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2014ゴールデンウィークのお出掛け その1 由比の桜えびかき揚げ丼

 2014年のゴールデンウィークは、連続した休みが少なかったことと、車の中に積載可能な自転車を注文したものの連休前までに納車が間に合わなかったということもあり、近場のお出掛けに終始することにしました。といっても、車で出掛ければ主だった施設では多くの人と車が押し寄せ、ゆっくりと食事や買い物、観光をすることもなかなか難しいものです。そんな中でもできるだけ人の流れが早く、行列などできないところに見当を付けながら出掛けてみました。
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 2014年の5月3日、午前中のそう早くない時間に自宅を出発し、東名高速の清水インターチェンジから高速道路に乗りました。上り線を東京方面に進むと、すぐに由比パーキングエリアに着きます。このパーキングエリアは多くのドライバーにとってはトイレ休憩の場か、写真のように駿河湾と富士山を眺められる景勝地として認知されているかも知れません。しかし、このパーキングエリアの売りは地元産の桜えびを使った食事メニューの数々でもあります。
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 写真のように売店および食事スペースはそれほど大きくはありませんので、私が到着したお昼前であっても食事をしている人はそう多くはなく、店内の飲食スペースを簡単に確保できました。ただ、店外にもテラス席があるので、天気の良い日ならあえて外で富士山を見ながら食事をするのもいいかも知れません。基本的には桜えびやしらすを使ったメニューが充実していて、かき揚げ・釜揚げ・生と種類も豊富です。店内の1番人気メニューはそばの上に桜えびのかき揚げが乗ったかき揚げそばですが、その次に人気があるのが、今回紹介したい「由比丼」(税込920円)です。
 食事の際には食券を購入してのセルフサービスなのですが、食券をカウンターに持っていくと、お店のスタッフの方から「本当に注文していいの?」と、普通の食堂では考えられないようなことを聞かれました。何でも、由比丼の上に乗るかき揚げは20センチもある特大のもので、食べられなさそうなら別のメニューに変えられるとのこと(^^;)。食券で購入するような店では、間違って購入しても返金をしてくれないところもあるというのに、何と良心的な対応でしょうか。しかし、私は食べる気満々だったのでその申し出には応じず、そのまま由比丼を注文しました。
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 結果、このような丼が出てきました。かき揚げの上に少量ですが釜揚げしらすが乗っています。小瓶に入ったポン酢が付いていまして、全体にかけていただきますが、ご飯とかき揚げの中にはマヨネーズの入った大根の千切りや野菜が入っていますので、あまりポン酢をかけすぎるとかなり塩辛くなってしまうかも知れません。桜えびの方は港から上がったものを急速冷凍してあるもので、美味しさは格別です。この値段でこのボリュームというのはなかなか見当たらないように思います。
 由比パーキングで食事をした後、富士川楽座のある東名高速富士サービスエリアへ行きましたが、そこでの混雑はものすごいもので、二箇所あるレストランは長蛇の列で、外にも休憩で食事をしている人で溢れていました。桜えび自体が苦手な方にはさすがにおすすめしませんが(^^;)、トップシーズンのお昼時でも待たないで食事でき、しかもそれなりにレベルの高い食事がいただける由比パーキングエリア上りは個人的におすすめです。

ゴールデンウィークのイベント開催に注意

 2014年のカレンダーの並びは、ゴールデンウィークの休みが続かないこともあるので、海外よりも国内というパターンもあるかも知れませんが、例年この時期にはさまざまなイベントが全国で開催されます。

 なぜこの時期なのかというのは私にはわかりませんが、陶器市が全国で行なわれることが多く、昨年は益子へ行きましたし、それ以前にも土岐市(美濃焼)や有田の陶器市を回ってきましたが、どの場所でもかなり安く陶器を買うことができました。産地ではこの時期にかなりの売上げを見込んでいるようなので、この時期に行って買わなければ損ということも言えるかも知れません。

 この他に全国であるのが、農産物や海産物を前面に押し出すイベントです。ただ、このタイプのイベントは、天候の具合や収穫の度合いで開催ができなくなってしまう可能性もあります。特に今年は私の住んでいる静岡市で開催される大きなイベントが中止になってしまいました。

