ChromebookにLinuxを入れる その2 Linuxの日本語入力環境

今回のミッションで、Linuxが使えるChromebookを作ろうと思ったのは、「Chrome OS」の入っているChromebookにLinux環境を加えると、違った環境のOSでありながら同時に二つのOSを両方立ち上げて使え、さらにウィンドウを介して入ったり来たりしながら使っている事例もあったからと言えます。

Chromebookを旅行に持って行く場合、ネットにつながらない環境では文字入力だけをLinuxで行ない、ネット接続ができるWi-Fiスポットまで移動した時にはオフライン時に作っていた文章をアップロードしたり、Chromebook本来のブラウザでネットを楽しんだりという二つのOSのいいとこ取りが行なえます。さらにLinux環境上で今まで我慢していた私自身の日本語入力の方法をすぐに使えるようになることがわかったことで、まずは試しにということで導入してみたのですが、使えるようになるまではなかなか大変でした。

http://www.oyunowakusei.net/2017/03/chromebook-install-emacs.html

ただし実際のところは、上記リンクを十分に利用させていただいて、その通りに作業をしたに過ぎません。自分より前に試して成功した事をブログの記事として作ってくれた先人には本当に感謝です。自分だけでは決してたどり着けなかったと思いますが、要はChromebookで「crouton」を使い「Ubuntu Trusty」をインストールし、さらにエディタの「Emacs」と日本語入力アプリで「Google日本語入力」と同じ機能を持つフリーの日本語入力環境である「Mozc」を導入し、MozcをEmacs上で使えるようにしているのが上記のリンク先で紹介しているところです。

そこからは自分でMozcの設定で新たなローマ字テーブルのテキストファイルを読み込ませ、独自の日本語入力環境である漢字直接入力を完成させるというものです。一通りの作業で何とか画面上にEmacsを表示するところまでできました。

私自身はLinuxをほとんど使うことなく今まで来てしまったので、コマンド窓を開くだけでもどうすればいいのかよくわからないレベルからのチャレンジでしたから、そこからの作業が本当に大変でした。(「Ctrl」+「Alt」+「T」のキーを同時に押すことで新たにコマンド入力のための窓が開きます)
ただ、上記サイトの内容を入力する場合は、文字列をコピーしてUbuntuの方にペーストして設定することも可能なので、いちいち印刷や書き移さなくても大丈夫だったのは設定していて楽だと感じた部分でした。

MozcをEmacsで使うためには隠しファイルを見えるように設定し直して、Emacsの設定ファイル(このファイル自体が隠しファイルになっているので、設定をし直さないと見ることもできないのです)の中味にMozcを使えるような追加記入が必要だったり、直感的な設定に慣れた身からするとなかなか馴染めないところもありましたが、何とか無事にChromebookにEmacsとMozcを入れて文章入力が自在にできるところまで辿り着きました。ちなみに、アプリはOSを含めてフリーなので、お金はかからず手間だけかけて旅行用のパソコンの整備が完了したという感じです。

ちなみに、ROMが16GBしかない私のChromebookでは、OSの「Ubuntu Trusty」およびアプリを導入したら、容量が1GBちょっと減り、空きが7GB少しになっています。ただ、このパソコンで作る文書についてはほとんど容量に影響することはありませんし、いざという時に備え、SDカードも差し込んであるので、今まで通りに使っていてもほとんど問題はありません。どちらのOSで使っていてもウィンドウズのように起動や終了で待たされることも、急にアップデートが始まることもないので、これだけで旅行用のパソコンとしては十分に使いものになりそうです。

当初はテキスト入力マシンとして現行機のキングジム・ポメラDM200を購入して旅行用に使おうかと思っていたのですが、大きくて重い事を除けば、Chromebookを持って行く方がいろんな事に使えるという点では有利です。というのも、工夫次第でさらに別の使い方ができるからです。次回は、さらにChromebookを旅先で活用する方法について紹介します。

※ChromebookにLinuxを入れてモバイルパソコン化する一連の記事について、以下にまとめておりますので、興味があれば以下のリンクからもご覧下さい。

ChromebookにLinuxを入れる その1 なぜChromebookか
ChromebookにLinuxを入れる その2 Linuxの日本語入力環境
ChromebookにLinuxを入れる その3 「Googleリモートデスクトップ」を使う


スポンサーリンク

コメントを残す