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車検証上の「車両重量」は事前確認を

 今年11月に車検を通した私のホンダ・フィットは1300ccで、平成18年登録の車であるにも関わらず、自動車重量税はエコカー減免こそなかったものの、エコカー扱いとして2年で10,000円(通常は16,400円)の支払いで済みました。選挙が終わり、新しい政権では自動車関連の税制も変わるような報道もあるので、恐らく次回の車検では通常額に戻るのではないかと思いますが、先日私の知り合いで3年前に販売開始された当初に購入して、つい先日車検を通したというスズキ・ソリオに乗っている方と、車検費用についての話になりました。

 エンジンは同じ1300ccですが、スズキ・ワゴンRを一回り大きくした形ということだけでなく、後ろのドアがスライドになっている他、運転席と助手席との間が空いているため、歩いて後ろに移動できるウォークスルーが大きな特徴になっているのがスズキ・ソリオの特徴です。混雑する駐車場や、雨が降っている中での乗り降りならスライドドアからした方が安全で確実なため、一時はフィットよりもソリオの方の購入を考えたこともありました。ちなみに、車中泊車としての評価は、軽のワゴンRと同じように助手席シートが前に水平に倒れるため、一人用の車中泊には問題なく使えるレベルです。

 車の新しさや装備から言えば当然ソリオの方がいいと思いますが、話を聞いてびっくりしたのは、最初の車検の明細を見たら、重量税2年の金額はエコカー扱いにもならない24,600円になったとのこと。同じ1300ccでこの差が出るのは、私のフィットと比べると重量税のランクが違うためで、私の車とその方のソリオとの差は14,600円も出てしまったことになります。将来的に双方ともエコカー扱いにならなくなった場合でも、重量税の差は7,800円ありますが、フィットとソリオの車両重量の差はわずか30kg(車検証の値)です。

 重量税の仕組みは0.5トン以下、1トン以下、1.5トン以下、2トン以下の4つに分かれています。その中で私のフィットの車両重量はちょうど1,000kgで、ソリオのそれは1,030kgなのです(^^)。さすがにそこまで確認して車を買ったわけではないのですが、新車を買って初年度の維持費は税金の優遇で低く抑えられていたとしても、次の車検以降の経費にかなりの差が出てくるということは事前に知らないと、特に中古車を購入しようと思われている方には思わぬ誤算になってしまいかねません。基本的な車両の情報というのはインターネットから簡単に入手できますので、軽自動車以外の普通車を購入する場合にはこのような情報も事前にわかった上で購入手続きをする方が後でしまったと思わずに済むでしょう。

 そう考えると、私の今回の車検に限っては本当にラッキーだったと思います。でも、その分をタイヤ4本新しくした分でチャラになってしまったのですが(^^;)。そして思ったのが、スズキがソリオの車重をきっちり1000kgにして出してくれていたらなおよかったのにと思っています。個人的には現在の新車はいろんなエコ装備が付いているので、できるだけノーマルな出たてのソリオはお気に入りの車種なので、今後の中古車相場の動向も視野に入れながら次に乗る車を思い描く際には考える参考にしたいと思いました。

年末年始に備えてまずは車の周辺点検から

 車を運転していると、走っている車の中に明らかに整備不良である車を見付けることがあります。ここで言う整備不良とは、車の前後左右にあるランプが切れているというようなことです。

 先日、夜間走行中、どうも前方の視界が見にくいことに気付き、車を停めて確認してみたところ何と車検を通したばかりだと言うのに片方のヘッドランプが点灯していないのを見付けました。もしかして接触不良かなと思ってヘッドライト付近を叩いてみましたが状況は変わらず(^^;)、それでも何とか自分で電球を買って付け替えられないかと見たところ、さすがに小さなスペースにいろんなものを詰め込んでいるフィットだけあって、とても人間の手がランプの裏側に入る隙間もありませんでした。

 仕方がないので車検でお世話になった業者の方に連絡をし、来ていただきました。その方もフィットの内部を見て、これはリフトで上げてタイヤを外し、下の部品を外さないと無理だと言われ、しばらくの間車を預けて作業してもらうことになってしまいました。

