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ガラケーやガラホに関する紹介です

シャープ ドコモSH-06G その2 SH-01Jとの細かな違いについて

OSがAndroidで、タッチクルーザー搭載ということで先に購入していた同じSHARP製のSH-01Jとの操作性は似ていて使い方に戸惑うことはありませんでしたが、まずはSH-01Jの充電ホルダと電池はSH-06Gで使えるのかどうかということについて紹介しておきます。

結論を先に言うと、どちらも片方のものしか使えないようになっています。それは本体の電池の容量が変わっていることも原因でしょうが、本体の大きさが微妙に違っていて、お互いのホルダーにしっかりセットされないような別モノになっているためです。電池の方は仕方ないにしても、富士通のように充電ホルダくらいは今まで出してきたガラケーを含むものとの互換性を持たせ、以前使っていたF30という富士通の充電ホルダがF-05GやらくらくホンのF-02Jでも使えるような配慮が欲しかったところです(F30とF-05G,F-02Jに付属する充電ホルダF49の違いは、ACアダプタ用の端子がFOMA用かmicroUSBかの違いです)。

ですから、今まで富士通のガラケーで、旅先に予備の充電ホルダが欲しいというような事があれば、単体でのWi-FiやBluetoothによるネット接続はできませんが、F-05Gや、Wi-Fi経由のネット接続も使いたければ、らくらくホンであることを理解した上でWi-Fiでのネット接続も可能なF-02Jの方を考えた方がいいような気がします。

ただし、SH-06GもSH-01Jも本体のmicroUSB端子はフタのない状態で防水をうたっていますので、端子の破損にさえ注意すれば旅先ではそのままmicroUSBコードを差して使うと割り切るならそれはそれでいいかも知れません。

次に、キーパッドの内容に注目すると、F-05GにもSH-01Jにも付いていた「I」「II」「III」と書かれた自由に機能を分りふれるキーがありません。アプリの起動ならランチャーの導入で回避できますが、よく使う電話番号をこのキーに登録しておきたいという人にとっては直感的に電話できなくなるので残念な点です。その代わり、写真の数字キーの下にあるボタンのうち、右側のキーを普通に押すと「お気に入り」の画面になり、1から9のダイヤルボタンを押すことで指定した動作を行なわせることができるようになります。電話関連では「スピードダイヤル」を登録しておくことで、何回も違う画面を出してキーを押す手間がかかりはしますが、電話帳から呼び出すよりも簡単にダイヤルすることはできるようになります。

あと、日常的に歩いている人にとっては歩数計が機能として入っていないため、不便に感じる方もいるかも知れません。SH-01Jの場合はそこそこ多機能で、その日の歩数の合計も待受画面に表示させておくこともできていたのですが、どうしてもSH-06Gで歩数計を使いたい場合は強引にアプリによる利用を考えることになります。ただ、歩数計アプリを起動させておくと電池が消耗しますので、やはり総合的に考えるとSH-01Jの方が便利であることは確かです。

しかし、SH-01Jの方はLTEのXi契約が必要で、通話も無料通話のあるプランが使えなくなりますし、そうしたプランのままでガラホを使いたいという方はベストな選択はSH-06Gになるということは間違いないでしょう。

ドコモのFOMAが停波になるということはしばらくはあり得ない事なので、今後のXiの料金が通話定額ありきで進むのか、無料通話付きプランも出てくるのかということも視野に入れながらFOMA契約のまま格安の維持費でSH-06Gを使い続けるというのはそれなりにいい判断なのではないかと思います。


シャープ ドコモSH-06G その1 「端末購入サポート」とは?

性懲りもなくと言いますか、ドコモのガラホ3台目であるSH-06Gをゲットしてしまいました(^^;)。というのも、メインで使っている回線こそLTEのXiプランにしてありますが、元からキープしていた回線は3GのFOMAで、カードの種別こそガラホのF-05Gを白ロムで購入したものをショップに持ち込んでカード変更してもらったものの、まだ機種変更扱いにはなっていなかったので、まだFOMA用のガラホがあるうちに安く手に入ればと、端末の在庫がないにも関わらず、予約までして端末を確保しました。

購入したのは例によってドコモオンラインショップで、私が申し込んだ際にも在庫切れだったのですが、この時点でまだ予約を受け付けていたのでダメもとで予約をしたのですが思っていたより早く入荷の連絡が来ました。連絡が来てから一週間以内に手続きを取ればいいのですが、期間が過ぎてしまうと他の人に買われてしまいますので、私と同じ方法で購入する際には、どうしても手に入れたいと思われている方はお早めに手続きされることをおすすめします。

今回私があえてSH-06Gを機種変更で手に入れる気になったのは、この機種が新たに「端末購入サポート」で購入できるようになったことによります。機種変更で端末を安く手に入れる場合にはパケット契約やSPモードが必須ではないかと思われる方が多いと思いますが、カケホーダイの契約でない場合は、適用条件の「2.ドコモ指定の「基本使用料割引サービス」のご契約」にある、「指定基本使用料割引サービス」の中の、「ファミ割MAX50」「ひとりでも割50」「ビジネス割50」「(新)いちねん割引」「ハーティ割引」のうちどれかに入っていればいいのです。

私の場合は無料通話1,000円分のある「タイプSSバリュー」を「ひとりでも割50」を付けて契約しているので、毎月支払う金額は千円弱で済んでいるのですが、この状態でも「端末購入サポート」で購入できるわけです。ちなみにSH-06Gでは「端末購入サポート」を利用すると、条件はありますが、基本的に0円で機種変更できます。

