自由に移動できる車旅のメリット

 今回のエントリーはかなりローカルな話題なのですが、地元の新聞からの情報を元にして書き始めました。2014年の6月19日に行なわれたという、静岡空港の2次交通(アクセス)改善を検討する静岡県の有識者会議において、一部の委員からこんな意見が出てきたそうです。

「(駐車場)料金を徴収し、2次交通の財源に回すべき」とのこと。2009年の開港以来、無料で駐車できることは静岡空港の売りの一つであり、私もこのブログで駐車料金無料ということを前提に、どうしたら利用者が集まるのかということを考えながら紹介してきたつもりです。この意見を受けた静岡県知事は即座にこの意見を一蹴するような発言を会見で述べたとのことですが、これも知事が変わればどうなるかわかりません。

 有識者のご意見としてはそれなりに考えあっての上なのでしょうが、もし現状の静岡空港の駐車場が有料になったら、私は国内を航空機で旅行する場合は利用する空港から静岡空港を外して計画を立て、恐らく羽田かセントレアを使うことになるでしょう。さらにいわゆる見学にも立ち寄ることはしなくなると思います。交通アクセス云々を言うなら、今の場所ではなくもう少し市街地に近い場所に空港を作るべきだったと思いますし、逆に回りに何もないところだからこそ、自家用車に優しいというコンセプトだけは崩してほしくないと思っています。

 そうは言ってもこのように一部の有識者の意見を元にしてさまざまな事が決まってしまうのだと思うと、自由に自分の好きなところへ移動できる車の旅というのはやめられないと思います。行政の決めたものが影響するような場所へ行くのは極力避けつつ、自分で旅の行程を決められる旅を今後も続けていこうという思いを強くした一連の出来事でした。


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