 せめて自分で何とか交換できる構造だったら良かったのですが、まあ遠出をした先でこのようなハメに陥らなかった事は良しとしましょう。その場で違反切符を切られることはないでしょうが、電球切れはパトカーに見付かればすぐに止められて注意を受けるレベルの不具合なので、皆さんをせめて、ウィンカーやバック時のランプを含め、全て問題なく点灯するかどうかを事前に確認しておくのがいいと思います。後ろのライト全般は一人では確認が難しいので、誰かに頼んで見てもらうことも必要になってくるでしょう。

 問題ないのは当り前とはいいながらも、私のように車検を通したばかりでしばらくは問題が出ることはないだろうと思った途端に電球が切れるという事もありえますので、年末のぎりぎりになる前に、一通り車の使用説明書を見ながらわかる範囲でも不具合がないか確認されることをおすすめします。

自動車リサイクル料金を確認する

 もしかしたらほとんどの方は知らないことかも知れませんが、今日本で走っている全ての車には、廃棄される際の料金を先払いするシステムが運用されています。車の売買をする際にこの料金は上乗せされ、その額は「預託証明書(リサイクル券)」に書かれています。

 恐らく車の車検証や自賠責保険の証明書と一緒に入っていると思いますが、もし自分の車に入っていなかった場合どうすればいいのでしょうか。基本的にはリサイクル券が必要になるのは、車を売買する時です。しかし業者を介しての売買ならリサイクル料金はちゃんと調べてくれ、きっちりその分は戻してもらえます(リサイクル料金を払う人は、車を解体する時に所有者だった人なので)。問題になるのは、車を個人で売買する時です。もしリサイクル料金を払っていない車を個人売買で購入した人が、後でその事に気付いた場合、前の持ち主にリサイクル料金の支払いを請求されることもあるかも知れません。リサイクルシステムが動いてからかなりの時間が経っていますので払っていない車を乗っている方もそうはいないとは思いますが、車検証入れの中にリサイクル券が入っていなかったら、いい機会ですのでネットからリサイクル料金の預託状況と金額の確認をしてみることをおすすめします。

http://www3.jars.gr.jp/p/RPT09.nsf/0/67226466F45B8877492572C200262323?OpenDocument

 上のリンクは自動車リサイクルシステムのホームページに有るFAQですが、ここを見るとリサイクル券を無くした場合はリンク先に進み「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷しておけばよさそうです。知り合いと話をしている時にたまたまこのリサイクル券の話になり、そんなものは車の中に入っていない(本当は中を確認してない可能性の方が高いと思いますが)ということを聞き、ちょっとインターネットで調べてみたのでした。

 私も、リサイクル券は備え付けてありますが、上記リンクから印刷をしてみました。インターネットエクスプローラー7.0以上でないと使えないというアラートが出ましたが、chromeブラウザでも印刷可能でした。印刷用のファイルはPDF形式になるのでアクロバットリーダーも必要ですが、chromeの場合、印刷元のウェブページから印刷するためのメニューが出てこなかったので、キーボードショートカットの「ctrl」+「P」でプリンタを呼び出して印刷しました。

 実際に印刷してみると、「シュレッダーダスト料金」「エアバッグ類料金」「フロン類料金」「情報管理料金」と、さまざまな項目に分かれて費用がかかっているのがわかりました。さしあたってまだまだ乗り続けるつもりでいますが、車の大きさや装備の違いで料金も違ってくることと思います。こういうことは専門の業者に頼まないとできないと思っていましたが、こんなに簡単に自分のパソコンからできたのには改めてびっくりしました。リサイクル券が探しても見付からない方はぜひサイトにアクセスして印刷しておきましょう。

私の車はエコカーだった!?

 車検で修理工場に入っていた私の車が無事に帰ってきました。タイヤが新しくなったので、足回りを気にしなくても良くなったことが嬉しいです。整備についても、私の前に乗っていた人がまめに整備をしていたのか、オイルにオイルエレメントと、ブレーキ回りだけの整備で済みました。それよりも驚いたのは、重量税が見込みよりも安かったということでした。

Dsc_0001

 修理工場の方に重量税の表を見せてもらったのですが、2年車検で私の車の総重量はちょうど1トンなので、当然エコカー減免は適用されませんが、写真の表の中では二段目が1トンまでの価格なので、二行目に載っている16,400円のつもりでいました。しかし私の車は平成18年の単なる1.3リットルのガソリン車で、スペアタイヤも付いている車なのですが、エコカー扱いになるということで、重量税は10,000円で済んでしまったのです。ここだけ比べれば軽自動車とそれほど変わらないわけで、多少出したお金が返ってきたのは(多少多めに先払い済)ラッキーでした。