というのも一つだけ注意点があって、この金額での購入が適用できるのは、規定利用期間として14ヶ月は継続して機種変更もLTEへの回線変更も解約もしないことが条件になっています。この点については端末を0円でもらう目的だけでの契約を防ぐためだと思われます。さらに私の場合は、カケホーダイプラン以外のFOMAの無料通話プランを維持することに問題がないだけでなくそれなりの意味を見出しています。

というのも、カケホーダイ(ケータイ)での契約をしたSIMをドコモの発売しているガラケーやガラホ以外のスマホやタブレットに入れて使おうとした場合、自動的にドコモから請求される料金が500円上がってしまうのです。そうした仕組みがないのが旧来のFOMAの料金プランなので、将来的にSIMスロット2つを同時に使えるDSDS(デュアルスタンバイ)対応のスマホを導入した時には無料通話分のあるFOMA回線のSIMカードを使えるようにしておけば、別の電話を転送させることでスマホ一台で複数の番号での待ち受けができるなど、何かと便利なわけです。

回線の話はこれくらいにしておいて、このSH-06Gについては今F-05Gに入れて使っているカケホーダイ専用のSIM(Xi回線用)を入れ替えて使うことを考えています。F-05Gと違ってSH-06Gの方にはBluetoothテザリングの子機としてネット接続が可能なので、SIMフリースマホやモバイルルーターを使って通話定額を利用しながらネット接続もできる状態にしておいた方が何かと便利だろうと思い、SH-06Gの購入を虎視眈々と狙っていたのです。

先に購入したSH-01Jと違ってWI-Fiとおサイフケータイは使えませんが、今使っているBluetoothテザリングも可能なSIMフリーのスマホとセットで使う分には便利な端末で、さらにnanoSIM採用の端末なので、あえて端末の補償サービスに入らなくても、本体が壊れた場合の予備の端末としても役に立つのであれば邪魔にはなりません。

ということで、実際の使い勝手などについては稿を分けて紹介させていただければと思っています。


シャープ ドコモSH-01J その10 本体にnanacoをセットする

現在の私のスマホは国産スマホで、おサイフケータイも一通り使えるようにセットしていますが、あちらを立てればこちらが立たずと言いますか、高性能のカメラが搭載されたモデルやSIMカードを2枚同時に使える端末を使おうと思うと、国産スマホはそういった所にお金を掛けたモデルを出していないので、今後スマホを換える際にどうしようか究極の選択を迫られるかも知れません。

その際スマホを2台同時持ちというのも大変なので、せめて電子マネー系のアプリで現状のSH-01Jで使えるかどうか確かめておきたいということで、プリセットされたおサイフケータイのアプリの中でも入っていず、正式に利用がサポートされていない「nanaco」がSH-01Jで使えるのかどうかということを今回確かめてみました。

まず必要なのはおサイフケータイ用のnanacoアプリがインストールできるかということですが、これは母艦的に使っているAndroidスマホからBluetooth経由でnanacoアプリをインストールすることは可能です。しかし、アプリをインストールしてもSH-01Jに入っているおサイフケータイアプリを開くと出てくる一覧の中には入ってきません。とりあえずはその辺は無視して(^^;)、とにかく粛々とアプリ用のパスワードと引き継ぎ用の番号を入力したところ、無事にアプリが起動して今持っているポイントと電子マネーの残高が正常に表示されました。

こうしてアプリが使えるようになったらもしかしたらおサイフケータイのアプリを開くと一覧に載るのかなと思ったら全くそんなことはなかったので(^^;)、仕方なくアプリとしてこれも強引にインストールしたランチャーアプリCallLauncherFewwにnanacoをセットすることですぐにnanacoを呼び出せるようにすることができました。

ただ、本体の一番下に「クイック起動キー」が3つあるので、このキーにおサイフケータイアプリとともにnanacoを割り当ててもいいでしょう。この「クイック起動キー」の割り当てでは、一つのボタンに通常の押し方だけでなく「長押し」で別のアプリを割り当てることもできるので、どこかのキー一つに通常押しと長押しで「おサイフケータイ」アプリと「nanaco」アプリの両方を割り当てるのもいいかも知れません。

アプリ自体の操作も、今までたまっていたポイントをマネーに移行する手続きをSH-01Jで行なったところ、こちらも問題なくできました。MVNOのSIMでもセンターとの通信ができることが改めて確認できたわけで、これで何とかnanacoがSH-01J上で使えることはわかりました。

ただ、もし今後nanacoアプリがアップデートされた時や、nanaco自体が正式にSH-01Jで使えるようになった場合に自動的にアプリがアップデートできるのか、同じように新しいバージョンを手動でインストールした時にどうなるのかということについては、個人的にははっきりしないので、万全を期したい方は正式にnanacoがSH-01Jに対応するまで待った方がいいとは思いますが、今回紹介したように強引にインストールして利用することは可能であるということではあるので、緊急避難的に利用することについては何とか2017年1月現在ではできたということをここで報告させていただきます。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01J その9 一通り使ってみての感想

まだ説明のし残しもあるかも知れませんが、とりあえずSH-01Jについての解説はここまでとします。私は現在SH-01Jでは使っていませんが、おサイフケータイについてはプリセットされたものについてはMVNOでも利用可能であったという報告を利用者の方からの口コミでいただいております。

そうなると、SIMフリーのスマホを使う人にとっては、あえてスマホの方におサイフケータイが内蔵されているものでなくても二台持ち三台持ちで使えば、必要な時におサイフケータイが使えるようになるので、その点でも持つメリットはあると言えるでしょう。