 現在は静岡市となっている由比地区は、他の地域ではなかなか食べられない「桜えび」の漁が行なわれることで知られています。毎年春と秋に漁が行われ、ゴールデンウィークには「桜えびまつり」と銘打ち、生の桜えびや、かき揚げをふるまうことで由比港には多くの観光客が押し寄せるのですが、今年は本当に漁獲高が少なかったらしく、事前に用意できた桜えびだけではとても多くの観光客に提供できないということで、ゴールデンウィークの「桜えびまつり」の開催を中止することになったとのことです。私のブログへ来てくれている方で、今年の桜えびまつりを楽しみにしていた方には大変残念ですが、地元では6月以降に何とかして開けないか調整中とのことです。というわけで、桜えびを目的に静岡県に行こうと思っている方はご注意下さい。

 このように、毎年開催されているイベントだからといっても、開催自体されないこともあるでしょうし、微妙に開催期間も変わるかも知れないので事前に確認することが大切になります。まあ、今はスマートフォンで旅行中でも主催者のホームページから最新の情報が入手できますので、行き当たりばったりの旅であっても、事前に確認の上出掛けるようにしないと、到着したイベント会場に全く人がいなかったという最悪の結果もあるかも知れません。特に渋滞する高速道路を通りながら目的地にたどり着く車の旅でのダメージは大きいと思いますので、重ね重ね事前に確認の上イベントへ向かうようにしましょう。

EXPASA 富士川 上り がひっそりオープン

 昨年の大晦日に出かけた東名高速道路富士川サービスエリア上りの「富士川楽座」ですが、この施設は道の駅を兼ねており、高速道路会社独自の施設はまた別にあります。以前は旧態依然としたサービスエリアの建物だったのが、昨年の12月21日に全面リニューアルして「EXPASA 富士川 上り」として新しくなりました。

http://www.c-nexco.co.jp/sapa/search/expasa/fujikawa_u/info/

 上のリンクに入っている店舗情報がありますが、スターバックスコーヒーがなくなってしまったのを残念に思う方もおられるでしょう。その代わりといっては何ですが、富士川楽座の方にタリーズコーヒーがオープンし、こちらの店舗は窓越しに綺麗な富士山が眺められます。今回紹介する方のEXPASA 富士川の方は窓がないため、富士山を見ながらの食事はできませんが、なかなか面白そうな店舗が入っています。

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 先日見ていて面白いなと思ったのは、「THE WAY Floyd」というお店の一角にあったキャンプ用品の数々で、高速道路の上でシェラカップ(食器としてだけでなく、直接火にかけて調理可能なカップ)が買えるとは思いませんでした(^^;)。これまでも車中泊用のマットを売っているサービスエリアはありましたが、こういったショップの品揃えが充実してくるようになれば、必要なものはサービスエリアで買ってそろえるなんてこともできうですね。もうすでに首都圏に向かう方向の高速道路のUターン渋滞が始まっているようですが、気分転換という意味でも、時間をかけてサービスエリアの中を見ながら精神的にリラックスすることもありかなと思います。西から東京方面を目指す方は、富士川楽座だけでなくEXPASAの方ものぞいてみるのもいいですよ(^^)。

2013年の年越しそば

 今年最後の更新ということになってしまいました。個人的な事ですが何とか年賀状出しも終わり、ぎりぎりまであたふたすることもなく、穏やかな年の瀬を迎えています。

 大晦日といえば年越しそばですが、皆さんはどこでどのような感じでいただいたのでしょうか。パターンとしてはお蕎麦屋さんなどへ直接行って食べるか、家で買ってきたそばを茹でて食べるか、カップのそばで済ますか(^^;)など、さまざまな選択があるでしょう。今年は家で作るのはどうもめんどくさいし、かといってお蕎麦屋さんへ大晦日に行くと、多くの人が押し寄せてきているので、待たされた上に早く食べるようにせかされそうなので、何とかして空いているところで年越しそばをいただきたいと思って、考えていたことを今年は実行しました。

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 外でおそばを食べる場合の穴場としては、いわゆる立ち食いそばのお店(富士そばのようなお店)を利用するという手もあると思うのですが、さすがに殺伐とした店内でわざわざ年越しそばを食べるのもどうかと思い、今回は東名高速道路のサービスエリアとしても有名な富士川楽座まで行ってきました。ここの一角あるレストランには県内のお手軽なそばを提供するチェーン店が入っているのですが、飲食スペースはゆったりしていて、何よりも正面に雪をたたえた写真のような富士山を見ながら静岡名物の桜えびのかき揚げの乗ったおそばをいただくことができるので、ちょくちょく今までも利用していたのでした。

