ヤマザキナビスコ リッツ缶S

 三立製菓のカンパンと並んで、5年保存可の非常食といえばヤマザキナビスコのリッツ缶を思い浮かべる方も多いかも知れませんが、これまで店頭で見掛けるものはどれも85g×5Pが入っている大型のL缶しかなかったので、車載用として導入することを躊躇していました。家庭内や企業などで備蓄するためには大型のものの方がいざという時これ一つで済んでしまうということなのかも知れませんが、見付けたら買おうと思っていた44g×3Pが入ったS缶をようやく見付けたので購入してきました。

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 写真のように、缶の大きさはビスコ缶と同じくらいです。収納する際も大きさが揃っているので車の中で収まりが良くなります。そして、今まで紹介してきた非常食というのはことごとく甘いものであったため、多少塩味が利いたクラッカーであるリッツの存在感はかなり引き立つことが予想されます。

 考えてみると、非常食として塩味の利いたものがなかなか見付からないというのは、食べすぎるとノドが乾き、多くの水を消費する危険性があるからなのかも知れませんね。その点、このリッツの塩味というのはそれほどきつくなく、他の食材を乗せても美味しいので、缶詰などで他の食材が入手できるなら合わせてみるのもいいかも知れません。

 場合によってはこのリッツ缶を複数用意し、甘いものに食べ飽きたら開けるというパターンでいけば非常時でも用意した非常食全体を美味しくいただけそうです。家の中に保管しておく場合は、他の缶詰の具材を載せて食べることで、食事のようにしていただくことができるのも嬉しいですね。私の場合は家にシーチキンが常備されているので、それと一緒にいただこうかと思っています。

 そして、一度開けてしまうと残りも食べなければならない缶入り食料の性質を考えると、家族単位で非常食をそろえる際にも、S缶を複数用意する方がずっと食べずに賞味期限直前に消費する際に大変な思いをしなくて済むような気がします。非常食は用意しておきたいものの、甘いものは苦手という方は、導入を検討してみるのもいいかも知れません。


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