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Bluetooth温度計を買い足して冷蔵庫とクーラーボックス内の温度がいつでもわかるように

クーラーボックス内の温度がいつでもわかるように以前購入してレポートしたBluetooth温度計、INKBIRDのIBS-TH2という、温度計のみに使える機種を一つ買い足しました。ちょうどタイムセールで安くなっていたことも背中を押された一つの要因ではあるのですが、実際に二つ同時に使うと便利なので、改めてその使い勝手について紹介させていただこうかと思います。

このBluetooth温度計は、他の製品と比べると充電池がどこでも手に入る単四型2本で動くのがポイントで、本体には温度を表示するものはありませんが、スマホに専用アプリを入れることで、刻々と変わる温度をモニタリングし続けてくれるというものです。今まで、凍らせたハードタイプの保冷剤をクーラーボックスに入れて使っていて、その中にこの温度計を入れることで、クーラーボックス内部の温度を中を開けずにモニターすることができるので、一定の温度まで上がってきた頃を見計らってミニ冷蔵庫で凍らせた別の保冷剤を交換するようにしています。今までは一つだけで使っていたのですが、今回新しく購入した温度計を、保冷剤を凍らせるミニ冷蔵庫の方にも入れました。

スマホアプリで二つの温度計の数値をこのように見比べることができます。下の方がミニ冷蔵庫に入れたものですが、まだ入れてから時間がそれほど経っていないので、クーラーボックス内の温度よりも高くなってしまっています。

今回購入した目的は、保冷剤を交換して凍らせる場合、どのくらいの温度まで下がった状態で交換するのが良いかを見るためです。時間をかけまくって、文字通りカチコチにすれば当然ながらクーラーボックス内の温度をかなり下げられるだけでなく、状況によっては48時間以上5℃以下にしておくことも可能なのですが、カチコチに固まる前に出して交換してしまうと、当然保冷力は弱まってしまいます。

現在は常にコンセントからミニ冷蔵庫の電源をポータブルバッテリー経由で供給しているので差しせまった問題はないのですが、もし長期停電ということになった場合、手持ちのポータブル電源はミニ冷蔵庫だけでなく他の用途にも使うことになります。そのため、いったんポータブル電源との接続をしない状態で保冷剤を入れていて、改めてミニ冷蔵庫を使って保冷剤をカチコチに固めるまで冷やすにはどのくらいの時間がかかるのか、その際の温度で計ろうと思っているのです。

これで具体的な数字が出たら、クーラーボックスでは中を冷蔵庫の冷蔵室くらいであれば長時間固まった保冷剤を入れておくだけで保てますので、次に使う保冷剤をどのくらい前から冷やし始めれば良いのかということもわかってきます。当然、夏と冬ではその時間に違いは出てきますが、中の温度がどれくらいになったら保冷剤は凍っているということがわかれば、きわめて効率的にポータブル電源を使えるということになります。

考えてみると、やみくもにポータブル電源を増やさなくても、何とか中でやりくりしていざという時に備えられるという点では、ちゃちなグッズではありますが、それなりに使えていますので、スマホと連携が取れるならば良い買い物だったと思います。もちろん、外にも持ち出せるので、車中泊時に外気温や車内の気温測定をする際にも使えます。

今後しばらくはスマホの専用アプリの数値とにらめっこしながら、よりよい状態にハードタイプの保冷剤がカチコチに凍る温度について確かめていこうと思っています。


CIOのモバイルバッテリーSMARTCOBY Pro SLIM 35Wはオールマイティに使える

先日のブログで、スマホ・タブレットだけでなくPD出力でノートパソコンの充電もできる小型のモバイルバッテリーということでアンテナに引っかかってきたのがCIOのモバイルバッテリーSMARTCOBY Pro SLIM 35Wです。容量は10,000mAで、PD単体では最大35W出るということだと、載っている充電池の容量が心もとないMinibook Xの緊急避難用として使えます。今回、さらなる高寿命なモバイルバッテリーが出るまでのつなぎとして購入しました。

写真のようにスマホとの大きさを比較していただければおわかりの通り、小さくて心もとなくなるような大きさですが、色々と使えるようになっています。表面はツルツルではなく、落ち着いた加工になっているので手の指紋も付かず、それなりに高級感はあると思います。


また、私がこのバッテリーを選んだ理由として、バッテリーはパススルー充電に対応しているので、写真のようにノートパソコンを使いながらパソコンとバッテリーの両方を充電することができるようになっています。どこかでコンセントが使えることを見越せば、それなりにモバイルバッテリーを使ってしまっても一つのコンセントで両方充電できるというのは旅行用としては嬉しい機能です。

ポートはType-Cが2つとType-Aが一つの計3つあり、Aの方でイヤホンなどの充電も可能です。念のため、容量の少ない小さなモバイルバッテリー(5000mA)も同時にバッグの中に入れているのですが、二つ合わせてもそんなにかさばらないので、日帰りのお出掛けであればこれで十分なような気がします。改めてバッテリーの進歩を感じます。