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 実際に到着したのが午後1時過ぎということもあって食券売り場はそこそこ混んでいましたが、回転はちゃんとしているので、割とすぐに富士山が見える絶景のカウンター席に座れました。注文したのは桜海老のかき揚げが付いた「おろしそば 富士山盛り」(910円)でした。おろしそばには普通盛りもありますが、富士山盛りは2玉というボリュームがあり、かなり食べでがありました。周辺の帰省客の方々を見ると、おそばを食べている人は少数で、海産物のお寿司やマグロ丼などが多かったですが、あまり帰省中には年越しそばを食べようというところまでは行かないのかなという感じでした(^^)。

 そんなわけで、一年の終わりも車でお出掛けをしてしまった2013年でした。来年はどこに行くことになるかわかりませんが、このブログはぼちぼち続けていこうかと思っています。本年はごらんいただきありがとうございました。また来年もどうぞよろしくお願いします。

ネット検索でどこまで紙の時刻表に迫れるか

 年間を通じて冬タイヤに交換することなく過ごせてしまう幸せな地方に住んでいる私は、冬の旅行にはなかなか車で出掛ける決心が付きません。そんなわけで、年末年始にかけての旅行はJRグループ間の普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」を利用しての旅を計画しています。そうして訪れたところを、改めて雪のない季節に車で訪れてみたいという思惑もあったりするのですが。私はこのようなブログでモバイル端末を紹介していながら時刻表だけは紙のものを使うことが多かったのですが、この紙の時刻表というのは持ち歩くにも大変で、何とかしてタブレット端末あたりでそれに近い使い勝手を実現できないかと以前から思っていました。今回は改めてネット上から使える青春18きっぷの行程検索に便利そうなサイトを紹介しましょう。

 まず、ネットの中でさまざまな路線検索サイトがある中、そのまま「青春18きっぷ検索」をうたうサイトがあります。「乗換案内」を提供するジョルダンのサイトで、PC用のぺーじのみになりますが、普通列車のみを使って検索してくれる機能があります。スマートフォンで使う場合は自動的にスマートフォン用のページに飛ばされてしまいますが、私は使っているchromeブラウザの設定で「PC版サイトを見る」にチェックを入れて利用しています。PCサイトが見られないブラウザしかないスマートフォン単体で使う場合は、有料の会員登録が青春18きっぷ検索をするためには必要なようです。

http://www.jorudan.co.jp/index.html

 こうしたサイトは直接目的地までの行程を出してくれて便利なのですが、紙の時刻表を愛好する方には駅ごとの停車時間などもきめこまやかに知っておいて、寄り道するようなところがあればその可能性も調べたいと思われる方もいるでしょう。そうした場合に頼りになるのは「えきから時刻表」というサイトです。このサイトでは駅を発車する時刻表および、路線を列車が通過する時間が載った時刻表に書かれている時刻表がそのまま画面で見られるようになっています。

http://www.ekikara.jp/top.htm

 接続する列車を探す場合にはページを何回もまたいだり、時刻表は「平日」「土曜日」「休日」の3つに分かれていて違うところを見ているとあるはずの列車がないなどという落とし穴があったりしますが、このサイトで調べた行程が本当にあるかどうかを上記のジョルダンのサイトで確認するようにすればいいでしょう。また、どうしても紙の時刻表を見て確認したいと思った時にはJRの駅には必ず大きいところには時刻表が置いてありますから、そこで確認した内容をメモしておくようにしておけば万全でしょう。

 本日20日は紙の時刻表の発売日ですが、旅の計画を練るにはやはり紙の時刻表の方がいいと思うので、購入はすると思います。ただ、次回の列車を使った旅には紙の時刻表は持って行かず、ネット検索だけで何とかしてこようと思います(^^)。

東名・新東名から伊豆半島への新アクセス

 昨日の地元紙の一面トップは、軽自動車の税負担の話ではなく、自動車の税金の使い方に関するものでした。車に乗っていて思うのは、車だけでなくガソリンにも課税されていながら慢性化する渋滞はなくならず何とかしてほしいということもあると思います。静岡県の渋滞の名所というのはいろいろありますが、いつ行っても混んでいると思うのは東海道から伊豆半島に入る道で、本当に抜けるのが大変です。最近になって東名高速を下りたところからすぐに下道に入らずにバイパス化されているものの、修善寺方面に行くためにはやはり渋滞する下道を通らなくてはなりません。

