ChromebookにLinuxを入れる その3 「Googleリモートデスクトップ」を使う

話の順序としてはもしかしたら前回と今回を入れ替えた方がいいかも知れないと思ったのですが、単体でオフラインでもLinuxを導入することで旅先で得られるメリットの方が大きいと思って今回のような構成にさせていただきましたが、苦労して設定を変更したりアプリを導入しないでも簡単に実現できる、今回紹介する「Googleリモートデスクトップ」も出先では便利です。

リモートデスクトップ環境を作る手段は色々あるのですが、何せChromebookではウェブブラウザの「Chrome」しか動かないので、リモートデスクトップ(出先などから自宅などのパソコンにアクセスし、パソコンのデスクトップ画面を表示しながらリモートコントロールする仕組み)を行なうためにはChromeの機能拡張で導入するのが唯一の方法でした。

実は、この文章もリモートデスクトップでウィンドウズパソコンにアクセスし、そこからウィンドウズ上のエディタの呼び出して書いています。自宅のADSLで数Mbpsくらいのネット環境でも十分快適に入力作業が行なえるので、旅行の際にはウィンドウズパソコンを持って行かなくても、Chromebookでネットが使える環境まで移動できれば、その場で最新のWindows10が使えるわけです。

ただ、今回この方法でChromebookを利用しようと思ったのは、持ち運びはしやすいものの小さすぎるため今まではほとんど使っていなかった8インチWindowsタブレットを復活させようという魂胆のためです。

以前、ハード的なスペックもROMが64GBあり、さらに標準でマイクロソフトオフィスの正式版が付いているということで購入した8インチタブレットの「Lenovo Miix2 8」だったのですが、写真のような古いタブレットのため端子が少なく画面も小さいことでなかなか単体で使おうとは思えず、もったいないと思いながらウィンドウズのアップデートがある時にだけ電源を入れていた状態だったのですが、今回Chromebookを旅先で主に使う事にすると、別の使い方が見えてきました。

出先でそのまま使うというよりも、ホテルなどで電源もWi-Fiも両方使える状況の中で、Chromebookの画面の中で「Miix2 8」の画面を出して使ってしまおうというものです。解像度の違いから私のChromebookで使う場合、画面の左右に空白ができてしまうのは残念ですが、やはり8インチの画面で使うのと11.6インチで使うのとは使い勝手にかなりの差が出ます。

「Miix2 8」はかなり薄いため、Chromebookを入れるケースのサイドポケットに入れて持ち運んでもそれほど気にならないので、普段は電源を切った状態で持ち歩き、必要な時にはタブレットモードで単体で使ってもいいでしょうし、両方の端末をネットに接続した上でChromebook経由で使うのもありだと思います。もっとも、そこまでしてWindowsの環境を旅先で使うことがあるかどうかという問題もあると思います。あえてWindowsタブレットを持って行くか、それとも自宅に置いていざという時にリモート接続して使うかというのは、旅行の長さや出先での使い方にもよってくるとは思います。

ただ、私のように過去に折角それなりのスペックやMicrosoft Officeの搭載がありながら大きさが中途半端で使わなくなってしまったWindowsタブレットをお持ちの方は、Chromebookとセットにして、小型タブレットをリモートデスクトップを使って旅行用の端末として復活させてみるというのはいかがかと思います。リモートデスクトップ自体は様々な端末で使えますので、Chromebookとの組み合わせでなくても使える端末はあると思いますが、やはり私としてはChromebookとWindowsタブレットの組み合わせはある意味最強ではないかと思います。

今後、今使っているChromebookについても、さらに小さくて軽いChromebook「Flip C100PA」をこれから使ってみようと思う方にはおすすめしますが、このエントリー自体はいかに自宅にある過去に購入した端末を有効活用するかということもあるので、個人的にそこまでストイックにモバイル用として揃えるかはまだわかりません。さらに、Chromebook「Flip C100PA」の実勢価格がだいたいポメラDM200と同じくらいなので、同じお金を出すなら汎用のUSB経由のACアダプターやモバイルバッテリーが使える文字入力マシンとして確保するという手もあるので、その辺についても状況を見ながら次の展開を考えていこうかと思っています。

※ChromebookにLinuxを入れてモバイルパソコン化する一連の記事について、以下にまとめておりますので、興味があれば以下のリンクからもご覧下さい。

ChromebookにLinuxを入れる その1 なぜChromebookか
ChromebookにLinuxを入れる その2 Linuxの日本語入力環境
ChromebookにLinuxを入れる その3 「Googleリモートデスクトップ」を使う


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