本体はまっ黒ですが、電源に繋げると電池マークが出て、おおよその容量がわかりますが、逆にバッテリーを使用中には0~100%までの数字表示になります(写真は使用時)。これも以前ブログで書きましたが、モバイルバッテリーの長持ちさせるには80%くらいで充電を止めて30%ぐらいになったらまた充電してということをする方が良いと言われています。常にそうしたことをすることは難しいものの、何かの拍子でしばらく使うことがないような場合にも、満充電したものを保存するのではなくて、80%ぐらいで充電を止めるという技が使えるのも、バッテリーの%表示ができるからのことでしょう。

現在、バッテリー充電だけでなくノートパソコンの充電にも使える汎用の45W出力のACアダプターを持っているので、そこまでバッテリーにお金を出したくなかったというのが正直なところなのですが、容量10000mAのバッテリーが5千円弱という値段で買えたので、何とか許容範囲でモバイル用バッテリーの装備を増やせてほっとしました。今後の事を考えても、PD対応のソーラーパネルからの充電も可能になるので、車中泊の旅でも活躍してくれることを願います。

私がモバイルバッテリーとACアダプターが一緒になった製品に心惹かれないわけ

現在、新しいノートパソコンChuwi Minibook X N100を便利に使うために、ノートパソコンが充電できるモバイルバッテリーを新調することにしました。そうした検討の際、選択肢として最近はモバイルバッテリーの単機能ではなく、ACアダプターの機能を付けることで、それ1つだけを持っていけば良いという製品が出てきています。

個人的には、こうした製品というのは長く使いたいと考える場合には、かえってマイナスになってしまうのではないかと思います。ここまで書いておわかりの方もいるでしょうが、バッテリーはその中味を交換できるように基本的には設計されていないので、バッテリーの耐用回数を超えて充電した場合、購入当初の容量で使えなくなるだけでなく、状況によっては充電しても全くバッテリーがたまらなくなってしまうことがあります。最近のリチウムイオンバッテリーはメーカーのカタログ上の充電回数が500回くらいのものが多いのですが、使う頻度にもよりますが、一日一回充電するような方については、2年弱くらいは性能を維持できるものの、それ以降の品質は「?」ということになります。

私が昨年あたりから出てきたポータブル電源を積極的に購入するようになったのは、中の電池がリチウムイオンではなく、カタログ上の充電回数が2~3000回と飛躍的に伸び、毎日充電したとしても10年もの長い間カタログ性能上は使えるリン酸鉄リチウムバッテリーを採用するようになったからです。

もし、最新のモバイルバッテリーにも充電回数が2000回ぐらいまで普通にできるようなものが出てくれば、これはACアダプターと電池が一緒になったものであっても買って使ってみようかと思うのですが、今のところ小型のモバイルバッテリーにはそういった製品はないようです。そして、オールインワンの製品というのは価格が高いので、その点でも購入を躊躇してしまうというわけです。

ちなみに、リン酸鉄リチウムバッテリーを使っていて一番小さく、価格も他の大容量モバイルバッテリーと比べても遜色がないものは実はあります。Jackery ポータブル電源 100 Plusがそれで、片手には載せられるものの、気楽に持っていくにはちょっと考えるくらいの大きさになってしまいます。旅行カバンには問題なく入り、飛行機内にも持ち込みできるモバイルバッテリーなので、旅行用としてはおすすめかと思います。リンク先の概要を見て、このくらいの大きさのものでも何とか持ち運べるということなら、変なモバイルバッテリーを購入するより1万5千円くらいで購入できる、こちらのバッテリーを持ち運びながらノートパソコンやタブレット、スマホの充電用に使えば、少なくとも2000サイクルの充放電を使っても80%の容量は使えるので、カタログ値だけですが10年くらい使い続けられる可能性はあります。その頃には当然もっと小さくて性能の良いものが出てきているでしょうが、家用のバッテリーとしては使いどころは将来的にもあるだろうと思うので、むしろ購入を考える場合にはこうした製品についても購入候補として考えても良いだろうと思います。

私の場合は、充放電回数が500回と短かくても、今後画期的なモバイルバッテリーが出るまでのつなぎとして考えるなら、小型の汎用PD充電器とモバイルバッテリーの組み合わせで持ち歩き使いながら新技術搭載のモバイルバッテリーを待とうと思っています。

その際、モバイルバッテリーの性能としてこだわるのは、単体出力で今使っているノートパソコンの出力である35W以上の出力があることと、パススルー充電ができることです。このパススルー充電というのは、バッテリーを充電しながら他の機器の充電にも対応しているもので、この機能があればなにもACアダプターとモバイルバッテリーを一緒にしなくても同じ時間でバッテリーの充電をしながら電源の心配なくパソコンやスマホを使えます。

さらに言うと、個人的であまり一般的ではないかも知れませんが、今後モバイルバッテリーを充電するのに、PD出力のあるソーラーパネルを接続して充電コストを抑えようとも考えているので、そうなるとコンセントから自宅で充電すること自体そうそうなくなるので、今後バッテリーが進化したとしてもACアダプターとモバイルバッテリーとは別に入手した方が便利になると思います。

