昨日、充電していたiPadのケーブルを何の気なしに力を入れて引き抜いたところ、根元からもげるように取れてしまい、ケーブルが壊れてしまいました(^^;)。横着にも力まかせに取り外そうとしたことが仇となったようです。皆さんは私のような事にならないように、優しくケーブルを扱って下さい。
ただ、壊れたケーブルが100円ショップで購入した安物だったことだけは幸いでした。代替品としても充電専用の安物で十分だと思って、近くのダイソーに行ってケーブルを買い直してきたのですが、その際に見付けたのが表題の「5V1A出力容量3000mA」という薄型の500円バッテリーでした。
一応、持ち運ぶためのバッテリーとしては先日Amazonでベストセラーの10000mAのモバイルバッテリーがあるので、その点は大丈夫なのですが、この微妙なバッテリーの容量について、ちょっと思うことがありましてこのバッテリーを買ってきてしまいました。
実は以前に、災害時で停電しても昼間にバッテリーの充電ができるよう、持ち運びしやすい薄型の太陽電池パネル(USB出力付・中国産)を購入していまして、その性能もテストしていたのですが、「10W」というのは誇大広告かも知れませんが(^^;)、多少曇っても充電するパワーはあります。大きな容量を持つモバイルバッテリーを一日で満充電することは難しいものの、3000mAクラスのものだったら空になるくらい使ったものでも一日いい天気なら何とか満充電にすることも可能でした。
逆に10000mAクラスのバッテリーだと朝から夕方まで連続して充電していても数日間は満充電までかかるということもあり、太陽電池パネルを持ち歩きながらモバイルバッテリーに充電しつつ、同時にスマホやガラケーの充電を行なうには3000mAクラスのバッテリーが複数あれば、ローテーションして「充電」→「使用」を同じタイミングで続けることができるので、一つ欲しいなと思っていたのです。
すでに持っているのはAnkerのスティックタイプのものですが、今回購入したダイソーのものは、直接お店で買えて500円という価格はそれほど高くなく、スペック的には十分この2台を使い回せれば車での旅でなくても、日の光にソーラーパネルを当てられれば何とかその日のうちに翌日分の電気を蓄えることができます。
実際、付属の10センチくらいしかないケーブルを使ってソーラーパネルからの充電を試みたところ、LEDが異常点灯してしまい(^^;)、これは失敗したかと思ったのですが、しっかりお金を出して購入した高いケーブルをつなぎ直したところ、正常に充電を開始しました。購入時は4つある容量を示すLEDの3つまでが常時点灯しており、購入してからすぐ使えるようになっていることも確認しましたが、ソーラーパネルから充電中には消えていた4つめのLEDが点滅し(写真では4つ目が点灯しているところで、正常に充電されている状態です)、充電中であることを示しています。
びっくりするのはモバイルバッテリーについてもそうなのですが、このソーラパネルもそこそこ仕事をするということもかなり自分的には意外でした。大きさは、私がいつも持ち運んでいるASUSのTransBook T90CHIと同じくらいなので、同じカバーに入れてバッグに入れれば荷物が増えた感じがしませんし、パネルとしてもペラッペラなのに、ダイソーの500円バッテリーくらいなら天気のいい日に満充電も可能なくらい発電してくれるということになると、工作もしないで利用できるソーラー発電システムという点でいうと、購入額合計2千円ちょっとで、スマホ一台だけなら何とか使い続けられるシステムになるということになります。
もちろん、私のように3000mAクラスのバッテリーを複数持ってローテーションしていったり、ソーラーパネルも複数枚用意してセットで使うようにすれば、ソーラーパネル・モバイルバッテリーともにかさばらず持ち運べて、しかも十分実用になるセットが完成します。
ただ、くれぐれも接続するケーブルだけは100円ショップのものにしないで、専門店かネットで安定して充電できるものを手に入れることをおすすめします。今回紹介したダイソーのモバイルバッテリー以外のものは以下のリンクからその概要をご覧下さい。