Appleはスマートスピーカー市場でも王者になれるか?

過去にスマートスピーカーの紹介をする際に、あえて日本発売のアナウンスがないAppleのHomePodについての詳細は説明しなかったのですが、今になってというか気になるニュースが入ってきました。現在GoogleやAmazon、LINEなどが出しているスピーカーはそれほど音楽を聴くのに適しているという程ではなく、あくまで日常的に便利に使える程度の性能でせいぜい2万円弱といった価格設定というものがメインでした。

それに対してAppleのHomePodは、スピーカー単体の性能にもこだわりがあるのが特徴で、7つのツイーターに4インチのサブウーファー、6つのマイクを搭載し、349ドル(約3万9000円)という高めの価格設定ながら、Apple Musicで楽曲やアルバムを楽しんできた人にとっては専用のコンポを買わなくてもHomePodだけあれば、それなりに音を楽しめそうなものになっているという印象です。

Appleのブランドイメージは日本では一番あると言えるでしょうし、Siriを使ってのアシスタントは現在使っている人もいると思いますので、日本語での処理能力にも問題はないでしょう。iPhoneが新しくなるたびに購入するようなファンも多いですし、他社と比べて高いという価格的な問題は既存ユーザーにとっては関係がないと思えるので、問題はいつから日本で販売することになるかということでもあったのですが、当初予定されていた海外での発売時期が2017年12月中ではなく、翌年にまで持ち越しということになってしまったそうです。そうなると日本での販売開始はさらに後になると思われますので、Appleの大好きな人がスマートスピーカーを手にするには、まずは別の陣営のものを手に入れつつ待つか、それとも本命のHomePodまで待つのか、悩んでしまいそうです。

ただ、私のようにどの陣営のスマートスピーカーを購入しようかと迷っている人にとっては、既に販売されているものの中から選ぶようになってしまうわけで、特にApple Musicを含む音楽サービスを今まで使っていない人に別のスマートスピーカーを買われてしまった場合、自分達の音楽関係のシェアを増やせないというAppleにとっては痛恨の結果にもなりかねないわけで、他のスマートスピーカー発売元の、対Appleに対しての力の入れようはさらに激しくなっていくのではないかと思うわけです。

実際にはGoogleの「Google Home」や、LINEの「Clova WAVE」はすでに日本で販売されていますが、Amazonの「Amazon Echo」はまだ販売受付も開始されていません。今後、日本のAmazonで販売や配送が滞ったとしたら、自然と既に販売している方に流れる可能性すらありますし、まだ商品としてのスマートスピーカーの魅力が広く伝わっていない段階でどの製品が売れていくのかというのは、まだ持っていない立場からするとまだ迷いますね。

昨日のニュースでは、「Clova WAVE」において、赤外線リモコンを使っている照明器具において、スピーカーに向かって話すことで点灯および消灯ができる機能が追加されたということがニュースで流れてきたりしているので、テレビと照明のリモコンを探すのもめんどくさいというご家庭では、音楽を聞くのに使わなくてもいいと割り切ればなかなか面白いことになってきているという感じがします。

私がこうしたスマートスピーカーの期待することは、今のところそれ自体が音質のよいスピーカーというよりも、未来の生活として自分達が想像していたことができてしまったり、手が使えなかったり目が見えなかったりしても声で操作でき、家電をも遠隔操作できるマルチなパートナーとしての存在です。特にAppleの技術というのは、私たちにバラ色の未来を感じさせてくれるような製品を出し続けてくれているだけに、現在のiPhoneとの親和性や、全く新しい技術が発信される可能性を秘めています。個人的には選挙のセリフではありませんが、次の次あたりに個人的には検討したい製品になっていってくれればいいなと思っています。


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