今後は新型コロナに感染した恐れがあるシミュレーションも重要

相変わらず新型コロナウィルスについて、基本的な感染症対策を行政は訴えるのみですが、自分がかからないようにする予防は大切であるものの、状況は市中感染も疑われる状況になってきたので、自分ないし家族・職場の同僚・学校の友人や先生という日常的に「濃厚接触」の疑いがある人が感染した場合にどういった対応を取ることで、自分のところで感染の連鎖を止めるかということも考えておいた方が良くなってきたと個人的には思います。

これは、私がラジコのタイムフリーで時々聞いている番組内で起こったケースですが、その番組はメインパーソナリティが毎日出演し、パートナーのパーソナリティが曜日ごとに変わるというパターンだったのですが、そのパートナーの一人が出演する日の前日に高熱を出したということで番組を休みました。
その際、高熱を出したパーソナリティの方は念のためということで自費でPCR検査を受けたのですが、その結果が出ない時点ではまだメインパーソナリティの方は高熱が出たパーソナリティの代役の方と一緒に番組に出演していました。

しかし、PCR検査の結果、何と新型コロナの陽性反応がその方に出てしまったので、急遽メインパーソナリティの方もその翌日に番組を休むことになってしまったのです。逆に言うと、熱を出したパーソナリティの方が念のためと自費でPCR検査を受けなければ、新型コロナ陽性のまま番組に出演し、番組自体がクラスターの巣になってしまった可能性も考えられたところでした。

幸いメインパーソナリティの方が受けたと思われるPCR検査では陽性の結果は出なかったそうなので、その結果を受けて番組に復帰する方向で進んでいる様子ですが、陽性になった方はしばらくは番組に出演することはできなくなりました。そこは残念ですが、出演者やスタッフまで感染が広まらなかったことにほっとしたというのが正直なところです。

陽性になってしまったパーソナリティの方のTwitterでは、「病院に行く前にまず専用ダイヤルに連絡を」という言葉があり、それは冷静で正しい対応の仕方であると思えました。自費でPCR検査を受けたということは、恐らく専用ダイヤルに掛けても、すぐに対応はしてもらえなかったぽいですが、それでも自分ではなく周りの人に感染させている可能性を考え、さらにラジオに出演しているという立場もあるので、自費で検査を受けるにはどこへ行けばいいのかを聞いて、教えてもらったのでしょう。もし単に休んで家にいるだけの状態だったら、今回のケースでのメインパーソナリティやスタッフの検査も遅れ、もしラジオ局内でクラスターが起きたら相当まずいことになるでしょう。

翻って、もし私の周辺で高熱を出した人と間接的にでも関係があったことがわかったとしたら、その人がPCR検査を受けているのか? 職場の同僚や家族に影響はないのか? ということはかなり気にかかります。もし自分自身が高熱を出してしまった場合、インフルエンザなのか単なる風邪なのか、それとも新型コロナウィルスに感染したのかを自ら明らかにしないと、家族だけでなく職場や食事をした場所にいた人にも間接的に迷惑を掛けることになります。さらにスマホに入れている対策アプリから陽性登録を行なうこともできないため、もし色んな場所に出入りをしていた場合、さらに見ず知らずの人に広げてしまうことにもなってしまいます。

個人的には38℃以上の高熱が出た場合、かかりつけ医に来院を相談する前に、専門の対応窓口から検査の案内(インフルエンザウイルスの検査を含む)をしてもらい、安全に検査できるようにしてもらいたいのですが、検査にも現状ではお金がかかるのが大変ですね。現状では自分で症状を疑っている段階では(濃厚接触者扱いではない状態)、自費でPCR検査を受けるしかありません。職場や学校から検査料金の補助が出ればまだいいですが、そうでない場合にはお金が理由で自分の周辺から多くの人を感染させてしまう可能性についても考えておかなければならないでしょう。

恐らく、もし自分にそれらしい症状が出た場合、仕事を長期間休まされることになるでしょうが、職場の方としても陽性か陰性かわからない状況では同僚まで仕事を休ませることはしないでしょう。そうなると、万が一自分が陽性だった時のことを考え、自費で検査を受けるしかないのかなという気がします。ちなみに、私の住む静岡市では医師が検査の必要性有と判断した場合で、その場合はPCR検査ではなく、抗原検査の費用を市が助成するとのことです。それだと自分の場合はあくまで自費で検査を受けないといけないかなと思うのですが、皆さんの住まれている街ではその辺がどうなっているのか、事前にネットで調べた上でいざという時に対応してもらえるように考えておいた方がいいと思います。

できれば行政には、そうした住民の不安を解消してくれるよう、さらに新たなクラスターを感染経路がわかっている場合には消せるような対応をお願いしたいところですね。


カテゴリー: 防災関連ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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