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いつの間にか使用中のChromebookの利用期限が伸びていたことで今後のChromebookにも期待

以前、Googleの出しているChromebookについて、Appleから廉価版のMacBookが出る対策として、自動更新ができセキュリティが保たれる有効期限が長くなるというニュースについて書きましたが、私の使っているChromebookはその対象なのかわからないまま、設定画面から見たところ、今まで2027年6月が期限だったと思って使っていたものが2029年6月まで期限が伸びていることがわかりました。

つまり、今から5年と少しはセキュリティの事を考えずに今のChromebookを使い続けることができるということになります。スマホやタブレットと比べると、相当長くウィンドウズノートと比べたって、そこまで本体のパフォーマンスを落とさずに使い続けられるということになるわけで、今回の変更は私にとっては大変有難い変更になったと感じています。

ちなみに、発売当初のモデルを今後購入した場合にはだいたい10年のOSアップデートが保証されているのですが、Chromebookの場合には、ちょっと発売開始から時間が経ってしまったものが安くなったり、文教用として納入する予定だったものが余ったり、さらにはそれなりに中古の出物もあるので、程度を言わなければ1万円以下でも普通に使え、さらに私の場合のようにOS更新期限も5年以上残っていて安いような出物をつかみやすいというのは大きなメリットです。

もし、タブレットにキーボードを付けて使っている方がいたら、タブレットはキーボードを付けないで使い、その代わりに追加のハードとして安い文教用のChromebookを用意した方がスムーズに一連の作業ができるのではないかと個人的には思います。今後の廉価版MacBookがどんなものかにもよりますが、スマホやパソコンのブラウザとしてChromeを使っているなら、その設定やブックマークがそのまま使えるようになるので、重くならずに使えるChromebookは今後持っていても悪くないハードになると思うのですが。

私自身は、ともかく今使っているハードが2029年半ばまで使えるということなので、今後は今のハードを使いながらさらに有効期限の長いものを手に入れたいですね。次に購入するものは今使っているものの更新期限が切れてもさらに5年は使い続けられるようなもの、つまり現在新製品として出たものが安くなった時に買い足すというのが理想です。

また、今後出てくるであろうMacBookの廉価版がどんな感じで出てくるのかも、あと5年あれば十分余裕を持って製品を見ながら自分にとって有用なものかを判断することができます。Chromebookとの比較で、使ってみたいと思えるものになっているか楽しみです。

ただ、私の場合はモバイルマシンとして持ち出すことが多いので、今のものと同じくらいの更新期限のものでもスペアとして安く買えれば抑えにかかるかも知れません。その際、しっかりと更新期限がいつまであるかということについては調べた上で購入することをおすすめしたいです。


安いモバイル用のウィンドウズノートの限界を感じる中でモバイル用にはChromebookという選択は正しいか

今まで、Windows11が載った2in1のミニノートの中に入れていた(LTE通信のできるスロットがあるので)SIMカードをスマホの方に移すことにしました。今まではWindows11を入れたパソコンはその一台しかなかったので、必要に迫られて使っていて、さらにはLTE通信が単体でできることから、出掛ける時には持っていくモバイル用途としても重宝していたのですが、とにかくCPUが非力なため、大きなOSのアップデートがあるとシンプルなソフトを使っての操作すら滞ってしまうようになってしまいました。さらに、本体の記憶容量が少ないので、今後のアップデートに対応できない可能性が出てきたということもあります。

現在は、モバイル用途ではChromebookを使い、出先でどうしてもWindowsOSが必要になった場合にはリモートデスクトップを利用してこれも新たに購入したMini PCを使えるようにセットしました。Mini PCのCPUはN100で、非力ではあるもののそれなりの基本的な作業なら何なくこなしてくれますので、出先で常にスムーズにパソコンを使う場合にはこちらの組み合わせの方が良いと感じるようになりました。

Chromebookのネット接続は、Wifiでの接続の他、スマホを通じてテザリングで接続するのですが、一度スマホとペアリングしてしまえば、スマホ側の作業は必要なくChromebook側だけでネット接続および切断ができるようになります。こうなってくると、当初モバイルパソコンを単体で動かそうと思って入れていたSIMカードはパソコンに入れておくよりも、Chromebookとペアリングしているスマホの方にSIMを入れた方が使い勝手が良いことは明らかです。

今回入れ替えたSIMはpovo2.0のSIMで、au回線ではありますが基本的には0円で維持しているため、最大128kbps(実際のところは64kbpsほど)で通信は可能で、音声通話も普通にできます。改めて書くまでもないかも知れませんが、povo2.0は様々なトッピングを付けることで、通常は0円で維持していたとしても、万が一の場合には24時間フリーのトッピングもあるので、いざという時には役に立つでしょう。それを常に持ち歩いているスマホで使えるようにし、Chromebookと連携が取れるなら、かなり自分的には安心できます。

