Apple iPod touch 8GBをアンドロイド端末と併用して使う

 まさしく今さらという感じもしないではありませんが、先日のNTTdocomoの社長会見で、ドコモはiPhoneを出さないという方針が今後も続きそうということもあり、かといってSIMフリーのiPhoneを買おうとも思えなかったので、価格がこなれて買いやすくなっているiPod touchの8GBを入手してしまいました。ちなみに、買ったのはノートパソコンの前だったので、結果的にここのところかなり散財をしてしまったということになります(^^;)。

 iPhoneとの違いは電話機能がない(ネット接続はWi-Fiのみ)ことはもちろんですが、GPS機能が削られていて、カメラの性能は極端に落ちます。そのかわり軽くて薄く、買い切りなので毎月の支払いも発生しません。アプリは当然iPhoneと共通で、アンドロイドにはないようなものもあり、さらにアンドロイド端末とデータも共有することも可能なのでiPhoneは気になっているけど買えないという方には魅力的に映ることもあるかと思います。

 実際に購入してみると、パッケージには本体とイヤホン、そしてUSBコードしか入っていません。全く何もない状態で購入される場合には100円ショップで売っている携帯電話コネクタに繋げるアダプタがあると携帯電話とACアダプタが共通化できます。店頭売りの中にはACアダプタをセットにしたものもありますが、私はすでにあるUSB出力のある汎用ACアダプタがすでにあるので、それで済ませてしまっています。

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 事前にシリコン製の外装と液晶保護シートのセットを買い、付けてみましたが本体の小ささを損なうものではありませんでした。メールやスケジュールなどの同期はgoogle経由で行なうため、今使っているGalaxy S2のバックアップ用途としても使いやすいものだと言えます。写真の通り、大きさこそ違いますが見てくれはそっくりですね(^^)。

 電池の交換ができないとか、外部メモリカードが使えないとか、文字入力もフリック入力か英字キーボードへのタッチ入力しか選べないなど不満な点もあるのですが、iPhoneと共通で使えるアプリは、アンドロイド端末におけるウィルスの危険性に比べると、安心して使えるように思います。また、アンドロイドと共通して出ているようなアプリでもiOS用の方が高機能だったりすることもあります。これは、さまざまなOSや古いハードが混在するアンドロイドと比べて、単機種としての発売ということでアプリ製作者からすると検証が楽なので、早く高機能化もしやすいのだろうと思われます。ちなみに、このブログでも紹介しているキングジムの簡易ワープロ・ポメラDM100用のアプリはアンドロイドにはなく、iPod touchの貧弱なカメラでも問題なく連続したQRコードを読み取りできますし、ツイッターやEvernoteへのアップも簡単にできるので、この機能を得るためだけにも買ったかいはありました。

 8GBというのはメモリが足りないという方もいるかも知れませんが、私のようにSDカードの使えるアンドロイド端末との併用の場合なら、音楽や動画はアンドロイド端末の方にまかせておけば、8GBでも十分使えます。iCloudを使ったバックアップでも、無料の5GBで十分なので、わざわざアプリなどお金をかけたくない方にとっては足りない機能はアンドロイドのスマートフォンで探しながら、iPod touchと併用するというパターンを使っていこうかと思っています。


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