ネットにアップする文章を書く前に

 私はブログを中心にインターネットにいろんなことを書いていますが、ツイッターのような即時性のメディアというのは見るには便利ですが、即時発信という方法がちょっと気になったので現在はブログ中心にしています。というのも、もしこちらのツイッターの発言を時系列的に追っていかれた場合、特にそれが外出中の時だった場合は、自分の行動をすべて自分でさらけ出してしまうことになります。自分にはプライバシーなどないと開き直って発信を続けている方もいるかと思いますが、特にストーカーの標的になりやすい世代の方は、あえて自分から狙われるような活動をする場合は、常に最悪の状況になるかも知れないということを考えながら発信をした方がいいように思います。ということで、そんな方の参考になれば幸いですが、私が気を付けていることについて紹介させていただこうかと思います。

 定期的にネット上に書き込む場合、つい「私は今どこにいて何をしている」という情報を包み隠さず発信してしまう人が多いような気がします。私が旅に出て出先から書く場合には、少なくともその日に宿泊する場所については決してその日には書かないようにしています。友人と会ったりオフ会をするために告知したい場合には、必ず閉じられた場所にアップするかメールや電話など、外に伝わらない方法をとり、その結果は翌日以降か旅が終わってからじっくりと報告するような形を取ります。私の場合車中泊のブログのため、その日のブログで車中泊場所を明らかにしてしまうと、確実に自分の居場所を教えてしまうことになりますので、そうした行動は慎むようにしています。

 あと、私がさまざまなネットにおける炎上事件を見ていて思うのは、ネットに写真や文章をアップすることについてのハードルが低い人がトラブルに巻き込まれているということです。車やバイクを運転している中で、つい道路の制限速度を超えてしまうことというのは良くあることで、たとえそれが警察やパトカーの面前で起こったとしても、よほどひどいところでない限りは検挙されることはないと思います。しかし、スピードメーターを映像や動画で撮影してそのままアップしてしまうということまではしなくても、制限速度で移動していては到底着かないような時間で移動しましたなんて書き込みから日常的な速度違反を指摘されるというようなこともあり得ます。いわゆる「武勇伝」的な行動は、ネットで出せばトラブルの元になることもあるかも知れません。

 最後に私自身の経験から言うと、こうして書いたものをアップする前に一通り見直してアップするようにはしているのですが、それでも単なる誤字脱字以上の間違いをしでかし、数多くの訂正を余儀なくされているという事実があります。これは、多くの文章を書いてアップする中でつい自分の思い込みをそのまま書いてしまい、しっかりした検証を怠ったツケが出てきているということでもあります。再度読み返せばつじつまが合わなかったりおかしいことがわかったかも知れませんでしたが、いったんアップしてしまえば問題を残したまま公開されてしまうことになります。たとえ短文の投稿であったとしても、本当にこのまま投稿してしまって大丈夫なのかという気持ちを持ち続けることもまた大切ではないかとしみじみ思います。私もたいそうなことは言えないのですが(^^;)、今後はよりアップ前のチェックに気を配り、致命的なミスを残したままブログをアップしないように気を付けたいと思っています。


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