改めて思うことは、ウィンドウズノートでそれなりに外でも使えるようにするためにはいわゆる格安のものだと購入直後は使えていても、長く使うことは難しいという事と、外で高性能なノートパソコンを使う場合、落としたりすると壊れてしまうリスクを負わなければならないということです。現在のChromebookは、実は最初に紹介したWindowsノートよりもスペックは低いのですが、Chromeブラウザ上で動く事しか基本的にできないということと、リモートアクセスで別のWindowsパソコンを画面から操作するだけという軽い処理に限定することで、ほとんどストレスなく家でも外でも使えるようになっています。前にも書きましたが、今使っているChromebookは文教モデルなので、落下しても壊れにくく、キーボードを水で濡らしても使えるような基準をクリアしています。安く買えるものを選んでいけば、外で乱暴に扱って壊してしまっても、そこまでの経済的なダメージを負いにくいハードだと思います。

今後、アップルのChromebook対抗MacBookがどんなものになるかが気にかかりますが、MacOSをそのまま載せるようだと、最初に紹介した私のWindowsノートのように、重くてアプリケーションも動かすのに苦労するようなものになってしまうかも知れません。それなら、単にブラウザを動かすだけに特化したChromebookの方が快適に長く使える時間が多くなるでしょう。今後のChromebookが今と同じように格安のモデルが提供されていくなら、常にスペアを用意しながらメインのノートパソコンとして使うこともこれから考えていきます。


店から高級腕時計を強奪するような事件を無くしていくためにはスマートウォッチの便利さを啓発すべき?

裏バイトで募集を受けて白昼堂々街中にある貴金属店から宝石や高級腕時計を盗むというような事件がここのところ連続して起こっていますが、いちばん捕まる可能性が高い実行役というのは行動を防犯カメラでマークされるので、その場から逃走はできても身元を把握され、逆に捕まらない事で全国に指名手配されてしまうような事も起こっています。もし盗品が指示役(の一歩手前?)の手に渡ってしまったら、そこから足が付かないように海外に持ち出されて売られてしまうのかも知れません。ネットで募集をかけて集まってくる「兵隊」はいざという時には雇用主から助けてもらうことはできないという事例がこれだけ溜まっているのに、同じような犯罪が無くならないわけは、法外な「バイト代」を出せる盗品ビジネスの仕組みにあるのではないかと思います。

盗んできて、極端な話宝石なら石だけを売ったり、金だったら溶かしてインゴットにして売るようにすれば、前歴というものは残らないので、金や宝石に希少価値がある以上、国内ではなく海外に持ち出して売るならば、同じように狙われるのは仕方ないのかも知れませんが、今回のお題は「高級時計」の価値は今後も維持されるのか? ということについて考えてみたいと思います。

電池を使わず、ゼンマイで動く機械式時計というのは、愛好者も多く芸能人などもステータスシンボルとして腕にはめているのはよく見ます。同じように、高級ブランドの腕時計を持ちたいというニーズがある限りは、新品で買えなかったりすると中古の価格の方が上がってしまったりするのですが、こうした流れに一石を投じているのがアップルウォッチに代表されるスマートウォッチやスマートバンドではないかと思います。

アップルウォッチは個人的には数年しか使わないのに高いと思いますが、ステータスとして数百万円の腕時計を今まで複数買っていた人からすると、むしろバージョンアップの時に乗り換えを続けたとしても、コスト的には微々たるものでしょう。それでいて、スマートウォッチでできることは多く、ちょっとスマホを持たずに出掛けてしまっととしても、電話を掛けたり受けたりできるものもありますし、単体でIC乗車券や電子マネーの決済端末としても使えるだけの利便性を持っています。

私の常に付けているスマートウォッチには通信機能や決済機能はありませんが、スマホと常時Bluetoothで破せしていれば、メッセージを見るだけでなく、着信があると震えて知らせてくれるので、常にサイレントモードにしてスマホを使っている私としては、付けていれば自分のところに掛かってくる電話を決して逃さないアイテムとして、無くてはならないものになっています。

実のところ、昔は友人が機械式時計好きだったのに感化されて、機械式時計を数本揃えて悦に入っていた時期もありました。そののち、正確な時間がわかるならGショックのタフソーラー付きの電波時計で十分だとデジタル感満載の時計を普段使いしていたこともありましたが、今ではそうした時計を全く使わなくなりました。時間は常にネットにつながっているスマホと連動しているので正確ですし、自分の健康状態もわかるような機能がスマートウォッチには付いていますので、付けると体の事を気にしながら生活できるようにもなりました。

