Googleのパスワードを変えるもう一つのメリット

各種サービスをインターネットから使うにあたり、推奨されているのがこまめなパスワードの変更ではないかと思います。このパスワード変更については専用のアプリを使うやり方やノートにパスワードをメモしておくという方法など色々ありますが、その方法についてはご自身で使いやすくいざという時に家族に知らせやすい方法ということでは、ノートにメモしておくのが将来的にはいいかな? と現在は思っていますが、今回は特にGoogle IDで設定しているパスワードを変更してみました。

基本的にはパソコンで使っているChromeのログインおよび、Gメールのアカウントになるので、結構大切なパスワードなのですが、やはり定期的に変えた方がいいようです。今回は、単なるセキュリティ目的ということもあるのですが、先月くらいにスマホを新しくしたことで、常用する端末を変えたということがあったので、使う端末を絞り込み、今まで使っていたどの端末でもアクセスできないようにという側面もあります。

どういうことかというと、現在自宅にあって使っていない端末においても過去のIDが入っている端末があった場合、普通に自分のIDによるGoogleのサービスが使えてしまうので、家族にメールが見られてしまったり、クラウドの中味を覗かれたりする危険性があります。さらにそうした端末を盗まれてしまう場合や、オークション・中古端末として売った場合、中に情報が残したままで出してしまった(家族が自分に了解を取らないで勝手に出されるケースもあるかも)場合、そこからアカウント情報が漏れる可能性も否定できません。今回パスワードを変えたことで、自らパスワードの変更作業を行ない改めてログインしない限り、Googleのサービスは手持ちの端末でしか使えないようになりました。

特に私のようにスマホを替えた場合で、今まで使っていた端末を使わないことがわかっている場合は本体からGoogleへのログアウトを行なうか、新しい端末でパスワードを変更するかで、勝手に自分の情報を見られないように端末をコントロールできます。

どうしても過去の端末でもログインして使いたい場合には、改めて新パスワードでログインすればいいわけなので、今回のように何かの拍子に変えてしまうことで外からの悪意ある侵入者に対抗することはできるでしょう。

そして、できれば面倒だと思わずに2段階認証を導入し、不幸にもパスワードを突破されたとしても相手に簡単にアクセスできないように守りを固めることも考えておいた方がいいでしょう。通話兼用のSIMカードで利用していればその番号にショートメール(SMS)を送る設定にすればいいですが、通話専用のSIMとデータ専用SIMを持つ私の場合は、通話専用のSIMの電話番号にメールが来るようになっています。通話に使う気がなくてデータ専用のSIMを契約する場合、できれば2段階認証のできるショートメールの使えるSIMを契約することをおすすめするのは、こうしたセキュリティ上の事を考えてのことです。

ちなみに、大手3大携帯キャリアのうち、auだけはデータ通信専用回線でもショートメールが使えますが、ドコモとソフトバンクの場合「SMSオプション」の付いたデータ通信カードを導入する必要があります。もちろん、すでに電話番号での通話のできるSIMを契約している場合は私のようにメールを別の端末に送ってもらうことで対応可能ですので、あえてSMSオプションを付ける必要はないのですが、代替回線のない方で通話はいらない方でも「SMSオプション」は付けておいた方が安心であることを覚えておくといいでしょう。

さらにこれは稀な例ですが、今私の使っているHuaweiのタブレットはauのデータ専用SIMを入れてもショートメールの受信ができない仕様になっているようです(^^;)。最初その話を聞いた時には何か損をした気分になったのですが、余分な費用もかかっていないので、それはそれとして現在はショートメールは諦めて別の端末から利用するようにしています。このように、色々と奥の深いこともありますが、新年から自分のパスワードが勝手に他人に使われてしまわないように、新たに端末を購入した場合の以前の端末の管理には十分にご注意下さい。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す