個人的にこの端末は、通話とメールだけで使うにはもったいないような感じのする端末です。もし24時間定額でなく5分定額でいいのなら、むしろ積極的にMVNOの5分定額オプションの付いたプランで通話メインで必要な時にネット全般も使えるような形にして、タブレットとセットにして持つというのも面白い気がします。

SH-01J用ということでシャープも「PASSNOW」というタブレット連携アプリを用意していて、着信やメールの通知、写真の転送などが可能になるので、単なる二台持ち以上の利便性を持って運用ができるようになっています。

私自身の使い方としては通話用にはF-05GというFOMA専用のガラホを使い、本来SH-01Jに入れるはずの通話用SIMを入れています。これは別にFOMA用のガラホにしなくても、普通のガラケーにSIMアダプターを使ってnanoSIMを標準SIMやmicroSIMに変換して使えるならガラケーの白ロムを新たに買ってきて、SIMを入れ替えて使えばいいのですが、F-05Gの場合はSIMカードのサイズがSH-01Jと同じnanoSIMなので、いつでも入れ替えて使えるようにしているに過ぎません。

現在は実際にLTE用のSIMを3G用の端末に差して運用しているわけですが、2年間ずっとauの3G回線を使ってきて、VoLTEは使えないものの、音質的にFOMAでも今のところそれほど音質が悪いとは思えません。今後VoLTEが違う会社との通話でも使えるようになった場合には改めてSIMをSH-01Jに戻して使うこともあるかも知れませんが、そういう事が実現されている頃には更に新しい魅力的な端末が出る時期になっているかもしれないので、SH-01Jについては新しい機種に劇的な変化がない限り、このままMVNOのSIMを入れて楽しむスタイルを続けていくようになると漠然と思っています。

スマホがあるのになぜこんな中途半端な端末を増やして使うのかと思われる方もいるかも知れませんが、例えばゆっくり腰を落ち着けてモバイル運用ができるような場合はガラホでもスマホでもなく、ノートパソコンを使って両手によるキーボード操作による作業を行なえますが、ちょっとした時間にメモをしたりメールを返信したりする場合、本体が小さくても物理的なキーから確実に早く入力できるポケベル入力(ベル打ち)ができる端末があると安心できますし、ちょっと取り出して使うくらいだったら、スマホと比べての使用頻度はこのSH-01Jの方が多くなるような気がします。スマホはもう少しややこしい事を外で立ったまま行なうような時に使うというように使い分けを現在は考えています。改めてガラホでベル打ちが使えるというのは私にとっては導入する大きなメリットになりました。

どちらにしても、これ一つで全てのことができる端末ではないということは多くの人と意見が合うところでしょう。ただ多くのモバイル機器の中でどう見ても普通のガラケーにしか見えない端末であれもこれもできてしまうという事自体が持っていて楽しい部分でもあるわけで。とりあえずはスマホが電源が落ちるなどして使えなくなった時のバックアップ用途としても使えるように最低限のアプリを入れるなどの用意をしつつ、さっと書けるメモ機として使いながら、歩きナビとしても使ったり音楽を聞いたりと使い方をこれからも模索していきたいと思っています。

(2017.1.5追記)

SH-01JにMVNOのSIMカードを入れて使えるおサイフケータイについて、「モバイルSuica」「楽天Edy」「QUICPay」については利用可能との連絡を本ブログのコメントでいただいております。また、個人的に設定を行なった「ヨドバシゴールドポイントカード」は問題なく発券できました。「iD」と「モバイルdポイントカード」については個人では持っていないため確認できていません。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01J その8 入れておくと便利なアプリ

ここまで多少のアプリの紹介もしつつSH-01Jについて紹介してきましたが、おさらいとして今までの話の中で既に導入したアプリをまずは紹介しましょう。

・nicoWnnG IME(日本語入力アプリ ベル打ちを使うために必要)
・Aterm Mobile Tool(NECのモバイルルーターをコントロールできるアプリ)

この他にも色々入れていますが、何のアプリでも使えるようになるわけではありません。基本的にはGoogle IDを入れて使うアプリは使えません。ブラウザのChromeもブラウザとしては使えますが、Google IDを入れてブックマークの共通化のような事はできないので、アンインストールし、標準のブラウザからGoogle IDを入れてログインし、Gmailを使うようにしています。GoogleのサービスではYouTubeやGoogleフォトのサービスも標準のブラウザから使うことができるようになりますので、あえてそうしたアプリは入れていません。

標準のブラウザからアクセスするという点では他にYahoo!Japanにログインして様々なサービスを使うこともできます。Yahoo!mailや各種ニュースの利用、路線検索や天気予報もYahoo!のトップから見るようにすれば専用のアプリがなくても何とかなります。この点はポータブックなどストレージの少ないパソコンで工夫している事が役に立っています。では、一つ一つ紹介していたらきりがないので、簡単に内容を併記しながら私の入れている主なアプリを羅列します。

・CallLaunterFree(ランチャーアプリ 一部は数字キーで起動可)
・Jota Text Editor(フリーで使いやすいテキストエディター)
・Dropbox(他のハードとクラウドストレージを共用)
・ES ファイルエクスプローラー(ファイル・フォルダ管理用アプリ)
・GalaClient(ガラケーライクなウェブブラウザ ブックマークは標準ブラウザと同じものを使えるので見たいページごとに使い分けると便利)
・GPSの状態(内蔵GPSの状態を確認できる)
・PrintSmash(ローソン、ファミリーマート端末でガラホ内の写真を直接出力できる)
・QuickPic(画像ビューワー)
・SobaCha(Twitterクライアント シンプルで見やすい)
・Y!スマホ快適化ツール(メモリ解放がボタン一発 キャッシュファイルの削除も)
・Google Map(ログインがなくてもナビゲーション利用可能)

