私の主に使っているカーナビゲーションシステムは、もはやスマホのカーナビアプリに依存してしまっています。今の車にもカーナビは付いているのですが、何せ地図が古いため、実際には道路を走っているのに、何もない上空を走っているような表示になることも少なくありません。
ただ、近所などよく知っている道を通る時にはさすがにスマホはセットしないでそのまま走るのですが、たまたま昨日は冬の嵐がやってくる可能性があるということで、各地で予定された通行止が行なわれるのでは? という話があり、それがくまったのか、何と私の車に付いている古いカーナビの画面に臨時情報として通行止情報が入りました。
これは、VICSという私の車ではFM多重放送を利用して基本的には道路の渋滞状況を表示するシステムがあるのですが、そのサービスの中で、緊急的な気象や災害関連の情報や道路の通行止情報が出た場合、地図画面の上に速報のように表示するよううな事もできるようで、走行中に東海地域から関西に抜ける「名阪国道」の通行止についての情報が表示されたのでした。
その時は、たまたまラジオは付けていなくて、手持ちのスマホからラジコアプリを使ってラジオを流していたのですが、車に付いているFMラジオがちゃんと情報をつかんで表示してくれたということになります。こうしたことは、実際に自分の車で情報を受けられるのかということは、実際にその時にならないとわからないので、今回は幸いにして自分の住む場所とは直接に関係ない場所の情報を受信できたということで、走行中にラジオを付けていなくても、古いカーナビの画面を通じて走行中に大事な命にかかわる情報を入手することは可能であるとわかっただけでも今回の体験は収穫がありました。
ちなみに、スマホのカーナビアプリもFMラジオではなくネット経由でVICS情報を受け取ることは可能で、私が使っているYahoo!カーナビではYahoo!IDでログインすることでVICSからの渋滞情報が使えるようになっていますが、ネット自体が使えなくなってしまう災害に遭遇する可能性も0ではないので、こうした以前からのシステムが今も使えるというのは本当にありがたいものです。
古い車に乗っている方の場合、私と同じように日ごろ車に据付のカーナビはほとんど使わないとは思いますが、いざという時のため、自宅の場所くらいは設定しておいて、スマホのカーナビアプリが使えなくても何とか自走して帰宅できるように準備しておくことも大事なのではと改めて思った次第です。
てらさん、おはようございます。
スマホのナビは検索や最新の地図が使えるし、なにより無料なので、知らない場所に行く場合は便利ですね。一応カーナビもついていますが余り使わないですが、今回ご紹介の事例の様にVICS情報で非常事態の通知が入るのは役に立ちますね。
とはいえ、ウチの車ももう10年選手ですので、もし次に買い替えるとしたら、カーナビはどうするか悩みどころですね。費用も掛かるのでディスプレイオーディオ+必要な時にはスマホナビ、にするかもです。と言うか、最近の車はタブレットみたいな画面が付いていたりするので、最初からカーナビ内蔵なのかも?
では~
ahiru さん コメントありがとうございます。
最近の新車は元々の価格が高いので、さらにカーナビをオプションで付けるとなると悩みどころですね。個人的にはカーラジオ(ワイドFM対応)があれば、ネットが止まっていてもラジオからの情報を入れることができるので、カーステレオを入れるくらいでしょうか。ただその際、カーステレオはBluetooth機能が付いてスマホとペアリングしてスマホ内の音楽やインターネットラジオを聞けるようにしてあれば、それこそ古いスマホをカーステレオのソースとして使えるのでそれでも良いですが、セールスとのやり取りで純正カーナビが安く付けられるなら付けても良いとは思っているのですが。
確かホンダのN-BOXではスマホ連携でエアコン操作や位置確認、さらには車内WiFi(当然データ通信料は別にかかると思いますが)対応のカーナビも利用可能だそうですので、最初からカーナビは付いているかも知れませんね。ただ、メーカー主導のハードだとMVNOを使って安く上げるようなわけには行かなくなると思いますので、その辺は悩みどころかも知れません。