インターネットブラウザは最低2種類インストールすべし

 昨日の夕方、知り合いの方から電話がかかってきて、かなり悲痛な訴えをされました。仕事でウィンドウズ7を使っていて、急にインターネットブラウザのインターネットエクスプローラーが開かなくなったとのこと。

 すぐに自分のパソコンを開いて確認したもののそのような現象は出ず、原因がどこにあるかわかりかねたのでなかなか良い回答を出せないでいたのですが、困ったのが、その方はインターネットブラウザを1つしか入れていないので、インターネットエクスプローラーが起動しなければ、別のインターネットブラウザを検索した上でインストールすることもできません。最悪の場合、こちらの方で入手したソフトをメールに添付して送ることも考えましたが、とりあえずシステムの復元をしてみて駄目だったらということにして電話を切ったのですが、このトラブルはかなり多くの人が巻き込まれている可能性があることがわかりました。

 というのも、その方の入れているウィルス対策ソフトの「ノートンユーティリティ」を更新したことがこのトラブルの原因だったということが後からわかり、ネットにその対策が掲載されているのを見付けて何とか開けるようにできたのですが、そうした事情が飲み込めない人だと、何の理由もなくインターネットが使えなくなるということになるわけで、週明け以降にはかなり大きな問題があちこちで出てくるような気がします。

 電話をいただいた方は業務で使っているツールがインターネットエクスプローラーで使うことを前提に作られていたということで、ネットを利用するためのブラウザは1つしか入れていませんでした。もしその時に、何か別のブラウザを導入していれば、ノートンユーティリティに関する情報や対策をネット検索して何とかなる方法も見付けられますが、今回のようなトラブルがあってから何とかしようとしても遅いわけです。これを読んでいる方でパソコンの中に1つのブラウザしか入っていない方は、すぐにchromeでもOperaでも、Firefoxでも入れておき、ブックマークも共有しておくことをおすすめします。あと、複数のパソコンを持っていても、同時に同じようにシステムやソフトのアップデートを行なわないようにすることが、結果としてそれまでの作業内容や仕事を守ることになります。


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