 改めて思うのは、アイドリングストップや車重を極力軽くするような工夫がまだされていない時代の車でも、十分今の車に匹敵する燃費の性能を出す車に私が乗っているということです。同じGD1のフィットを乗っている方で、10万~20万キロ走っている車でも、燃費の低下は見られないような口コミもネットでは見ることができますので、更なるエコ運転を心掛けることにします。政府の方針で、古い車に乗り続けていると重量税と自動車税は割り増しされる傾向にありますが、私の車が割り増しされるようになったら、最新の車種は一体どの程度の燃費の数値が出るのかというのも気になりますね。その頃には燃料電池車が一般化しているのでしょうか。

ドライブの安全はまず足元から

 以前ここで紹介したことのあるホンダ・フィットに装着していた太目のタイヤは、今回の車検を機に元に戻すことにしました。ただ、その際に付いていたタイヤはかなり使い込まれていたので、そのままの状態で車検を通すことが難しいと指摘されたので、四本とも新品に交換することに。以前乗っていたワゴンRのタイヤと比べるとそれなりに費用がかかるので、先日買ったばかりのオリンパスのデジカメを買わなければと一瞬思いましたが、これはまあ仕方ありませんね(^^;)。

 タイヤを選ぶ場合に言われたのは、遠出をしないならいわゆるバーゲン品の海外メーカーの製品でも大丈夫なものの、遠出を高速道路を使って行なうことが多ければ、やはり国内メーカーの材質がしっかりしたものを購入するように言われました。物によっては安いものだと走っていなくても時間経過とともにヒビが入るものがあるとのことです。予定していた車検費用にプラスしてタイヤ代を出すのはしんどいのですが、車中泊で遠出をする予定がある以上、この出費をけちってもいいことはないでしょう。以前紹介しましたが、タイヤに関するトラブルのうち、タイヤ自体の破損やひび割れがなければ出先でも本格修理をしてもらえるように、自動車保険とJAFのサービスを二重に使うことによってもしもの場合の対処(現地修理が負担なくできる?)はできていますので、タイヤの性能にはこだわりたいところです。

 それでも、いいものだからと言って言われるままに高いものを注文することも大変なので、安心できる材質のタイヤでできるだけ安いものをということで国産にはこだわらずに(最近は国内メーカーでも製造コストの安い海外生産が多い)国内メーカーのスタンダードタイプをお願いすることにしました。低燃費タイプのものになるということで、車検後の燃費計測も楽しみです。正直、安いといっても思っていなかった出費は痛いですが、出掛けて高速に乗る場合は命を預けるものでもあります。今後年末年始に遠出をする予定のある方は、タイヤの点検も忘れずに行なってみてください。

燃費の数字も運転次第

 先日、スズキの軽自車の新しいものを運転させてもらう機会がありました。アイドリングストップとエネチャージシステムが完備されていて、カタログ値で1リッターで30キロ弱の燃費性能を誇ります。車の持ち主は、普通に走っていても燃費計の数字が市街地走行だと10キロそこそこしか出ないということで、私にも運転してみてくれということだったのですが、もしこんな新しい車でそんなことがあったら販売店に文句を言うレベルかなと思いつつ、しばらく運転させていただきました。

 今私が乗っているホンダのフィットの燃費計は平均燃費が表示されるものですが、信号待ちでアイドリング状態にしておくと、みるみる燃費計の表示が悪くなっていきます。さすがに新しい車全般にはアイドリングストップ機能が付いているので、これが働いてエンジンがストップすると燃費計の表示は減りません。しかも、エンジンがストップしている状態でエアコンを付けていても、スズキの新しい車には保冷剤のようなものが入っていて、冷風を出し続けることができます。電装品の動作は助手席の下にあるリチウムイオン電池でまかない、車が減速されるとパネルに充電ランプが付くことでリチウムイオン電池に充電していることがわかります。このリチウムイオン電池がヘタってくるまでは問題なくカタログ通りの燃費性能を叩きだすのではと思いつつ、信号で止まるところの多い場所も含めて、私なりの省エネ運転をやってみました。