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 それが写真の記事によると、とりあえず修善寺までは沼津インターから直接つながるようになり、予定では平成26年(2014)2月11日からということで、来年のゴールデンウィークには間に合いそうです。河津桜のシーズンにもかかってきます。ちなみに2014年の河津桜まつりは2月5日からを予定しているようですので、桜の開花具合にもよりますが、渋滞を避けたい場合は11日以降のお出掛けがおすすめかも知れませんね。

 地元にいる人間からしても、ちょっと用事で伊豆方面に出掛ける時には渋滞する時間を考慮に入れて出掛けなければならなかったのですが、これでかなり楽になります。

 今のところあくまで開通予定という話なのですが、今後実際に開通したら早いうちに出掛けてみてどの程度の時間で修善寺まで行けるかとか、修善寺を降りたらどうなるのかという事をレポートしてみたいですね。ある意味、河津桜を見に行くパターンは下手をするとゴールデンウィーク並の人出が予想されますので、渋滞状況をはかるいいシミュレーションになるかも知れませんし。

 ただ、肝心のETCを使った高速料金の割引が少なくなってしまうかも知れないという集客にとっては逆風もあるので、これは実際に行ってみて確かめたいと思っています。

リニューアルされた東名日本平上りPAと注目したいプラモデルコーナー

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 2013年8月に東名高速道路を使って御殿場まで行った際、朝食でも食べられないかと上りの日本平PAへ立ち寄ったのですが、その際、建物のリニューアルをしていて利用することができませんでした。それが、9月に入ってリニューアルオープンしたという話を聞きつけて、どんな感じにリニューアルされているのか確かめに行ってきました。

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 以前の上りPAは一階部分に食券利用の食堂になっていて、二階にレストランが入っていたのですが、リニューアルにともない二階のレストランは営業をやめ、写真のように二階に上がる階段は雑誌などのカウンターになっていてブロックされています。食堂は従来とそれほど変わらないものの、ドリンクバーが利用できるようになっています(24時間営業)。

 個人的にここのパーキングエリアの最大の特徴は、静岡市の地場産品であるプラモデルのメーカーの中でも異彩を放つ青島文化教材社(メーカーとしての名称は「アオシマ」)のプラモデルの数々がデイスプレイされ売られていることです。ここでその一部を紹介しましょう。

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 「アオシマ」と言えばデコトラ(電飾や派手なペイントでデコレーションされたトラック)ということで、完成品がショーケースの中に展示されていますが、アオシマの真髄はこんなものではありません(^^)。

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 プラモデルが完成した姿を愛でて楽しむものだとすれば、このプラモデルを愛でる人というのは一体どれくらいいるのかと思える団地のプラモデルです。パッケージの説明によると衛星放送用のパラボラアンテナが20個付くそうです。

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 次に、静岡らしいと言えなくもないですが、冷凍マグロもついた特殊荷役シリーズのフォークリフトのプラモデルです。

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 最後に、こちらでもちらほら道を走っていて見掛けることがある「痛車シリーズ」(同社が商標登録している名称とのこと)のプラモデルです。こうしてみるとかなり出している種類に幅があるような印象ですが、この懐の広さが木製の飛行機模型から始まった静岡での模型メーカーの元祖である青島文化教材社の特徴でもあると言えます。

 すでに新東名の静岡サービスエリアには同じ模型メーカーのタミヤが出店し、プラモデルだけでなくTシャツやタンブラーなども販売していて、特にタミヤのTシャツが人気商品になっているようです。今回紹介した青島文化教材社のブースは無人で一連の商品が置いてあるだけのコーナーですが、静岡のプラモデルは決してタミヤだけではない事を知ってもらうためにはいいスペースなのではないかと思います。今回紹介した商品はあくまで2013年9月現在のもので、今後パーキングエリアの営業方針によって変わってしまったりブース自体がなくなってしまうかも知れませんが、個人的にはこのブースは地元静岡のプラモデル文化を紹介していくブースとして続けていってほしいと思っています。

規制解除すれば全国から人が集まる?

