ネットラジオ時間差配信の有難さ

 私が最近ラジオ放送を録音する場合、そのほとんどをインターネットラジオをスマートフォンのアプリraziko と raziko拡張(こちらだけ有料)を利用しています。録音したファイルはそれほどファイルが大きくないので、まとめてCDに焼くという他にもクラウド上に置いておき、必要に応じてダウンロードして楽しめるようにしているのですが、最近助かったことがありました。

 普段の録音はアプリのradiko拡張のおかげで番組表をダウンロードしてそこからテレビのように録音できるのですが、テレビと違ってラジオの番組というのは事前に何を放送するかあまり気にかけることもないので、車の中でラジオを聞いていてこれは録音したいと思うこともまれではありますがあります。昨日たまたま、めったにメディアに出て来ないような人のインタビューが放送されたので、これは録音したいと思ったのですが、すでに番組自体は始まってしまっています。

 今までの常識でいけば諦めるしか無いのですが、何とか途中からでもと思ってスマートフォンのアプリを起動し、今聞いていた放送局に合わせたところ何とまだ番組放送前でした。すぐに録音の手続きをし、冒頭ちょっと欠けたものの何とかインタビューの内容は録音することができました。

 これは、インターネット放送の特徴として同時放送と言ってもかなりのタイムラグがあるためで、このタイムラグのおかげで何とか録音が間に合ったということになります。車の中でラジオを聞いていてこれはという番組があったら、その時点ですぐにスマートフォンで録音する作業をすれば間に合うことが今回わかり、自分の中ではかなり便利に使えるようになりそうです。ただし、このような録音を使うには、ラジオ放送を流し続けるだけでもデータ通信容量を消費しますので、あくまで緊急用として対応する必要はあるかも知れませんが。

 以前ラジオの付いたICレコーダーが登場し、外でも自由にラジオ録音ができそうなので購入しようと思ったことがあったのですが、ビルの中や移動中など受信自体が難しい場合もあるので、スマートフォンでインターネット配信を録音できるならそちらの方がよっぽど安定して使えます。今回私が使ったSIMはmineoのau LTE低速でしたが、低速でもラジオ程度なら十分使えるのが有難いです。車のラジオで私と同じように録音したいラジオ番組の放送があったら、まずは安全な場所に車を停め、スマートフォンからの録音を試してみてください。


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