現状では60Wくらいの比較的ポータブル電源を充電するには小さいかな? と思えるソーラーパネルの中には、PDでも60Wで出力できるものもあります。現在私が使っているのはPD出力45Wのものですが、それでもモバイルバッテリー充電用としては十分です。この高出力のPD出力を持っているソーラーパネルであれば、ポータブル電源の充電だけでなく、一般的に見てソーラー充電に対応していないと思われるモバイルバッテリーでも比較的短い時間で充電できるようになります。その辺の大きさのソーラーパネルなら、車中泊の旅でも持ち運びしやすいので、将来的にはモバイルバッテリー充電専用にできそうなソーラーパネルを手に入れるつもりでいます。そうなると、自宅だけでなく車中泊の旅にも持ち出せば、旅先でも充電にコンセントをあてにしないでスマホ・タブレット・ノートパソコンの充電ができるようにもなってくるわけで、ソーラーパネルに各種バッテリーという道具さえ揃えてしまえば、そもそもコンセントからの充電がいらないシステムを組むことも不可能ではないと思います。そうなればそのシステム自体が災害に強い自家発電システムになっていくわけです。

もちろん、オールインワンタイプの製品は、たとえ内蔵バッテリーが使えなくなってもACアダプターとして使い続けられますが、それならバッテリーを搭載しない分より小さくなるものと、バッテリーも小さいものの2本立てにした方が個人的には便利です。現在、小型の45W出力のACアダプターは持っています。モバイルバッテリーについてはそのあてがあるので、改めて購入しましたらその紹介をさせていただきたいと思っています。

Chuwi Minibook X n100のファーストインプレッション

インテルのN100という新しいCPUを採用したことで、小さくて安く、さらに欲張らなければそれなりに使えるという評判のMinibook Xがついに届きました。10.5インチというのは今までモバイル用途で使っていたChromebookの文教モデルと比べると一回り小さいのですが、モバイル用途で使える道具になるのか、これから簡単にレビューします。

まず、全体はこんな感じの普通のノートパソコンです。画面は360度回転し、回し切るとタブレットのように使うこともできます。タッチパネル液晶を採用しているので、普通にノートパソコンとして使っていても、タッチパネルを使えばあえてマウスを使わなくても良いというのがモバイル用途には向いているように思います。

出力の端子は電源用と他の用途に使えるType-Cが2つと、3.5mmイヤホンジャックが搭載されているのみです。ですから、USB-Aタイプを使った周辺機器を使うためには、ドッグなどが必要になります。

先のブログにも書きましたが、私の場合は画面について、可能であれば「ノングレア(非光沢)」を選んでいました。ただ残念ながらこの製品は光沢液晶で、自分の顔が画面に写り込んでしまうというのには何とかしないとと思っていました。この点が自分がモバイル用途でMinibook Xを使うための心配事でした。

その対策として、Minibook X専用の液晶保護シートの中には、表面を非光沢処理しているものが千円ちょっとで売っていたので、そのシートを試してみました。何とか気泡が残らず、さらにカメラをシートが塞がないようにうまく貼ることができたのですが、こうした保護シートだけでもかなり映り込みを低減できます。このノートは画面をひっくり返してタブレットのように使えるので、直接画面をタッチして入力することもあるので、やはりこうした保護シートを貼るのは、モバイルで使うなら必要なのではないかと思います。

初めて電源を入れて、当然ながらWindows Updateを長々とするのですが、さすがにその時にはものすごくCPUが働いているようで、内蔵ファンは回ってはいるものの、相当本体が熱くなっていました。いったんアップデートが終わって普通に使っている分にはそれほど本体の熱さを感じることはないのですが、長いことアップデートをしていない場合には注意しましょう。

また、実物を見るまでわからずにいたことが、このサイズに配置されたキー配列でスラスラとキーが打てるのか? ということでした。同じようなサイズのパソコンとして、LenovoのIdeaPad D330というモバイルノートを使っていたのですが、数字キーの位置にはかなり違和感があり、それで入力用のモバイルマシンとはなり得ませんでした。

Minibook Xのキー配列は右端が独特で、最初に一番慣れなかったのがシフトキーより小さいエンターキーの大きさでした。普通のキーボードのようにいい加減にエンターキーを叩こうとすると、上のキーの方を押してしまいがちになります。ただ、他のキーについては思いの外11インチのChromebookのように打てるので、ホームポジションから手を移動させずに右小指を横にずらすようにすれば、ミスタイプはそこまで起こらなくなりました。逆にこのキーボードで打つのを普通にできるようになれば、他のキーボードでも問題なく入力できるようになると思います。その点だけに注意してキーボードを打つようにすれば、マシンサイズとしては小さくても、長文入力に関してはそこまでストレスにはならず、外出先での文字入力マシンとしては使えると感じました。