 とりたてて新しい話ではないのですが、様々な魚の養殖を紹介するテレビ番組の中で、岡山の岡山理科大学が海水を使わないで魚の養殖を行なっている様子が紹介されていました。

 養殖場は山の中にあり、淡水(水道水を使っていると番組では紹介あり)有効な成分を混ぜ込んだ「好適環境水」というもので様々な魚の養殖をし、高級魚のクエやニホンウナギに混じってトラフグの姿もありました。他の魚についてはわかりませんが、トラフグについては「理大フグ」というブランドで市場に出ているそうです。

 そうなると気になるのは、水道水に処理しただけの水で養殖をして、きちんと管理して与えた餌以外食べていないのなら、多くの人が食べたいと思うであろう新鮮な「河豚の肝」が安全に食べられるのではないかという事です。

 ただ、簡単に肝が食べられるかというと当然そうではなく、天然と養殖の区別がつかないため、天然の河豚を養殖の河豚と偽って有毒な河豚の肝が市場に出回ったりする危険性はぬぐえませんし、そもそも本当に河豚の毒というのは河豚の体内で生成される事はないのかという議論もあるでしょう。河豚の調理については法律で厳しく規制されているということもあるので、この問題は政治的な解決ができないと前に進まないのだそうです。もし国会でこの形での養殖ならば肝も食べていいというようなお墨付きが出れば、例えば特区のような形にして養殖場に隣接する食堂でしか食用として提供しないというような条件付きで、何とか私たちが新鮮な河豚の肝を安全に食べられるようになるかも知れません。

 今の世の中というのは、極端な話現地へ出向かなくとも、全国各地の名物を取りよせることでお金をかければいただけるようになっています。しかし、そんな時代だからこそ、わざわざそこまで行って直接調理したものを食べなければその味を楽しめないというものがあってもいいのではないかと思います。もし、製品化は無理としても、現地で調理したものなら食べられるように河豚の調理についての法律が変わるのなら、日本中というよりも世界の食通が岡山に押し寄せるような経済的な恩恵も受けられる可能性があります。それには、大きな箱物も必要とせず、単に政治的な判断だけであとは地域が勝手にやってくれるでしょうし(^^)。不況と言われる中、何より新たな食文化を切り開こうとする関係各所の情熱で解決してくれないかなと切に思います。もしそんな食事処が実現したら、長距離の運転になりますががんばって岡山まで行ってみたいですね(^^)。

観光地にこそ公衆無線LAN網が必要かも

 自民党の観光立国調査会ということろが、「観光立国の実現による日本経済再生に向けた提言」案を出したというのがニュースになっていました。日本が海外から観光客を迎えるにあたって何をすべきかという話ですが、これは私たちが海外旅行へ行って何があると嬉しいかということを考えてみるといいかも知れません。

 提言案の中で私が注目したのは、「宿泊施設における無料公衆無線LANの整備」を盛り込んでいることでした。ただ、宿泊施設だけ公衆無線LANが無料で使えれば観光客は満足するのかというと、やはり外でも使いたいというのがあることでしょう。私たちが海外へ行く場合、現地のスマートフォンに入っている通信カードを差して使える、いわゆるSIMフリーのスマートフォンを持っている人はほんのわずかでしょう。多くの人は海外ローミング可能なスマートフォンで高い利用料金を払って通信せざるを得ないのですが、無料で使える公衆無線LANが張り巡らされていれば事情は全く違ってきます。

 例えば観光地にある商店街や名所周辺、公共施設内外で無線LANが使えれば、地図を表示してナビゲーションもできてしまいますし、その場で必要な情報(名所自体の情報なども)をネット上から入手できるので全く行ったことがない場所のことを調べながら効率的に観光ができます。また、母国との連絡も高速のインターネット通信が安定して使えれば、それこそ現地と母国との間でIP電話が使えるなら、直接話をして相談しながらお土産の算段までできてしまいます(^^)。さらに、観光地内の情報にとどまらず、現地の人が気付なないような日本の観光に関する大切な情報についても、観光客の方で勝手にネットにアクセスすることで入手できてしまうので、観光地側の説明の負担を減らすことができるというのも大きなポイントでしょう。

 日本にやってくる観光客の多いところで特別な用意なしにいつでもWi-Fi経由でスマートフォンが使えることになれば、限られた期間と範囲で観光するルートを決める際に、Wi-Fiが使えるエリアを盛り込んで効率的に観光しようと思う人は多いでしょう。現在でも無料で使える「Free Spot」のような仕組みはあるのですから、簡単な設定で誰でも使えるような仕組みを作り、それを公の立場で応援してくれれば、旅行者へのインパクトは大きくなるだろうと思うのですが。

 こうしたインフラの整備は、ハコモノをお金をかけて作るよりも安く、すでに使っているインターネット回線を開放するなどの方法を使えば、観光地周辺に住む人の協力によって実現可能ではないかと思います。私自身が有料のものではありますが公衆無線LAN網を使えるようになって、結構いろんな所で使える事に感動していますので、うまいことインフラの整備が進んでいってくれないかなと思っています。

