)。なぜわざわざ日本に来たのにこんなもったいない時間の使い方をするのかと思うところですが、買い物ツアーで日本に来る人たちは、買い物にほとんどのお金を集中させたいということで、日本での観光よりもとにかく日本での買い物重視になっているのではないかと私には思えます(^^)。そうした流れからすると、日本での宿泊についても一定の傾向が見えてきます。

 これからの数年は東京オリンピックをピークにして海外からの観光客をいかに受け入れるかということで、首都圏のホテル事情が気になりますが、国内で一泊や泊の旅行をしようと思っている人にとって、シーズンのオンオフ関係なく安いホテルが取れない状態が出始めているのだそうです。今のホテルはインターネットから直接予約ができるため、海外のツアー客によってまとめて早いうちから安い部屋が押さえられてしまうという傾向があるのだそうで、これも買い物以外には無駄なお金を使いたくない傾向なのかも知れませんね。

 首都圏では実際に、一部では今まで五千円以下で泊まれていたビジネスホテルが、安い部屋から先取りされてしまう傾向があるのだとか。今度この傾向がエスカレートすると、場合によっては海外観光客が殺到するようなところでホテルを探す場合、下手をすると安いと思われている大手ビジネスホテルチェーンに泊まる場合でも、一泊一万円くらいの部屋しか残っていなくなる可能性もあるという話もまことしやかにネットでは語られているのですが、少なくとも東京オリンピックが終わるまでは、国内旅行をするためのホテルの確保が難しくなることは覚悟しておいた方がいいのかも知れませんね。

 私が旅行のためホテルを予約する場合は、できるだけぎりぎりになるまで決めないようにしていましたが、これからはその方法が使えなくなる可能性が大ですね。今後の対策としては、ホテルの会員になって一般より先に予約するという方法もありますが、これだとかなり前から旅行の計画を立てなければいけなくなります。

 そうして何とか安い部屋を確保できたとしても、実際に外国人観光客の集団と鉢合わせした場合、騒がしくてゆっくりできないというような話はあちこちで聞きます。ホテルの数も限られているわけですから、もしそうした人に当たったとしても我慢するしかないでしょう(^^;)。今後国内旅行を考えている方は、まずは早目に目的地周辺のホテル事情についての情報を仕入れ、それなりの対策を立てておいた方がいいのかも知れませんね。


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