さらに、特に野外で使うことを考えると大きなメリットのある機能があります。このノートパソコンには、安いノートパソコンにはあらかた付いていない、キートップ自体が光る照明が付いていて、夜間に打っていて、独特な変形キーボードの刻印を確認したい時など、光って文字が浮き上がってキーの確認ができます。旅行で外で使う場合には実にありがたいです。「Fn」と「F5」の同時押しで「消灯」→「小点灯」→「大点灯」に切り替えることができます。昼間は消灯で、夜には点灯させたり、電池が少なくなった時には簡単に消灯して便利に使えるので、こうした機能はありがたいです。トラックバッドやヘッドレストが小さいという問題もあるにはありますが、これは小さなパソコンの宿命で、その点は仕方ないかなと思っています。

今回、定価51,900円(購入当時)のものを、ポイント還元12,000(1ポイント1円相当)とちょっとぐらいで買うことができたので、そのポイントで無駄遣いせず毎月必要な支出にポイントを使えば、ぎりぎり3万円台の価格で使えるので、悪い買い物ではありませんでした。メモリ12GB・ストレージ512MBとかなり余裕があるので、今までのようにWindows Updateをしながら使わないアップデートファイルをいちいち削除するようなこともなく、本体が壊れることさえなければそれなりに使えそうです。ウェブ閲覧・動画視聴・office系ソフト(互換ソフトウェア含む)の利用くらいではストレスを感じることなく、裏でWindows Updateが行なわれていてもそこそこ使えるだけのポテンシャルをこのN100というCPUは持っているのはすごいですね。

あと、このノートには楽天モバイルのデスクトップ版Rakuten Linkを導入しました。楽天モバイルのSIMの入ったスマホでテザリングするか、スマホと同じWiFiに接続していると楽天の回線の電話番号を使って電話およびメッセージ(SMS)が使えます。わざわざ電話をノートパソコンからするということではないのですが、今使っているスマホが小さなサイズなので、SMSを出す時に小さなソフトキーボードを出して使うのが大変なのです。これからは自宅からだけでなく外にいる時にでも、ちょっと込み入ったメッセージが入った場合、ログインしてパソコンからSMSを発信できる体勢が整ったのは実は個人的にはかなりポイントが高いです。友人とはもっぱらメールなのですが、職場などまだまだメッセージ機能をメインに使っている人は多いですし、これだとどんなに長文でもストレスなくメッセージが送れ、しかも無料で送信できるというのは大きいです。LINEのデスクトップ版のように使えるのは、かなりモバイル運用にとっては嬉しいです。

あと、Chromebookと違ってテザリングにWiFiだけでなくBluetoothが使えるというのも大きいですね。ノートパソコンとスマホともども、電力の消費を抑えるには、多少スピードは落ちても私は外ではBluetoothテザリングで十分なような気がします。今後、徐々にパソコン用の環境を整えながら、実践的な使い方にもチャレンジしていく予定です。

一昔前では考えられないPD対応ノートパソコンを旅先で活用するための装備

昨日、ようやく注文していたChuwiのMinibook Xが到着しました。このノートパソコンの私の考える一つのウィークポイントが写り込みのある光沢液晶だということで、先に多少表面のテカリを抑えるために液晶保護シートを購入しました。結果として、液晶シートを貼っただけで映り込みがなくなり、届いた状態から比べると相当使いやすくなりました。画面の保護もできますしまさに一石二鳥です。これだけの違いがあることを実感しつつ、旅先でも普通にこのノートパソコンを使えるようにするためのアクセサリーについてもそれなりに今後揃えていくことを考えています。

昔と今と一番変わったのは、出力の違いはあるものの、昔からノートパソコンを使い続けるためには専用のACアダプターとできれば緊急時にコンセントがなくても充電できる予備バッテリーを特別に用意しなくても良いことです。最初に私が購入したノートパソコン、AppleのPowrbook150(モノクロのマシン)には別名「レンガ」と呼ばれた巨大なACアダプターが必要で、バッテリーは交換できたものの、バッテリーも重い上に高額で、モバイル運用するにはそれなりの資金が必要でした。

今回購入したMinibook XはUSBのType-c端子に差すACアダプターが付いてきますが、出力などの条件を満たした上で自己責任で使えば、汎用のUSB出力の付いたACアダプターでも使いながら充電できます。そうしたACアダプターも小型化しており、接続ケーブルを別に用意して現在の出力されているワット数を確認しながら使うことも可能になっています。私はすでに65W出力の小型化した汎用USB出力のACアダプターを持っていますので、追加購入は不要というのも有難いところです。

さらに、もしもの時の予備バッテリーについても、最近ではノートパソコンの充電にも対応した30Wくらいの出力を持っているモバイルバッテリーを買い足せば、いつもはスマホ用に使っておいて、いざという時にノートパソコンの充電に使うこともできるので、現在めぼしいモバイルバッテリーを探しているところです。その際私が大切に思っているのは、その大きさで、現在スマホ用のバッテリーと同じくらいのものがあれば、荷物が増えずにいざという時にノートパソコンへの給電ができるようになります。そうした備えは心強いですね。

