JRデジタル時刻表を無料で使い続けると

 以前のブログで、紙の時刻表がそのまま電子化されないかと書いたことがありましたが、すでに御存知の方も多いと思いますが、主にJRのみどりの窓口に置かれている「JR時刻表」をそのまま電子化したタブレット端末専用のアプリ「JRデジタル時刻表」がリリースされました。

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 私は普段全く電車を使わないので情報の入手が遅れたため、7月末日までの割引キャンペーンが終了した後にこの話を聞いたので(;_;)、とりあえず14日間の無料試用期間に使い勝手を試してみましたが、本当に紙の時刻表をタブレットの中に収めた感じで、不満点といえば一月分約千円と、紙の時刻表とほとんど同じという価格設定でしょうか。

 とりあえず無料利用期間が終わり、最新の時刻表データをダウンロードしたものの、当然ながらそのデータは見られないようになっています。お金を払えばインターネットに繋がっていなくても時刻表データを見られるのですが、これはしかたありませんね。

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 では無料のままで何ができるかと言うと、インターネットに接続した状態での経路検索が可能です。これだけでは普通のアプリと変わりませんが、特徴的なのは時刻表に載っている路線図から駅をタップして選べる点です。この地図をタブレットに入れて持ち運べるだけでも個人的には嬉しいですね。なお、この経路検索は新幹線や有料特急を除外しての検索も可能なので、青春18きっぷの行程を検討するのに十分実用になります。

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 あと無料で使えるものとしては、時刻表巻頭にある特集ページの閲覧と、これも時刻表の巻末に載っているJRグループ指定旅館・ホテルおよび日本ホテル協会会員ホテルの一覧広告がそのまま見られることです。最近はネットで予約できる格安のホテルばかり使ってはいますが(^^;)、インターネットが通じない場所でその日の宿を探す場合には役立つので、常に最新のデータを月末ごとにダウンロードしておくのも無駄ではありません。

 こうしてみると、無料試用期間が切れたとしても、すぐアプリをアンインストールするのはもったいないかも知れないアプリであると私には思えます。スマートフォンでは使えないタブレット端末だけしか使えないアプリではありますが、どうしても手元で時刻表が使いたい場合だけ料金をチャージして使うというのもいいかも知れません。


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