普通にスマホを使っていて、ちょっと考えられないトラブルに遭遇してしまうことがあります。先日、車で浜名湖花博2024に出掛けた話を書きましたが、その際、家族に持たせているスマホ(Androidスマホ)で、カメラのトラブルが起きました。
どういうトラブルかというと、標準のカメラアプリを起動して撮影を行なう際、シャッター音はしっかりするのですが、その音と同時にアプリ自体が終了してしまい、写真も撮れていないというトラブルです。何回やっても同じようにアプリが落ちてしまうので、結局その日はスマホのカメラで花博の会場をスマホのカメラで収めることができず、大変残念な結果になってしまいました。何回も落ちているので「カメラは繰り返し停止しています」というアラートが出ていたことで、その場では何ともできなかったということもあり、今回その対応をすることになりました。
後日、本体の再起動をしてから改めてアプリの挙動を確認したところ、同じようにシャッター音がしたのと同時にアプリ自体が落ちてしまう挙動が続きました。画像はSDカードに保存の設定でしたので、いったん電源を落としたあとで、SDカードをスマホから取り出して再度セットし、改めて起動したところ、何とか復帰しました。何らかの原因で、うまくSDカードとの連携ができなくなったのが原因ではないかと思われます。
今回の対処は、ネットで症状を検索してみて、そこで出てきたものを全て試すという感じで行なったものですが、物理的に壊れたわけでもなく、アプリのアップデートが原因でもなく、単にSDカードの入れ直しで復帰してほっとしました。
ただ、こうしたスマホ利用についてのトラブルは、ある程度ネットを使いこなすことができるだけのスキルがないと、スマホ本体の故障と思ってしまいがちです。もし、大手キャリアでスマホを購入していて、お店に相談に行ったらその話の中で、スマホの買い替えを勧められるというのは良くある話ではないかと思います。そのままスマホを買い替えたら、かなり家計に対しての負担は増えてしまいます。
ここのところの円安で、スマホの価格も今後上がってくることが予想されますので、店員の言うがままになってしまうと、色々と大変です。スマホの場合、物理的にガラスが割れたとかいくらボタンを押しても起動しないとか、素人目から見てもハード自体がだめになったのなら諦めも付きますが、今回の事例のように、単にSDカードを抜き差しして再起動すれば元通り使えるようになることもあるわけで、難しいところがあります。
もはやスマホは社会的なインフラで、今後は固定電話の代わりに使われることも考えられるわけで、安易にスマホの買い替えを勧められてはたまらないと思う方もいることでしょう。今のところ、どうしてもモバイル通信においては業者に関係なくそのトラブルで相談できるような場所は少ないので、その点どうするかという事は考えていく必要は出てくるような気がします。
そういう意味で、問題解決の救世主になってくれそうなのはAIの活用ですね。自分で文字入力をしてネット検索ができなくても、スマホのマイクに聞きたい事を吹き込めば、ネットに出ているような解決策の数々をスマホ自体が答えてくれるようなアプリをきちんとセットした上でスマホを活用できるのではないでしょうか。