Clova friendsを購入してみました

昨日からネットでいろんな情報を見ながら少し考えましたが、改めて一日頭を冷やす中でClova friendsを購入することにしました。たまたま昨日現物を見た家電量販店系列店から改装による店じまいのメールが来ていて、そのお店で購入するとさらに1割引いてくれるということがわかったので、今回は昨日紹介した価格より更に安くなり、税込みで3,033円で本体を購入することができました。

その大きさは携帯電話と比べてもそれほど大きくはなく、車のドリンクホルターにも収まる口径のものなので、スムーズに車の中にも導入して使うこともできそうではあります。初期設定にはこちらが途中で作業をストップさせてしまったためもあってなかなかうまくいかず、小一時間かかってしまいましたが、それは私の方が悪いのでネットで調べて本体を再起動したり、初期化したりしたのですぐには終わらなかったのですが、ウェブページで紹介されている初期設定のやり方をしっかりその通りにやればそこまで大変なことはありません。

私の購入したClova friendsはちょうど耳のところにマイクが2つあるのですが、amazon Echoと比べると最初の呼びかけ「クローバ」をうまく認識しないことがありましたが、まあこんなもんだと思えば腹も立ちません。ニュースの見出しのようなアナウンスを読み上げるのは合成の女性の音声ですが、これもamazon Echoと比べるとかなり機械の合成っぽくイントネーションが自然にはとても聞こえないところがあります。また、これもインターネット上の口コミでは挙がっている内容の通り、テレビを付けている部屋に置いておくと、「クローバ」という動作のためのキーワードをテレビは出していないのに、誤動作で音声入力待ちになるケースが初日から複数回ありました。家族のいる部屋で使う場合は、使わないなと判断した際には電源を切っておいた方がいいのかなという状況もこれから出てきそうです。

さらに、使える機能をユーザー側で増やすことはできないので、今後の展開によっては単なるBluetoothスピーカーになってしまう可能性もあるというところもあります。ただ、音的には一人で音声をながら聴取するには十分な音質をキープしている感じがします。個人的にはもはやラジカセは使いませんし、コンポの類についてもあえて買って使おうとも思っていないので、これだけでネット上の音楽はいくらでも再生できるわけですし、もっときちんとした音楽が聞きたいと思ったらコンサートに行ったりまだ存在していればジャズ喫茶にでも出掛けて聞くという風に割り切ればそれはそれでいいのではないかと思います。そういう意味では私にとってはこの手のスピーカーは究極の断捨離グッズではないかと思うところです。

それにしても、このブログでは数年前にスマホに有線接続して使う小型スピーカーの全員プレゼントに応募した話を紹介したことがありましたが、その頃と比べると有線からBluetoothによる無線に突入したと思ったらスピーカー自体がWi-Fi接続により自分でネットから情報を取りに行って単体でも音声認識で動くAIスピーカーに進化し、価格も万単位でなく数千円で購入できるようになってしまったのですから本当に驚くほどの進歩です。

以前は、新たな技術を使ったハードが出てきた時にはまずプロユースから入り、民生用として出てきたものでもオーディオだと数十万円もしたものもありましたが、今は本当に民生用として使えるまでが早いということは言えると思うので、そこまで新しもの好きではないなら多少価格がこなれてから購入すれば十分だなという感じがします。ちなみに、今回のClova friendsにはLINE Musicの6ヶ月無料クーポンが付いているのですが、このクーポンを利用する場合には利用料金を引き落とすためのクレジットカードなどの登録が必要なので、ぎりぎりまで使って止めたいと思っていてもその作業を忘れてしまうときっちりと一月980円のLINE Musicの利用料がかかってしまいます。あくまでLINE電話のやり取りに使うのがメインという方は音楽はスマホからBluetoothスピーカー状態にしてから再生という形にしてクーポンは使わない選択をするというのも、安く本体を使い続けるためには最初に考えておきたい事ではないかと思います。


カテゴリー: その他のハード | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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