ケーブル類もMinibook XにはType-c端子が2つしかないのでほぼ使わないのですが、今ではMacだけでなく新しいiPhoneでも使われているので、もし忘れてきても出先で簡単に入手できます。もっとも、様々な機器(スマホ含む)との接続は、無線で簡単にできますし、旅先のホテルで映像をテレビ画面に出力するような場合には、HDMIケーブルや各種ミニドッグを空いているType-cポートに差して使えるようにドッグはすでに持っています。単体で使う分にはあまり関係ないのですが、例えばUSBメモリを差してデータのやり取りをする場合にも使えますので、これも持っておくと便利だと思います。しかしながら、こうした装備は本格的な旅に出るような場合には使うものの、普段から持ち歩く必要はないかと思います。

そうなると、日々モバイルをしながら外でパソコンを使う場合、電源関連のアダプター・バッテリー・コードくらいあれば十分なので、それだけであればかなり荷物を少なくすることができます。ですから、これからモバイルノートパソコンを買いたいと思う方がいましたら、充電関係を統合できるPD充電がモバイルノートで可能かどうかというところで、旅に持ち出す荷物をかなり減らせるということになるでしょう。

私の場合は、貴重品を入れる小さなバッグに他の必要なものを含めて全てを余裕を持って入れることができるかという観点で持ち物の選定をしています。今まではスマホの電池切れがなく、スマホの色々な機能を使えるようなものを入れていましたが、今回のノートパソコン導入で変えるところはモバイルバッテリーをノートパソコン対応のものに変えるくらいで荷物は増えることは無いと思います。こうした形でまとめておくと、いざという時に何かを忘れたということもなくなるので、昔と比べると本当に良くなったと思います。

今後は、毎日仕事に出る時にはノートパソコンを持っていくつもりなので、出先で自宅に帰れなくなっても何とかブログの更新をストレスなく続けられるだろうと思います。Minibook Xのレビューについてはおいおい行なっていくつもりですが、動画編集やオンラインゲーム用のものでは決してなく、動画視聴やOffice関連アプリを外出先でも使いこなすくらいの能力のノートパソコンですので、そういった作業を出先や旅先で行ないたい方は、今後のレビューにもご期待下さい。


Chromebookと普通のノートパソコンとの差を今年の地震の後の状況を見ていて感じることになった

昨年からWindows11の入ったノートパソコンを買おうと考えていたのですが、今回ついに我慢できず、セールで安くなったという理由で新しいノートパソコンの注文をしてしまいました。それはChuwiという中国のメーカーが出しているMinibook Xという10.5インチのミニノートで、CPUにインテルの廉価版n100を積んでいるものです。定価は51,900円ですが、その価格でもこのくらいの大きさで、ビジネス用途(動画編集やゲームは基本的にしない)で普通に使えるだけでなく、液晶を反転させてタブレットのようにも使える便利さがあるので、発売開始時からそれなりに注目されていました。

私は最安値ではないと思いますが、たまたま楽天のChuwi直営店で楽天ポイントの還元分を大盤振る舞いしており(現在は終了しています)、そのポイントを毎月の楽天モバイルの支払いとか、ガソリンの支払(私がよく行く出光スタンドでは楽天ポイントで給油が可能)に使うことで、毎月の口座支払いを減らせるので、それを考えるとだいたい3万8千円ちょっとで購入できることがわかったので、用意していたパソコン用の会計の中から支払うことにして注文してしまいました。当初は8万から10万くらいの予算でノートパソコンを購入することを考えていたので、かなり安く済みました。

Minibook Xが採用しているN100は、実は同じChuwiのお店でメモリやストレージの構成も同じMiniPCを購入して使っており、自宅でブログを書いたりウェブを見たり、ちょっとした作業をやるには十分であることを実感していました。ただ、MiniPCといってもデスクトップなので、自宅で使うか、今モバイル用途および部屋の中で気軽に使うために持っているChromebook上でリモートデスクトップを使い、外でも使えるようにはしてあります。当初はこれで旅先で使うにも十分だと思っていたのですが、その考えを変えざるを得なかったのが今年のお正月の地震です。

Chromebookはリモートデスクトップを使う時だけでなく、ほぼ全ての機能を使う場合、インターネットの接続が必要になります。私はそのために日本の携帯キャリア全てに加入し、もし物理的にもソフト的にも通信障害が起きても、何とか生き残っている回線で使えれば何とかなる(Chromebookで作業できる)と思っていたのですが、今回の地震では全てのキャリアで通信できない場所も多くあったようでした。そうなると、残念ながらそういった状態ではChromebookはなかなかうまく使えないということになってしまいます。

そこで、今使っているChromebookは自宅でテレビを見ながら気軽に使う用にすることにし、本格的に外に持ち出すためのモバイル端末としてMinibook Xを選んだわけです。まだ注文しただけで到着していないのでレビューは後ほどになりますが、Windows11が載ったノートを外で使うということになると、かなり状況は変わってきます。全くネットが使えない場合でもアプリを起動して使うことができるというのは当然として、スマホからのテザリングのうちBluetoothでのテザリングが使えるようになるので、スマホの電池を節約しながらテザリングをすることもできるのは嬉しいです。そしてMinibook XはUSB-Cでの電源供給をするタイプなので、本体の電池残量が少なくなっても、PD出力のあるモバイルバッテリーから充電が可能で、今使っているChromebookと同じように使えるのでACアダプタも共通化でき荷物も減らせます。

