昨日は仕事が休みだったので、今まで準備をしてきた昨年の自分に関するお金の動きを入力した家計簿ソフトを見ながら確定申告をe-taxを使って行ないました。昨年までは、国税疔のサイトで入力して申告書を作るまでは同じなのですが、先日紹介したようにe-tax対応のICカードリーダーを購入したので、Windows11を入れたパソコンにカードリーダーを接続し、マイナンバーカードをセットして申告を始めたのですが、今までやったことがないということで、少々アタフタするところもありました。
e-taxの場合書類を提出する代わりに添付書類を含めた電子申告になるので、年金・保険・医療費などについてはマイナポータルと連携したり、企業などのページから専用ファイルをダウンロードしたものをアップロードすると、書類の提出を省略できるだけでなく、税務署にも直接行く必要もなく、むろん申告書を印刷する必要すらありません。
今年はスマホでも申告ができるようになったと大いに宣伝されているものの、やはり腰を押し付けて申告作業を行なうためには、私の場合はパソコンから行なう方がやりやすかったのでパソコンとICカードリーダーの組み合わせで行ないましたが、それが結果的には良かったと今は思います。
というのも、生命保険や損害保険(火災保険の地震保険分)の控除証明書を電子化する場合、画面の指示通り準備を進めていくと、何回もマイナポータルにログインする作業を行なわなければならなくなります。私の場合はICカードリーダーにマイナンバーカードが差さっているのでログイン画面が出た時にはパスワードを入力すればスムーズに進めたものの、いったん保険会社のページに行くと改めてログインが必要になるというのはちょっとめんどくさく、さらにいちいち保険会社のウェブサイトの方からマイナポータルとの連携をするために登録をした場合、即時に反映されない(私の入っている保険会社の場合)ことがあったので、登録申請はしたもののそれは使わずに別の方法で控除証明書を登録しました。
それは、加入保険会社のマイページにログインし、そこから控除証明書のXMLファイルを一旦ダウンロードし、確定申告用のサイトに手動でアップロードするという方法です。これだと時間はかからない代わりに、きちんと保険会社のマイページにログインできるように情報をしっかり把握しておく必要が出てきます。
ただ、この方法に沿って画面を進め、一部は画面上の空欄に手入力を行ないながら申告作業を進め、何とか電子申請でネット経由で書類および控除証明書を送り、この雨の中で外に出ないで全ての申告が終了しました。ちょっとまごついた点はありましたが、すべてパソコン上の手続きでできたので、やってよかったという感じです。
あとこれは、確定申告とは関係ないのですが、最近は銀行の口座の入出金状況や、電子マネーの取引一覧などは、私の古い家計簿ソフトでも取り込むことのできるCSVファイルでの出力が可能になっているので、まめに毎月更新をしていなくても、一気に一年分のファイルをダウンロードし、それを家計簿ソフトに読み込ませることですぐに反映するのは便利ですね。特に電子マネーの場合、いわゆる「ポイ活」でためたポイントについても一括でダウンロードできるので、現金を使う場合はいちいち記帳しないとだめなのですが、一気に読み込んでうまくいかなかったところだけ修正するだけで済むので、色々と悩むこともなくなりました。
まめにスマホの画面から使ったお金を記録するのが好きという方なら良いのですが、そうでなくずっと何もしないでいざという時にまとまったものが欲しいという方は、やはりキャッシュレス取引を多く利用する方が楽で良いですね。今後は、今使っている家計簿ソフトはWindows用なので、Linuxでも使えるオープンソースのものに置き換えることも模索しながら、色々と自分が使ったお金の視覚化を行ないつつ、必要なものにお金を使っていくような事をやっていきたいと思っています。