あと、ウィルス対策のAVG AntiVirus Proを入れています。これだけ入れてしまったので、入れようかと思ったfacebookアプリは入れず、ブラウザ経由で利用することにしました。また、最後に入れたGoogle Mapですが本体に内蔵されているGPSを使ってきちんとナビをしてくれることを確認しています。ガラケーでナビというとドコモとのパケット契約とiモード契約がないと使えませんでしたが、新たなガラホになって、MVNOのSIMでも徒歩ナビで使うくらいなら便利に使えるのではないかと思います。

あと、これらのアプリの中でガラホ上で軽快に動く「Jota Text Editor」は、DropBox上に置いたテキストファイルを呼び出した上でふと思い付いたアイデアやメモを書き留めるために使おうと思っているのですが、その際に使いたいのはこのメモはいつ書いたかというタイムスタンプを挿入することです。この点について解決してくれるのが、以下のリンクのプログで、新たに「Inserty(free)」というアプリにブログで紹介されている通りに設定すれば実現させることができます。このアプリをキーの一番下にある1・2・3のうちのどれかのキーに設定しておけば、アイデアを書いた後にその日時を常に挿入できるようになって便利です。探せば日付の挿入できるエディタもあるのかも知れませんが、使い慣れたアプリをSH-01Jでも便利に使えるようになり、改めてこうした先人の情報提供には感謝です。

・こばこのひみつ
http://ayati.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/android-351c.html

また、SH-01Jをカーナビゲーションとして使う場合でも、それこそ100円ショップに売っているようなガラケー用のカーマウント用に考えられたグッズでも十分安定して使えるので、かえってガラホでカーナビという目的で手に入れるのも有りかも知れません。ただその場合は私の入れている「0sim」ではすぐに容量オーバーになる可能性があるので適しません。低速限定でいいので無制限にネットを使える「ロケットモバイル」「freetel」「LINEモバイル」あたりの安いものでも十分です。

そして、上のリストには入っていませんが、無制限にネットが使えるSIMを入れる場合には考えておいてもいいアプリがあります。それは、低速でも使える音楽を扱えるアプリ全般で、多くのアプリがガラホでの動作報告がありますので、これはお好みに応じて入れるのもいいかも知れません。ただ、本体に市販のヘッドフォンをつなぐことができるイヤホン端子がないという問題を解決しないといけなくなります。幸いなことに、SH-01JはmicroUSB端子をイヤホンジャックに変換する「イヤホン変換アダプタ 02」に対応しています。今あるケーブル式のヘッドホンを流用したい方はこのアダプタを購入するか、100円ショップにもmicroUSBをイヤホンに変換する同様のアダプタが売っていることがありますので、これを探しておき、イヤホンとともに用意しておくことをおすすめします。

こうした用意をした上でお好みのアプリを導入すれば、通勤通学時にラジオや音楽を楽しむこともできるようになります。私が使える状態にしているもので、具体的にSH-01Jで動く音楽系のアプリは以下のものになります。他のアプリも動く可能性はあると思いますので、興味のある方はご自身で利用されている音楽系サービスのアプリをインストールして試してみるのもいいのではないでしょうか。

・NHKらじる★らじる(そのまま利用可能)
・radiko(SH-01JはGPSによる地域判定も問題なく行なえました)
・Amazon Music(IDとパスワードの入力が必要)
・Spotify(IDとパスワードの入力が必要)

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01J その7 基本的な使い勝手

ここまで、ベル打ちでの文字入力設定とモバイルルーター経由のBluetoothテザリングができるところまで行ない、SH-01Jを使う前の準備についていろいろ書いてきましたが、ここからは実際に端末について紹介することにします。まず大きさは手に馴染む大きさですが少し大きめという感じです。ただワンプッシュオープンになっているので、開いて操作はしやすくなっています。また、オープン時の挙動をオープンしたらそのまま応答させたり、着信音を消したりする設定が用意されています。ただ、エニーキーアンサーの設定はないようです。

同じがラホのメーカーが違う機種、F-05Gと比べて便利になっている部分としては「タッチクルーザーEX」というノートパソコンのタッチバッドのようにカーソルの移動ができてクリックもできる機能が挙げられるでしょう。ガラホの画面はタッチパネルではない事を補うため、文字キーの付いている側全体をなぞるとカーソルが動き、文字キーを直接クリックしないようにどこかをタップするとクリックする動作ができるようになります。

矢印が出ていない時には通話ボタンを押すとほとんどの場合矢印マークが出て「タッチクルーザーEX」が使えるようになります。移動やクリックだけでなく、ドラッグやスクロール操作もできるように工夫されていますのでそうした機能の一切ないF-05Gでは使えなかったアプリも使えてしまう可能性があります。ネット検索をしてauのガラホについて紹介されているページの中で「タッチクルーザー対応」とされているアプリはSH-01Jでも使えると考えて間違いはないでしょう。