 私が心掛けるのは、なるべくゆっくりと発進をかけ、エンジンの回転数に気を配りながら、できるだけ低回転をキープしながら進み、前の車の様子を見ながら惰性で走るようにします。急発進と急加速は相当燃費性能を損なうのですが、そこまで気を付けても、信号の多い道では1リッター12キロ前後が私の1300ccのフィットではせいぜいなのにも関わらず、このスズキの軽自動車では15キロから17キロくらいの平均燃費をたたき出しました。改めて今の軽自動車の燃費は凄いことになっていると思ったのですが、ということになると、知り合いはこの車をどういう風に運転していたのかというのが気にかかりました(^^;)。

 運転を変わってその様子を観察したところ、その車がターボ車であることに初めて気付きました(^^;)。最近の車にはエコモードがあり、アクセルをべた踏みしてもそれほど加速は伸びない傾向にはあるものの、ターボをきかせて加速し、すぐ止まりまたすぐ走るような運転をしていては、やはり燃費は落ちるでしょう。軽自動車のターボというのは山道で人を乗せているような場合は他の車との流れに乗るためにも必要な装備だとは思いますが、市街地走行程度では常に使うようでは燃費の数値は当然期待できなくなります。いかにメーカーが燃費の良い車を開発したとしても、やはりその運転次第で相当変わってくることを私が身をもって示すことができたのですが、逆に燃費第一という運転は走っていて正直楽しくはないというところがあるので、兼ね合いが難しいとは思います。ただ、自分で工夫して省エネ運転をし、それが目に見える形で燃費の数字に跳ね返ってくるので、ゲーム感覚でこの数値を上げてみたらとアドバイスしました。近所を走るだけなら荒い運転で燃費が落ちても致命的な影響はないでしょうが、遠距離ドライブでは燃費を伸ばしてできるだけガソリンを車に残すことが大切になってくることもあります。いわゆる燃費第一の運転方法についてはネット上でも見付けられると思いますので、いざという時には運転の方法を変えられるように訓練することも大切ではないかと思います。

ダイハツ コンセプトカー「DECA DECA」ベースの新型車発表

 2014年11月発売予定のダイハツが出す「軽最大の室内空間ウルトラスペースな新型車」は、ネット上ではその室内空間だけ詳しく見ることができます。以前コンセプトカーとして発表していた「DECA DECA」を市販化したもののようですが、ホンダのNboxやスズキのハスラーのように、レジャー用としての用途を前面に出した車種になることが予想されます。

 個人的にはその新しい車が車中泊に適するかということが問題だと思っているのですが、ついに助手席前倒しでテーブルになるシートアレンジが実現されたことが寝床を作るには意味あることだと思っています。

 ダイハツのホームページにあるシートアレンジのうち「ロングラゲージモード」と「フラットゲージモード」は、後部座席も前倒しして下に沈み込ませるようにフラットにする、ホンダフィットのような低床空間を実現させていますが、助手席がフラットに前倒しできることが効いて相当に長いスペースが確保できます。さらに荷室高は1140mmあるそうなので、自転車もそのまま乗せられるだけの空間を確保できます。ただ、写真を見た感じでは座席のつなぎ目のところが完全にフラットになるわけではないので(それでも以前のダイハツの車と比べるとかなり良さげではあります)、寝心地のいい空間を作り出すためにはキャンプ用のコットを組み立てたり、厚手のマットで工夫することも必要になるでしょう。

 今後購入比較の対象になると思われる車のうち、ホンダ・Nbox+はシートアレンジによって2名が十分車中泊できる空間が確保できるものの、室内に荷物を入れるスペースは限られます。スズキ・ハスラーやスペーシアは一人用の車中泊車としてはバランスが取れているように思いますが、室内空間の作り方についてはワゴンRに準じるところが多く、新鮮さがないということもあります。そこでこのダイハツの新車種に期待が集まるわけですが、走行性能も価格も気になりますし、車中泊関連の情報以外の情報も確認の上改めて評価してみたいですね。

(2014.11.13追記)

 改めて、この車はWake(ウェイク)という車名でダイハツから発売されました。サイトの中味を見ると、モンベルの用品がちりばめられていて、スズキのハスラーに対抗したコンセプトのものであることがわかります。一通リカタログサイトを見ると、運転席を後ろに倒して横になるスペースが作れるようで、車中泊用としてならNbox+よりウェイクの方が良さげに仕上がっているような感じですね。軽のキャンピングカーを買うほどではないもののレジャーに日常に使うにはいい車だと思います。ただ最新の車だけにスペアタイヤレスの応急修理キットのみというのはアウトドアレジャーには不安な点もあると思います。

