SIMフリースマホの買い換え時には「Android8.1」かどうかを気にすべし

先日、とあるSIMフリーのスマホが安売していたので食指が動きかけましたが、迷っているうちに定数終了という残念でもありほっとしつつもありの結果に終わりました。今後福袋の中味であるとか、年末年始の大安売りで多くのSIMフリースマホやタブレットが売られることになると思うのですが、そこで気にしていただきたいのがAndroidのスマホやタブレットの場合のOSのバージョンだったりします。

というのも、最近では国内メーカーのスマホを中心におサイフケータイ機能の付いたスマホは多く売られているのですが、キャリアが販売するスマホとの大きな違いとして緊急速報の「エリアメール」を受けることができないというデメリットが有りました。

エリアメールの大きな音に、こんなものいらないと思う人にとっては鳴らない事自体がメリットであるかも知れませんが、音自体は設定で止めたりバイブにすることも可能なので、やはり大きな天災が起こった時やミサイルが飛んで来たことをいち早く知るためにも、このエリアメールは受信できた方がいいわけで、特に自分ではスマホの見極めができないような高齢者の方にとっては、やはりキャリアの端末と同じようにエリアメールが使えるならそれにこしたことはないでしょう。

そこでというわけでもないのでしょうが、今後はSIMフリースマホであってもエリアメールが使えるようにしていくという話が進んでいて、とりあえずはAndroidのバージョン8.1向けにエリアメールを使えるようにすることで話がまとまったというニュースがありました。ですから、今後新たにSIMフリースマホを購入する場合、本体のバージョンアップが可能なのか、可能ならばバージョンアップ後にAndroid8.1になるスマホであるかを確認して購入した方がいいということになります。

もちろん、エリアメールが使えないSIMフリースマホを使っている場合でも、「Yahoo!防災速報」のような即時通知可能なアプリを入れれば、集中豪雨や火山噴火情報などきめ細かい情報も通知されますので、ある意味エリアメールよりも便利になるかも知れませんが、設定で多くの場合に通知しすぎてしまうといつも鳴り続けてしまってそれはそれで大変になります。自分のいる地域に大変な事が起こった時に鳴るというのはシンプルで、さらに同じタイミングで大手キャリアに入っている人のスマホも鳴るので、ある意味安心できる部分もあるだろうと思います。

ですから、今後スマホの安売り販売があったとしても、果たしてそのスマホに入っているOSは何か? さらにメーカーがAndroid8.1へのバージョンアップを保証しているのかどうかを確認した上で入手するようにしないと、エリアメールが使えないから安い製品を買ってしまって、後からその事に気付いても遅いということになるでしょう。

うちの場合も、私自身はドコモ契約のガラホを持っているのでエリアメールは使えるのであえてすぐ買い替える必要は感じませんが、格安SIMで2世代前の国産SIMフリーのスマホを使わせている親のスマホについては、やはりエリアメール対応のものを次に買い替える時には手に入れたいと思っています。

Androidのバージョンアップについては、たとえメーカーが将来的にどこまでのバージョンアップを予定していると発表していても、実際に新たなバージョンが出てもバージョンアップをなかなか提供しなかったり、バージョンアップそのものを行なわないような事が過去には行なわれてきたこともありますので、あくまで将来の約束を信じないで、すでに新たなバージョンが入っているものの中から選ぶのがいいと思います。そんなわけで、年末年始のSIMフリースマホの安売りでは「Android8.1」を挟んで、今後も長く使えるかそうでないかの判断が分かれることもあるということを十分に考えた上で購入するように気を付けましょう。


カテゴリー: スマートフォン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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