次に同じシャープの3Gガラホ「SH-06G」では利用できていたBluetoothでのテザリング子機になるのに加え、SH-01JではWi-Fiの電波をとらえ、スマホなどと同じようにテザリング子機として使えるようになるのは前回紹介した通りです。モバイルルーターとの接続だけでなく、自宅の無線ルーターのパスワードを登録しておけば、自宅に帰って画面のWi-Fi接続マークを確認できれば、LTEのデータ量を気にせずにネット接続が行なえますし、公衆無線LANに接続することも可能になります。Wi-Fiだけでは使えないサービスも有りますが、私の場合は家ではWi-Fi、外ではモバイルルーターとBluetoothでと状況に応じて接続の種類を切り替えられますので、個人的には嬉しい機能追加だと言えます。

アプリの面ではLINEがプリインストールされていて、アップデートもWi-Fiからできますので、この端末で実用的にLINEを使うことができます。この点でも文字入力をベル打ちできるようにした点が私の中では大きく、ある意味スマホでLINEをするよりもスムーズにやり取りができます。またLINEの音声通話についてはタッチクルーザーを使って受けたり掛けたりすることになりますが、操作はそう大変でもなく行なうことができています。そうしてガラケーで通話をする姿は、まさかこの端末でLINEをやっているとは思われないかも知れません。

数字キーの下には「1」「2」「3」の各キーがありまして、このボタンを2種類(直押しと長押し)の用途で都合6つの機能を合わせて使うことができます。アプリや便利機能を登録できるだけでなく、らくらくフォンのように特定の誰かに直接電話したりメールをする動作を割りつけることもできますので、好みに応じて使われるといいでしょう。直押しをした時にできる機能は画面に出しておくことができますので、どのキーにどの動作を割り付けたのか悩まなくても済むのは地味に便利です。

電話帳の移行にはBluetoothやNFCといった新たな技術だけでなく、赤外線通信も利用することができます(赤外線通信をする場合にはNFC機能を切る必要があります)。ガラケー同士の電話帳のやり取りをする場合には赤外線が対応する端末が多いことからも有利です。最近ではこうしたデータ移動についても有料で受け請うショップも少なくないですが、コツさえつかめば簡単にできますので、特にガラケーから乗り換える方はこのガラホの電話帳にもデータを移しておけば、すぐには通話用として使わないような場合でも、いざという時にカードを入れ換えればすぐにガラケーと同じように使うことができるようになります。

あと、特に操作の面で気付いたことは、スマホを使っていると忘れがちになりますが、メニューに番号が振ってある場合には文字キーの数字の部分とシンクロしていて、いちいちカーソルを動かしたりタッチクルーザーを使わなくても直接機能を呼び出せるという事があります。スマホと同じAndroid OSを使っているといっても、ガラケーらしい操作性を維持している部分で、操作に確実さを感じることができます。

さすがにずっと自宅でWi-Fiを使っていると電池は減ってきますが、使用に慣れてきて何でもガラホで行なうような事が少なくなればそれなりに電池は持つと思います。また、個人的に嬉しいことは充電用のmicroUSB端子は防水がありながらフタがないタイプのものなので、フタが取れることで防水機能が損なわれることを気にしないで使うことができます。F-05Gの方はフタを開けて充電するタイプなので、防水機能を維持するためには充電台を旅行にも持って行きたくなりますが、SH-01Jの場合はケーブルだけでもさほど気になりません。

使っているうちにまだまだ気になることが出てくるかも知れませんが、個人的には物理的な音量切替キーがないのが不満に思うくらいで、基本的には大きな不満点もなく、今後もその魅力を引き出したいと思える端末に仕上がっているのではないかと思っています。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01J その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで

前回のインプレッションでWi-Fiの利用が長時間に及ぶと電池の持ちが心配だと書きましたが、SH-01Jにはテザリングの方法としてはもう一つ「Bluetooth」を使ったテザリングが使えるようになっています。これはiPhoneでもできますし、いわゆるSIMフリーのスマホでもテザリングの親機となってBluetoothテザリングをSH-01Jとの間で利用することができます。

ただ今回はあえてNECのモバイルルーターを使ってBluetoothテザリングを行なうことを前提に紹介します。というのも、必要な時だけテザリングを利用し、必要ない時にはSH-01Jの方から専用アプリを使ってモバイルルーターをリモート・コントロールして休止状態にしたり、逆に遠隔操作でモバイルルーターのスイッチを入れることも可能になるからです。

まずは、本体にNECのモバイルルーター専用のアプリ「Aterm Mobile Tool」をインストールしましょう。このアプリは端末上からモバイルルーターの様子(電波状態や電池残量など)を確認することができるだけでなく、リモートコントロールで休止中のルーターの電源を入れたり、逆に休止状態にすることができます。

まずはwebからモバイルルーターの登録を行ない、ログインパスワードの設定をしてからアプリを使用しょう。モバイルルーターの電源が入っている状態でBluetoothのペアリングを行ない、さらに接続の作業をすることでモバイルルーターを経由したネット接続ができるようになります。どんな感じになるかということの参考として、SH-01Jに入れたアプリを動かし、NECのモバイルルーターMR04LNを起動させた写真を以下に紹介します。

このアプリを使いこなすことができると、バッグの中にモバイルルーターを入れたままでもSH-01J側からの操作だけで外出時に利用できるので大変便利です。ちなみに、現状でモバイルルーターにはPanasonicのWonderLinkの低速制限度でも700kbps出るとされているデータ専用SIMを入れています。現状でSH-01Jに入っているnuroMobileの0simは500MBを超えると追加料金が発生するので、動画を見たりカーナビとして使ったり、音楽を聞いたりする場合にはあえてテザリングをして使うような形でトータルの通信費をリーズナブルに利用していきたいと思っています。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01J その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう

インターネットの情報というのは日々更新しているとは言っても、一度広まってしまった情報というものは、常に検索されると上位に来るということから、たとえその情報が間違っていたとしてもなかなか多くの人に認識されることはありません。といっても先日少し話題にしたキュレーションサイトの事ではありません。SH-01JをはじめとするAndroid OSの載ったガラホについて、ガラケーではその設定があり利用できていた日本語の入力方法の一つである「ベル打ち」(一部の機種では「2タッチ入力」として残っています)がガラホでは使えなくなったという情報です。

これはある意味デフォルトの日本語入力ではベル打ちが使えないという点で正しいですが、機種によっては正しい情報とは言えません。というのも、私の持っているドコモのFOMA対応のガラホ、富士通のF-05Gではスマホのようにアプリをダウンロードして日本語入力用IMEを選べない仕様になっていて、プリインストールされた日本語入力の設定にはベル打ちや2タッチ入力の設定がないのでこの機種でベル打ちを使うことができません。しかし、同じFOMA用のガラホでもシャープのF-06Gでは日本語入力IMEを好きなものに切り替えることができるので、ベル打ちに対応しているIME「nicoWnnG」をインストールして設定すれば、ガラホであってもベル打ちが使えるようになります。その内容について、アプリの導入の仕方から詳しく解説しているブログを見付けたので、私もこのような内容を紹介することができます。先人に感謝です。

・ネギのメモ帳
http://d.hatena.ne.jp/negikey/20160506/1462545122

上記の内容はSH-06Gのやり方なので、SH-01Jで行なうには少し違います。アプリをインストールした後に日本語入力を切り替える設定があるのは、

メニュー>設定>その他>ソフトキーボード>現在のキーボード

になりますので、そこから日本語入力アプリをデフォルトのものから「nicoWnnG」に変更し、改めて「キーボードと入力方法」の所に並んでいる「nicoWnnG」をクリックし、アプリ設定の「詳細なキーボード設定」から「12キー入力方式」を選び、その12キー入力方式で「ベル入力」を選んで変更されているのを確認した上で再起動すると、ベル打ちがSH-01Jで実現できます。入力が終わった後にアプリの挙動がもっさりするのはご愛嬌でしょう。

スマホでの入力に慣れた人からすると、ここまで「ベル打ち」にこだわる理由がわからない方もいるかも知れませんが、画面をタップして入力するのと、物理的なキーをタッチして入力するのとではかなり違いがあります。もしガラケーを持っている方がいらしたら、数字の「5」のキーを確かめていただくと、このキーの部分にだけ突起部分があるのですが、この部分を起点とすればいちいちキーボードを見なくてもタッチタイピングができるように工夫されていることがわかります。

さらに、ベル打ちの仕組みというのは基本2タッチでカナ文字を一字入力するような形になるのですが、例えば「ぬ」という字を入力する場合には「な行の3番目」という具合に文字盤表記の通りに2回入力していけば入力できるようになっています。わ行だけは「わ・を・ん」がそれぞれ1・2・3番目という風になりますが、それ以外は規則性があります。
更に「あい」と普通に打つ場合は連続して打てない(あいうえおの順に一つのボタンを押すと文字が変わるため)のに対し、ベル打ちの場合はボタン一つに一字が割り当てられているわけではないので、余計なキーを押すことなくどんどん入力を続けていけるので入力スピードも慣れればかなり早くできます。

次に備忘録的に「nicoWnnG」を「ベル打ち」に設定した時の基本的以外のキー入力について紹介しておきます。まず、いったん確定してしまった文字を消すのに物理キーが使えないようなので、「nicoWnnG」の設定の中で[詳細なキーボード設定]から[12キー配列の設定]を選ぶと出てくる[ミニモードの配列]の部分の列を「2列」にしておきましょう。
こうすると、ソフトキーボードの操作によってすでに書いた文字を消すことのできる「DEL」ボタンやスペースキーなどが出現します。次に、ヘルプにも紹介のない物理キーに対応した文字について紹介します。かなり長くなりますが、特に記号と数字を全て覚えると入力スピードは更に上がると思います。「nicoWnnG」のヘルプにも省略されていたので、以下の内容は私が実際に出した文字ということで紹介します。

11→あ 12→い 13→う 14→え 15→お
21→か 22→き 23→く 24→け 25→こ
31→さ 32→し 33→す 34→せ 35→そ
41→た 42→ち 43→つ 44→て 45→と
51→な 52→に 53→ぬ 54→ね 55→の
61→は 62→ひ 63→ふ 64→へ 65→ほ
71→ま 72→み 73→む 74→め 75→も
81→や 82→( 83→ゆ 84→) 85→よ
91→ら 92→り 93→る 94→れ 95→ろ
01→わ 02→を 03→ん 04→・ 05→ー
16→a 17→b 18→c 19→d 10→e
26→f 27→g 28→h 29→i 20→j
36→k 37→l 38→m 39→n 30→o
46→p 47→q 48→r 49→s 40→t
56→u 57→v 58→w 59→x 50→y
66→z 67→? 68→! 69→- 60→/
76→\ 77→& 78→スペース 79→= 70→、(全角)
86→* 87→# 88→スペース 89→@ 80→。(全角)
96→1 97→2 98→3 99→4 90→5
06→6 07→7 08→8 09→9 00→0
*→改行 #→絵文字