と、私が書くまでもなく、最近はテレビに出ているような人の手を見ると、多くの人がスマートウォッチ・スマートバンドを使っている人が増えたように感じ、これは良い傾向ではないかと思います。機械式時計では有名なロレックスというのは、単に持って使ったとしても定期的なメンテナンスにお金がかかり、数年に一度は分解してオーバーホールすることで長年の使用に耐えうるところがあります。反対に、アップルウォッチは定期検診に出す前に新しいアプリが動かなくなってしまえば、まだ普通に動いていても新しいものに買い替えることになり、古いものには一般的には価値は出ません(試作機とかアップル社の歴史を示すようなものは高くなるにしても、そんなものが一般消費者の元に回ってくることはほぼないでしょう)。

最近では普通にスマートウォッチを付けていても違和感を感じることはないと思います。一時は携帯電話やスマホを人々が持つようになって腕時計自体を付けなくなったという事もありましたが、他ならぬアップルウォッチが、腕時計をする習慣を改めて人々に示したというような事になっています。単なる見栄のために高級時計を何本も買うよりも、アップルウォッチの最新型を出たタイミングで変えていく方がよっぽど便利でおしゃれだと思う人が増えれば、高級時計は趣味の範疇で集めている人のところに集まるようになり、莫迦みたいな高値で取り引きされることもなくなるのではと思うのですが。

そうして、お金は持っていても高級時計でなくスマートウォッチを使うような人が更に増えていけば、全体として価格も下がるでしょうし、庶民でも十分に使えて性能も良いモデルも出てくるのではないかと思います。個人的には、今のスマートバンド(1万円弱で購入可能)でも十分決済機能を搭載することはできると思うので、早くそうした機能が搭載されたものが出てもらえば、かなり世の中は代わると思います。今はそこそこモバイルSuicaなどが普及しているので、電車に乗る場合にはきっぷを券売機で買うための行列とかは減っていると思いますが、例えば駐車料金などの支払いで直に現金やクレジットカードを通すような精算機はなかなか使うのが難しい人がいるようで、ちょっと人がおしよせるとたちまち大行列になってしまいます。それが腕にはめたスマートウォッチをかざすだけで支払いできるような事になれば、行列にならないとは言いませんが、支払いのための混雑緩和には役に立つと思います。

来年あたりは、高級腕時計を盗んでも高くても買う人が限られるよう、もっと安いスマートバンドの方でも色々できる事が増え、さらに多くの人に腕時計の本命として普及して欲しいなと思う今日このごろです。


アップルの学習用低価格帯パソコン販売の方向がChromebookの状況も変えつつあるのでそちらに期待

アップルの出しているハードというと、MacやMacブックのパソコンと、iPhoneやiPadのような携帯端末に分かれていましたが、今後はそれらのハードと違って価格がお安い、学習用の端末(低価格の新しいMacBook?)の生産にも打って出るのではないかというニュースが有りました。学習用のパソコンというと、NewtonOSを使ったeMateを思い出してしまうのですが、本当にそういった端末が出たら学生以外でも欲しい人が沢山いるのではないかと思います。

恐らくそうした端末は、現在Googleが出しているChromebookに対抗する意味であるのだろうと思います。学校単位で導入してくれるところが増えれば、会社の業績も上がるでしょうし、今のChromebookと同じような事やそれ以上の、パソコン的な作業が低価格でこなせるのなら、私も欲しいくらいです。

そんな中、まだ海外で発表されたニュースで本当にそうした事になるのかは不透明なのですが、興味深いニュースが入ってきました。今後、新しいアップルの低価格端末がどのくらい使い続けられるのかはわかりませんが、Googleは2024年から、2021年以降に発売されたChromebookや、それ以前に発売されたChromebookでも、自動更新機能を10年間は保証するというアナウンスを出したと言うのです。2021年以降発売のものは自動で延長され、それ以前に発売されたものについては手動選択(?)で延長の手続きができるという話です。

今までのChromebookは、発売されてから6~7年が自動更新の期限で、現在私が使っているChromebookは発売されてから日が経っているので、あと3年くらいで自動更新されなくなるという事を了解の上で使っています。ただもし私の使っているChromebookでも10年の自動更新保証が利用できるということになると、安心して使える時間が増えるだけでなく、今後もし安売りされるChromebookが出た場合、自動更新できる期間も増えるということになります。

現在、Chromebookの市場を見ていると、ものによってはかなりディスカウントされて学習用として作られた端末のデッドストックと思われる未使用品がかなり安く売られているので、今後も同じように安く買える状況が続けば良いなと思います。