高年式の中古車購入時には保証の確認を

 車を買うには新車でなければだめだというこだわりがある人は別にして、自動車の価格というのはちょっとでも乗って走らせれば中古車となり価格が下がります。そうした効果を狙い登録してナンバープレートを付けた車を「新古車」として販売しているところも多く、人気になっています。いわゆる新車のディーラーが新古車を販売している場合はこれから書くことは問題にはならないかも知れませんが、ディーラーとは無関係なショップでこのような車を買う場合や個人売買をした場合(オークションでの購入を含む)に、注意しておきたいところがあります。先日、そうした新古車を購入した知り合いと話をしていて改めて車の保証というのはこんな仕組みなんだと思ったので、すでにご存知の方には今さらという内容になっていることを最初にお断りしておきます。

 自動車を購入した場合、部品およびその内容に応じて1年から5年までの保証が付くのが一般的です(実際は年数だけでなく走行キロにも制限があるので、短期間で過走行の車は購入時に注意が必要です)。いわゆる新古車と呼ばれるものでなくても、保証の内容でクリアされている範囲でなら当該箇所の故障については無償修理されます。しかし、新車で買ったのではない場合、「保証継承」という手続きが必要になるのです。

 自分の車がどうなっているかを確認するためには、購入時にもらった書類のうち「保証書」があるかどうか確認してみましょう。きちんとした中古車業者なら納車時にこの手続きを済ませてくれている可能性がありますが、メンテナンスノートや整備手帳の中にある保証書に自分の名前(多くは車検証上の名義の場合が多い)が記入されているはずですが、前の持ち主の名前が残っている場合、車を販売しているディーラーに行って手続きをしないと、保証書に書かれている無償修理の手続きは一切してもらえません。

 もし自分の車で保証継承されていないことがわかった場合、実際に車をディーラーに持ち込んでも、書類の上ですぐに名義を変えることはできません。ディーラーは現状で車に異常がないか確認してからでないと継承できないことになっているそうです。いわゆる12ヶ月点検のような点検作業を行なうので、国産の場合およそ1万5千円程度の費用がかかりますが、まだ保証期間が残っている場合、少々のトラブルなら何とかなりますが、トラブルがエンジンやミッション、電気系統になってしまったら目も当てられません。リコールとして届出される以前のトラブルだった場合、自分の落ち度でなくても費用負担になる可能性もありますので、もし自分の車に保証が残っている場合には異常が出ないうちにディーラーに持ち込んで、保証継承の手続きをやってもらうようにしましょう。

ドライブの経費をトータルで考える

 テレビで最近よく見るインターネットで契約する自動車保険のコマーシャルで、スーパーのチラシは比較しても自動車保険は比較しないの? というものがあります。これは、携帯電話やスマートフォンの契約についても言えると思うのですが、安い理由を許容し、差額分のサービスの差も我慢できるなら、徹底的に安さを追求するという選択もありかと思います。

 この例とはちょっと違うかも知れませんが、私自身が今まで軽自動車をメインに使ってきて、今1300ccのホンダ・フィットに乗るようになり、車の維持費は当然高くなったものの、軽自動車と比べてそれほど差があるのだろうかとふと考えることがありました。

 先日、かなりの強行軍でしたが、京都まで東名~名神高速道路を使って行ってきました。実際には大津インターで降りて、すぐそばの駐車場に停めて電車で京都へ向かったのですが、高速料金は休日のETC割引を使って片道4,810円でした。ちなみに、軽自動車を使う場合には同じ区間でも3,810円で済みます。往復でその差額は1,840円とかなりの差になります。

 まあ、この点についてはしょうがないなと思いながら車を乗り替えたので納得済みですが、実際にこの区間を走ってみて、普通車の方が軽自動車よりもコストが安くなるパターンを実感することができました。ちなみに、私が今回利用した高速道路は静岡インターから大津インターの片道約320km、往復で640kmですが、この距離は軽自動車ではまず無給油で走り切ることは不可能でしょう。しかし、私の車では問題なく往復することができました。