いざという時に汎用のACアダプターが使えるという環境(WinPCで)ができただけでも大きな進歩です。ちなみに、テキスト入力マシン、キングジムが出しているポメラDM250の実売価格が4万2千円くらいなので、その大きさに比べてできることも桁違いに多くなるMinibook Xには期待しています。中国メーカーを嫌う方もいるかとは思いますが、他の小さなモバイルノートパソコンを購入検討すると、少なくとも15万円くらいは用意しなければならず、できれば他のものにもお金を掛けたいので、出先で最低限の事ができるならと実機に期待しています。


ノートパソコンを使い旅先で必要最低限の利用を考えるならWinPCかChromebookか

現在、自宅でも持ち出しても使っているノートパソコンはウィンドウズが入っていないChromebookのいわゆる文教モデルというものになります。小学生~中学生が使っているものと考えていただければだいたいそんなものだと思って良いものです。元々は学校の授業で使うために作られたものですが、余ってしまったのか契約できなくなってしまったのかわかりませんが、たまにまだ使われていないものが安く売られていることがあるので、私自身もそういったタイミングで購入しました。

文教用のパソコンには一定のサイズや仕様があるようで、私の持っているものは11インチで重量は1キロ超えと、いわゆるモバイルパソコンというものと比べると少し大きくて重いものではあるのですが、何せ文教用ということで、その大きさのパソコンを入れて持ち運びのできるケースなども売っていたりするので、そうしたものを使いながら、私自身は小学生も使っているようなパソコンを外に持ち出して主にネットを見たり、ブログを書いたり、ちょっとした動画や音楽を楽しんだりとかなりマルチに使っています。

ただし、このChromebookは、基本的にはブラウザを動かして使う仕様になっており、普通のパソコン(ウィンドウズやマック)と比べると常にインターネットに接続されていてはじめて使えるような仕組みになっています。また、仕事に使う場合などに多く使われるOfficeアプリも入っていませんし入れることもできないので、あくまでネットに接続している状況で使うことになります。

そんなわけで、移動中や旅先で使う場合には、スマホからテザリングして使うことが多くなるのですが、その際にはしっかりとデータ容量を消費することになります。通常のパソコンの場合は、インターネットに接続していなくても、アプリを入れていればそこでOfficeを使って保存することもできますが、そういう事ができない代わりに安くて低スペックでも動作がきびきびしているというメリットもあるので、これはあくまでその人の使い方によるところが大きいのではないかと思います。

実はChromebookを使う前は、10インチのモバイルノートパソコンをメインに使っていました。ただ、OSをWindows11にアップグレードできたのですが、本体の64GBしかなく、さらにCPUもセレロンの低性能なため、動作が遅いということと、近々ウィンドウズのアップデートを繰り返しているうちに、本体の容量がパンクしてしまう恐れが出てきました。逆にChromebookならそんなことはないので、日常でも旅先でも持ち歩くものはChromebookになってしまったのです。

そうは言っても旅先でウィンドウズでしか使えないアプリを使いたい時もあります。そのために、自宅に置いてあるMiniPCをリモートで接続することで、外出先でウィンドウズを使うという事もできるようにしていて、現状ではその使い勝手には十分満足しているのですが、やはりネットができない環境では何もできなくなってしまうというのは個人的なリスクとしてあるので、今使っているChromebookを増やすのではなく、用途に差があるウィンドウズノートをモバイル用に使うのもありかなという気が今しています。

たまたま前回書いたSMS(スマホのショートメッセージ)の事について考えていた時、私がメインの番号に使っている回線は楽天モバイルで、楽天モバイルには回線の入ったスマホとパソコン(Win・Mac)が同じワイファイでつながっている時に自局の番号をパソコン上から音声通話およびSMSが利用可能な「デスクトップ版Rakuten Link」アプリが使えるので、例えばホテルのワイファイを使ってパソコン上から会話したり、SMSで長文のメッセージを楽に送ることができるようになります。

実のところ、同じメッセージでもLINEを使ったやり取りの場合でも、スマホで小さな画面キーボードを押すのが苦痛になるので(私の使っているスマホは画面の小さいRakute Hand 5Gということもあります)、Chromeブラウザの機能拡張でLINEをパソコン上(これはChromebookでも可)で行なうことが多いので、外出先というよりも、もし自分の住む地域で大きな災害が起こってしまった場合、やはり色々な連絡方法を使える方が良いのでは? と思ってしまったのです。もちろん、Chromebookには便利な点もたくさんあり、今使っているモデルの利用期限が到来する前に、また新しく購入しようとは思っているのですが、多少値は張っても、きびきび動いて長く使えそうなウィンドウズが入ったモバイルパソコンを手に入れたいと思います。

当初は、自宅据え置き用でそこそこではなく、もう少し機能が上のノートパソコンを買っておいた方が良いかと考えていて、過去に書きましたがパソコン用に毎月別会計を作っているのですが、ゲームも動画編集もやらない自分にとっては、いざという時にはすぐに持って逃げられるということと、あとはPD電源を利用でき、もしACアダプターを持ち出し忘れても、後から汎用のもので何とかなるような状況を作っておきたい(Chromebookはすでにできているので、ACアダプターを共用できることになります)とも思っています。