こうした学習用の端末は、安いとは言え一通りのネット利用は十分に可能で、スマホだけでない大画面を利用できるので、パソコンを持っていない人が補助的に使うのにも良いのではないかと思います。

話はアップルの学習用ハードに戻りますが、特に今までは、パソコンを持つまでもないものの、キーボードを使っての入力などを広い画面を使って行ないたい時には、iPhoneを使ったいる方はiPadにワイヤレスキーボードを付けて使っていた方もいるでしょう。ただし、iPadは基本的にはiPhoneの画面が大きくなったものでもあるので、パソコンと同じように使うには不満点も出てきていたと思います。

もし低価格なMacBookが発売されれば、そうしたアプローチには別の方向で、iPhoneとセットにしてパソコンのように使いたいようなニーズにも新たに出てくるでしょう。私の場合は気軽にChromeブラウザを使いたいということもありますが、Linuxを起動させて日本語入力にMozkを使いたいのでChromebookを使っているようなところもあるので、基本的にはChromebookを使い続けると思いますが、これからは持っているスマホの種類によってChromebookかアップルの学習用ハードかを選ぶように変わっていくのではないかと思います。

特に、学生が最初に触る端末がアップルになるかGoogleになるかというのは、その後の消費活動にかなりの影響を及ぼすだろうと思います。新ハードの性能や価格がどんなものになるのか、今回のGoogleの発表からすると、それなりにアップルの端末が魅力的な端末になるのなら、その内容が出てくるのが楽しみです。今後もこの関連のニュースがあったらこのブログで紹介させていただこうと思います。


ポータブル電源を使い込むようになって改めて思うモバイルバッテリーにあると便利な機能について

以前このブログで、10000mAhくらいのモバイルバッテリーが千円ちょっとくらいで安売りされたら、とりあえず手に入れるべきだと書きましたが、またまたそうしたやり方に沿ってモバイルバッテリーを増やしてしまいました。アマゾンのクーポンで半額になるのが嬉しいAUKEYのPB-Y33というモバイルバッテリーが届きました。物については以下にリンクを貼っておきます。

今回、大きさはスマホぐらいでそれなりに薄く携帯しやすいバッテリーが増えたのですが、このバッテリーの特徴である容量をパーセント表示するというのが、結構はまっています。というのも、ここでも色々と書いていますが、ソーラー充電でポータブル電源を運用することを現在行なっているのですが、毎日充電することになるので、やはり電源の耐久性について心配するところもあるのですが、ポータブル電源に限らず、モバイルバッテリーやスマホの内蔵電池についても同じように言えることがあります。それが、「過充電・過放電を行なわない」というものです。

ポータブル電源のメーカーが言う、一番電池に優しい使い方というのは、残り30%になったら充電し、充電は80%で止めるというものでした。ただこれだと、ポータブル電源の容量の半分しか使えないことになります。私の新たに購入したポータブル電源は、何と使っていて電源を切るところと、充電していてそれ以上充電しないようにするところをアプリで設定することができるので、今のところは10%から95%のところで設定して使っているのですが、モバイルバッテリーを長持ちさせたい場合には、スマホの充電が終われば一日に何回も充電しないような使い方であれば、30%~80%の間で充放電を繰り返すことが長くモバイルバッテリーを使い続ける鍵になります。

今回購入したモバイルバッテリーは、ボタンを押したり充電をしたり、スマホにつないだりすれば、常に残量がパーセント表示されます。今後は、モバイルバッテリーにも専用アプリを用意するようなものも出るかも知れませんが、とりあえずはこのバッテリーで容量をきちんとモニタリングすれば、充電していて80%になったら充電を手動で終わらせたり、スマホの充電が途中でも、残り30%になったら改めて充電するように、モバイルバッテリーの劣化を防ぐような形で管理することができます。

多くのモバイルバッテリーは複数のLEDライトで充電量を表すようにはなっていますが、細かく管理することは難しく、満充電しないで使っている方も、おおかたの目分量で充電しているという方が多いでしょう。果たして今回購入したモバイルバッテリーの残量表示が正確かという肝心なところはわかりませんが、それでも、バッテリーを大事に使うための基準にはなってくれると思います。

というわけで、今後はモバイルバッテリーにも専用アプリとの併用で、自動的に充電を終了してくれるような機能の付いたものが出て欲しいですが、今は容量のパーセント表示ができるモバイルバッテリーをアナログ管理することで、普通にモバイルバッテリーを使うよりもより電池に易しく使ってみようかなと思っています。


一つの部屋でスマートスピーカーを2台設置して使い分けるのにはそれないの意味があり使い方によっては便利

今年、本格的なソーラー充電生活に入ろうと思った一つの理由が、今までテレビが大型プラズマテレビ一台しかなく、あとはスマホでテレビを見るような状況だったので、できれば一人でいる時にはプラズマテレビを付けないで電気代の節約をしたいと思ったからでした。