 ここで問題になるのは場所によるガソリン価格の違いです。ネット上で調べると、全国のガソリンスタンドでのレギュラーガソリンの価格は、最安値が152円/l(2014.9.16現在)ですが、高速道路上のスタンドではのきなみレギュラーガソリンの価格は170円/lを超えていました。

 それほど遠出をしない方ならたまに高くなるだけですが、月に何回も遠距離を走るドライブや車中泊の旅をする方の場合、1リットルにつき20円という価格差はかなり厳しいと言えるでしょう。できるだけ安い値段でガソリンを入れたいと思うのはどの車種に乗っている方も同じでしょうが、私の車では満タンにして高速走行なら約700kmの間に安いスタンドを見付けて入れればいいと思えますが、燃料タンクの容量をあえて少なくして車体を軽くし、カタログデータ上の燃費の数字を上げているような軽自動車で旅をしている方の場合は、とりあえずガソリンスタンドがあったら満タンにしておくことの方が大切だと思います。その場合はあえて高値で入れざるを得ない状況もたくさん出てくるわけで、日常で様々な手段を使って(特定のカード・特定のスタンドで安く入れる)いる方ほど、一回のドライブにおけるガソリン代の負担割合が多くなる可能性はあるでしょう。

 これは、単なる金銭的な問題ではなく、いつガソリンが底をつくかひやひやしながら走らなくて済むという精神的なメリットもあります。今回の私の場合も、片道走り終えてメーターの残量が半分以上あることを確認したら、このドライブでは給油しなくていいと思ってほっとしました。もちろん、新しい軽自動車にはガソリンの問題を補って余りある車としてのメリットを感じられる場合もあるので一概には言えませんが、高速道路を使わずに長距離を移動する場合には、軽自動車だから必ず安くなるということもないことも確かでしょう。

 軽自動車でガソリンの現地給湯による負担増を回避する方法として携行缶の使用ということもありますが、車内の積載量の減少にもつながりますので、自分の旅のスタイルを十分考えた上で、判断するのがいいと思います。今度軽自動車のハイグレードタイプの車と同じくらいの価格で、マツダ・デミオのクリーンディーゼル車が出るようですし、車の大きさが気にならないのであれば、レギュラーガソリンより安い軽油を使える上に、ハイブリッド車並みの燃費があり、力もあるクリーンディーゼル車という選択肢も十分有りだと私には思えます。

リコール対応車種の検索機能

 ドライブの際のトラブルを未然に防ぐ方法として、運行前点検をしっかりすることはもちろんですが、知らないうちに構造的な欠陥があればその対策は行なっておくことがあげられます。リコールの情報は車を購入した際に対応は行なったのですが、少し前の時期に一部報道で私の乗っている旧型のホンダフィットを含む多くの車種で助手席エアバッグに関するリコールがあったということで、自分の車は大丈夫なのかと改めて調べてみました。

 私の持っているホンダ車の場合はホンダのリコール情報が掲載されているホームページから車台番号を入力すると、私の車がリコール対象になっているのかどうかがわかるようになっています。もし対象だったらめんどくさいなと思いつつ(^^;)、検索をしてみたらリコール対象にはなっていませんでした。

 私は当時、このニュースを新聞で知ったのですが、その後はキーワードでニュースを検索してインターネット上でいつの車にリコールが出ているのかだいたいの概略をつかんだ上でメーカーのリコール情報ページから調べました。思うのは、日常的にこまめに複数のメディアから情報を得ることが大切だということです。インターネットというのは一般的なニュースから細かな口コミまである意味万能と思えるような情報を引き出すことができますが、人一人が目にすることのできるニュース素材というのはやはり限られます。インターネットだけではなく新聞やテレビ・ラジオと多くの媒体を利用しながら幅広く情報を集めていくことで、今回のリコール情報のような生活安全に関するニュースを逃すことの無いように今後も気を付けていきたいと思っています。リコールとは違いますが、旅先で車の中ということでは、音楽を聞いていて大切な交通情報や気象通報を聞き逃すことが無いよう、せめて定時より少し前から定時のニュースは意識的にラジオに切り替えて聞くことが大事だと思います。特に新型フィットのハイブリッド車に関しては、昨日に4回目のリコールが発表されています。すでにリコールを受けたから大丈夫ということはないかも知れませんので、まずはホンダのホームページからご自身の車台番号を入れてご自身の車は対象になっていないか十分にご確認下さい。