常に自分から多くの人に電話をする生活をしている人にとっては、通話定額であったり無料通話分が料金に入っているプランを選ぶことになるのではないかと思うのですが、わが家の電話の使い方というのは、掛けるとしたら親戚にたまに掛けるか、両親が医者に行く前に予約をするとか、それも月に一度くらいなものなので、ほとんどこちらから掛けるということはない状態です。
今までは、親には日本通信のデータ通信6GBと無料通話70分がセットになっていた「合理的みんなのプラン」月額税込1,390円のプランで使ってもらっていました。このプランは、普通にネットを外で使いながら、自分から電話を掛けることが多い場合には実にバランスが取れたプランではないかと思うのですが、何せ最近はスマホを自宅に置いたままで持って行くことがなく、ほとんど自宅の固定電話化してしまっていました。
そこで、新しく発表された「合理的シンプル290プラン」に手数料を掛けずに移行できるようになったことで、先々月くらいからプランを変更しました。昨日は2ヶ月目の請求が来たのですが、その内容というのは予想をはるかに超えたものでした。
データ通信についてはほとんど家の中にあり、唯一友人などから来るメールやLINEを見るのには自宅の回線を使っているので、わずかに必要があって外に持ち出す時に自動的にやり取りする分が先月は27MBで(^^;)、基本料金(290円)で使える1GBには全く到達していません。通話については、それでも使っていたようですが、先月の通話料金は回数はわかりませんが、合計6分以内ということで66円でした。
というわけで、諸費用をプラスしても今月の請求額は359円となり、「合理的みんなのプラン」との差額は1,031円となりました。そうは言っても何か事が起これば込み入った話を電話を掛けてすることもあるでしょうし、その通話時間によっては千円を超える請求が来ることもあるかも知れません。ただ、普通に生活していてもおそらく今月の請求額付近をウロウロするだけだろうと思うので、一年ごとに計算する場合、恐らく安くなることはあっても高くなるまで通話をすることはないだろうと思います。
また、私自身の事について考えても、現在はOCNモバイルONEの月500MBプラン月額550円に契約しているのですが、およそ10分間の無料通話が付いて月額550円なものの、日本通信のプラントの差額は260円/月あるので、通話だけで言うと(どちらも30秒11円)20分以上毎月通話をすればOCNモバイルONEと同じくらいの利用額になるものの、そこまで毎月話すことはないと思います。友人との会話はLINEで行ない、企業やお店への電話は今のところ楽天モバイルの無料通話を使っているので、どうしても高音質で電話しなければならないような事でもない限り、初期登録手数料の3,300円はOCNモバイルONEとの比較でも一年間の差額を考えれば十分にペイできるのではないかと思います。
ただ、日本通信では通常のSIMカードからeSIMへの切り替えや、機種変更によるデバイスの変更手続、さらにeSIMの再発行の手数料が1,100円かかるようになっているので、その点がちょっと乗り換えにおいては考えてしまうところです。現在使っているスマホはeSIMと物理SIMの2回線で使えば、メモリカードも使えるようになるので、そうした運用も今後考えたいのですが、今までのように簡単にSIMカードを差し替えるだけで他のスマホでも使えるようなことは日本通信のeSIMではできないので、それがどうなるのかという事が個人的には自分の通話用回線を移行するための条件になるのではないかと思います。