この内容を見ていただけばおわかりの通り、カナ入力についてはそれほど難しくありません。「ば」や「ば」を出したい時には「は」を入力後、「*」キーを連続して押すことによって変わります(「は」を出したまま#キーを押すと「ば」となり、さらに*を押すと「ぱ」になります)。これは「つ」を「っ」の小文字にしたい時にも「*」キーの連続押しで対応できます。また、「ボール」のように伸ばしたい場合の「ー」は「05」を入力し、数字と一緒にハイフォンを入れたい場合(数式の場合など)には「69」の方の「マイナス」を入力して下さい。あとは数字とだいたいの記号とスペース、改行の操作を覚えれば入力モードを変えずにベル打ちだけでも何とかなるでしょう。

また、以上の内容で一つだけない機能が「一文字後退」の「バックスペース」です。この点は困りましたが、私の使っているエディタ「Jota+」では設定項目のうち「ツールバー設定」で「バックスペース」機能を画面表示してタッチクルーザーを使って画面上のボタンを押すことで(使用できるガラホは主にシャープの機種になります)一文字後退させることができます。

あくまでベル打ちができないからという理由でガラホを敬遠している人という方は、リンクさせていただいたようにアプリを強引にインストール出来るだけのスキルがあるなら、機種変更しても問題はないような気がします。今回SH-01Jでベル打ちができたことで、ある意味スマホとは違った使い方もできるのではないかという気もしてきました。これから改めて使ってみた感想などをここで続けて紹介させていただこうかと思いますが、私のようにデータ通信専用のSIMを入れて使うのは一般的な基準からするとおかしいかも知れませんが、通話だけに使うのももったいない端末であるという気はします。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01J その4 どのSIMを入れて使うか

ガラホと言えばauの方が先行してはいるものの、私がドコモのLTE対応のSH-01Jが出るまで待ったのは、ガラホで利用できるMVNOが提供しているau端末で使えるSIMカードが圧倒的に少なくバリエーションも少ないということがありました。基本的には月間3GBまで高速通信の使えるmineoやIIJmio、UQmobileあたりがデータ専用SIMで最安で月間1,000円くらいになるでしょうか。

しかし、ドコモの回線を使ったMVNOの場合、データ通信専用(SMSオプションなし)ならそれこそ月間0円から500円以内でも面白いプランが揃っていますし、通話専用のMVNOもあります。ここでは、私の使っているものの紹介や、このSIMを入れれば面白いのではないかと思われるSIMカードについて紹介していきたいと思います。

まず、これを書いている現在、私が使っているSIMですが、nuroMobileの「0sim」を利用しています。このデータ専用(SMSオプション無し)プランでは、月間の通信量が500MB未満までに抑えることができれば、請求自体が発生しないというまさにスマホに比べて通信量の少ない傾向にあるガラホにはぴったりのものではないかと思われます。

基本SH-01JはWi-Fiに接続できますので、私の場合は自宅に戻ったら自動的にWi-Fiに接続されるようになっています。そうなると、実質0simのデータ通信を利用するのは自宅から出た時のみになります。外でも動画を見るにはSH-01Jはノーマルでは全くそういうことはできませんし、あえてアプリを入れたとしてもその画面の小ささからあえてガラホのサイズで動画を見る必要もないと割り切ることも可能です。ネット接続についても、通常のプラウザ以外に昔のガラケー用のブラウザのようなデータを少なくしても楽しめるものもありますので、その点でもスマホに比べると有利です。

LINEについても画像を多く使ってのやり取りがなければ十分月500MB未満でも使えるのではないかと思われます。もし月間500MBを超えそうになったらそこで0SIMの使用を中止し、別の安いSIMと入れ替えてもいいですし、改めてSIMの乗り換えを考えてもいいかも知れません。実際、0simから乗り換えて使う場合に何を使えばいいのかという点について、2つのケースを紹介させていただきたいと思います。

まずは低速でも無制限のSIMが欲しいというケースです。低速といっても大きな画像を見るような場合や動画を見たいという場合には待たされる場合は増えるとは思いますが、200kbps前後安定して出るSIMならば、GoogleMapをインストールしてのカーナビとしての使い方や、各種音楽ストリーミングサービスやラジオのストリーミングサービスであるradiko・らじる★らじるでも安定して聴くことができます。個人的におすすめなのは、データ専用SIMが月額298円(税抜き価格 以下同じ)で利用できる「ロケットモバイル・神プラン」でしょう。このSIMはLTEでも3Gでも利用でき、低速専用SIMであることのディメリットを我慢できるならば大いにおすすめのSIMであると言えるでしょう。なお、ロケットモバイルはおこずかいサイトのようにポイントを貯めることによって毎月の料金に充当できるので、ポイントを獲得できる条件にもよりますが、0simに近い条件で維持することも可能になります。

次に、主にLINE命という方におすすめなのは、月額500円で持てる本家LINEモバイルの「LINEフリープラン」です。高速クーポンは1GBと少ないですが、LINEに関する通信については高速クーポンを消費しないようになっています。LINEで大きな画像をやり取りしたり音声通話をガラホでスムーズに利用可能です(テレビ電話についてはサブカメラがSH-01Jに付いていないため利用できません)。

1GBの高速クーポンを使い切ったら低速にはなりますが、低速でもできることは多いので、特にガラホで使うなら低速規制が入ってもそう問題にならないのではと思えます。また、このLINEモバイルのもう一つの特徴としてSMSオプションのないデータ通信専用のSIMであっても他のMVNOのように年齢認証が受けられない事はなく三大キャリアでLINEを使う場合と同じようにID検索も行なえるようになります。ただし、このSIMカードはLTE専用なので、SH-01Jなどの4G用ガラホでは使うことができますが、F-05GやSH-06GというFOMA専用のガラホでは使うことができませんのでご注意下さい。