私のやり方は他の人にも同じように合うとは思えませんが、購入できる価格で比較すると、圧倒的にChromebookの方が安価で導入でき、いったん自分のスマホとペアリングしておけば、Chromebookのネット接続はパソコン側からの操作だけでテザリングが可能になるので、旅先で使うパソコンとして導入はしやすいと思います。安いというのは壊れてもそこまで落ち込まずに済むということでもあり、Chromebookは基本データを本体に保存しないので、データの消失も起きにくいというメリットもあります。ただ逆に、クラウド上だけでなくパソコン本体にもデータを入れてネットが使えないところでも活用したいなら、ウィンドウズなどのPCでモバイルする必要が出てきます。

ただ、Chromebookとウィンドウズのモバイルパソコン2台購入しても、もしかしたらiPad一台よりも安く上がってしまう可能性もあります。スマホもアンドロイドでしたら、さらに安く上がるでしょう。まだいつかはわかりませんが、自分の使い方で何とかきびきびと使えそうなモバイルノートバソコンは、今持っているセレロンのモバイルパソコンの容量がいっぱいになる前に何とか手に入れたいと思っています。ちなみに、そのノートパソコンをこの文章を書く前に久しぶりに起動したのですが、Windows Updateに相当時間がかかっており、おそらくこの文章を書き終わった後もパソコンの前でにらめっこをしなければならないほど動作がもっさりしていて、それがいざ外で使おうとなったらかなりのストレスになると思います。あまり安いのを買うと、使っているうちにそのような状態に追い込まれてしまいますので、同じ失敗は繰り返さないように、これからはじっくりと機種選定をしていこうと思っています。


スマホの寿命のカギとなるOSのアップデートでAndroid13が降りてきたArrows We

昨日、たまたまスマホに関するニュースを見ていたら、ドコモが発売していたArrows We F-51Bについて、ソフトウェアのアップデートを開始したことがニュースになっていました。Arrows Weの販売は、経営に行きずまったFCNTが行なっていましたが、先日Lenovoが経営への支援を表明し、事業を継続することになったことがニュースになっていたのは少し前の話でした。

今回、Android OSのバージョン13が利用できるようになったので、私の母親が使っているF-51Bのアップデートを行ないました。これで、私自身が使っているスマホよりも新しいバージョンのOSを使えることになるので、状況にもよりますが、私の今使っているスマホより製品寿命が長くなる可能性があります。今のところ、2台使っているうちバージョンは11と12なのですが、基本的にはよく使うアプリの方で古いOSのサービスを終了したら、そのタイミングで代えるようにしようとは思うのですが、恐らく今後も、たまたま安く入手できるチャンスがあるような携末を選ぶようになると思います。

実は、母親のArrows Weについても、そろそろ新しいスマホに代えるための情報収集を行なおうかな? と考えていたところだったので、まだ当分そうした事は考えなくても済むことになり、正直ほっとしています。電話自体が使えなくなることはありませんが、通話の補助的な役割として使ってもらっているLINEが使えなくなるようだと、日々の連絡や、例えば写真を送ったり送られたりといった親族とのコミュニケーション自体がおかしくなってしまいます。LINEについては、新たなポリシーの同意をしたことで、一時期使えなくなったものの今では普通に使えているので、その点では問題ないのですが、今回のアップデートで多少使い勝手が変わる場合にはその内容を確認した上で改めて説明する必要がありますね。

その点はニュースの中でも新たな機能というものが紹介されていました。ちなみに、母親はスマホをほとんど使いこなせないので、画面を「シンプルモード」にしているのですが、バージョンアップ後には自動的に「かんたん電話」という文字が大きくわかりやすいアプリが画面下に表示されるようになります。電話を掛けたり受けたりすることについては、これで何とかできそうなので、画面の表示をしっかり見て操作してくれればと思っています。さらに、シンプルモードの場合には大きく表示をするために限られたアプリしか画面上に並べられないのですが、画面下から上にスワイプすると、入っているアプリの全部表示が可能になり、それは本人がというよりも、私の方が必要なアプリを探して操作をしてあげる時に役立ちます。

私が母親のスマホをarrows Weにしたのは、マイナンバーカードの情報をICチップに入れて、通常はマイナポータルサイトにマイナンバーカードをかざしてログインしなければならないところを、本体のそうさだけでログインできるようにできる対応機種だからで、その結果こうしたOSのアップデートも続くような事があるとしたら、今後廉価版のスタンダードスマホを選ぶ場合は、単におサイフケータイや防水対応を見るのではなく、マイナンバー関連の情報もきちんと把握しておけば、今後のマイナンバーを使った行政がどうなるかはわからないものの、やはり長く使える端末になりやすいのではないかと個人的には思います。特に今後マイナンバーカードを取る気がない人でも、世の中の流れという点で見ていくと、いざという時に使える使えないという形で差が出てくる可能性はあると思います。というわけで、私自身も次にスマホを買い換える場合にはおサイフケータイ・防水とともにマイナンバーカードに対応しているかどうかを購入への条件にしようと思っています。