そう思って今年の始めから揃えだしたモバイルモニターにテレビチューナーを連携させるやり方で昨年比でもかなり電気代を減らすことに成功したのですが、最近はもはやテレビを常に見るということもなくなってきています。

現在、アマゾンのスマートスピーカーを部屋に置いているのですが、スピーカー単体のモデルと、ちょっと離れたところにアマゾンタブレットを置き、どちらに呼び掛けてもテレビやエアコンにパソコン、照明や扇風機のON・OFFができるようにしていて(パソコンはONのみ)、わざわざスイッチを入れたりリモコンを手に持たなくても気が付いた時に呼び掛ければ家電のスイッチをOFFできることも、節電に寄与しているのではないかと思います。ただ、今まではちょっとした問題がありました。

2台あるスマートスピーカーに同じ名前で動作させていたため、呼び掛けても近くのものでなく遠くのものが反応してしまうようなことは、同じ部屋に置いてある以上どうしても起こってしまう不具合です。そこで、以前にも書いたかも知れませんが、二台のスマートスピーカーの名前を別に登録してキーワードを変えました。アマゾンタブレットの方は今まで通り「アレクサ」ですが、単体のスピーカーを、商品名と同じ「エコー」にしたことで、私の使い方ではかなり便利になりました。

というのも、今までも単体スピーカーの方に呼び掛けてインターネットラジオのradikoを利用したり、パソコン上の音楽配信サイトspotifyから、音の出口をスピーカーの方にして音楽を楽しんだりしていると、何かスマートスピーカーに呼び掛けて家電操作などをしたい場合に最悪ラジオや音楽を止めてしまうことがしばしばあったのです。それが、呼び名で使い分けるようになって、その時の状況によって家電操作のためのスマートスピーカーに呼び掛ければラジオや音楽を中断しないで利用できるようになりました。

逆にアマゾンタブレットの方で動画コンテンツを見ている時に他の家電の操作したい場合には単体スピーカーの方に呼び掛けるようにすれば良く、スマートスピーカーと連携させているものを動かすなら、全く動くことなく操作することができるようになりました。ある意味、二つのスマートスピーカーの使い分けができているわけですが、アマゾンタブレットの方だと音だけでなく画面に呼びかけた反答を出してくれることもあるので、もう一方のスピーカーから音による情報を入れつつ、ピンポイントで知りたい明日の天気を瞬時に把握でき、それが声による呼び掛けだけでできるというのは、改めて電気とインターネットの力を感じます。

結果的に、ブログを書きながらラジオからの新しい情報によって内容を新たに書き直すこともありますし、ネットとスマートスピーカーの連携は今後も色々とやっていく中で、新たな魅力的なハードの出現にも期待したいですね。


マキタの10.8Vタイプの掃除機を使っているならあると便利かも知れないUSBアダプター

家庭用の掃除機を何にするか? というのは色々とご意見はあると思いますが、自宅はフローリングと畳の部屋しかなく、カーペットやソファーなど、吸引力をそこまで必要としないということと、トラブルがあっても部品だけを替えれば良く、さらに言うと本体を動かす電池も全国どこでも手に入れることができるという仕様が個人的には差さったため、マキタの掃除機を最初はサブでということで購入したものの、今やメインの掃除機として活躍しています。

マキタの掃除機はダイソンと比べると吸引力はかなり落ちるという話もありますが、とにかくマキタの掃除機は種類が多く、今後は40Vのバッテリーが主流になってくれば、他のコードレス掃除機と遜色ない基本性能を得ることも可能です。現在の主流は18Vや10.8Vのものになりますが、私はそれまでマキタの工作機械は持っていなかったので、実際に持っている人の意見も聞きながら、畳とフローリングなら吸引力が低くても気にならないということで、10.8Vのバッテリーを使うタイプの掃除機にしました。

電池については通常一個しか付かず、充電時間は22分とは言うものの、マキタの掃除機を使うなら電池の予備を追加購入し、一つの電池で使い過ぎて止まってしまっても、予備の電池を使いながら空になった電池を充電することでACコード付きのような連続運転もできるような体制にする方が良さそうだったので、現在は電池2個で回しています。

今回は、一応小さな10.8Vバッテリー対応の掃除機を買ったため、一般的に使える他の機器が多い18V用のものは使えないのですが、その分かなり10.8Vのバッテリーは小さいので、USB出力でスマホの充電などUSB機器が使えるようになるマキタ純製のUSBアダプター「ADP08」を購入しました。

大きさの比較用に用意したのは、アマゾンでベストセラーということで過去に購入した小さいモバイルバッテリー、Anker PowerCore 10000です。10,000mAhの容量を持ち5V 2.4Aで出力可能なものですが、USBアダプター部分は出っぱるものの、これならぎりぎりモバイルバッテリーの代わりとして携行可能ではないでしょうか(18V以上のものはこれより大きいので)。スマホ充電はもとより、写真のようにUSBの扇風機やライトをつなぐのも良さそうです。

本体の出力はゴムカバーをめくった中にあるUSB-Aタイプ一つのみですが、通電のためのスイッチが付いているのが個人的にはこの製品の気に入った点です。前の写真の扇風機はUSB端子に差せば回り、引きぬくと止まるというものですが、このスイッチのおかげで手元で止めたり付けたりすることができるようになりました。直接USBに差すライトでも同じで、明かりのON・OFFをスイッチでコントロールすることができます。以前紹介したセリアのLEDライト(USB端子に小さなライトが付いているだけのもの)を付ければ、懐中電灯の代わりとして使うことができます。さらに、本体にはストラップホールも付いているので、外で使うにはさらに便利です。

私自身はモバイルバッテリーも複数持っているので、このセットを持ち出すような事はしませんが、このバッテリーは掃除機用として必ず一つは満充電されてスタンバイしています。ふだん持ちしているモバイルバッテリーでもそこまでの頻度で充電はしないので、基本的には家のお掃除のために使うバッテリーが、いざという時にはスマホの充電や明かり、扇風機を回すなどできるようになるということだけでも、じゃまになるものでは有りません。

現在は2つあるマキタのバッテリーは一つは掃除機に装着しておき、もう一つはこのUSBアダプターをバッテリーカバーのように接点を塞ぐように装着して置いておくようにしています。実際の災害の時に役立つのかどうかはわかりませんが、今後同じような10,8Vで動く道具の中で他に日常生活の中で使えるような道具があればもしかしたらこの手のものが増えるようになるかも知れません。


古い車であっても車内オーディオを使ってのFireタブレットの利用にはFMトランスミッター導入が便利

前々回紹介したパソコンバッグを扱っているエレコムネットショップでの買い物は、基本送料が550円なのですが、パソコン用のバッグの価格は600円弱だったため、このままだと送料を入れると微妙に安く買うことができません。そこで、消費税込みの価格が2,200円以上になるために同時購入したものの一つが、今回紹介するシガーソケットに差すタイプのFMトランスミッター「LAT-FMBTB04」というものでした(エレコムダイレクトショップで1,000円で購入)。

私の車は古いだけでなくオーディオも純正そのままで使っているので、スマホやタブレットとカーオーディオをBluetoothで接続して出力するような事はできません。それをやるにはBluetooth対応のオーディオに買い替える必要がありますが、さすがにそこまではしたくないので、今までは車のドリンクホルダーに置けるタイプのBluetoothスピーカーと一緒に使っていました。ただこれだとスマホやタブレットから音を出そうとした場合、まずスピーカーのスイッチを入れて通信端末と接続する必要があるのでめんどうなだけではなく車内での飲み物の置き場に困ったり、電源を使う器材が増えケーブルが増えて困るなどのディメリットを我慢して今まで使っていました。たまたま送料対策用にと購入したものですが、これ一台でかなり車の中をスッキリさせてくれることがわかりました。

本体にはUSB出力が2つあるので、メインで使おうとしている8インチのFireタブレットと、テザリング&カーナビ用途に使うスマホへ同時給電が可能です。使い方は、音を出力したい端末と本体をBluetoothでペアリングして接続します。音はトランスミッターで本体からFM電波を出すことで、車にFMラジオのあるものならどんな車でも、出力する周波数に車のラジオをセットすれば、車内オーディオでタブレットから出てくる音を聞けるようになるわけです。その際、できれば出力側のタブレットやスマホの音量は最大にしておくことで、カーラジオで通常の局を聞いている音量に近い大きさの音になります。ですから、その後でBluetoothイヤホンを使う場合には事前に音量を下げてから使うように気を付けましょう。

最新の車では標準のオーディオにスマートスピーカー機能を搭載し、全てを一体化することで、過去に作られた「ナイトライダー」のドラマのように、呼び掛けるだけでオーディオや、それ以外の事をコントロールすることが可能になるのですが、このセットだけでもほとんど同じことができます。特にFireタブレットをメインに使うことで、ニュースや天気予報をピンポイントに教えてくれたり、radikoのプレミアムサービスと併用することにより、Alexaサービスのスキルで全国のラジオを聞き分けることができるので、声で「TBSラジオを聴かせて」と喋り掛ければ、長距離移動していてラジオ局のサービスエリアから外れたり、トンネルや山間部などラジオの電波が届きにくい場所を走行していても携帯電波が通ればそのまま聞き続けることができるようになります。

当然動画の音声もカーオーディオから出すことが出きます。私の場合は自宅に置いたテレビサーバーを外から接続して見るようなことも(地上波だけでなくBS・CSも)できます。今までは車のオーディオに比べると単体のスピーカーの音が聞こえずらいというのが難点でしたが、今回のトランスミッター導入で、現地で使われていない周波数を使えば問題なく車内で動画・音楽・ラジオ・その他情報をスムーズに入手でき、ストレスなく聞けるようになりました。ケーブルが多い状況もこれでなくなるので、これから暑いさなかでも、手元で飲み物をキープしながら運転できるようになりました。

今後問題があるとしたら、近所で使っている際には問題にならなくても、長距離を移動して使っていると、セットしてい周波数と同じか近いところで地元局が放送を行なっていると混信しますので、その場合は本体から出力するための周波数を変える必要が出てきます。この製品では、88.1・88.3・88.5・88.7MHzから選択可能ですので、あらかじめこれらの周波数をFMラジオの方でプリセットしておいて、混信がひどい場合には切り替える手間は仕方がないと思って使いましょう。

これなら一式(といっても本体と充電ケーブルのみ)持って行けば、現地で借りたレンタカーでも使えるので、ちょっとした事でこれだけ便利になるなら、なぜもっと早く買わなかったのかと思ってしまいますね。ただ軽バンのグレードの低いものだとそもそもAMのみのラジオしか付いていないこともあるので注意しましょう。


学習用Chromebookをメインで使うためのバッグをアウトレットで購入してみたら

私がモバイル用に使っているChromebookは、新品で売っていた時には学校などで使うために作られた規格のものであろうと思われます。画面サイズは11.6インチ、メモリ4GB、SSD32GBというのはLinuxを入れてしまうとほとんど何もできず、インストールするAndroidアプリを選ばざるを得ないスペックになってしまっています。だから安く購入できたわけですが、このスペックは余分な空き容量をあえて入れない学習用として作られたためであると思えるので、今回はその「学習用」というポイントを押さえてのグレードアップについて実際に周辺機器を購入してみました。

たまたま、楽天市場のポイントがほぼ倍になるキャンペーンをやっていまして、エレコムの楽天店から購入したのが、思いっ切り小学生が使う事を考えて作られたタブレットおよびパソコン用のバッグ(型番はBM-IBHBBV11というもので600円弱で購入)でした。色はお店での取り扱いで黒とピンクが有り、黒は安売りしていなかったのですが、最近は黒が男とかピンクが女とかいうことは基本的にはないので、製品の企画段階から失敗したのでは?(男女関係なく使える色にした方が良かったのでは)と思ったのですが、そのおかげで売れ残ったピンクのバッグを安く購入できたわけです。大きさはまさにぴったりという感じで、これ単体でも持ち歩けるような感じになっているのは良いですね。
このバッグを買う前に、過去に購入したパソコン用のケースは持っていたのですが、それはインナーケースのようなものなので、パソコンのみを持ち歩くためには別のバッグに入れる必要があったのですが、それだけでも私にとっては便利です。

パソコン本体以外の収納は、前面にポケットが2つあり、ケーブル類や薄型のACアダプターが上の小さなポケットに入り、下の方には私の場合、パソコンとは別に8インチのFireタブレットがぴったり入ったので、このバッグでパソコンとタブレットを同時に持ち運ぶことができるようになりました。

そして、裏にもポケットがあるのですが、こちらの方にはA4のクリアファイルがそのまま入るので、本来はノートなどを入れるためのものらしいのですが、書類を折り曲げずに持ち運ぶ時に入れたり、とりあえずクリアファイルには災害時の覚えのような書類を入れて、さらにパソコンをテレビで接続できるようにHDMIケーブルのセットを入れることにしました。

このサイズはランドセルの中にも入るサイズということで、普段はバックパックの中に入れて持ち出すような感じで使うようになると思います。旅行にもそうして持って行くことで、モバイル関連の荷物と非モバイル系の荷物をきれいに分けられますので、今後のお出掛け(特に電車での)が楽しみになってきました。エレコムのアウトレットでまだあるかどうかはわかりませんが、今後のChromebookの買い換えも同じサイズがあれば11.6インチサイズのものにしたいと思っているので、このバッグは割と長く使えるのではないかと思っています。