LINEモバイル

これは、一度三大キャリアでスマホにしてみたものの、LINEができる事以外はガラケーの方が良かったという人に合っているような気もします。LINE通話だけで用が足りてしまうならデータ専用プランで十分ですし、どうしても音声通話が使いたいというのであれば、ドコモ契約で1台にまとめるよりも、中古ショップでドコモのガラケーの白ロムを安く手に入れれば入れられるだけ、ガラホ用に入手した通話専用SIMを白ロムの方に入れて2台持ちにした方がトータルコストは安くなるでしょう。

現状でLINE中心にデータ専用SIMを使うならということで、3つのMVNOのプランを紹介させていただきましたが、SH-01Jを白ロムで入手して通話もデータも一台のみで使うなら5分定額の付いたデータ通信付きのプランの中でも、専用アプリを入れなくても5分定額が利用できるDTI SIMか、専用アプリを何とかしてインストールすることができれば、標準の電話アプリからプレフィックス通話で電話を掛けられるb-mobileのプランならどちらも2千円前後で通話もデータもどちらもドコモと同じように使えるので、安く白ロムが入手できるなら考えてもいいプランかも知れません。

専用アプリから電話を掛けるようなMVNOに加入する場合は、ボタン一発で通話アプリを呼び出すようにすれば問題ないので、さらに選ぶ範囲は広がりますが、父母や祖父祖母に使わせたいなど、いちいち発信するアプリをどうするか考えたくないという場合には電話を掛ける前に専用アプリから掛けることを忘れてしまって5分定額にならなかったり、通話料が半額にならなかったりしますので、そうした細かい点にも注意しながらSIMを選ぶことが大事だと思います。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01J その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ

新しくやってきたSH-01J(写真左)ですが、先のブログでも書いたように新しいLTE対応SIMはあえてSH-01Jには入れず、白ロムで購入したFOMA(3Gのみ)対応のガラホF-05Gの方に入れました。これは、SIMカードの内容がネットが使えない通話専用にしてあるため、本体にテザリングの子機になる機能のないF-05G(写真右)の方が他の機能を使わない分電池持ちの点から言って有利だと思ったからでした。

今回の事で私の場合、すでにあるデータ専用のSIMが入ったスマホとともに3台持ちになってしまったわけですが(^^;)、普通の人からするとちょっとマニアックすぎると思われても仕方がないでしょう。しかし、こうしてガラホを2台体制にしたのにもちゃんとした理由があるのです。

まずは、今回手続きをしたドコモのLTE対応のガラホ用SIMカードというのは、ドコモのガラケー・ガラホの中では入れる端末を選ばないということがあります。もちろん、サイズの違いがある端末についてはSIMアダプターが必要ですが、3G専用のSIMカードをLTE対応のスマホやSH-01Jに入れても使えないのに対し、LTE対応のSIMカードなら3G専用の端末に入れても問題なく通話やデータ通信ができます。これは、すでに私のF-05Gに入れて使っていることからも証明できるかと思います。

ただ、MVNOの提供しているLTE対応のSIMカードの中には3G通信専用の端末に入れて使えない場合もあります。これは、各MVNOのホームページに記載がありますが、例えば私のメインで使っているWonderLinkのデータ専用SIMは3G機では通えないということになっています。安さで注目のLINEモバイルのSIMも同様です。

今後、LTE専用のSIMをガラホに入れて使うケースを想定した場合、例えばLINEモバイルのSIMをガラホに入れて使いたいという場合について考えてみましょう。このケースではF-05GではLINEモバイルは使用不可で、SH-01JでないとLINE関係の通信が全て高速で利用できるというメリットをガラホで享受できません。ドコモの発売したVoLTE対応ガラホを持ち、さらにドコモの白ロムならばどんなガラケーでもSIMアダプタをかませば使い回しのできる通話専用SIMとの組み合わせは、私のように色々な事をSH-01Jで試したいという方には面白い組合せだと言えるでしょう。

このようにLTE対応と3G対応のガラホを併用することのメリットはもう一つあります。ドコモに限らず大手3社のキャリアは、ガラケー・ガラホでのカケホーダイとスマホでのカケホーダイとの間に料金的な差を500円付けています。もし私が使っているSIMカードをガラホから取り出し、SIMフリーの他社製端末を含むスマホに入れ替えてしまったら、デバイス外使用料ということで月々2,200円(税抜き価格 以下同じ)で済んでいた通話定額料金が月額2,700円に自動的に読み替えられて請求されてしまいます。
ですから、もし通話専用に使っている端末がおかしくなってしまった場合、適用されるSIMカードの大きさも同じnanoSIMで、カードを入れ替えてもガラホ同士の交換なので月額2,200円のままで大丈夫な代替機としてのガラホが常にあるということは、今回端末補償も付けていない私としては、一つの安心材料であると言えるわけです。

ちなみに、電話帳については前のガラケーから赤外線通信でどちらのガラホにも送信し、いつでも通話専用としてSH-01Jも使えるようにしてあります。さらに、次回の内容にも繋がりますが、一台で通話も通信も使う場合よりも、端末の白ロムでの購入費を入れてもガラホ2台持ちの方が安くなるということも、今回ガラホ2台体制にした理由の一つです。というわけで、次回はSH-01Jでどこまでできるかを試すためのMVNOによるSIMカードの選び方について紹介させていただこうと思います。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを