2019年10月から消費増税が行なわれることについて、様々なメディアから報道がありますが、私自身も知らなかった政府からの発表がありました。それは、新しい天皇陛下が即位されたことと、2020年に東京オリンピックが開催されることと関係があります。お金には関係ありませんが、日々の暮らしには大いに関係あり、生活の中では役所や銀行が開かない国民の休日について、ここで改めてまとめてみたいと思います。
まず、新天皇即位の日である2019年5月1日に続き、即位礼正殿の儀が行われる日も休日になります。この即位礼正殿の儀は2019年10月22日(火)に行なわれるので10月21日は通常で翌日が休日ということになってきます。
もし、22日を通常の平日だと認識してしまっていたら、間際になって慌てることもあるかと思います。一番大きいのは銀行の利用でしょうね。休日だと普通の銀行ではATMを使う場合には手数料がかかります。普段の平日のつもりでコンビニでお金を降ろしたら、その後で手数料が付いていてびっくりすることもあるかも知れません。この休日はラグビーワールドカップの最中にあるので、どこまできちんと報じられるのかわかりませんが、知らないと思われる人には早めに知らせてあげた方がいいと思います。
そして、改めて東京オリンピックに関わる休日の移動についてまとめてみます。2020年にのみ変わる点もあります。まず、ご存知の方も多いとは思いますが、東京オリンピックおよびパラリンピックについて、その日程を確認してみましょう。
・東京オリンピック
開会式 2019年7月24日(金)
閉会式 2019年8月9日(日)
・東京パラリンピック
開会式 2019年8月25日(火)
閉会式 2019年9月6日(日)
こうした日程に合わせるような形で、2020年7月24日をこの年だけ特例で「スポーツの日(旧 体育の日)」にし、その前日の7月23日を「海の日」にすることで、7月23日から26日まで、土日祝日休みの方なら四連休になるようにセッティングされています。
さらに、「山の日」を閉会式翌日の8月10日に移し、オリンピック前後の運営機能の円滑化および、国民がオリンピックを堪能しやすいような休日のスケジュールが作られているようです。
ちなみに、パラリンピックに対する祝日の移動や、休日を作るような事は特にないようです。さらに、上で少し書きましたが「体育の日」という呼び方は2019年が最後で、2020年からは「スポーツの日」に変わります。ただ、再来年からは7月24日に固定したり、7月の月曜日にするのではなく、あくまで体育の日と同じ「10月の第2月曜日」になるそうです。
オリンピックとは全く関係なく車で遊びに出掛けたいと思っている方は、全くオリンピックとは関係ない地域に行くなら、お盆の期間の混雑ほどない連休が7月後半に生まれることになるわけなので、今からどこへ行けばのんびり過ごすことができるか計画を立てるのもいいかも知れませんね。