Chromebookはマウスを使わなくても色々できてしまうモバイル用途に向いたノートバソコン

今年は、ぎりぎりになって親戚へのお中元をネット注文したのですが、このくらいのことだとわざわざWindows搭載マシンを起動させなくても、Chromebookだけで十分に間に合ってしまいます。そんなわけで、現在は自宅でも基本的なネット利用にはChormebookを使い、どうしてもWindowsで行なわなければならない事でもChormebookでミニPCをリモートデスクトップで使っているので、Windowsノートの出番がめっきり減ってしまいました。今後の事を考えると、自宅据え置きで使える画面と解像度の高いChormebookに、高性能なCPUを搭載したミニPCを組み合わせて、ウィンドウズノートでやることをChormebookの画面上でリモートデスクトップを使ってやっても良いのではないか(もちろん、状況によっては専用モニターを使ってのWindowsを使うこともありますが、今の私の使い方ではそこまで使いたおすことはないと思うので)と思ったりしています。

こんなことを書くのも、Windowsノートを使っていても快適に使うには「マウス」の利用がどうしても必要になったりしていたのですが、リモートデスクトップでWindowsOSをChormebookで使う時を含め、現在ほとんどマウスはつながずに、タッチパッドのみで使っていたりするのです。

当初、Windowsノートと同じものと思って、左右のクリックボタンがないタッチパッドでどうして「右クリック」をするのかわからず、Bluetooth接続のマウスを使っていたのですが、Chromebookのタッチバッドの使い方を覚えるうちに、ほとんど全ての事をタッチパッドからできることがわかりました。このように文章を打っている場合、両手は常にキーボード上にあるわけで、その状態で様々な事をマウスを使わないでできるなら、家だけでなく特に外に出てChromebookを使う方がマウスが必要ない分荷物を減らせますし、極端に言えば膝の上に乗せて入力や各種操作が完結するので、本体と電源回りの小物のみで使うことができ、かなり合理的です。というわけで、ここではChromebookにおいてのタッチパッドや、数字キーの上にあるWindowsなどではファンクションキーのある位置にある上部キーについても紹介させていただこうと思います。

まず、Chromebookではタッチパッドを「指一本」「指二本」「指三本」使って動かすことでできることが違ってきます。ここではその動作の違いをまとめてみることにします。

・指一本でできること
ポインタを動かす
普通のクリック及びダブルクリック(パッドの下半分を一本指で押す)
ドラッグ&ドロップ(一本指でアイテムをクリックしながら移動・放す)

・指二本でできること
右クリック(二本指でクリックすると右クリックになります)
スクロール(二本指で上下左右に動かすと画面をスクロールできます)
ページ間移動(履歴の前のページに戻るには二本指で左スワイプ、元に戻すには右スワイプ)

・指三本でできること
Chromeのタブを閉じる(上部のタブにポインタを合わせ三本指でタップ)
新しいタブでリンクを開く(リンクにポインタを合わせて三本指でタップ)
タプを切り替える(三本指で左右にスワイプするとタブ間を移動できます)

次に、上部ボタンについても説明をしておきましょう。これについては、他のキーボードと違っていることをわかっていただくために、私のChromebookのキーボードの写真を付けましたので、この写真の通りに説明します。

左から
「エスケープキー」これはWindowsと同じ
「矢印キー」ウェブサイトを閲覧の際、左矢印で履歴を前に戻し、右矢印で後のページに進めます
「リロードキー」ウェブサイトを再読み込みします。ページに更新があれば新しい情報が見られます
「フルスクリーンキー」上下のタプなどを消して全面画表示になります
「ウィンドウ切り替えキー」開いているウィンドウが並列に出てくるのでクリックで切り替えられます
「照度変更キー」画面を暗くしたり明るくできます
「ミュートキー」本体から出てくる音を一時的に消すことができます
「ボリュームキー」本体から出る音の調整ができます
「電源キー」長押しすることで電源を落とすことができます。(私のノートの場合物理的な電源キーもあるので、長押しするとロック画面になります)

と、簡単に紹介しましたが、自分で設定を変えているとこるがあります。Windowsでは「CapsLock」キーのあるところが、検索用のキーになっているのですが、検索自体はブラウザを開けばできますし、オール大文字で打ちたい場合もあるので、設定から左にある検索キーを「CapsLock」にして使っています。キーボードショートカット(コピーペーストなど)はコントロールキーと別のキーの組み合わせでそのままできるので、必要に応じて自分の使いやすいようにカスタマイズすれば、そこまでChromebookでマウスが必要なく使えるのではないかと思います。

個人的にはこのタッチパッドのおかげで、リモートデスクトップでWindowsを操作する場合でもマウスをあえて使わずに操作できるようになったので、家でもChromebookの画面でWindows11を使ってしまっています。自宅で使う場合には早くて安定する光回線の利用がおすすめです。