PD接続ケーブルはワット表示の付いたものを選ぶと様々なケースで便利に使えるようになる

現在主にポータブル電源を充電するために使っている折りたたみ式のソーラーパネルには、メインの出力ケーブルの他に、USB端子(AだけでなくPD対応のCタイプも)が付いているものがほとんどです。最近、ポータブル電源ほど大きくないモバイルバッテリーもソーラーパネルから充電する機会があったので、たまたま安くなってきたこともあって、消費電力のワット数を表示できるPD接続ケーブルを入手しました。

これを使うと、出力するワット数を確認することができるので、安定した出力が出ないソーラーパネルからバッテリーに充電する場合にどのくらいの出力が出ているのか見るだけでわかるようになりました。

写真のようにごく小さいものの、売られているものはどれも同じような感じのものだと思います。PD接続でも3Wしか出ていないのは、すでに直接日の光が当たらない時刻に撮影したためで、きちんとパネルに光が当たれば当然この数字も大きくなります。ただ、ソーラー発電の場合、雲に覆われるなどすると一気に出力が落ちますので、こうしたケーブルに直接スマホを接続しての充電はおすすめしません。安いモバイルバッテリーを使いたおすつもりで、長い時間ほったらかしにするような感じで充電するのが良いだろうと思います。話を戻して、このケーブルは普通のPDケーブルと比べても大きいということもないので、USBにつなげる専用のワットチェッカーを買うよりも、こうしたものを用意しておくことは有りだと思います。

普通、こうしたケーブルは100W対応になっているので、単にスマホやモバイルバッテリーの充電、PD対応のノートパソコンの給電など色々と使えるのですが、ポータブル電源の中にはPDからの充電に対応しているものがあります。その際、入力時のワット数を表示できるパネルがあるものであれば問題ないのですが、そうではないポータブル電源の場合、このケーブルで入力しているワット数を確認しながら充電することができるので、私の場合は単にモバイル機器やノートパソコン以外の使い道としてかなり便利になると思います。

USB TypeCは新しいiPhoneにも対応しましたし、今後は多くの人が使うことのできる万能な充電用ケーブルとして重宝するようになると思います。その際、単なるPD対応ケーブルではなく、追加機能としてのワットチェッカー付きのケーブルにしておくことをおすすめしたいと思います。今回は1mのものを2本購入し、色んな状況で使えるようにしましたので、今後の利用が楽しみです。


いつの間にか使用中のChromebookの利用期限が伸びていたことで今後のChromebookにも期待

以前、Googleの出しているChromebookについて、Appleから廉価版のMacBookが出る対策として、自動更新ができセキュリティが保たれる有効期限が長くなるというニュースについて書きましたが、私の使っているChromebookはその対象なのかわからないまま、設定画面から見たところ、今まで2027年6月が期限だったと思って使っていたものが2029年6月まで期限が伸びていることがわかりました。

つまり、今から5年と少しはセキュリティの事を考えずに今のChromebookを使い続けることができるということになります。スマホやタブレットと比べると、相当長くウィンドウズノートと比べたって、そこまで本体のパフォーマンスを落とさずに使い続けられるということになるわけで、今回の変更は私にとっては大変有難い変更になったと感じています。

ちなみに、発売当初のモデルを今後購入した場合にはだいたい10年のOSアップデートが保証されているのですが、Chromebookの場合には、ちょっと発売開始から時間が経ってしまったものが安くなったり、文教用として納入する予定だったものが余ったり、さらにはそれなりに中古の出物もあるので、程度を言わなければ1万円以下でも普通に使え、さらに私の場合のようにOS更新期限も5年以上残っていて安いような出物をつかみやすいというのは大きなメリットです。

もし、タブレットにキーボードを付けて使っている方がいたら、タブレットはキーボードを付けないで使い、その代わりに追加のハードとして安い文教用のChromebookを用意した方がスムーズに一連の作業ができるのではないかと個人的には思います。今後の廉価版MacBookがどんなものかにもよりますが、スマホやパソコンのブラウザとしてChromeを使っているなら、その設定やブックマークがそのまま使えるようになるので、重くならずに使えるChromebookは今後持っていても悪くないハードになると思うのですが。

私自身は、ともかく今使っているハードが2029年半ばまで使えるということなので、今後は今のハードを使いながらさらに有効期限の長いものを手に入れたいですね。次に購入するものは今使っているものの更新期限が切れてもさらに5年は使い続けられるようなもの、つまり現在新製品として出たものが安くなった時に買い足すというのが理想です。

また、今後出てくるであろうMacBookの廉価版がどんな感じで出てくるのかも、あと5年あれば十分余裕を持って製品を見ながら自分にとって有用なものかを判断することができます。Chromebookとの比較で、使ってみたいと思えるものになっているか楽しみです。

ただ、私の場合はモバイルマシンとして持ち出すことが多いので、今のものと同じくらいの更新期限のものでもスペアとして安く買えれば抑えにかかるかも知れません。その際、しっかりと更新期限がいつまであるかということについては調べた上で購入することをおすすめしたいです。