富士山の世界文化遺産認定とバナジウム水

 富士山が世界文化遺産になる可能性が高い(2013年6月現在)ということで、先日訪れた富士山周辺の観光地はどこもかなりの人であふれていました。山梨県からの帰りに立ち寄った道の駅富士吉田は、駐車場も広くドッグランもあるので入れかわり多くの人たちがおとずれていたのですが、改めてびっくりしたのが天然のバナジウムが入っているという富士山からの湧き水を誰でも無料で汲める水汲み場の混雑具合でした。

 元々私が日常的に飲用する水は、近所のスーパーが提供しているものを利用させてもらっています。4リットルのボトルに水道水を処理したアルカリイオン水を汲んでいるのです。さらに言うなら、私の住んでいる静岡市の安倍川水系というのは、地元の水道局がPRの名目で水道水を缶に詰めたものを配ったりするなど、その水質に自信を持っているようです。私自身としても、普通に飲んでいるので感じないのかも知れませんが、普段使っている水道水をまずいと思ったことはありません。それでもスーパーへ水を汲みに行っているのは、ある程度コストをかけている水道水よりもさらに機械を通して飲みやすくなっているということと、日常的に水を汲みに行く習慣を付けることによって、突然断水になっても最低限の飲料水を確保したいという(ほぼ毎日、翌日のための水を汲みに行くので)目論見があるからです。

 これが、水道水がおいしくないと感じる場所に住んでいる人にとっては、少々事情が違ってくるでしょう。ペットボトルの水をまとめ買いしたり、かなりの長い距離を走っても健康にも良さそうな水を汲みに行き、日常的に飲みたい思われるのかも知れません。上記の道の駅富士吉田の水汲み場でびっくりしたのが、ものすごい数の水用ポリタンクを持参して水汲みを目的に富士吉田までやってくる人の多さでした。最初私は飲食店などの業者の人が集まっているのかと思ったのですが、気になってネット上で調べてみたところ、個人でも毎週とか一月に一回大量の水を飲料水のために汲みに来る人もいるらしい事情がわかってきました。これには、その人たちの水に関するこだわりにはひれ伏すしかなく、さすがに大量の水を汲む人の後ろで待つのもいやだったので、水汲みをしないまま道の駅富士吉田を後にしました。

 ちなみに、私が車に積んでいる水筒は1リットルが2本というのがせいぜいで、逆に18リットルくらいのポリタンクに水を汲んだとしても、飲まないままダメにしてしまうのがおちなので、旅の途中で名水に出会ったとしても、家に帰ってお茶やコーヒーをいただく程度でいいと思っています。しかし、富士吉田の道の駅の水の人気が高いのは、ペットボトルの水の中でも富士山のバナジウムが入っているという謳い文句のミネラルウォーターはどれも結構な値段がするので、ガソリン代と高速代をかけても大量に水を汲みに来た方が安いと考えてのことかも知れません。つまり、バナジウム入りのペットボトル入りミネラルウォーターの価格が普通の天然水より高いからこれだけの人が押しよせるのではないかという側面もあるのかも知れません。

 その後、私は自宅に帰る途中でもう一つの道の駅「道の駅なるさわ」に立ち寄りました。実はこちらの方にもバナジウムを含むという飲料用に消毒された水を汲むことができます。しかし取水口が数箇所ある富士吉田と比べると一箇所しか水汲み場がないので、大量に水を汲みに来る人が押し寄せると大変でしょう。幸いにして私が行った時には水を汲む人の行列はありませんでした。その場にあった注意書きには、ポリタンク1つに給水したら後ろに並び直して下さいとありましたので、大量に水を必要とされている方は富士吉田の方に回っているのかも知れません。私は結局そこで2リットル分の水をいただき、帰宅後にその水でコーヒーをいただきましたが、普段飲んでいるアルカリイオン水と比べて格段に美味しいのかどうか、ちょっとわかりませんでした(^^;)。実際にバナジウム入りのミネラルウォーターを飲み続けることによって健康になったという方には必須のものであるとは思いますが、これから富士山が世界文化遺産になってさらに国内外から人が押しよせる事になると、今と同じような形で自由に水が汲めるのかという事も心配になりますね。人が集まれば集まるほど多くのトラブルが生じるのは仕方がないことではあるものの、それを目的としないで訪れた人でも自由に水を汲んで飲める環境は維持されてほしいものです。