日本郵便のドライバーが出発前の点呼を行なわず、さらには飲酒運転があったという事が明らかになり、今まで使っていた業務用のトラックやワンボックスかー2500台について、5年間使えなくなるという衝撃のニュースが飛び込んできました。一応日本郵便の発表では宅配便のサービスを止めることはないという発表は出ているものの、今までできていたことができなくなるだけでも大きな影響が考えられます。
個人的にも、通販で物品を購入することが多いので、先日あったヤマト運輸の非正規社員の大量解雇の影響がどうなるのか不安に思っていたところ、今回の日本郵便の問題が出てきて、ヤマト運輸と同じように人員削減の可能性もあることが想像できます。恐らく大きな会社でもまるまる人的補充はしないで、少ない人数で回していくような形になると思いますので、その分サービスの質にも関わってくるのではないかと考えると、今後日本の宅配便はどうなってしまうのか不安しか感じません。
考えてみると、インターネットを誰でも使いこなせるようになって、日本国内であれば大体どこにいても同じように情報を収集できるようになって、本当に直に見たいというものは無理でも、田舎生活をしたり、日本全国を移動しながら普通に仕事をこなすこともできるようになったというのは昔と比べて今の状況が良くなった点の一つだと思います。それに加えて、一部の地域を除いて(島などでは送料が高くなる)同じ送料で全国どこにいても同じものが同じ価格で購入できるようになったのは、宅配便がネット通販と結び付き、発達してきたおかげであると思っています。
しかしここにきて、再配達の問題を一部置き配やロッカー受け取りにするなどして多少状況は変わってくる中での今回のニュースは相当深刻のように思います。
今回のニュースで処分を受ける理由について色々読んでみると、配送ドライバーだけでなく内勤の社員においても通勤途上での飲酒運転があり、それも影響したということもわかってきました。現状では自動車やバイク通勤が注目されますが、これからの流れとして罰金を含む厳しい対応を自転車においても課す方向に来ています。今まではそこまで厳しくなかった自転車についての風当りが強まり、飲酒運転での検挙もされていく中で、自転車で来ているのに帰りに飲みに行ってそのまま自転車に乗って帰ってしまうように事も十分考えられます。
何もこれは日本郵便だけの問題ではなく、あらゆる企業においてのリスクの種になるだろうと思いますが、こうした事が元で私たちが受けていたサービスの「当り前」だったことができなくなってしまうと、当然また地域によって変わるサービスの差というものが生まれてきます。そうなると、どれだけ地方にとっての痛手となるのか、そんな事も考えながら正すところは正して現状のサービスを継続するだけでなく進化させるような取り組みをお願いしたいものですが。