シニア向けのスマホをプラン設計する その2 最終的に選んだスマホは?

シニア向けに作られたスマホというと、MVNOの格安SIMが使えるということではドコモのらくらくスマートフォンのシリーズが思い浮かびますが、このらくらくスマートフォンというのはAndroidスマホであるのですが、勝手にアプリを入れ過ぎて動作が不安定にならないためかGoogle Playが使えない設定になっているものがほとんどです。

ただ、メールやBluetooth経由でアプリ本体を送ることでアプリの導入自体はできるのですが、問題となるのはメニュー画面にドコモ関連のサービスメニューが鎮座していて、MVNOではそれらが全く使えないのにメニューに有ることで利用者の方が混乱する可能性があるので、そこまで苦労してカスタマイズするなら普通のスマホをシニア向けにアレンジした方がいいと思い、ドコモのらくらくスマートフォンのシリーズをチェイスすることはやめました。

そうなると、選ぶスマホについては新品で購入するならSIMフリーのZenfone Goが2万円くらいで買えますし、充電台が付いている国産スマホなら富士通のarrows M02ですが、さすがにこういうものを買って結局使わないなんてことになったらちょっと悲しいので、中古で安いものから選ぶことにしました。

中古というとドコモの白ロムが思い浮かびますが、中古を購入する場合に考えたことは、やはり電池パックを交換して使えるものがいいと思いましたし、防水機能が付いていればなおいいでしょう。さらに充電台が付いていてある程度はシニア層をターゲットにしていてと思ってふとひらめいたスマホがありました。

これを書いている時点ではほぼ販売が終了している富士通のarrows M01はドコモのらくらくスマートフォンの中の一台のスペックと似ていて、メニューもシニア向けのものを選べ、後継機のM02よりも電池の持ちは良いなど、基本的な機能を使うだけならまだ十分使えるモデルです。
たまたま大手の中古販売店が値下げをしていて1万円くらいで程度のいい物を入手できそうだったので、まあ失敗してもいいやと思ってその品を注文してしまいました。実際に届いてみると、手になじんでスムーズに使える印象です。

arrows M01全景

細かな内容については改めて紹介させていただこうかと思っていますが、通常のスマホよりもシニアに使いやすいような設定項目もあり、ホームアプリもいろいろ工夫すればかなり使いやすくなりそうです。もちろん、あらゆる機能を使おうとしてあれもこれもと考えていけば容量は少ないですし難しい点はありますが、どこまで用途を絞るかということを考えながら、DTI SIMのSIMカードが届くまでいろんな設定にチャレンジしていきたいと思っています。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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